「初押し」

「初押し」

「今度はCPIとPPI待ち」

週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
S&P500とナスダック総合は小幅続落。
今度は「消費者物価指数(CPI)と米卸売物価指数(PPI)待ち」との見方。
ボーイングが3%下落。
エヌビディアが2%安、AMDが4.3%安、ブロードコムが1.2%安。
天然ガス採掘会社エクイトランス・ミッドストリームが1.5%上昇。
ニューヨーク連銀消費者調査では長期インフレ期待が上昇。
1年先のインフレ期待は3%で横ばい。
3年先のインフレ率は1月の2.4%から2.7%に。
5年先のインフレ率は同2.5%から2.9%に上昇した。
3年先のインフレ期待が前月から上昇したのは昨年9月以来。
5年先では昨年8月以来となる。
来週のFOMCで政策金利の据え置きが決定される確率は97%。
一方、6月利下げの確率は70.2%。
10年国債利回りは4.098%。
5年国債利回りは4.088%。
2年国債利回りは4.538%。
ドル円は146円台後半。
4日連続で円高トレンド。
WTI原油先物4月物は前日比0.08ドル(0.10%)安の1バレル=77.93ドル。
ビットコインは5.3%高の7万2033ドル。
一時7万2739ドルまで上昇し、過去最高値を更新した。
SKEW指数は142.94→141.78→142.27。
恐怖と欲望指数は71→67。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは46ドル(0.12%)高の38769ドルと反発。
高値38667ドル、安値38483ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは101.62%(前日101.62%)。
NASDAQは65ポイント(0.41%)安の16019ポイントと続落。
高値16085ポイント、安値15978ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは104.55%(前日104.55%)。
S&P500は5ポイント(0.11%)安の5117ポイントと続落。
高値5124ポイント、安値5091ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは126.22%(前日126.22%)。
ダウ輸送株指数は68ポイント(0.43%)高の15788ポイントと反発。
SOX指数は67ポイント(1.36%)安の4890ポイントと続落。
VIX指数は15.22(前日14.74)。
NYSEの売買高は9.41億株(前日10.21億株)。
3市場の合算売買高は109億株(前日122.9億株、過去20日平均は120.6億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比30円安の38180円。
ドル建ては265円安の38265円。
ドル円は146.94円。
10年国債利回りは4.098%。
2年国債利回りは4.538%。

「日銀はETFを買わなかった」

週明けの日経平均は寄り付き456円安。
終値は868円(▲2.19%)安の38820円と反落。
高値39241円。
安値38496円。
日足は3日連続で長い陰線。
下落幅は一時ほぼ1200円。
2021年6月以来の下落幅。
39551円→39241円にマド。
3月メジャーSQ値39863円に対して0勝2敗。
3月配当落ちは昨年で日経平均270円程度、TOPIX26ポイント程度。
TOPIXは59.97ポイント(▲2.20%)安の2666ポイントと反落。
前場2%超の下落でも日銀はETFを買わなかった。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
TOPIXコア30指数は反落。
プライム市場指数は30.83ポイント(▲2.20%)安の1372.49と反落。
東証スタンダード指数は3日続落。
東証グロース250指数は17.67ポイント(▲17.67%)安の737.29と3日続落。
25日移動平均線からの乖離は▲1.06%(前日△1.50%)。
プライム市場の売買代金は5兆2688億円(前日6兆3949億円)。
8日連続で5兆円超。
26日連続で4兆円超。
売買高は20.28億株。
値上がり232銘柄(前1118銘柄)。
値下がり1397銘柄(前日489銘柄)。
新高値40銘柄(前日193銘柄)。
11日連続で3ケタ。
新安値26銘柄(前日26銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは101.17(前日103.80)。
東証グロース市場の騰落レシオは85.55(前日86.47)。
NTレシオは14.56倍(前日14.56倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIX8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(38408円)からは△1.07%(前日△3.64%)。
50日連続で上回った。
上向きの75日線は35551円。
59日連続で上回った。
上向きの200日線(33594円)からは△15.9%(前日△18.64%)。
234日連続で上回った。
下向きの5日線は39659円。
3日連続で下回った。
13週線は36643円。
26週線は34485円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.449%(前日▲20.560%)。
買い方▲2.482%(前日▲0.758%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.182%(前日▲11.808%)。
買い方▲11.926%(前日▲12.31%)。
空売り比率は43.2%(前日39.4%、2日ぶりに40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.9%(前日11.3%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは21.96(前日21.95)。
昨年2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは16.45倍(前日16.86倍)。
20日連続で16倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では18.41倍。
EPSは2359円(前日2354円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.49倍(前日1.52倍)。
BPSは26054円(前日26111円)。
日経平均の予想益回りは6.08%。
予想配当り利回りは1.74%。
指数ベースではPERは23.88倍(前日23.45倍)。
EPSは1696円(前日1692円)。
PBRは2.09倍。
BPSは18574円(前日18546円)。
10年国債利回りは0.760%(前日0.730%)。
プライム市場の予想PERは16.45倍。
前期基準では18.57倍。
PBRは1.42倍。
プライム市場の予想益回りは5.93%。
配当利回り加重平均は2.01%。
プライム市場の単純平均は59円安の3032円(前日は3091円)。
プライム市場の売買単価は2597円(前日2860円)。
プライム市場の時価総額は944兆円(前日966兆円)。
ドル建て日経平均は264.12(前日268.24)と反落。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比350円安の38180円。
高値38830円。安値38085円。
大証夜間取引終値は日中比350円安の38180円。
気学では火曜が「初め高いと後安の日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
水曜が「変化日にして後場にかけてよく動く日」。
木曜が「気味の急変を見せる日」。
金曜が「押し目買い方針の日。居所が安いと急伸する」。
ボリンジャーのプラス1σが39707円。
プラス2σが41005円。
プラス3σが42304円。
週足のプラス1σが38950円。
プラス2σが41273円。
プラス3σが43587円。

《今日のポイント3月12日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
   10年国債利回りは4.098%。
   5年国債利回りは4.088%。
   2年国債利回りは4.538%。
   ドル円は146円台後半。
   SKEW指数は142.94→141.78→142.27。
   恐怖と欲望指数は71→67。
   (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)週明けのダウ輸送株指数は68ポイント(0.43%)高の15788ポイントと反発。
   SOX指数は67ポイント(1.36%)安の4890ポイントと続落。
   VIX指数は15.22(前日14.74)。
   NYSEの売買高は9.41億株(前日10.21億株)。
   3市場の合算売買高は109億株(前日122.9億株、過去20日平均は120.6億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比30円安の38180円。

(3)プライム市場の売買代金は5兆2688億円(前日6兆3949億円)。
   8日連続で5兆円超。
   26日連続で4兆円超。
   売買高は20.28億株。
   値上がり232銘柄(前1118銘柄)。
   値下がり1397銘柄(前日489銘柄)。
   新高値40銘柄(前日193銘柄)。
   11日連続で3ケタ。
   新安値26銘柄(前日26銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは101.17(前日103.80)。
   東証グロース市場の騰落レシオは85.55(前日86.47)。
   NTレシオは14.56倍(前日14.56倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)上向きの25日線(38408円)からは△1.07%(前日△3.64%)。
   50日連続で上回った。
   上向きの75日線は35551円。
   59日連続で上回った。
   上向きの200日線(33594円)からは△15.9%(前日△18.64%)。
   234日連続で上回った。
   下向きの5日線は39659円。
   3日連続で下回った。
   13週線は36643円。
   26週線は34485円。
   いずれも上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.449%(前日▲20.560%)。
   買い方▲2.482%(前日▲0.758%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.182%(前日▲11.808%)。
   買い方▲11.926%(前日▲12.31%)。

(6)空売り比率は43.2%(前日39.4%、2日ぶりに40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は8.9%(前日11.3%)。
   日経VIは21.96(前日21.95)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは16.45倍(前日16.86倍)。
   20日連続で16倍台。
   9月19日は16.26倍だった。
   前期基準では18.41倍。
   EPSは2359円(前日2354円)。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
   225のPBRは1.49倍(前日1.52倍)。
   BPSは26054円(前日26111円)。
   日経平均の予想益回りは6.08%。
   予想配当り利回りは1.74%。
   指数ベースではPERは23.88倍(前日23.45倍)。
   EPSは1696円(前日1692円)。
   PBRは2.09倍。
   BPSは18574円(前日18546円)。
   10年国債利回りは0.760%(前日0.730%)。

(8)プライム市場の単純平均は59円安の3032円(前日は3091円)。
   プライム市場の時価総額は944兆円(前日966兆円)。
   ドル建て日経平均は264.12(前日268.24)と反落。

(9)ボリンジャーのプラス1σが39707円。
   プラス2σが41005円。
   プラス3σが42304円。
   週足のプラス1σが38950円。
   プラス2σが41273円。
   プラス3σが43587円。

今年の曜日別勝敗(3月11日まで)

月曜6勝2敗
火曜4勝5敗
水曜2勝7敗
木曜5勝7敗
金曜8勝1敗

日銀は11日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)の買い入れを見送った。
11日前場のTOPIXは2.25%安の2665.37ポイント。
市場では、TOPIXの前場終値の下落率が2.0%を超えた場合、日銀がETF買いに動くとの観測がある。
しかし買い入れを実施しなかった。
日銀が最後にETFを買い入れたのは2023年10月4日で。
買い入れ額は701億円だった。
J━REITや、設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業のETF買い入れも見送った。

昨日後場、日経先物やTOPIX先物が一段安となる中、現物指数のNT倍率が14.58倍まで拡大。
日銀のETF買いが入る場合、通常ならTOPIXが強含む。
だから午後にNT倍率が低下する経験則がある。
市場では後場から「TOPIXが相対的に弱い状況下、きょうは日銀のETF買いが入らず。
それを見込んだ加重型のプレポジの投げが出ている」との声。

野村証券の11日付リポート。
「ディーラーのガンマポジションがショートガンマに転じる株価水準を、日経平均で3万8500円と見込んだ」。
ショートガンマ時はディーラーのデルタヘッジにより相場トレンドが増幅されやすい傾向がある。
また、商品投資顧問(CTA)のポジショニングについて
「日経平均が3万8000円を下回るとロング縮小に転じる」と推計。
CTAのロング縮小タイミングでは「少なくとも500億円程度のロスカットが生じる可能性が高い」との見方。
先週火曜日以降、中国株市場に海外投資家から小幅ながらも資金流入が生じていると指摘。
当面の弱気材料が既に織り込み済みとの見方を強める中、
海外投資家による中国株の押し目買い意欲が持続した場合、
中国マネーによる日本株買いが小休止となる可能性も挙げた。

日経平均の主な節目と主な証券会社の予想は以下の通り。
      
       【日経平均の主な節目一覧】
       ・4万5000円 シティグループ証券の2024年末までの高値予想
       ・4万3500円 BofA証券の24年末時点の予想
       ・4万3000円 大和証券とシティの24年末時点の予想、野村証券の24年末までの高値予想
       ・4万2000円 SMBC日興証券とみずほ証券の24年末までの高値予想
       ・4万1912円 5日移動平均の5%上方乖離(8日大引け時点)
       ・4万円   野村とみずほ証の24年末時点の予想
       ・3万9917円 5日移動平均(8日大引け時点)
       ・3万9000円 SMBC日興の24年末時点の予想
       ・3万8915円 1989年12月29日につけた高値
      
       ◎3万8710円(11日9時56分時点)
      
       ・3万8296円 25日移動平均(8日大引け時点)
       ・3万7921円 5日移動平均の5%下方乖離(8日大引け時点)
       ・3万5479円 75日移動平均(8日大引け時点)
       ・3万4466円 25日移動平均の10%下方乖離(8日大引け時点)
       ・3万3753円 23年の高値(7月3日)
       ・3万3464円 23年の終値
       ・3万0858円 日銀が長短金利操作を再修正。長期金利の上限は1%をめどに。1%を一定程度超えることを容認
       (23年10月31日)
       ・2万9332円 22年の高値(1月5日)
       ・2万6094円 22年の終値
       ・2万5716円 23年の安値(1月4日)

アノマリー(経験則)に従えば、S&P500株価指数は米大統領選挙イヤーの3月に中旬にかけて下落しやすい傾向。
月間では上昇が11回、下落は7回。
累積リターンベースではプラス0.36%とやや堅調だった。
ただ年初から2月末までのリターンがプラスだった年に限定してみると、
緩やかな右肩下がりの軌跡を描き、リターンはマイナス0.34%で3月末を迎えている。
全体としては3月以降、本選挙前の10月までリターンを順調に積み上げていく傾向があるため、
これまで3月はエントリーポイントとして良い時機になることが多かった。

BMOキャピタル・マーケッツの27日付リポートで示した分析。     
「今年は10%程度の押し目を期待できるかもしれない。
S&P500は過去13回の強気相場で2年目の平均上昇率が12.7%だった。
もっとも、強気相場2年目には必ずどこかでテクニカルな調整を経験してきた。
巻き戻しの期間としては3カ月、平均損失はマイナス9.6%に及んだ。
巻き戻しが一巡するとその後は平均14.5%上昇。
見事な反発を見せる傾向にあった」。

日本株相場では3月の年度末に関連して機関投資家が利益を確定する売り。
年金基金のリバランス(資産配分の調整)に伴う売りが膨らむ可能性が意識される。

みずほ証券は8日付のクオンツリポート。
5月のMSCIの指数定期見直しにおける入れ替え銘柄を予想した。

・採用候補
         銘柄略称        パッシブ需要(千株) 売買日数
  7936 アシックス             6,308         4.06
  6361 荏 原                 3,609         5.47
・次点候補
        銘柄略称        パッシブ需要(千株) 売買日数
  2651 ローソン               1,764         1.64
  2875 東洋水産               3,467         9.92
  6525 KOKUSAI         4,075         1.24

・除外候補
        銘柄略称        パッシブ需要(千株) 売買日数
  6753 シャープ              -10,168       -2.44
・次点候補
        銘柄略称        パッシブ需要(千株) 売買日数
  3291 飯田GHD            -6,027          -5
  6806 ヒロセ電              -1,133        -5.72
  7951 ヤマハ                -5,124        -3.07
  7276 小糸製                -11,730       -4.59
 
 
また、日本株の銘柄数削減に伴う除外を11銘柄と予想。
次点候補も含めた各銘柄の想定パッシブ需要は下記の通り。

・銘柄数削減の優先除外候補
        銘柄略称        パッシブ需要(千株) 売買日数
  6753 シャープ              -10,168       -2.44
  3291 飯田GHD            -6,027          -5
  6806 ヒロセ電              -1,133        -5.72
  7951 ヤマハ                -5,124        -3.07
  7276 小糸製                -7,820        -3.06
  3281 GLP                 -183         -7.07
  6845 アズビル              -4,701        -7.02
  8972 KDX不動             -162         -7.97
  8953 都市ファント           -273          -9.1
  9962 ミスミG              -11,130       -6.07
  3462 NMF                 -157         -8.44
  4732 ユー・エス・エス      -8,035        -8.51
  1803 清水建                -20,346       -3.78
  6448 ブラザー              -9,067         -8.4
  9147 NXHD              -2,833         -4.8
  3283 プロロジス              -89         -11.19
  3231 野村不HD            -4,296        -5.14
  3064 MonotaRO      -9,797        -3.49
  6465 ホシザキ              -4,247        -10.59
  9684 スクエニHD          -3,352        -3.02

(兜町カタリスト櫻井)

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