「争いの向こうに」

「争いの向こうに」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
景気回復への期待から金融、ハイテク、ヘルスケアなど幅広い銘柄が上昇。
引け30分に買いが膨らみ主要株価3指数は軒並み1%超の上となった。
NYダウとS&P500は終値ベースで最高値を更新。
ラッセル1000バリュー株指数は1.6%高。
年初からの上昇は10%超でラッセル1000グロース(成長)株指数よりも好調。
週間ではNYダウが1.4%高、S&Pが1.6%高。
NASDAQは0.6%安。
2月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比1%減少。
昨年4月以来の大幅なマイナスとなった。
市場予想は0.7%減だった。
寒波による経済活動の停滞などが響いた。
ただ「ワクチンの普及が後押しとなり、消費の落ち込みは一時的にとどまりそう」との見方。
独IFO業況指数は96.6と2019年6月以来の高水準。
市場予想の93.2を上回った。
中国国家統計局の1─2月の工業部門企業利益。
前年同期比179%増の1兆1140億元(約1703億1000万ドル)。
2019年の同時期との比較では72.1%増。
2年間の伸び率は平均で31.2%。
昨年12月は20.1%増だった。
10年国債利回りは1.674%。
2年国債利回りは0.140%。
ドル円は一時109.80円と10カ月ぶりの水準の円安トレンド。
ビットコインは4.5%高の5万3654ドル。
米WTI先物は2.41ドル(4.1%)高の60.97ドル。
SKEW指数は145.46
恐怖と欲望指数は40→52。

週末のNYダウは453ドル高の33072ドルと続伸。
高値は33098ドル。
上場率は1.39%。
NASDAQは161ポイント高の13138ポイントと続伸。
上昇率は1.24%。
S&P500は65ポイント高の3974ポイントと続伸。
上昇率は1.66%。
ダウ輸送株指数は327ポイント高の14605ポイントと続伸。
SOX指数は4.95%高の3106ポイントと続伸。
VIX指数は18.86と低下。
3市場の売買高は122.3億株(前日126.9億株、直近20日平均は136.7億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比315円高の29415円。
ドル建ては大証比日中比335円高の29435円。
ドル円は109.64円。
10年国債利回りは1.674%。
2年国債利回りは0.140%。

週末の日経平均は寄り付き339円高。
終値は446円高の29176円と続伸。
日足は2日連続の陽線。
上下にヒゲを伴う「小陽線」。
日経平均は週間で615円下落。
週足は2週連続で陰線。
TOPIXは続伸。
週間ベースで日経平均が2.1%安、
TOPIXが1.4%安。。
直近高値2013ポイントは射程圏。
東証マザーズ指数は6日ぶりに反発。
日経ジャスダック平均は続伸。
東証1部の売買代金は2兆8093億円(前日2兆7080億円)。
47日連続で2兆円超。
値上がり1781銘柄(前日1925銘柄)。
値下がり350銘柄(前日228銘柄)。
新高値83銘柄(前日37銘柄)。
新安値0銘柄(前日2銘柄)。
騰落レシオは130.63(前日117.86)。
NTレシオは14.70倍(前日14.69倍)。
6日連続で14倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩下がりの25日線(29409円)からは▲0.79%。
5日連続で下回った。
右肩上がりの75日線は28452円。
右肩上がりの200日線(25311円)からは△15.22%(前日△13.61%)。
右下がりの5日線(28896円)から△0.97%。
5日ぶりに上回った。
75日線で下げ渋って5日線を回復。
週足は12週線を割り込んだところで長い下ヒゲをつけた格好。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.229%(前日▲16.346%)。
買い方▲4.612%(前日▲6.102%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.160%(前日▲1.767%)。
買い方▲15.880%(前日▲18.175%)。
空売り比率は38.6%(5日ぶりに40%割れ:前日43.3%)。
空売り規制なしの比率は8.4%(前日8.8%)。
日経VIは21.43と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.91倍(前日22.54倍)。
前期基準では24.21倍。
EPSは1273円(前日1274円)。
225のPBRは1.34倍。
BPSは21773円(前日21765円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.36%(前日4.44%)。
配当利回りは1.62%。
東証1部全銘柄だと予想PERは25.08倍。
前期基準では25.39倍。
PBRは1.42倍。
ドル建て日経平均は267.01(前日263.60)。
東証1部単純平均株価は32円高の2505円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2190円。
東証1部時価総額は741兆円。
20日連続で700兆円超。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比315円高の29415円。
高値29435円、安値28775円。
225先物大証夜間取引終値は日中340円高の29440円。
気学では「人気に逆行して動く日」。
火曜は「数日来高続きの時は反落する」。
水曜は「下放れ突っ込みは買い。逆ならみおくるべし」。
木曜は「前場と後場と仕成を異にして動く日」。
金曜は「押し目買いの日。悪目にあるときは急伸する」。
ボリンジャーのマイナス1σが28901円。
プラス1σが29916円。
一目均衡の雲の上限は29401円。
3日連続で雲の中。
勝手雲の上限は29434円。
下限が29392円。
3日連続勝手雲の下。
勝手雲は明日白くねじれる。
RSIが55.33(前日48.20)。
RCIが29.67(前日35.99)。
権利配当付き最終日。

《今日のポイント3月29日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
   景気回復への期待から金融、ハイテク、ヘルスケアなど幅広い銘柄が上昇。
   引け30分に買いが膨らみ主要株価3指数は軒並み1%超の上となった。
   NYダウとS&P500は終値ベースで最高値を更新。
   SKEW指数は145.46
   恐怖と欲望指数は40→52。

(2)ダウ輸送株指数は327ポイント高の14605ポイントと続伸。
   SOX指数は4.95%高の3106ポイントと続伸。
   VIX指数は18.86と低下。
   3市場の売買高は122.3億株(前日126.9億株、直近20日平均は136.7億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比315円高の29415円。

(3)東証1部の売買代金は2兆8093億円(前日2兆7080億円)。
   新高値83銘柄(前日37銘柄)。
   新安値0銘柄(前日2銘柄)。
   騰落レシオは130.63(前日117.86)。
   NTレシオは14.70倍(前日14.69倍)。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)右肩下がりの25日線(29409円)からは▲0.79%。
   5日連続で下回った。
   右肩上がりの75日線は28452円。
   右肩上がりの200日線(25311円)からは△15.22%(前日△13.61%)。
   右下がりの5日線(28896円)から△0.97%。
   5日ぶりに上回った。
   75日線で下げ渋って5日線を回復。
   週足は12週線を割り込んだところで長い下ヒゲをつけた格好。

(5)空売り比率は38.6%(5日ぶりに40%割れ:前日43.3%)。
   空売り規制なしの比率は8.4%(前日8.8%)。
   日経VIは21.43と低下。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.229%(前日▲16.346%)。
   買い方▲4.612%(前日▲6.102%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.160%(前日▲1.767%)。
   買い方▲15.880%(前日▲18.175%)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは22.91倍(前日22.54倍)。
   EPSは1273円(前日1274円)。
   BPSは21773円(前日21765円)。

(8)ドル建て日経平均は267.01(前日263.60)。
   東証1部時価総額は741兆円。
   20日連続で700兆円超。
   
(9)ボリンジャーのマイナス1σが28901円。
   プラス1σが29916円。
   一目均衡の雲の上限は29401円。
   3日連続で雲の中。
   勝手雲の上限は29434円。
   下限が29392円。
   3日連続勝手雲の下。
   勝手雲は明日白くねじれる。
   RSIが55.33(前日48.20)。
   RCIが29.67(前日35.99)。
   権利配当付き最終日。

今年の曜日別勝敗(3月26日まで)

月曜7勝4敗
火曜7勝4敗
水曜6勝6敗
木曜7勝4敗
金曜4勝8敗

3月第3週の海外投資家動向。
現物4088億円の買い越し(3週連続の買い越し)。
先物1548億円の買い越し(5週ぶりに買い越し)。
合計5632億円の買い越し(2週連の買い越し)。

米中の体制争いの中で米バイデン大統領が打ち出してきた政策。
「米国の労働者や科学技術分野への投資を拡大」。
世界の2大強国の一方が明確に打ち出してきたことは評価されよう。
一方中国は「2025年」を目指して技術開発に余念がない。
日本にとって漁夫の利の材料はそうは言いながらも満載の感。

◇━━━ カタリスト━━━◇

三井化学(4183)・・・動兆

同社は汎用の石化中心からヘルスケア、自動車向け等の機能材料へシフト。
車向けの回復順調。
基盤素材も後半市況急改善。
半導体用フィルムやヘルスケアも堅調。
半導体製造用防塵カバーのペリクル、高機能エラストマーのタフマーに期待感。

(兜町カタリスト櫻井)

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