「変化日」

「変化日」

「恐怖と欲望指数は66→77で超強気ゾーン」

週明けのNY株式市場で主要3指数はおおむね堅調な動き。
漂うのは利下げ観測。
NYダウは8日続伸。
ただ買い一巡後は伸び悩み下げに転じる場面があった
NYダウは前週に1057ドル上昇。
11月上旬から7週連続で上昇している。
ナスダック総合株価指数はも8日続伸。
S&P500種株価指数は反発し22年1月以来の高値を更新。
鉄鋼大手USスチールが26.1%急伸。
シカゴ地区連銀のグールズビー総裁が市場の利下げ観測をけん制する方向の発言。
「FRBが早期かつ迅速に利下げに踏み切るとの見方が急速に高まったことはFOMCの機能とは相反するもの」。
これを受けて債券利回りは上昇。
最初の利下げは3月、2024年12月までに1.41%の利下げが行われるとみられている。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.5%。
10年国債利回りは3.935%。
5年国債利回りは3.932%。
2年国債利回りは4.450%。
ドル円は142円台後半。
WTI原油先物1月物は前日比1.04ドル(1.5%)高の72.47ドル。
ビッドコインはほぼ横ばいの4万1612ドル。
SKEW指数は162.51→153.26→139.36。
(12月14日が162.51)。
恐怖と欲望指数は66→77。
8月7日以来の高水準。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは0.86ドル(0.00%)高の37306ドルと8日続伸。
高値37393ドル、安値37284ドル。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは168.35%(前日175.28%)。
NASDAQは90ポイント(0.61%)高の14904ポイントと8日続伸。
高値14938ポイント、安値14811ポイント。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは119.85%(前日122.79%)。
S&P500は21ポイント(0.45%)高の4740ポイントと反発。
高値4749ポイント、安値4725ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは151.44%(前日159.04%)。
ダウ輸送株指数は53ポイント(0.33%)安の15963ポイントと6日ぶりに反落。
SOX指数は13ポイント(0.32%)安の4103ポイントと8日ぶりに反落。
VIX指数は12.56(前日12.28)。
NYSE売買高は10.73億株(前日39.10億株)。
3市場の合算売買高は117.5億株(前日は197.71億株、過去20日平均は118.8億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比20円高の32720円。
ドル建ては大証日中比95円高の32795円。
ドル円は142.91円。
10年国債利回りは3.935%。
2年国債利回りは4.450%。

「日経平均のEPSは2271円と3日連続で過去最高を微妙に更新」

週明けの日経平均は寄り付き201円安。
終値は211円(▲0.64%)安の32758円と反落。
メジャーSQ値32639円に対しては終値で6勝1敗。
高値33080円。
安値3232円。
8日は32814円→32604円にマド。
11日は32604円→32650円にマド。
日足は2日ぶりに陰線。
TOPIXは15.42ポイント(▲0.60%)安の2316ポイントと反落。
9月高値は2430ポイント。
TOPIXコア30指数は反落。
プライム市場指数は7.94ポイント(▲0.66%)安の1192.07と反落。
東証スタンダード指数は3日ぶりに反発。
東証グロース250指数は4.69ポイント(▲0.69%)安の672.68と反落。
25日移動平均線からの乖離は▲2.96%(前日▲2.32%)。
プライム市場の売買代金は3兆6258億円(前日4兆9575億円)。
値上がり437銘柄(前日961銘柄)。
値下がり1179柄(前日666銘柄)。
新高値20銘柄(前日36銘柄)。
新安値51銘柄(前日35銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは92.27(前日97.44)。
東証グロース市場の騰落レシオは74.44(前日73.19)。
NTレシオは14.14倍(前日14.14倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
TOPIXは5勝7敗で41.66%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
上向きの25日線(33132円)からは▲1.13%(前日▲0.47%)。
9日連続で下回った。
上向きの75日線は32436円。
3日連続で上回った。
上向きの200日線(31275円)からは△4.74%(前日△5.51%)。
181日連続で上回った
下向きの5日線は32837円。
2日ぶりに下回った。
13週線は32355円。
26週線は32409円。
いずれも上回って推移。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.718%(前日▲14.093%)。
買い方▲9.301%(前日▲9.230%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.762%(前日▲6.522%)。
買い方▲25.71%(前日▲25.267%)。
空売り比率は42.1%(前日39.9%、2日ぶりに40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.8%(前日6.3%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは18.51(前日17.34)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.42倍(前日14.52倍)。
31日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では15.76倍。
EPSは2271円(前日2270円、直近ボトムは9月28日2056円)。
3日連続で過去最高を微妙に更新。
加重平均ではPER19.62倍、EPS1669円。
11月29日の2260円を超えて連日の過去最高更新。
225のPBRは1.28倍(前日1.28倍)。
BPSは25592円(前日25558円)。
日経平均の予想益回りは6.93%。
予想配当り利回りは2.02%。
10年国債利回りは0.665%(前日0.655%)。
プライム市場の予想PERは14.75倍。
前期基準では16.20倍。
PBRは1.25倍。
プライム市場の予想益回りは6.77%。
配当利回り加重平均は2.30%。
プライム市場の単純平均は14円安の2793円(前日は2807円)。
プライム市場の売買単価は2304円(前日2475円)。
プライム市場の時価総額は827兆円(前日832兆円)。
ドル建て日経平均は230.23(前日232.29)と反落。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比20円高の32720円。
高値32790円、安値32465円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比30円高の32730円。
気学では「強象日。押し目買い方針」。
水曜は「変化起こす注意日」。
木曜は「人気に逆行して動く日。逆張り方針良し」。
金曜は「買い場を探せ」。
ボリンジャーのプラス1σが33502円。
プラス2σが33871円。
マイナス1σが32763円。
マイナス2σが32393円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33240円。
プラス2σが34126円。
マイナス1σが31469円。
マイナス2σが30583円。
メジャーSQ値は32639円。
先週火曜から水星逆行開始(→1月2日)。
アノマリー的には「変化日」。

《今日のポイント12月19日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はおおむね堅調な動き。
   10年国債利回りは3.935%。
   5年国債利回りは3.932%。
   2年国債利回りは4.450%。
   ドル円は142円台後半。
   SKEW指数は162.51→153.26→139.36。
   (12月14日が162.51)。
   恐怖と欲望指数は66→77。
   8月7日以来の高水準。
   (2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は53ポイント(0.33%)安の15963ポイントと6日ぶりに反落。
   SOX指数は13ポイント(0.32%)安の4103ポイントと8日ぶりに反落。
   VIX指数は12.56(前日12.28)。
   NYSE売買高は10.73億株(前日39.10億株)。
   3市場の合算売買高は117.5億株(前日は197.71億株、過去20日平均は118.8億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比20円高の32720円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆6258億円(前日4兆9575億円)。
   値上がり437銘柄(前日961銘柄)。
   値下がり1179柄(前日666銘柄)。
   新高値20銘柄(前日36銘柄)。
   新安値51銘柄(前日35銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは92.27(前日97.44)。
   東証グロース市場の騰落レシオは74.44(前日73.19)。
   NTレシオは14.14倍(前日14.14倍)。
   サイコロは5勝7敗で41.66%。

(4)上向きの25日線(33132円)からは▲1.13%(前日▲0.47%)。
   9日連続で下回った。
   上向きの75日線は32436円。
   3日連続で上回った。
   上向きの200日線(31275円)からは△4.74%(前日△5.51%)。
   181日連続で上回った
   下向きの5日線は32837円。
   2日ぶりに下回った。
   13週線は32355円。
   26週線は32409円。
   いずれも上回って推移。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.718%(前日▲14.093%)。
   買い方▲9.301%(前日▲9.230%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.762%(前日▲6.522%)。
   買い方▲25.71%(前日▲25.267%)。

(6)空売り比率は42.1%(前日39.9%、2日ぶりに40%超)。
   10月30日が54.3%。
   22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
   23年3月10日52.7%。
   空売り規制なしの銘柄の比率は8.8%(前日6.3%)。
   8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
   日経VIは18.51(前日17.34)。
   2月16日の安値は14.63。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.42倍(前日14.52倍)。
   31日連続で14倍台。
   9月19日は16.26倍だった。
   前期基準では15.76倍。
   EPSは2271円(前日2270円、直近ボトムは9月28日2056円)。
   3日連続で過去最高を微妙に更新。
   加重平均ではPER19.62倍、EPS1669円。
   11月29日の2260円を超えて連日の過去最高更新。
   225のPBRは1.28倍(前日1.28倍)。
   BPSは25592円(前日25558円)。
   日経平均の予想益回りは6.93%。
   予想配当り利回りは2.02%。
   10年国債利回りは0.665%(前日0.655%)。

(8)プライム市場の単純平均は14円安の2793円(前日は2807円)。
   プライム市場の時価総額は827兆円(前日832兆円)。
   ドル建て日経平均は230.23(前日232.29)と反落。

(9)ボリンジャーのプラス1σが33502円。
   プラス2σが33871円。
   マイナス1σが32763円。
   マイナス2σが32393円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが33240円。
   プラス2σが34126円。
   マイナス1σが31469円。
   マイナス2σが30583円。
   メジャーSQ値は32639円。
   先週火曜から水星逆行開始(→1月2日)。
   アノマリー的には「変化日」。

今年の曜日別勝敗(12月18日まで)

月曜27勝19敗
火曜34勝15敗
水曜26勝22敗
木曜24勝23敗
金曜26勝22敗

電子端末の指摘。

S&P500の予想EPS(1株利益)を株価で割った益利回りから米10年債利回りを引いて算出するイールドスプレッドは13日時点で1.26%。
10月中旬以降、米イールドスプレッドは上昇基調が続いている。
同イールドスプレッドは歴史的にみて低水準。
ただ、金利低下局面では米株の割高感が解消されることで、更なる米株買いにつながる可能性がある。
これを実現するのは豊富な待機資金の存在。
米投資信託協会(ICI)のデータによると、13日時点における米MMF(マネー・マーケット・ファンド)純資産残高は5兆8861億ドル。
中でも、個人投資家のMMF残は金利が上昇基調を強めた22年以降に増加基調を強めた。
13日時点で23年の米個人MMF増加額は約5900億ドル。
金利低下で株式の魅力が相対的に高まることで、MMFからの資金流入も期待できる。

TOPIX500グロース指数からTOPIX500バリュー指数を割って算出した値は、15日に1.17と8月31日以来の水準まで上昇した。
同数値は9月下旬以降、反発基調。
東証の低PBR(株価純資産倍率)是正要請もあり、23年の日本株はバリュー株優位が続いていた。
23年5月まで日米株のグロース/バリュー指数は連動していた。
6月以降は日本のバリュー株優位が加速。
S&P500グロース/S&P500バリューが上昇する一方でTOPIX500グロース/TOPIX500バリューは下落するなど、正反対の動きとなっていた。
足もとでは、6月以降続いた流れが巻き戻されており、TOPIX500グロース/TOPIX500バリューとS&P500グロース/S&P500バリューのかい離が解消されつつある。
バリュー株はデュレーションが短い資産クラスに属する。
一方、長期の成長を考慮するグロース株はデュレーションが長い資産クラスにあたる。
日本では長期債ほど利回りが高い順イールドとなっており、イールドカーブの形状もバリュー株選好を後押ししたものとみられる。
米国では長期債ほど利回りが低い逆イールドとなっている。
ただ、足もとでは米連邦準備理事会(FRB)が利上げ打ち止めを示唆したほか、日銀の金融政策ではマイナス金利解除といった正常化が意識され始めた。
日米の金融政策が転換期を迎えつつあるとの認識が広がっていることも、年末を前にした日本のバリュー株選好の巻き戻しに繋がっている可能性がある。

国際通貨基金(IMF)は50%の増資が正式に決まったと発表した。
増資の合意は13年ぶり。
途上国などへの支援能力が向上する。
運営の議決権を左右する出資割合は変更せず、日本は首位の米国に次ぐ2位を維持した。
増資後の総額は7157億SDR(141兆円相当)で、日本は3兆円分を増額し492億SDR(9兆円相当)。
出資比率は首位の米国が17.4%、日本が6.5%のまま。
3位の中国は6.4%で、4位のドイツが5.6%。

(兜町カタリスト櫻井)

 

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