「上昇」

「世銀は2023年GDP成長率予測を3.0%→1.7%に下方修正」

「上昇」

火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
「FRBパウエル議長が講演で金利政策に言及しなかったことが買い安心感が拡大」。
微妙な解釈だ。
「誰もがFRBの発言の一言一句を聞き逃すまいとしている。
しかしパウエル氏は政策にほぼ触れなかった」という見方。
アマゾンが2.9%急伸。
NASDQ総合とS&P500の上昇寄与度トップとなった。
マイクロソフトが0.8%上昇。
今週は大手銀行を皮切りに、米主要企業の第4・四半期決算発表シーズンがスタートする。 
S&P500採用企業の第4四半期利益は前年比2.2%減少するとの見通し。
11月の卸売在庫は前月比1.0%増。
、前月発表された速報値から変わらず。
市場予想は改定なしだった。
10月は0.6%増。
11月の前年同月比は20.9%増。
家具、コンピュータ、専門機器、電気機器、金属、ハードウェア、機械などの在庫が増加。
一方、10月に0.5%増加していた自動車の在庫は横ばい。
11月の卸売売上高は0.6%減。
11月の販売ペースで在庫が全てはけるのに必要な期間は1.35カ月。
2020年6月以来約2年半ぶりの高水準となった。
10月は1.32カ月だった。
市場が注目しているCPIの伸びは前年前月比6.5%。
コアCPIの伸びは5.7%と予想されている。
2月FOMCで0.5%利上げ確率は75%。
2年国債と10年国債のイールドギャップはマイナス0.638%。
10年国債利回りは3.615%。
2年国債利回りは4.247%。
FRBによる2022年の積極利上げの影響でターミナルレートが5%を上回るとの見方が疑問視。
ドルは下落傾向。
世界銀行は最新の世界経済見通しで、2023年の世界実質国内総生産(GDP)成長率予測を1.7%に下方修正した。
「中央銀行の利上げの影響が拡大。
ロシアのウクライナでの戦闘や経済大国の低迷を背景に多くの国が景気後退に陥る可能性がある」との見方。
ゴールドマンはユーロ圏経済成長率予想を昨年11月時のマイナス0.1%からプラス0.6%に引き上げた。
背景は天然ガス価格の下落と中国の国境再開など。
ドル円は132円台前半。
WTI原油先物2月限は前日比前日比0.49ドル(0.66%)高の1バレル=75.12ドル。
SKEW指数は113.86→114.42→114.65。
恐怖と欲望指数は47→50。

火曜のNYダウは186ドル(0.56%)高の33704ドルと反発。
高値33726ドル、安値33421ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは101.62%(前日98.14%)
NASDAQは106ポイント(1.01%)高の10742ポイントと3日続伸。
高値107437ポイント、安値10589イント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは94.93(前日92.90%)
S&P500は27ポイント(0.70%)高の3919ポ゚イントと反発。
高値3919ポイント、安値3877ポイント。
サイイコロは5勝7敗。
騰落レシオは95.41%(前日91.69%)。
ダウ輸送株指数は37ポイント(0.26%)高の14055ポイントと3日続伸。
SOX指数は34ポイント(1.29%)高の2721ポイントと3日続伸。
VIX指数は20.58と低下。
3市場合算出来高は100.2億株(前日113.5億株、直近20日平均は109.1億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比95円高の26255円。
ドル建ては大証日中比125円高の26285円。
ドル円は132.25円。
10年国債利回りは3.615%。
2年国債利回りは4.247%。

「昨年の個人投資家は2年連続で買い越し」

週明け火曜の日経平均は寄り付き203円高。
終値は201円(△0.78%)高の26175円と3日続伸。
昨年11月24日までの3日続伸以来。
日足は2日ぶりにほぼ十字線の陰線。
28日に空いた窓は26447円→26354円。
29日に空いた窓は26199円→26126円。
大発会で空いた窓は26067円→25840円は埋めた。
10日に空けた窓は26034円→26132円。
TOPIXは5.12ポイント(△0.27%)高の1880ポイントと3日続伸。
プライム市場指数は2.66ポイント高の967.83と3日続伸。
東証マザーズ指数は10.93ポイント(△1.52%)高の731.41と3日続伸。
プライム市場の売買代金は2兆7554億円(前日は2兆5008億円)。
値上がり955銘柄(前日1054銘柄)。
値下がり809銘柄(前日696銘柄)。
新高値12銘柄(前日9銘柄)。
新安値26銘柄(前日59銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは83.67(前日81.12)。
木曜はプライム市場開設以来の低水準に落ち込んでいた。
NTレシオは13.92倍(前日13.85倍)。
13日連続で13倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
下向きの25日線(26967円)からは▲2.94%(前日▲3.98%)。
15日連続で下回った。
下向きの75日線は27218円。
15日連続で下回った。
横這いの200日線(27271円)からは▲4.03%(前日▲4.76%)。
14日連続で下回った。
上向きの5日線は25956円。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.241%(前日▲10.170%)
買い方▲10.573%(前日▲11.239%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.163%(前日▲4.541%)。
買い方▲27.010% (前日▲28.209%)。
空売り比率は47.1%(前日48.5%。14日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は9.7%(前日9.6%)。
日経VIは18.28(前日18.21)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.10倍(前日12.07倍)。
前期基準では12.91倍。
EPSは2163円(前日2151円)。
11月15日の過去最高水準は2238円。
225のPBRは1.09倍(前日1.09倍)。
BPSは24014円(前日23829円)。
10年国債利回りは0.500%(前日0.5000%)。
2日連続で日銀が12月に引き上げた長期金利の上限に達した。
2015年7月以来5年半ぶりの高水準。
日経平均の予想益回りは8.26%。
予想配当り利回りは2.41%。
プライム市場の予想PERは12.92倍。
前期基準では13.67倍。
PBRは1.11倍。
プライム市場の予想益回りは7.73%。
配当り利回り加重平均は2.63%。
プライム市場の単純平均は13円高の2345円
プライム市場の売買単価は2479円(前日2329円)。
プライム市場の時価総額は679兆円(前日677兆円)。
ドル建て日経平均は198.69(前日193.70)と4日ぶりに反発。
10日連続で200ドル割れ。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比95円高の26255円。
高値26290円、安値26065円。
週末の大証先物夜間取引終値は日中比100円高の26260円。
気学では水曜は「相場の分岐を司る重要日」。
木曜は「波乱あるも戻り売り」。
金曜は「上寄りは売り。下放れ買い」。
ボリンジャーのマイナス1σが26144円。
マイナス2σが25321円。
マイナス3σが24497円。
SQ週の荒れる水曜日。
12月メジャーSQ値は27576円。
前年末プラス基準は26094円。
年足陽線基準は26716円。

《今日のポイント1月11日》

(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
   10年国債利回りは3.615%。
   2年国債利回りは4.247%。
   ドル円は132円台前半。
   SKEW指数は113.86→114.42→114.65。
   恐怖と欲望指数は47→50。

(2)ダウ輸送株指数は37ポイント(0.26%)高の14055ポイントと3日続伸。
   SOX指数は34ポイント(1.29%)高の2721ポイントと3日続伸。
   VIX指数は20.58と低下。
   3市場合算出来高は100.2億株(前日113.5億株、直近20日平均は109.1億株)。
   シカゴ225先物円建ては大証日中比95円高の26255円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆7554億円(前日は2兆5008億円)。
   値上がり955銘柄(前日1054銘柄)。
   値下がり809銘柄(前日696銘柄)。
   新高値12銘柄(前日9銘柄)。
   新安値26銘柄(前日59銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは83.67(前日81.12)。
   木曜はプライム市場開設以来の低水準に落ち込んでいた。
   NTレシオは13.92倍(前日13.85倍)。
   13日連続で13倍台。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)下向きの25日線(26967円)からは▲2.94%(前日▲3.98%)。
   15日連続で下回った。
   下向きの75日線は27218円。
   15日連続で下回った。
   横這いの200日線(27271円)からは▲4.03%(前日▲4.76%)。
   14日連続で下回った。
   上向きの5日線は25956円。
   2日連続で上回った

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.241%(前日▲10.170%)
   買い方▲10.573%(前日▲11.239%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.163%(前日▲4.541%)。
   買い方▲27.010% (前日▲28.209%)。

(6)空売り比率は47.1%(前日48.5%。14日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は9.7%(前日9.6%)。
   日経VIは18.28(前日18.21)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.10倍(前日12.07倍)。
   EPSは2163円(前日2151円)。
   11月15日の過去最高水準は2238円。
   225のPBRは1.09倍(前日1.09倍)。
   BPSは24014円(前日23829円)。
   10年国債利回りは0.500%(前日0.5000%)。
   2日連続で日銀が12月に引き上げた長期金利の上限に達した。
   2015年7月以来5年半ぶりの高水準。

(8)プライム市場の単純平均は13円高の2345円
   プライム市場の売買単価は2479円(前日2329円)。
   プライム市場の時価総額は679兆円(前日677兆円)。
   ドル建て日経平均は198.69(前日193.70)と4日ぶりに反発。
   10日連続で200ドル割れ。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが26144円。
   マイナス2σが25321円。
   マイナス3σが24497円。
   SQ週の荒れる水曜日。
   12月メジャーSQ値は27576円。
   前年末プラス基準は26094円。
   年足陽線基準は26716円。

今年の曜日別勝敗(1月10日まで)

月曜0勝0敗
火曜1勝0敗
水曜0勝1敗
木曜1勝0敗
金曜1勝0敗

12月30日時点のQuick調査の信用評価損率は▲11.12%(前週▲12.47%)。
3週ぶりに好転。
12月30時点の信用売り残は1675億円減の6313億円。
3週連続で減少。
同信用買い残は575億円減の3兆3423億円。
3週ぶりに減少。
信用倍率は5.29倍(前週4.26倍)。
9月30日時点以来の5倍台。
12月30日時点の裁定売り残は391億円増の4989億円。
2週連続でで増加。
同裁定買い残は177億円増の3911億円。
5週ぶりに増加。
当限は売り残が210億円増の4475億円。
買い残が185億円増の2385億円。
翌限以降は売り残が181億円増の514億円。
買い残が7億円減の1525億円。

12月第4週(12月26日─12月30日)の週間海外投資家動向。
現物1782億円買い越し(5週ぶりに買い越し)。
先物4440億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計2658億億円売り越し(3週連続で売り越し)。
個人は現物307億円売り越し。
先物199億円買い越し。
合計108億円売り越し。
信託銀行は現物62億円売り越し。
先物1954億円買い越し。
合計1891億円売り越し。

12月第3週(12月19日─12月23日)の週間海外投資家動向。
現物2418億円売り越し(4週連続で売り越し)。
先物7684億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計1億103億円売り越し(2週連続で売り越し)。
個人は現物2788億円買い越し。
先物944億円買い越し。
合計3733億円買い越し。
信託銀行は現物419億円売り越し。
先物596億円買い越し。
合計177億円売り越し。

2022年の個人は年間で現物を6871億円の買い越し。
2021年の2811億円の2.4倍。
2008年の9820億円以来14年ぶりの大きさ。
そして遡及可能な1988年以降で初めて2年連続の買い越しとなった。
日経朝刊では「個人投資家の塩漬け株売却が一巡」との解釈。

世界銀行の「世界経済見通し」。
2023年の世界実質国内総生産(GDP)成長率予測を1.7%に下方修正した。
22年6月時点での予測は3.0%だった。
09年と20年の景気後退期を除くと、過去30年近くで最も低水準となる。
中央銀行の利上げの影響が拡大すること。
ロシアのウクライナでの戦闘や経済大国の低迷を背景に多くの国が景気後退に陥る可能性があるとの見方。
24年の世界成長率見通しは2.7%に加速する。
ただ22年見通しの2.9%を下回るとした。
20━24年の成長率は平均で2%を下回り、5年間の成長としては1960年以降で最も緩慢なペースになる。
米国の成長率予測は0.5%。
ユーロ圏を横ばいにそれぞれ引き下げた。
「経済状況が脆弱である以上、予想を超えるインフレやその対策としての急速な利上げ、新型コロナ感染再拡大、
地政学的緊張の高まりなど新たな逆風が生じると世界経済は景気後退に陥る」とコメント。
重い債務負担と弱い通貨、鈍い所得上昇、企業投資の鈍化を背景に特に厳しくなる見通しの新興市場や発展途上国は、
24年までの投資の伸びは3.5%と過去20年間のペースの半分にも満たなくなると予測。
中国の成長率は23年に4.3%に回復すると予測。
ただ、新型コロナ禍による混乱の深刻さと外需の弱まりで22年6月予測を0.9%ポイント下回っている。
日本の成長率は2022年3.4%、2023年1.0%、2024年0.7%。

《主な金融機関の2023年の米株式相場見通し》

23年末の株価   
ウェルズ・ファーゴ 4300~4500 減少
JPモルガン 4200 ▲9%
エバコアISI 4150 ▲7%
ゴールドマン・サックス 4000 横ばい
バンク・オブ・アメリカ 4000 ▲9%
シティグループ 3900 ▲3%
モルガン・スタンレー 3900 ▲8%

★22年11月末のヘッジファンドのパフォーマンス(トータル・リターン)

2022 過去5年平均(%)
HFRI 500 -26.1 4.8 
EQUITY HEDGE -11.2 4.3
EVENT DRIVEN -5.9 4.9
マクロ 14.3 5.6
RELATIVE VALUE 0.4 3.5
LOW BETA 3.0 3.5
ファンド・オフファンド -5.0 3.6
EHFI251(ユーレカ指数) -37 3.6

中東湾岸諸国のSWFの昨年、米国、欧州を含む西欧経済圏に新規に投資した額は516億ドル。
2021年実績の218億ドルの2.4倍となった。
中東湾岸諸国のSWFには運用規模で。1967年に設立されたADIA(運用額9930億ドル)を筆頭に、
1953年に設立されたクエート投資庁(KIA、7690億ドル)、
1971年に設立されたサウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF、6200億ドル)、
2005年に設立されたカタール投資庁(QIA、4500億ドル)、
2006年に設立されたドバイ投資会社(ICD、3000億ドル)、
1984年に設立されたアラブ首長国アブダビ政府の出資するムバダラ投資会社(Mubadala、2840億ドル)、
2018年に設立されたアブダビ政府系持株会社(ADQ、1570億ドル)、
2011年に設立されたイランのイラン国家開発基金(NDFI、930億ドル)、
2017年にブラックロックの助言を受けてサウジアラビアがした国家インフラ基金(NDF、930億ドル)、
2007年に設立されたエミレーツ投資庁(EIA、910億ドル)の10ファンドが上位運用額20ランキングに入った。

アラブ首長国連邦のSWFの規模は、ADIAの9930億ドルにADQ、Mubadala、EIA、Dubai World(420億ドル)、
Dubai Holding(350億ドル)の5ファンドを加えた運用額は1兆6000億ドルに達する。
アラブ首長国連邦の人工知能(AI)企業G42が昨年8月、新興国市場でのテクノロジー投資に絞った100億ドルのファンドを設定するなど拡大している。
ADIAは、10億ドル以上の投資を8件行った。
アクサグループの運用子会社として設立された後、2013年に独立したアーディアン・ファンド(60億ドル)、
ドイツの鉄道会社VTG AG(26億ドル)、
ソフトウエアのZendesk(25億ドル)、
ブラックストーンと共同でクライメート・テクノロジーズ(24億ドル)、
ベインキャピタルと共同でマーチャント・フリートを13億ドルで買収した。

★SWFと公的年金基金(PPF)の運用規模(単位:兆ドル)

SWG   PPF
2018 8.1 16.7
2019        9.1 18.3
2020     10.2 19.8
2021     11.5 22.1
2022           10.6         20.8
2025(予想)   12.6         24.6
2030(予想)   17.3         33.2
注:2022は2020年上半期 

★CDPQの純資産とリターンの推移

2022 2021 2020 2019 2018 2017
純資産(億ドル)3,040 3,320 2,870 2,620 2,270 2,380
リターン(%) -7.9 13.5 7.7 10.4 4.2 9.3

◇━━━ カタリスト━━━◇

アスタリスク(6522)・・・動兆

スマホに装着のバーコード・RFIDリーダー主力。
小売、自販機、物流に展開、業務効率化支援
バーコードリーダーが宅配業者向け専用機からスマホ搭載型へ代替で好調。
自販機向け赤外線通信リーダー拡大。米国は大手飲料案件契機に需要開拓。
前半低調も後半挽回し営業増益。

(兜町カタリスト櫻井)

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