「去来」

 
「去来」
 
週末のNY株式市場で主要3指数は続伸。
企業決算や追加経済対策、新型コロナウイルスワクチン普及への期待が買い材料。
S&P500とNASDAQは週間で昨年11月上旬以来の大幅な伸びとなった。
ラッセル2000は週刊で7.7%高。
一方でVIX(恐怖)指数は週間で昨年11月上旬以来の大幅な低下。
1月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比4万9000人増。
市場予想は5万人増だった。
「コロナウイルスのパンデミックからの回復支援に政府の追加対策が必要」との解釈。
失業率は6.3%で着地。
バイデン大統領は「米経済はなお苦境にある。
1.9兆ドル規模の追加の新型コロナウイルス対策法案の実現が必要」とコメント。
FDAにコロナワクチンの緊急使用許可を申請したJ&Jが1.5%上昇。
ゲームストップは19.2%高。
ロビンフッドが取引制限を解除したことを好感。
10年国債利回りは1.168%。
2年国債利回りは0.105%。
10年債利回りは約1年ぶりの水準に上昇。
2年債利回りは過去最低水準。
ビットコインは2%、イーサ(イーサリアム)は7%上昇。
イーサ先物は7日にCME(CME)で取引開始予定。
原油先物は1%高。
ドル円は105円台前半。
SKEW指数は135.09と低下。
恐怖と欲望指数は53→60。
 
週末のNYダウは92ドル高の31148ドルと5日続伸。
高値は31252ドル。
NASDAQは78ポイント高の13856ポイントと続伸。
終値ベースの過去最高値を連日で更新。
高値は13878ポイント。
S&P500は15ポイント高の3886ポイントと5日続伸。
高値は3894ポイント。
終値ベースの過去最高値を連日で更新。
ダウ輸送株指数は80ポイント高の12788ポイントと5日続伸。
SOX指数は0.78%安の2985ポイントと反落。
VIX指数は20.88と低下。
3市場の売買高は136.5億株(前日は140.9億株、過去20日平均は155億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比5円安の28785円。
ドル建ては大証比日中比変わらずの28790円。
ドル円は105.36円。
10年国債利回りは1.168%。
2年国債利回りは0.105%。
 
週間ベースではNYダウは3.9%高。
NASDAQは6.0%高。
S&P500は4.6%高。
それぞれ2週ぶりの反発。
NASDAQとS&P500は週間で昨年11月上旬以来の大幅な伸び。
 
週末の日経平均は寄り付き290円高。
終値は437円高の28779円と続伸。
日足は2日ぶりの陽線。
日経平均は先週の下げ分を取り戻してお釣りがくる大幅上昇。
週間では約1115円の上昇。
週足は2週間ぶりに陽線。
TOPIXは反発。
昨年来高値を更新。
東証マザーズ指数は反落。
日経ジャスダック平均は反発
東証1部の売買代金は3兆1899億円(前日2兆8046億円)。
14日連続で2兆円超。
値上がり1548銘柄(前日1116銘柄)。
値下がり563銘柄(前日984銘柄)。
新高値84銘柄(前日50銘柄)。
新安値1銘柄(前日2銘柄)。
騰落レシオは110.29(前日112.47)。
NTレシオは15.22倍(前日15.20倍)。
28日連続で15倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(28210円)からは△2.02%。
5日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は26449円。
右肩上がりの200日線(23808円)からは△20.88%(前日△19.28%)。
2日ぶりに△20%超。
右肩上がりに転じた5日線(28444円)から△1.18%。
4日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.636%(前日▲20.067%)。
買い方▲3.588%(前日▲4.010%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.862%(前日▲9.945%)。
買い方▲11.684%(前日▲12.068%)。
空売り比率36.0%(4日連続40%割れ:前日38.0%)。
空売り規制なしの比率6.7%(前日7.4%)。
日経VIは20.79と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは25.17倍(前日24.68倍)。
2日ぶりに25倍台。
前期基準では21.39倍。
EPSは1143円(前日1148円)。
225のPBRは1.27倍。
BPSは22660円(前日22673円)。
225先物採用銘柄の益回りは3.97%(前日4.05%)。
配当利回りは1.63%。
東証1部全銘柄だと予想PERは27.13倍。
前期基準では23.15倍。
PBRは1.37倍。
ドル建て日経平均は272.71(前日269.49)。
東証1部単純平均株価は19円高の2406円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2075円(前日2086円)
東証1部時価総額は708兆円(前日698兆円)。
2日ぶりに700兆円台。
週末のシカゴ225先物終値は大証日中比5円安の28785円。
高値28890円、安値28535円。
225先物大証夜間取引終値は日中比70円安の28720円。
気学では「目先のポイント日」。
火曜は「初安は買い、寄り付き高は売り狙い良し」。
水曜は「逆行性を含む日。前後場足取りを異にする」。
金曜は「強象日。押し目買い方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが28744円。
プラス2σが29279円。
一目均衡の雲の上限が26867円。
63日連続で雲の上。
勝手雲の上限は28610円。
勝手雲の下限は27950円。
2日ぶりに勝手雲脱出の中。
勝手雲は16日に黒くねじれる。
RSIが56.53(前日47.76)。
RCIが40.93(前日28.30)。
スーパーボウル開催が話題の月曜日。
 
《今日のポイント2月8日》
 
(1)週末のNY株式市場で主要3指数は続伸。
   企業決算や追加経済対策、新型コロナウイルスワクチン普及への期待が買い材料。
   SKEW指数は135.09と低下。
   恐怖と欲望指数は53→60。
 
(2)ダウ輸送株指数は80ポイント高の12788ポイントと5日続伸。
   SOX指数は0.78%安の2985ポイントと反落。
   VIX指数は20.88と低下。
   3市場の売買高は136.5億株(前日は140.9億株、過去20日平均は155億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比5円安の28785円。
 
(3)東証1部の売買代金は3兆1899億円(前日2兆8046億円)。
   14日連続で2兆円超。
   新高値84銘柄(前日50銘柄)。
   新安値1銘柄(前日2銘柄)。
   騰落レシオは110.29(前日112.47)。
   NTレシオは15.22倍(前日15.20倍)。
   28日連続で15倍台。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。
 
(4)右肩上がりの25日線(28210円)からは△2.02%。
   5日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(23808円)からは△20.88%(前日△19.28%)。
   2日ぶりに△20%超。
   右肩上がりに転じた5日線(28444円)から△1.18%。
   4日連続で上回った。
 
(5)空売り比率36.0%(4日連続40%割れ:前日38.0%)。
   空売り規制なしの比率6.7%(前日7.4%)。
   日経VIは20.79と低下。
 
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.636%(前日▲20.067%)。
   買い方▲3.588%(前日▲4.010%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.862%(前日▲9.945%)。
   買い方▲11.684%(前日▲12.068%)。
 
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは25.17倍(前日24.68倍)。
   2日ぶりに25倍台。
   EPSは1143円(前日1148円)。
   BPSは22660円(前日22673円)。
 
(8)ドル建て日経平均は272.71(前日269.49)。
   東証1部時価総額は708兆円(前日698兆円)。
   2日ぶりに700兆円台。
 
(9)ボリンジャーのプラス1σが28744円。
   プラス2σが29279円。
   勝手雲の上限は28610円。
   勝手雲の下限は27950円。
   2日ぶりに勝手雲脱出。
   勝手雲は16日に黒くねじれる。
   RSIが56.53(前日47.76)。
   RCIが40.93(前日28.30)。
   スーパーボウル開催が話題の月曜日。
 
 
今年の曜日別勝敗(2月5日まで)

月曜2勝2敗
火曜3勝2敗
水曜3勝2敗
木曜3勝2敗
金曜2勝3敗
 
週間ベーで日経平均株価は4.0%高。
TOPIXは4.5高。
ともに2週ぶり反発。
東証マザーズ指数は4.4%高。
日経ジャスダック平均は1.7%高。
ともに2週ぶり反発、
東証2部指数は3.5%高、3週続伸(累計8.0%上昇)。
東証REIT指数は0.3%高。3週続伸(同5.6%上昇)。
 
今年のス─パーボウル。
2回目の優勝を狙うフロリダ州タンパのバッカニアーズ(NFC)。
2連覇を目指すミズーリ州カンザスシティチーフス(AFC)の対戦。
バッカニアーズが勝てば史上初の地元での優勝となる
アメリカでのテレビ中継の視聴率はいつも40%超。
視聴者は1億人にものぼるとされる。
TVCM広告料は30秒間で550万ドル。
「世界一高い」とされる。
去年の試合を放送したアメリカのFOXテレビ。
スーパーボウル1試合の広告収入がおよそ550億円だったという。
スーパーボウルのチケットは毎年入手が難しい。
ここ10年の平均価格は約41万円。
今年のチケットの平均価格は5日時点で6200ドル。
日本円で約65万円。
過去最高水準だ。
観客人数は史上最少の25000人に制限。
NFLはワクチン接種を受けた医療従事者7500人にチケットを配布したという。
ブルームバーグの試算。
チケットを自分で入手した観客のうち少なくとも1回目の接種を終えている人が6.5%。
過去に感染した人が約27%だという。
ある意味、東京五輪の試金石にもなろうか。
 
GPIFの10-12月の運用収益は10兆3528億円。
運用利回りは6.29%。
運用資産は177兆7030億円。
市場運用を開始した01年からの累積収益額は85兆3011億円。
背景は「国内外の株式市場の上昇」。
悪くない。
 
日経ヴェリタス今週号の特集。
「全米翻弄 スマホ投資家 日米2000人調査 個人の力 市場と世界を変える」。

浮き彫りになったのは、新参投資家が昨今の株高で軒並み利益を上げている姿。
特に米国では20代の45%が直近1年以内に投資を始めたビギナー。
そして20代の5割弱が昨年3割以上資産を増やした。]
短期利益を狙う姿と、投資を通じて社会を変えようとする姿。
相反する二面性を持つマネーは今後影響力を増加。
市場の在り方を変えていく可能性を秘める。
 
週末5日の金曜日。
夕刻の私鉄で見かけたのはおそらく6年生の母娘。
時期的には中学受験。
二次試験などのほぼ最終戦を戦ってきたのだろう。
娘さんは精魂尽きた格好。
お母さんは気丈に頑張っているが、それでも疲労困憊の様子。
勝手に思うに「5日になってもまだ合格がない」。
勝手に思うに結構キツイ状況。
2月1日から始まって5日にはほぼ終了するのが東京・神奈川の私立中学入試。
5日になっても挑戦するパワーはものすごいと思う。
「試験は紙一重、株式市場も紙一重」これは生臭い発想。
しかし・・・。
「おそらく辛さは本人も親も一生引きずるだろうが、それは未来のパワー」。
多摩川の向こうに沈んでいくきれいな夕陽を見ながら、そんなエールを贈りたくなった。
どれだけの人がこの日のこの時間のこの夕陽を眺めたことだろうか。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
NTT(9432)・・・動兆
 
NTTに注目する。
同社は固定電話網独占。
携帯・光回線高シェア。
ドコモの完全子会社化はいずれ奏功。
6Gを見据えた展開に期待。
1987年(昭和62年)2月9日が上場記念日。

(兜町カタリスト櫻井)

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