「フルスロットル」

「フルスロットル」

「恐怖と欲望指数は39→27」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続落。
低調な米雇用統計を受け、景気が想定以上に急速に減速。
「FRBが今週のFOMCで利下げを見送ったことが誤りだったという懸念が強まった」との解釈。
ナスダック総合は7月に付けた高値から10%超下落し調整局面入り。
S&P500は約1.8%下落し、終値で6月4日以来の安値水準。
ダウとS&Pはともに、2日間としては昨年3月以来の大幅な下げ。
前日の22%から大幅に上昇した。
アマゾンは8.79%安。
インテルは26.06%安。
ともに前日引け後に示したさえない見通しが悪材料。
中小型株で構成するラッセル2000は3.52%安と3週間ぶりの安値水準。
この2日間では22年6月以来の大幅な下げを記録した。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)も3カ月ぶり安値水準。
2日間の下げは20年3月以来最大となった。
一方、アップルは0.69%高。
VIX(恐怖)指数は長期平均の20を上回り、一時23年3月以来の高水準となる29.66を付けた。
7月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比11万4000人増。
市場予想は17万5000人増(レンジ7万-22万5000人増)だった。
6月は20万6000人増から17万9000人増に下方修正された。
失業率は2021年9月以来約3年ぶりの高水準となる4.3%に上昇。
2023年4月は3.4%と、約50年ぶりの低水準だった。
時間当たり平均賃金は前月比0.2%上昇、
6月は0.3%上昇だった。
前年比は3.6%上昇で21年5月以来の低い伸び。
6月は3.8%上昇だった。
FRBが9月の次回会合で0.50%の利下げを決定するとの観測が台頭。
FRBは「後手に回っている」との見方も出ている。
6月の製造業新規受注は前月比3.3%減少。
減少率は5月の0.5%から拡大。
市場予想の2.9%以上に減少した。
航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は0.9%増。
前回発表は1.0%増だった。
非国防資本財の受注は22.5%減。
前回発表は22.4%減だった。
FRBが次回9月の会合で0.50%ポイントの利下げを実施する確率は69.5%。
国債利回りは急低下。
2年国債と10年国債の利回り格差はマイナス0.088%、
一時マイナス0.057%2022年7月以来の水準に縮小した。
10年国債利回りは3.792%。
5年国債利回りは3.614%。
2年国債利回りは3.873%。
ドル円は146円台半ば。
WTI原油先物9月限は2.79ドル(3.66%)安の73.52ドル。
ビットコインは2.74%安の6万2878ドル。
SKEW指数は136.69→132.23→139.65。
恐怖と欲望指数は39→27。
(昨年10月5日が20)。

週末のNYダウは610ドル(1.51%)安の39737ドルと続落。
高値40075ドル、安値38358ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは115,56(前日119.35)。
NASDAQは417ポイント(2.43%)安の16776ポイントと続落。
高値16920ポイント、安値16582ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは101.43(前日109.08)。
S&P500は100ポイント(1.84%)安の5346ポイントと続落。
高値5383ポイント、安値5302ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは114.33%(前日120.33%)。
週末のダウ輸送株指数は430ポイント(2.72%)安の15381ポイントと続落。
SOX指数は251ポイント(5.18%)安の4607ポイントと続落。
VIX指数は23.89(前日18.59)。
NYSEの売買高は13.14億株(前日11.92億株)。
3市場の合算売買高は147.5億株(前日141.5億株、過去20日平均は119.7億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比970円安の34950円。
ドル建ては900円安の35020円。
ドル円は146.54円。
10年国債利回りは3.792%。
2年国債利回りは3.873%。

週間ベースでNYダウは2.1%安、5週ぶり反落。
ナスダック総合指数は3.4%安、3週続落(累計8.8%下落)。
S&P500指数は1.9%安 3週続落(同4,8%下落)。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は9.7%安、3週続落(同20.2%下落)。

7月月間ベースでNYダウは4.4%高、2カ月続伸。
ナスダック総合指数は0.8%安、3カ月ぶり反落、
S&P500指数は1.1%高、3カ月続伸。
SOX指数は4.4%安、3カ月ぶり反落。

「それでも日経平均採用銘柄のEPSは2410円と連日の過去最高を更新」

週末の日経平均は寄り付き682円安。
終値は2216円(▲5.81%)安の35909円と大幅続落。
下落幅は1987年10月20日のブラックマンデー以来過去2番目。
高値37471円。
安値35880円。
日足は2日連続で陰線。
日中値幅は1591円(前々日1234円→前日1044円)。
日経平均は週間で1757円下落。
週足で3週連続で陰線。
3週間ともに4ケタ下落。
日経平均は2日連続で一目均衡の雲の下。
上限は38786円。
雲の下限は38250円。
12日は42102円→41754円にマド。
18日は41054円→40587円にマド。
25日は39096円→38557円にマド。
2日は37737円→37471円にマド。
TOPIXは166.09ポイント(▲6.14%)安の2537ポイントと続落。
下落幅はリーマンショック以降過去2番目の大きさ。
下落率は過去16番目。
25日線(2824ポイント)を2日連続で下回った。
2日連続で日足陰線。
16日は2923→2914にマド。
18日は2909→2893にマド。
25日は2791→2755にマド。
2日は2684円→2654にマド。
TOPIXコア30指数は続落。
プライム市場指数は85.56ポイント(▲6.15%)安の1306.06と続落。
東証スタンダード指数は続落。
東証グロース250指数は46.96ポイント(▲7.53%)安の576.29と続落。
指数発足以来最大の下落。
先物は一時サーキットブレーカーが発動された。
25日移動平均線からの乖離は▲11.97%(前日▲5.33%)。
プライム市場の売買代金は6兆6430億円(前日6兆832億円)。
売買高は29.70億株(前日25.71億株)。
値上がり14銘柄(前日97銘柄)。
値下がり1626銘柄(前日154銘柄)。
新高値3銘柄(前日40銘柄)。
新安値393銘柄(前日137銘柄)。
2日連続で3ケタ。
プライム市場の騰落レシオは82.15(前日90.05)。
東証グロース市場の騰落レシオは73.68(前日81.59)。
NTレシオは14.15倍(前日14.13倍)。
サイコロは3勝9敗で25.00%。
TOPIXは3勝9敗で25.00%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
下向きの25日線(39835円)から▲9.85%(前日▲4.92%)。
10日連続で下回った。
下向きの75日線は38962円。
2日連続で下った。
上向きの200日線(36858円)からは▲2.57%(前日△3.50%)。
330日ぶりに下回った。
下向きの5日線は38026円。
2日連続で下回った。
13週線は38890円。
26週線は38984円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.053%(前日▲17.290%)。
買い方▲15.931%(前日▲10.912%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲1.134%(前日▲6.117%)。
買い方▲30.362%(前日▲25.237%)。
空売り比率は42.4%(前日44.0%、10日連続で40%超)。
6月17日が45.9%だった。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.3%(前日9.7%)。
昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
日経VIは29.44(前日21.82)。
一時30.77まで上昇した。
日経平均採用銘柄のPERは14.90倍(前日15.83倍)。
前期基準では15.19倍。
EPSは2410円(前日2408円)。
7月11日の2401円を上回り連日の過去最高更新。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは8月1日2408円、7月11日2401円、3月4日2387円。
225のPBRは1.32倍(前日1.41倍)。
BPSは27204円(前日27039円)。
日経平均の予想益回りは6.71%。
予想配当り利回りは2.04%。
指数ベースではPERは19.56倍(前日20.72倍)。
EPSは1836円(前日1840円)。
PBRは1.83倍(前日1.95倍)。
BPSは19622円(前日19551円)。
10年国債利回りは0.955%(前日1.035%)。
プライム市場の予想PERは14.82倍。
前期基準では15.10倍。
PBRは1.26倍。
プライム市場の予想益回りは6.74%。
配当利回り加重平均は2.35%。
プライム市場の単純平均は163円安の2697円(前日は2861円)。
プライム市場の売買単価は2236円(前日2365円)。
プライム市場の時価総額は884兆円(前日939兆円)。
ドル建て日経平均は240.84(前日254.48)と続落。
週末のシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比970円安の34950円。
高値36745円、安値34355円。
大証夜間取引終値は日中比990円安の34800円。
気学では月曜は「上寄りすると下押しする日」。
火曜は「下放れたら買い。上放れたら見送り方針良し」。
水曜は「初め高いと後安の日。逆なら見送れ」
木曜は「初め強いと後安の日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
金曜は「変化日。後場の波動に注意肝要」。
ボリンジャーのマイナス1σが38366円。
マイナス2σが36898円。
マイナス3σが35430円。
週足のマイナス1σが37576円。
マイナス2σが362634円。
マイナス3σが34950円。

《今日のポイント8月5日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続落。
   10年国債利回りは3.792%。
   5年国債利回りは3.614%。
   2年国債利回りは3.873%。
   ドル円は146円台半ば。
   SKEW指数は136.69→132.23→139.65。
   恐怖と欲望指数は39→27。
   (昨年10月5日が20)。

(2)週末のダウ輸送株指数は430ポイント(2.72%)安の15381ポイントと続落。
   SOX指数は251ポイント(5.18%)安の4607ポイントと続落。
   VIX指数は23.89(前日18.59)。
   NYSEの売買高は13.14億株(前日11.92億株)。
   3市場の合算売買高は147.5億株(前日141.5億株、過去20日平均は119.7億株)。
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比970円安の34950円。

(3)プライム市場の売買代金は6兆6430億円(前日6兆832億円)。
   売買高は29.70億株(前日25.71億株)。
   値上がり14銘柄(前日97銘柄)。
   値下がり1626銘柄(前日154銘柄)。
   新高値3銘柄(前日40銘柄)。
   新安値393銘柄(前日137銘柄)。
   2日連続で3ケタ。
   プライム市場の騰落レシオは82.15(前日90.05)。
   東証グロース市場の騰落レシオは73.68(前日81.59)。
   NTレシオは14.15倍(前日14.13倍)。
   サイコロは3勝9敗で25.00%。

(4)下向きの25日線(39835円)から▲9.85%(前日▲4.92%)。
   10日連続で下回った。
   下向きの75日線は38962円。
   2日連続で下った。
   上向きの200日線(36858円)からは▲2.57%(前日△3.50%)。
   330日ぶりに下回った。
   下向きの5日線は38026円。
   2日連続で下回った。
   13週線は38890円。
   26週線は38984円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.053%(前日▲17.290%)。
   買い方▲15.931%(前日▲10.912%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲1.134%(前日▲6.117%)。
   買い方▲30.362%(前日▲25.237%)。

(6)空売り比率は42.4%(前日44.0%、10日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は10.3%(前日9.7%)。
   日経VIは29.44(前日21.82)。
   一時30.77まで上昇した。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.90倍(前日15.83倍)。
   前期基準では15.19倍。
   EPSは2410円(前日2408円)。
   7月11日の2401円を上回り連日の過去最高更新。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは8月1日2408円、7月11日2401円、3月4日2387円。
   225のPBRは1.32倍(前日1.41倍)。
   BPSは27204円(前日27039円)。
   日経平均の予想益回りは6.71%。
   予想配当り利回りは2.04%。
   指数ベースではPERは19.56倍(前日20.72倍)。
   EPSは1836円(前日1840円)。
   PBRは1.83倍(前日1.95倍)。
   BPSは19622円(前日19551円)。
   10年国債利回りは0.955%(前日1.035%)。

(8)プライム市場の単純平均は163円安の2697円(前日は2861円)。
   プライム市場の時価総額は884兆円(前日939兆円)。
   ドル建て日経平均は240.84(前日254.48)と続落。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが38366円。
   マイナス2σが36898円。
   マイナス3σが35430円。
   週足のマイナス1σが37576円。
   マイナス2σが362634円。
   マイナス3σが34950円。

今年の曜日別勝敗(8月2日まで)

月曜16勝9敗
火曜18勝12敗
水曜10勝19敗
木曜15勝16敗
金曜16勝13敗

週間ベースで日経平均株価は4.7%安、3週続落(累計12.8%下落)。
TOPIXは6.0%安、3週続落(同12.3%下落)。
東証プライム市場指数は6.0%安、3週続落(同12.3%下落)。
グロース250指数は10.4%安、3週続落(同14.9%下落)。
東証スタンダード市場指数は5.2%安、3週続落(同8.0%下落)。
東証グロース指数は9.6%安、3週続落(同13.8%下落)。
東証REIT指数は1.5%安、3週続落(同3.1%下落)。

7月月間ベースで日経平均株価は1.2%安、3カ月ぶり反落。
TOPIXは0.6%安、3カ月ぶり反落。
東証プライム市場指数は0.6%安、3カ月ぶり反落。
グロース250指数は2.0%安、2カ月ぶり反落。
東証スタンダード市場指数は0.8%安、2カ月ぶり反落
東証グロース指数は1.7%安、2カ月ぶり反落。
東証REIT指数は0.1%安、3カ月続落。

来週の決算発表予定。
5日123社、6日172社、7日218社、8日405社、9日836社。
決算佳境。
株価は安いが日経平均のEPSは1410円と連日で過去最高を更新。

早朝はヒグラシ、昼はミンミン、そして夕方はまたヒグラシ、夜は蟋蟀。
時にクツワムシやマツムシ。
季節は明らかに変わりつつあるし、空の気配は秋の空。
これを理解しないと相場に取り残されるような気がする。

米大統領選まで3ヶ月。
掉尾の一振まで4ヶ月。
いつか来た道、そしてまた栄光への道。
テクニカルは一気に底値圏水準。
ただ業績は過去最高水準。
このアンバランスが絶妙。

株式市場は同時に2つのことを考えられない場箚と、言うことがまたは証明た。
金利低下は景気の悪化なのに過去2年以上、気にしてきた。
実際のNY株式市場は金利上昇局面で上昇、金利低下局面で下落。
専門家の言う事の真逆だった。

2と5と8の法則なら32000円と35000円のレンジ。年初のスタート台水準は33000円台。
ちなみに今年の見通しは「8月反落」。

新大阪に向かった土曜日の朝。
2-3分間隔できっちりと動きたいました。
乗った新幹線は急病人救助のために新横浜駅を4分遅れで発車。
名古屋手前の三河安城を通過した時の社内アナウンスは「三河安城駅を予定通りに通過しました」。
300キロ程度と1時間余りの時間があるとはいえ、4分など容易に短縮できるらしい。
理由はたぶん「平時はフルスロットルで走っていないから」なのだろう。
「有事にはフルスロットルで走る」から時間を取り戻せたということ。
株式市場もそうかも知れない。
「平時はフルスロットルではなく、乱世はフルスロットル」。
だから売買エネルギーは増加する。
当たり前のことだが結構参考になった。

◇━━━ カタリスト━━━◇

良品計画(7453)・・・動兆

無印良品」で衣服、生活雑貨、食品を展開。
半数超が中国ほか海外店舗。
各店の個店経営を強化。
生活雑貨など様々な分野で新規開発商品を投入。

(兜町カタリスト櫻井)

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