「前場はスーパーボウル」

「前場はスーパーボウル」

「ウクライナで続落」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅に続落。
連日で2%水準の下落となった。
背景は「ロシア・ウクライナ間の緊張の高まりへの懸念」との解釈。
インフレとウクライナの蒸し返しだが市場はまた反応した格好。
金利変動とリスクオフの連動でつじつまはあまり合わない。
エヌビディアが7.3%安、アマゾンが3.6%安。
アップルとマイクロソフトが2%超値下落。
SOX指数は4.83%安。
VIX指数は27.36と上昇。
1月末以来の高水準となった。
S&P500とNASDAQ100は日間の下落率が2020年以来最大となった。
週間ではS&P500が1.8%、NASDAQ総合が2.2%下落。
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は61.7。
1月の確報値67.2から低下し2011年10月以来の低水準となった。
「インフレ率が短期的に上昇し続ける」との予想だ。
市場予想は67.5だった。
10年国債利回りは1.918%。
2年国債利回りは1.487%。
ドル円は115円台半ば。
WTI原油3月物は3.22ドル(3.6%)高の93.10ドル。
2014年後半以来の高値水準。
週間では8週連続上昇。
SKEW指数は129.78→128.11→126.81。
恐怖と欲望指数は37→34。

週末のNYダウは503ドル(1.43%)安の34738ドルと続落。
高値35431ドル、安値34620ドル。
NASDAQは394ポイント(2.78%)安の133791ポイントと続落。
高値14246ポイント、安値13733ポイント。
S&P500は85ポイント(1.90%)安の4418ポイントと続落。
高値4506ポイント、安値4401ポイント。
ダウ輸送株指数は390ポイント(2.54%)安の15000ポイントと続落。
SOX指数は4.83%安の3365ポイントと続落。
VIX指数は27.36と上昇。
3市場の売買高は134億株(前日128億株、過去20日平均は126億株)。
225先物CME円建ては大証日中比770円安の26930円。
ドル建ては大証日中比755円安の26945円。
ドル円は115.41円。
10年国債利回りは1.918%。
2年国債利回りは1.487%。

「CPIで急落」

木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅に反落。
1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.5%上昇。
伸び率は1982年2月以来、約40年ぶりの大きさとなった。
上昇率は4カ月連続で6%超。
21年12月は7.0%だった。
セントルイス地区連銀のブラード総裁のコメント。
「7月1日までに1%の利上げが実施されることを望む」。
これらを嫌気した格好で売り物優勢となった。
テスラやエヌビディア、マイクロソフトなど時価総額が大きいグロース株が約3%安。
ウォルト・ディズニーは3.4%高。
玩具大手マテルが7.65%高。
ケロッグが3.11%上昇。
決算を発表したS&P500採用銘柄のうち78%が市場予想を上回っている。
週間新規失業保険申請件数は前週比1万6000件減の22万3000件。
減少は3週連続。
市場予想は23万件だった。
3月のFOMCで0.25%利上げという見方は完全に織り込まれた。
0.5%利上げ確率は99.5%。
0.75%利上げ確率は0.5%。
1月の財政収支は1190億ドルの黒字。
月次での黒字は2019年9月(830億ドル)以来2年超ぶり。
黒字額は19年4月(1600億ドル)以来の大きさだった。
前年同月は1630億ドルの赤字と1月として過去最大の赤字を計上していた。
10年国債利回りは2.043%。
一時2.056%と19年8月1日以来の高水準。
2019年8月以降で初めて2%を上回った。
2年国債利回りは1.609%。
ドル円は116円水準と5週間ぶりの安値水準。
WTI原油3月物は0.22ドル(0.25%)高の1バレル=89.88ドル。
ビットコインは1.11%安の4万3985.20ドル。
SKEW指数は127.72→129.78→128.11。
恐怖と欲望指数は40→36。

木曜のNYダウは526ドル(1.47%)安の35241ドルと4日ぶりに反落。
高値35800ドル、安値35100ドル。
NASDAQは304ポイント(2.10%)安の14185ポイントと3日ぶりに反落。
高値14509ポイント、安値14118ポイント。
S&P500は83ポイント(1.81%)安の4504ポイントと3日ぶりに反落。
高値4588ポイント、安値4484ポイント。
ダウ輸送株指数は267ポイント(1.71%)安の15390ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は3.22%安の3536ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は19.79。
3市場の売買高は128億株(前日109億株、過去20日平均は125億株)。
225先物CME円建ては大証日中比315円安の27385円。
ドル建ては大証日中比305円安の27395円。
ドル円は116.00円。
10年国債利回りは2.043%。
2年国債利回りは1.609%。

「25日線を上回った」

木曜の日経平均は寄り付き239円高。
一時27800円台があって終値は116円(△0.42%)高の27696円と3日続伸。
日足は2日ぶりに陰線。
週間では256円の上昇。
週足は2週連続陽線。
下向きの25日移動平均線を回復。
ザラ場高値では1月5日高値→27日安値の下落幅(ザラ場高値から同安値へ)の54.9%戻りを達成。
(終値ベースでは48.2%)。
SQ値27835円は「幻」ではなかったが終値で下回っており大きく1敗。
TOPIXは0.53%高と3日続伸。
東証マザーズ指数は2.46%高と続伸。
日経ジャスダック平均は0.20%高と続伸。
東証1部の売買代金は3兆4508億円(前日3兆3825億円)。
値上がり1447銘柄(前1583銘柄)。
値下がり636銘柄(前日544銘柄)。
新高値37銘柄(前日47銘柄)。
新安値12銘柄(前日27銘柄)。
騰落レシオは95.15(前日91.97)。
NTTレシオは14.11倍(前日14.13倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
下向きの25日線(27625円)からは△0.26%(前日▲0.40%)。
21日ぶりに上回った。
下向きの75日線は28497円。
24日ぶりに上回った。
下向きの200日線(28588円)からは▲3.12%(前日▲3.56%)。
22日連続で下回った。
上向きの5日線は27449円。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.231%(前日▲11.759%)。
買い方▲10.775% (前日▲11.297%)。
買い方やや優勢継続。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.795%(前日△1.623%)。
マイナスに転じた。
因みに1月25日が△14.068%。
買い方▲31.914% (前日▲32.860%)。
空売り比率は44.1%(前日43.9%、21日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は9.5%(前日9.3%)。
日経VIは21.97(前日21.91)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.70倍(前日13.76倍)。
前期基準では18.06倍。
EPSは2021円(前日2004円)。
225のPBRは1.24倍。
BPSは22335円(前日22241円)
日経平均の益回りは7.30%。
10年国債利回りは0.225%。
東証1部全銘柄だと予想PERは14.88倍。
前期基準では20.02倍。
PBRは1.25倍。
東証1部単純平均株価は17円高の2284円。
東証1部売買単価は2471円(前日2250円)。
東証1部時価総額は722兆円(前日719兆円)。
ドル建て日経平均は239.52(前日238.91)。
金曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比770円安の26930円。
高値27445円、安値26845円。
木曜の大証先物夜間取引終値は日中比320円安の27380円。
気学では「戻り売り方針の日」。
火曜は「突っ込み買いの日。上放れ高きは売り向かえ」。
水曜は「良く動く日。足取りについて駆け引きせよ」。
木曜は「押し目買いにある時は急伸することあり」。
金曜は「人気に逆行して動き、前後場歩調を変える」。
ボリンジャーのマイナス1σが27000円。
マイナス2σが26374円。
プラス1σは28251円。
アノマリー的には「バレンタインデーは上げの特異日」。

《今日のポイント2月14日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅に続落。
   インフレとウクライナの蒸し返しだが市場はまた反応した格好。
   金利変動とリスクオフの連動でつじつまはあまり合わない。
   10年国債利回りは1.918%。
   2年国債利回りは1.487%。
   ドル円は115円台半ば。
   SKEW指数は129.78→128.11→126.81。
    恐怖と欲望指数は37→34。

(2)ダウ輸送株指数は390ポイント(2.54%)安の15000ポイントと続落。
   SOX指数は4.83%安の3365ポイントと続落。
   VIX指数は27.36と上昇。
   3市場の売買高は134億株(前日128億株、過去20日平均は126億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比770円安の26930円。

(3)東証1部の売買代金は3兆4508億円(前日3兆3825億円)。
   新高値37銘柄(前日47銘柄)。
   新安値12銘柄(前日27銘柄)。
   騰落レシオは95.15(前日91.97)。
   NTTレシオは14.11倍(前日14.13倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)下向きの25日線(27625円)からは△0.26%(前日▲0.40%)。
   21日ぶりに上回った。
   下向きの75日線は28497円。
   24日ぶりに上回った。
   下向きの200日線(28588円)からは▲3.12%(前日▲3.56%)。
   22日連続で下回った。
   上向きの5日線は27449円。
   2日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.231%(前日▲11.759%)。
   買い方▲10.775% (前日▲11.297%)。
   買い方やや優勢継続。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.795%(前日△1.623%)。
   マイナスに転じた。
   因みに1月25日が△14.068%。
   買い方▲31.914% (前日▲32.860%)。

(6)空売り比率は44.1%(前日43.9%、21日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は9.5%(前日9.3%)。
   日経VIは21.97(前日21.91)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.70倍(前日13.76倍)。
   EPSは2021円(前日2004円)。
   BPSは22335円(前日22241円)
   日経平均の益回りは7.30%。
   10年国債利回りは0.225%。

(8)東証1部単純平均株価は17円高の2284円。
   東証1部時価総額は722兆円(前日719兆円)。
   ドル建て日経平均は239.52(前日238.91)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが27000円。
   マイナス2σが26374円。
   プラス1σは28251円。
   アノマリー的には「バレンタインデーは上げの特異日」。

今年の曜日別勝敗(2月10日まで)

月曜3勝1敗
火曜3勝3敗
水曜4勝2敗
木曜2勝4敗
金曜2勝3敗

週間ベースで日経平均株価は0.9%高、2週続伸(累計3.7%上昇)。
TOPIXは1.7%高、2週続伸(同4.6%上昇)。
東証マザーズ指数は0.2%高、2週続伸(同6.0%上昇)。
日経ジャスダック平均は0.2%高、2週続伸(同33.0%上昇)、
東証2部指数は0.8%高、2週続伸(同3.5%上昇)。
東REIT指数は0.3%高、2週ぶりの反発。

文学の世界には芥川賞と直木賞がある。
芥川賞は芸術性を踏まえた一片の短編あるいは中編作品に与えられる文学賞。
直木賞は大衆性を押さえた長編小説作品あるいは短編集に与えられる文学賞。
言い換えれば。
芥川賞=純文学=「芸術性」「形式」を重んじる小説。主に文章の美しさや表現方法の多彩さが評価される。
大衆小説=「娯楽性」「商業性」を重んじる小説。「読んで楽しい」と感じるエンターテイメント作品。
芥川賞が形而上的、直木賞が形而下的。
と分類できるかも知れない。
これを踏まえて証券市場を見てみると、実態は直木賞的なのに芥川賞的雰囲気を重んじる傾向。
そもそも相場は欲望のぶつかり合いの世界。
それを隠して高級な学問性を重んじる世界。
そして過去の形式にとらわれがちな世界。
儲かれば楽しいというエンターテイメント性が本質なのに苦吟したような辛い相場観が好まれる。
「楽観は愚かで悲観が賢明」。
「本来上か下かの単純な世界なのに、単純は毛嫌いされ複雑怪奇が好まれる。
あまりよく理解できない能狂言よりは吉本新喜劇の方が好きなのだがそうは言えない世界。
相場は不可解な「本音と建て前」の世界だ。
ESGだ、SDGsだと高級ぶっても所詮丁半博打チックな世界。
証券市場は本来大衆心理学の分野だと思う。
高級クラブではなく、居酒屋の分野に他ならない。
だから掲示板などには罵詈雑言が散見されるのだろうか。
所詮企業の盛衰は人間の行動の結果ということ。
これを離れて指数という実態のない普遍チックな物事を論議するからわからなくなる。

◇━━━ カタリスト━━━◇

ヨネックス(70906)・・・動兆

バドミントン用品の世界大手。
テニスが第2の柱。
中国が拡大基調。
北米のテニス用品も好調。
5期ぶり最高益。
ハーフパイプ関連に期待。

(兜町カタリスト櫻井)

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