「名目GDP実額は572兆円」

「名目GDP実額は572兆円」

「主要3指数は揃って上昇」

木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
ハイテクセクターが上昇をけん引。
恐怖指数(VIX)は13.65とコロナ後の最低水準を更新した。
アマゾン・ドット・コムが2.49%上昇。
エヌビディア、アップル、テスラが上昇。
AIツール「ファイアフライ」を大手企業に提供すると発表したアドビは4.95%高。
4月の卸売在庫は前月比0.1%減。
前月発表された速報値(0.2%減)から上方修正。
市場予想は0.2%減だった。
前年同月比では6.3%増加した。
3月は0.2%減だった。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から2万8000件増の26万1000件。
約1年半ぶりの高水準で増加幅は約2年ぶりの大きさ。
市場予想は23万5000件だった。
週間継続受給件数は3万7000件減の175万7000件。
国際通貨基金(IMF)は世界各国の中銀に対して要請。
「金融政策の軌道を維持し、インフレとの戦いで引き続き油断しないように」と。
来週のFOMCで政策金利が現在の5─5.25%で据え置かれる確率は73%。
7月の利上げ確率は50%。
10年国債利回りは3.717%。
2年国債利回りは4.516%。
第1四半期のユーロ圏域内GDP確報値は前期比0.1%減。
テクニカルリセッション(2四半期連続のマイナス成長)となった。
ドル円は138円台後半。
WTI原油先物7月限は前日比1.24ドル安の71.29ドル。
ビットコインは40ドル高の2万6650ドル。
SKEW指数は146.27→151.01→155.53。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は74→76(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

木曜のNYダウは168ドル(0.50%)高の33833ドルと3日続伸。
高値33873ドル、安値33630ドル。
サイコロは6勝7敗。
騰落レシオは92.78%(前日87.00%)。
NASDAQは133ポイント(1.02%)高の13238ポイントと反発。
高値13248ポイント、安値13101ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは105.80%(前日105.46%)。
S&P500は26ポイント(0.62%)高の4293ポイントと反発。
高値4298ポイント、安値4261ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは103.78%(前日100.00%)。
ダウ輸送株指数は5ポイント(0.04%)安の14401ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は37ポイント(1.07%)高の3514ポイントと反発。
VIX指数は13.65。
NYSE出来高は8.77億株(前日10.73億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比235円高の31835円。
ドル建ては大証日中比355円高の31905円。
ドル円は138.91円。
10年国債利回りは3.717%。
2年国債利回りは4.516%。

「メジャーSQ」

木曜の日経平均は寄り付き36円安。
終値は272円(▲0.85%)安の31641円と続落。
日足は2日連続で陰線。
日中値幅は615円。
前日(794円)同様振れの大きな展開。
前日のザラバ高値から木曜のザラバ安値までの下落幅は約1200円。
6月以降の2000円幅での上昇の半分以上を帳消しにした。
TOPIXは14.80ポイント(▲0.67%)安の2191ポイントと続落。
プライム市場指数は7.61ポイント(▲0.67%)安の1127.75と続落。
東証マザーズ指数は17.12ポイント(▲2.18%)安の769.17と反落。
プライム市場の売買代金は3兆7169億円(前日は4兆6521億円)。
20日連続で3兆円超。
値上がり503銘柄(前日504銘柄)。
値下がり1270銘柄(前日1268銘柄)。
新高値76銘柄(前日288銘柄)。
4日ぶりに2ケタ。
新安値32銘柄(前日7銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは95.55(前日103.21)。
NTレシオは14.44倍(前日14.46倍)。
20日連続で14倍台。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは5勝7敗で41.66%。
マザーズ指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(30521円)からは△3.43%(前日△4.67%)。
40日連続で上回った。
上向きの75日線は28808円。
53日連続で上回った。
上向きの200日線(27922円)からは△13.32%(前日△14.35%)。
51日連続で上回った。
上向きの5日線は31960円。
6日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.918%(前日▲15.987%)
買い方▲7.018%(前日▲6.390%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.621%(前日▲10.750%)。
買い方▲19.002% (前日▲17.889%)。
空売り比率は42.2%(前日41.4%、12日連続で40%超)
空売り規制なしの銘柄の比率10.2%(前日8.9%)と上昇。
日経VIは23.16(前日21.98)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.53倍(前日14.63倍)。
前期基準では14.86倍。
EPSは2177円(前日2181円)。
5月10日は2005円まで低下。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.31倍(前日1.31倍)。
BPSは24153円(前日24361円)。
10年国債利回りは0.435%(前日0.410%)。
日経平均の予想益回りは6.88%。
予想配当り利回りは2.02%。
プライム市場の予想PERは14.91倍。
前期基準では15.39倍。
PBRは1.27倍。
プライム市場の予想益回りは6.70%。
配当利回り加重平均は2.35%。
プライム市場の単純平均は19円安の2550円。
プライム初日の2497円を上抜けている。
東証1部最終日は2266円だった。
プライム市場の売買単価は2769円(前日2764円)。
プライム市場の時価総額は783兆円(前日788兆円)。
ドル建て日経平均は226.22(前日229.31)と続落。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比215円高の31835円。
高値31980円、安値31360円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比230円高の31830円
気学では「一方に片寄って動く。足取りにつけ」。
月曜は「下寄りすると後場強し。上放れすると保合い」。
火曜は「変化日にして後場にかけよく動く日」。
水曜は「朝高いきは見送り。押し目買い」。
木曜は「突っ込むと底入れ。押し目買いの時」。
金曜は「下寄り買い。上寄り売りの日」。
ボリンジャーのプラス1σが31611円。
プラス2σが32631円。
プラス3σが33652円。
週足ボリンジャーのプラス1σが30693円。
プラス2σが32184円。
プラス3σが33675円。
SQ値は5月が29235円。
3月メジャーSQ値は28377円。
12月メジャーSQ値は27576円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
週足陽線基準は32217円。
暫定SQ値は32018円38銭。

《今日のポイント6月9日》

(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
   10年国債利回りは3.717%。
   2年国債利回りは4.516%。
   ドル円は138円台後半。
   SKEW指数は146.27→151.01→155.53。
   (5月31日が158.30)。
   恐怖と欲望指数は74→76(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は5ポイント(0.04%)安の14401ポイントと3日ぶりに反落。
   SOX指数は37ポイント(1.07%)高の3514ポイントと反発。
   VIX指数は13.65。
   NYSE出来高は8.77億株(前日10.73億株)。
   木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比235円高の31835円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆7169億円(前日は4兆6521億円)。
   20日連続で3兆円超。
   値上がり503銘柄(前日504銘柄)。
   値下がり1270銘柄(前日1268銘柄)。
   新高値76銘柄(前日288銘柄)。
   4日ぶりに2ケタ。
   新安値32銘柄(前日7銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは95.55(前日103.21)。
   NTレシオは14.44倍(前日14.46倍)。
   20日連続で14倍台。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)上向きの25日線(30521円)からは△3.43%(前日△4.67%)。
   40日連続で上回った。
   上向きの75日線は28808円。
   53日連続で上回った。
   上向きの200日線(27922円)からは△13.32%(前日△14.35%)。
   51日連続で上回った。
   上向きの5日線は31960円。
   6日ぶりに下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.918%(前日▲15.987%)
   買い方▲7.018%(前日▲6.390%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.621%(前日▲10.750%)。
   買い方▲19.002% (前日▲17.889%)。

(6)空売り比率は42.2%(前日41.4%、12日連続で40%超)
   空売り規制なしの銘柄の比率10.2%(前日8.9%)と上昇。
   日経VIは23.16(前日21.98)。
   2月16日の安値は14.63。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.53倍(前日14.63倍)。
   EPSは2177円(前日2181円)。
   5月10日は2005円まで低下。
   11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.31倍(前日1.31倍)。
   BPSは24153円(前日24361円)。
   10年国債利回りは0.435%(前日0.410%)。

(8)プライム市場の単純平均は19円安の2550円。
   プライム市場の時価総額は783兆円(前日788兆円)。
   ドル建て日経平均は226.22(前日229.31)と続落。

(9)ボリンジャーのプラス1σが31611円。
   プラス2σが32631円。
   プラス3σが33652円。
   週足ボリンジャーのプラス1σが30693円。
   プラス2σが32184円。
   プラス3σが33675円。
   SQ値は5月が29235円。
   3月メジャーSQ値は28377円。
   12月メジャーSQ値は27576円。
   アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
   週足陽線基準は32217円。

今年の曜日別勝敗(6月8日まで)

月曜15勝6敗(月曜3連勝中)
火曜16勝5敗(火曜2連勝中)
水曜11勝11敗(水曜3連敗中)
木曜12勝9敗
金曜16勝5敗(金曜5連勝中)

6月2日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.47%(前週▲10.57%)。
2週ぶりに好転。
2週ぶりに2ケタ。
6月2日時点の信用売り残は739億円減の9071億円。
4週ぶりに減少。
同信用買い残は274億円増の3兆2157億円。
2週連続で増加。
信用倍率は3.55倍(前週3.25倍)。
4週連続で3倍台。
6月2日時点の裁定売り残は444億円増の1551億円。
2週連続で増加。
同裁定買い残は1433億円増の1兆3379億円。
3週連続で増加。
当限は売り残が427億円増の700億円。
買い残が1317億円増の1兆2866億円。
翌限以降は売り残が16億円増の851億円。
買い残が116億円増の510億円。

5月第5週(5月29日─6月2日)の週間海外投資家動向。
現物5352億円億円買い越し(10週連続で買い越し)。
10週連続買い越しは13年12月以来10年ぶり。
10週間での現物買い越し合計は4兆5484億円。
先物3136億円売り越し(5週ぶりに売り越し)。
合計2216億円買い越し(9週連続で買い越し)。
9週間の買越額は累計で4兆9307億円。
個人は現物388億円買い越し(8週ぶり)。
先物1305億円買い越し。
過去10週は2兆3672億円の売り越し。
合計1694億円買い越し。
2週連続で買い越し。
信託銀行は現物7344億円売り越し(10週連続で売り越し)。
これは過去最大の売り越し金額。
10週連続での売り越し額は2兆523億円。
先物1000億円買い越し。
合計6343億円売り越し(9週連続で売り越し)。

5月第4週(5月22日─5月26日)の週間海外投資家動向。
現物3816億円億円買い越し(9週連続で買い越し)。
先物2137億円買い越し(4週連続で買い越し)。
合計5954億円買い越し(8週連続で買い越し)。
8週間の買越額は累計で4兆7091億円。
個人は現物442億円売り越し。
先物872億円買い越し。
合計429億円買い越し。
信託銀行は現物2421億円売り越し(9週連続で売り越し)。
先物313億円売り越し。
合計2735億円売り越し(8週連続で売り越し)。

国際通貨基金(IMF)のジュリー・コザック報道官の要請。
米国ではインフレの勢いが弱まっているが、依然として喫緊の懸念事項と指摘。
インフレが予想以上に続くようであれば、
FRBはより長期にわたり金利をより高い水準に引き上げる必要があるかもしれない。
世界経済には中期的に課題があると見ている。
そのためには現時点で政策措置を講じる必要がある。
インフレを決定的に低下させるために、中銀は金融引き締めを継続すべきだ。
因みにIMFは7月25日に最新の世界経済見通しを発表予定。

「名目GDP成長率32年ぶりの伸び」の見出し。
今年度の成長率は4.0%との予測。
昨日発表された1-3月の成長率は前期比年率2.7%。
年間を通じるとそれよりも多くなるということだ。
ただいつも思うのだが成長率ばかりがくーろずアップされ実額はあまり触れられない。
因みに2022年度の実質GDPは548.5兆円。
名目GDPは561.9兆円だ。
1-3月期日では実質で年率換算551兆円。
名目で同572兆円。
成長率という抽象化された数字だけが論じられるが「それはいくら」という疑問はないのだろうか。
伸び率だけに着目しているが、その基礎になるはずの実学を無視している印象。
市場は学者ではないのだから具体的数字が求められる場所だと思う。
まあ内閣府の記者向け公表資料を見ても成長率だけが目につく。
下の方にいかないと実額が登場しないので無理もない。

面白い解釈。
「値上がり銘柄数が値下がり銘柄数よりも多ければ株高継続。
値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回ってくるようなら注意が必要」。
確かにそうだが、当たり前のことだろう。
直近株価下落基調で新高値銘柄が多かった。
それは日中値幅が大きくプラス局面とマイナス局面が同居していたから。
株式市場には因果関係のあることが多い。
しかし原因と結果を逆にした論理にすると市場はもっともらしく解釈する場所だから面白い。

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