「今年の福岡行きは4勝1敗」

「今年の福岡行きは4勝1敗」
 
NY株式市場で主要3指数は小幅に続伸。
トランプ大統領が改めて「中国との交渉は進んでいる」とコメントしたことを好感。
15日の追加関税はないとの見方が支配的だった。
もっともトランプ大統領は「NATOに十分に貢献していない国に対し通商面で措置をとる可能性がある」ともコメント。
微妙な風に相場の方向感は漂った格好。
10月の米貿易赤字は前月比7.6%減の472億ドル。
2018年5月以来、約1年半ぶりの低水準となった。
赤字の縮小は2カ月連続。
減少率は今年1月以降で最大。
対中赤字が1.1%減の313億ドル。
輸出が3.4%増加する一方、輸入は変わらずだった。
対日赤字は50億7400万ドルとほぼ横ばい。
対EU赤字は20%急増し164億ドル。
一方、対中南米では過去最高の黒字を記録した。
製造業新規受注は前月比0.3%増と3カ月ぶりにプラスに転じた。
機械や輸送機器が増加したものの、景況感の弱さが続く中で増加は限定的だった。
11月30日終了週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万件減の20万3000件。
4月中旬以来、約7カ月ぶりの低水準。
市場予想は21万5000件だった。
「景気が減速する中でも労働市場が底堅さを保っている」との見方だ。
週末発表予定の雇用統計の市場予想は非農業部門の就業者数が前月から18万人増。
GMでストライキを起こしていた約4600人の従業員が仕事に戻ることが就業者数を押し上げるとの見方だ。
10年国債利回りは1.801%。
2年国債利回りは1.590%。
ドル円は108円台後半。
恐怖と欲望指数は67。
 
 
木曜の日経平均の寄り付きは157円高、終値162円高。
日足は実体が極小の十字線に近い足だが2日ぶりの陰線。
「トランプ大統領の「合意は大統領選挙の後でも」発言は単なる思いつきのコメント。
真にうけるべきではない」との報道を好感。
総額26兆円の経済対策への期待感も好材料。
OPECでの減産延期も好感された。
とはいえ上値は重かった。
ジャスダック平均は10連騰となったがマザーズ指数は下落。
東証1部の売買代金は2兆375億円と2兆円台。
値上がり1275銘柄、値下がり784銘柄。
新高値134銘柄。
新安値3銘柄。
騰落レシオは103.29。
NTレシオは13.61倍。
25日線(23273円)からは0.11%、200日(21663円)からは7.56%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.245% 。
買い方▲6.570%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.695%。
買い方▲11.916%。
売り比率は40.8%で3日連続の40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は5.2%。
日経HVは9.9、日経VIは15.44。
日経平均採用銘柄のPERは14.11倍。
EPSは1651円。
PBRは1.15倍。
BPSは20260円。
シカゴ225終値は大証日中比20円高の23330円。
高値23440円、安値23250円。
気学では「前日高かりし時は反落する日」。
月曜は「押し込んで戻す日」。
勝手雲の上限(23086円)は上抜けた。
週足陽線基準は23529円。
朝から福岡へタッチアンドゴー。
今年の福岡は4勝1敗、
5勝目に期待だ。
 
 
「投資のチカラ八策」。
 
(1)「踊らない。騒がない。慌てない。諦めない」
 
(2)自分の投資方針を持つ=他人シナリオに乗らない
 
(3)誰が一番得をするのか考える=マーケットだけではなく政治も経済も一緒
 
(4)クセを知る=銘柄・値動き・市場参加者のシナリオ
 
(5)見えないものには手を出さない=背伸びをした投資はしない
 
(6)「私」だけにいい話は絶対来ない=「もう一文の欲望心理」との戦い
 
(7)常識の範囲で考える=限界を知ることの重要性
 
(8)方向性・時間軸・値幅を考える=一番難しいのはタイミング
 
そのPART2。
 
(1)専門家は理路整然と間違えることが多い=「変」なことをそのまま鵜呑みにしない
 
(2)完全に正しい投資理論はない=誤解と錯覚から逃れる
 
(3)市場で重要なのは「心理」=比較多数のトレンドを読む
 
(4)世界マネーの中心のマインドで市場を見る=主人公は自分自身
 
(5)話題やニュースは追いかけない=勘(記憶の産物)と度胸(推理の産物)を重視する
 
(6)下がった銘柄は必ず見切る=ナンピン撲滅運動の奨め
 
(7)銘柄は増やさず、管理できるのは5銘柄まで=塩漬け撲滅運動の奨め
 
(8)誰にも覚られないよう静かに投資をする=「下って乱れず、上がって騒がす」
 
そしてPART3。
 
(1)株価を買わず株を買う、株価を売らず株を売る
 
(2)銘柄選択とタイミングの重要性は同等
 
(3)相場はリズムとスケジュールの産物
 
(4)動兆シグナルを見逃さない
 
(5)株価変動の因果関係はえてして逆に考えられる
 
(6)仮説の実証の継続が掌理への道
 
(7)政府資料は宝の宝庫
 
(8)企業には訴えたいメッセージがある
 
そしてPERT4
 
(1)「株価は景気の体温計」→「株価は欲望の血圧計」
 
(2)「株を買うのか株価を買うのか」
 
(3)「枝葉末節ではなく本質を」
 
(4)投資の前線で必要なのは完璧な準備と覚悟
 
(5)銘柄主義を貫くための方法論
   「常識的な報道規範とモラルを持ち、明確な未来予測図が描かれているか」。
   「社会に必要不可欠な存在と認められてもらえるかどうか」。
   「投資家が夢を感じられて好きになってもらえるかどうか」。
 
(6)売る人が多いから安い。買う人が多いから高い。
 
(7)相場は不連続と連続の反復→驚きが市場の餌になる
 
(8)体感リズムこそ本当の相場観
 
NYダウは28ドル高の27677ドル。
NASDAQは4ポイント高の8570イント。
S&P500は4ポイント高の3117ポイント。
ダウ輸送株指数は0.30ポイント高の10574ポイント。
SOX指数は0.37%上昇。
VIX指数は14.55。
3市場の売買高は半日取引で35.5億株(過去20日平均は68.6億株)。
225先物CME円建ては大証日中比20円高の23330円。
ドル建ては大証比日中比20円高の23330円。
大証夜間取引終値は日中比20円高の23330円。
ドル円は108.75円。
10年国債利回りは1.801%。
2年国債利回りは1.590%。
 
 
スケジュールを見てみると・・・。
 
 6日(金):家計調査、景気動向指数、米雇用統計、ミシガン大学消費者信頼感、消費者信用残高
週末:中国貿易収支
 9日(月):国際収支、GDP確定値、景気ウォッチャー調査
10日(火):マネーストック、工作機械受注、米FOMC、独ZEW景況感、中国生産者・消費者物価
11日(水):企業物価指数、法人企業時計景気予測調査、米パウエルFRB議長会見、消費者物価、財政収支
12日(木):機械受注、都心オフィス空室率、米生産者物価、下院会期末、ECB定例理事会、EU首脳会議、英国議会総選挙
13日(金):メジャーSQ、日銀短観、米輸出入物価、小売売上高、企業在庫
週末:対中関税第4弾発動期限、対米追加関税発動期限
 
【12月】(9勝4敗で勝率69.2%、1位)
 
9日(月)変化日
10日(月)FOMC、ノーベル賞受賞式
12日(木)EU首脳会議、ECB理事会、満月
13日(金)メジャーSQ、鬼宿日
18日(水)日銀金融政策決定会合
19日(木)ECB理事会
20日(金)米メジャーSQ、変化日
25日(水)年内受け渡し最終日、NY市場休場、変化日
26日(木)新月、金環日食、上げの特異日
30日(月)大納会
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
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(兜町カタリスト櫻井)

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