「反落」

「反落」

木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
ただ主要株価3指数はいずれも、日中安値からは大きく切り返す展開。
1対20の普通株の分割と最大100億ドルの自社株買いを発表したアマゾンが5.4%上昇。
2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.9%上昇。
伸びは前月(7.5%)から拡大。
1982年1月以来約40年ぶりの高さとなった。
CPIの上昇率が前年同月比で6%を超えたのは5カ月連続。
前月比でも0.8%上昇と1月の0.6%上昇から加速した。
2月のCPIには30%超急騰した原油価格の影響は反映されていない。
週間新規失業保険申請件数は前週比1万1000件増の22万7000件。
市場予想は21万7000件だった。
10年債利回りは一時約2週間ぶりに2%台に乗せた。
FRBが15─16日のFOMCで少なくとも0.25%の利上げを決定する確率は94%。
ECB理事会は資産買い入れ策を第3四半期に終了する方針。
量的緩和策の縮小を加速し、利上げに向けた地合いを整えた。  
10年国債利回りは1.993%。
2年国債利回りは1.702%。
ドル円は116円台前半。
WTI原油4月物は2.68ドル(2.47%)安の1バレル=106.02ドル
ビットコインは6.02%安の3万9434ドル。
SKEW指数は135.25→134.12→130.94。
恐怖と欲望指数は16→15。

木曜のNYダウは112ドル(0.34%)安の33174ドルと反落。
高値33236ドル、安値32819ドル。
NASDAQは125ポイント(0.95%)安の13129ポイントと反落。
高値13163ポイント、安値12948ポイント。
S&P500は18ポイント(0.43%)安の4259ポイントと反落。
高値4268ポイント、安値4209ポイント。
ダウ輸送株指数は179ポイント(1.18%)高の15322ポイントと続伸。
SOX指数は2.17%安の3211ポイント。
VIX指数は30.59。
3市場の売買高は125億株(前日は140億株、直近20日平均136.5億株)。
225先物CME円建ては大証日中比440円安の25060円。
ドル建ては大証日中比375円安の25125円。
ドル円は116.11円。
10年国債利回りは1.993%。
2年国債利回りは1.702%。

「225先物は権利配当落ち」

木曜の日経平均は寄り付き391円高。
一時1002円高。
終値は972円(△3.94%)高の25690円と5日ぶりに反発。
日足は7日ぶりに陽線。
上昇幅は2020年6月16日(1051円)以来の大きさ。
前日まで3日連続で昨年来安値を更新。
直近4日で1800円超下落していたことからの自律反発、
TOPIXは4.04%高の1830ポイントと5日ぶりに反発。
東証マザーズ指数は4.01%高と7日ぶりに反発。
日経ジャスダック平均は1.28%高と続伸。
東証1部の売買代金は3兆3885億円(前日3兆2731億円)。
値上がり2140銘柄(前日886銘柄)。
値下がり30銘柄(前日1209銘柄)。
225採用銘柄で下落は3銘柄だった。
新高値7銘柄(前日0銘柄)。
新安値5銘柄(前日307銘柄)。
騰落レシオは91.81(前日83.82)。
NTレシオは14.04倍(前日14.05倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
下向きの25日線(26653円)からは▲3.61%(前日▲7.46%)。
18日連続で下回った。
下向きの75日線は27782円。
18日連続で下回った。
下向きの200日線(28368円)からは▲9.44%(前日▲12.91%)。
40日連続で下回った。
下向きの5日線は25281円。
5日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.469%(前日▲12.675%)。
買い方▲15.005% (前日▲17.937%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△1.109%(前日△5.835%)。
買い方▲34.615% (前日▲37.161%)。
空売り比率は46.4%(前日46.9%。40日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は9.7%(前日8.7%)。
日経VIは28.67(前日29.70)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.45倍(前日11.97倍)。
3日ぶりに12倍台復活。
前期基準では16.09倍。
EPSは2063円(前日2064円)。
225のPBRは1.15倍。
BPSは22339円(前日22470円)
日経平均の益回りは8.03%。
10年国債利回りは0.185%。
東証1部全銘柄だと予想PERは13.50倍。
前期基準では17.86倍。
PBRは1.15倍。
東証1部単純平均株価は80円高の2174円。
東証1部売買単価は2252円(前日2181円)。
東証1部時価総額は674兆円(前日647兆円)。
ドル建て日経平均は221.34(前日213.51)。
木曜のシカゴ225先物6月限円建ては大証日中比440円安の25060円。
高値25525円、安値24960円。
ドル建ては大証日中比375円安の25125円。
大証先物夜間取引終値は日中比440円安の25060円。
限月交代で期近は6月物。
3月権利配当分約200円程度が今日から逆ザヤになる。
気学では「変化を見る注意日」。
月曜は「人気に逆行して動く日。逆張り方針良し」。
火曜は「前後場歩調を異にして動く日」。
水曜は「相場の放れを注意して駆け引きする日」。
木曜は「後場高の日。初め安ければ買い増し良し」。
金曜は「押し目買いの日。ただし大上放れした時は見送れ」。
ボリンジャーのマイナス1σが25823円。
マイナス2σが24992円。
マイナス3σが24162円。
週足陽線基準は25221円。
メジャーSQの週末。
アノマリー的には「株高の日」。
暫定SQ値は25457円94銭。

《今日のポイント3月11日》

(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
   10年国債利回りは1.993%。
   2年国債利回りは1.702%。
   ドル円は116円台前半。
   SKEW指数は135.25→134.12→130.94。
   恐怖と欲望指数は16→15。

(2)ダウ輸送株指数は179ポイント(1.18%)高の15322ポイントと続伸。
   SOX指数は2.17%安の3211ポイント。
   VIX指数は30.59。
   3市場の売買高は125億株(前日は140億株、直近20日平均136.5億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比440円安の25060円。

(3)東証1部の売買代金は3兆3885億円(前日3兆2731億円)。
   値上がり2140銘柄(前日886銘柄)。
   値下がり30銘柄(前日1209銘柄)。
   新高値7銘柄(前日0銘柄)。
   新安値5銘柄(前日307銘柄)。
   騰落レシオは91.81(前日83.82)。
   NTレシオは14.04倍(前日14.05倍)。
   サイコロは5勝7敗で41.66%。

(4)下向きの25日線(26653円)からは▲3.61%(前日▲7.46%)。
   18日連続で下回った。
   下向きの75日線は27782円。
   18日連続で下回った。
   下向きの200日線(28368円)からは▲9.44%(前日▲12.91%)。
   40日連続で下回った。
   下向きの5日線は25281円。
   5日ぶりに上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.469%(前日▲12.675%)。
   買い方▲15.005% (前日▲17.937%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△1.109%(前日△5.835%)。
   買い方▲34.615% (前日▲37.161%)。

(6)空売り比率は46.4%(前日46.9%。40日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は9.7%(前日8.7%)。
   日経VIは28.67(前日29.70)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.45倍(前日11.97倍)。
   3日ぶりに12倍台復活。
   EPSは2063円(前日2064円)。
   225のPBRは1.15倍。
   BPSは22339円(前日22470円)
   日経平均の益回りは8.03%。
   10年国債利回りは0.185%。

(8)東証1部単純平均株価は80円高の2174円。
   東証1部時価総額は674兆円(前日647兆円)。
   ドル建て日経平均は221.34(前日213.51)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが25823円。
   マイナス2σが24992円。
   マイナス3σが24162円。
   週足陽線基準は25221円。
   メジャーSQの週末。
   アノマリー的には「株高の日」。

今年の曜日別勝敗(3月10日まで)

月曜4勝4敗
火曜4勝6敗
水曜5勝4敗
木曜4勝6敗
金曜4勝5敗

3月第1週の週間海外投資家動向。
現物2692億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物1100億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計3792億円売り越し(3週連続で売り越し)。

信託銀行が6週間ぶりに売り越し(1188億円)。
個人は3週連続買い越し(4425億円)だった。

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事のコメント。
ウクライナでの紛争とロシアに対する大規模な制裁は世界貿易の縮小を引き起こし食料価格とエネルギー価格を急上昇させる。
IMFは来月に世界成長見通しを引き下げざるを得ない。

すこし怪訝に思ったのがマイクロソフトやアップルの更新通知。
何気に毎月のようにやってくる。
でも、やってくるということは、常時監視されているようなもの。
当たり前のようにも思えるが、悪意を持って利用すれば世界中のパソコンや携帯が監視できる。
位置情報などは当然把握される。
パソコンや携帯にはカメラもついているから映像だって取得可能になろう。
ある意味「未来の恐怖」の現実化。
OSなどの世界の主流争いの背景はこういうことなのだろう。
サイバーセキュリティ以前に怖い課題だ。

◇━━━ カタリスト━━━◇

アスタリスク(6522)・・・動兆

スマホに装着のバーコード・RFIDリーダー主力。
小売、自販機、物流に展開、業務効率化支援
専用端末に代わりスマホに装着するバーコードリーダーの利便性が認知。
RFIDなどの自動認識技術の研究開発センター新設、22年12月竣工。

(兜町カタリスト櫻井)

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