「ビルダーバーグ会議の方が・・・・」

「ビルダーバーグ会議の方が・・・・」
 
今週はダボス会議。
その主催者の世界経済フォーラム(WEF)が今週発表したグローバルリスク報告書。
経済大国の間で生じている地政学的緊張などを理由に、世界経済が今後、逆風に直面する可能性を警告。
「ダボス会議が重苦しい雰囲気となる前兆」という解釈だ。
もっとも・・・。
今回は主要7カ国(G7)の首脳で参加するのは安倍晋三首相とメルケル独首相、コンテ伊首相の3人のみ。
トランプ米大統領と政府代表団の派遣は中止。
仏マクロン大統領とメイ英首相も欠席。
理由は黄色いベストとブレグジット。
ロシアとインドの首脳も欠席。
中国は習近平国家主席の代わりに王岐山国家副主席が参加する。
今回も「信頼感を醸成し、企業や投資家を安心させることを狙うだろう」とは言われる。
しかしダボス会議の位置づけは低下しよう。
ただ安倍首相はG20議長、つまりホスト国としての根回しをダボスで行うという役割があるということだろう。
むしろ、これからはビルダーバーグ会議の方に注目すべきかもしれない。
残念ながらビルダーバーグ会議は欧州と北米だけに参加資格がある。
安倍首相は参加できない。
 
「2019年に入りわずか2週間程度で異例の経済・市場見通し変更を行う証券会社が相次ぐ」との報道。
☆JPモルガン証券:世界経済成長率3.0%⇒2.9%。
          米GDP成長率2.4%⇒2.3%。
          ユーロ圏GDP成長率1.8%⇒1.4%。

☆シティグループ証券:利上げタイミング3・6月⇒6・9月

☆ゴールドマンサックス証券:ドル円相場 1ドル=108円⇒1ドル=105円
              予想EPS成長率(19年度)4.9%⇒3.1%。
              日経平均株価(今後12カ月)23000円⇒22000円。
 
 
(櫻井)

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