「ヒジュラ暦は年末年始」

 
「ヒジュラ暦は年末年始」
 
 
週末のNY株式市場でNYダウは小幅高、NASDAQは小幅反落。
S&P500は横ばいとマチマチ。
3市場の売買高は78.3億株。
直近20日間平均の101億株から大きく減少した。
「しばらくは様子見ムード」という見方だ。
週間ではNYダウが1.8%、NASDAQが0.1%、S&Pが0.6%上昇。
コロナワクチンを開発する独キュアバックがNASDAQに上場。
初日の取引は約249%高の55.90ドルで終了。
7月の小売売上高は前月比1.2%増と6月から大きく減速。
市場予想の1.9%増も下回った。
週600ドルの失業給付上乗せ措置が7月末に失効。
「小売統計は7月よりも8月分が大きく懸念されている」との警戒感が拡大。
鉱工業生産統計は製造業生産が3.4%増加。
市場予想を上回った。
ただ依然としてコロナ禍前の水準を下回っている。
8月の消費者信頼感指数(速報値)は72.8と前月の72.5から小幅上昇。
10年国債利回りは0.709%。
2年国債利回りは0.147%。
ドルは下落し週間で8週連続安。
ドルの8週連続安は2010年6月以降で最長となった。
ドルは対円で0.3%安の106.60円。
ただ週間上昇率は2カ月ぶりの大きさだった。
SKEW指数は136.82。
恐怖と欲望指数は72→72。
 
週間ベースでNYは1.8%高、2週続伸(累計5.7%上昇)。
NASDAQは0.1%高、3週続伸(同6.3%上昇)。
S&P500は0.6%高、3週続伸(同4.9%上昇)。
 
週末の日経平均は寄り付き74円高。
終値39円高の23289円と4日続伸。
日足は4日ぶりの陰線。
日中値幅は約115円と動きの乏しい週末。
「1月16日の70円、14日の108円以来」との指摘がある。
6日続落で約1200円下落した後の4日続伸で週間では959円高。
週足は2週連続陽線。
TOPIXは反落。
新興2指数は上昇。
東証1部の売買代金は2兆271億円と5日連続で2兆円超。
ただSQの売買を斟酌すれば実質2兆円割れ。
値上がり818銘柄(前日1478銘柄)。
値下がり1276銘柄(前日615銘柄)。
新高値67柄(前日63銘柄)。
新安値0銘柄(前日0銘柄)。
新安値ゼロは2日連続。
騰落レシオは96.51(前日96.44)。
6月29日以来33日連続の2ケタ。
NTレシオは14.35倍(前日14.31)。
2日連続で上昇。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(22615円)からは△2.98%。
4日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は21869円。
1日50円程度の上昇だから200日線を上抜くのは8月19日か20日。
ちょうどイスラムヒジュラ暦の新年の時期。
横ばって来た200日線(21998円)から△5.87%。
水曜に25日線を上抜いた右肩上がりの5日線(22892円)から△1.73%。
4日連続で上回った。
22874円と23111円の窓は空いたまま。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.771%(前日▲18.595%)。
買い方▲8.068%(前日▲8.316%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲28.534%(前日▲24.776%)。
買い方▲16.979%(前日▲17.664%)。
空売り比率は40.0%(4日ぶりの40%超:前日38.0%)。
空売り規制なしの比率は8.6%。
8月第1週の海外投資家売買動向は現物1791億円買い越し、先物1715円売り越し。
合計76億円の買い越し。
前週の7262億円売り越しから大きく反転。
日経HVは18.9、日経VIは21.10。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.08倍(前日21.79倍)。
前期基準では18.27倍。
EPSは1054円(前日1066円)。
7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
暫定PERは22.07倍。
計算上のEPSは1055円。
225のPBRは1.10倍。
BPSは21172円(前日21136円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.53%(前日4.59%)。
配当利回りは1.96%。
東証1部全銘柄だと予想PERは23.99倍。
前期基準では19.52倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.22倍。
ドル建て日経平均は218.00(前日217.98、12月13日が219.64)。
昨年12月の219.64がターゲット。
東証1部単純平均株価は68銭高の2142円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1920円(前日1812円)。
東証1部の時価総額は619兆円(前日619兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比140円安の23140円。
高値23340円、安値23050円。
大証夜間取引終値は日中比140円安の23140円。
気学では「戻り売り方針の日。但し急落したら利入れせよ」。
火曜は「押し込むと小底入れをみる日。突っ込みあれば買い」。
水曜は「押し目買いの日。後場にかけて高きことあり」。
木曜は「軟弱日。戻り売り方針良し」。
金曜は「戻り売り方針の日。高値を見ても翌日弱し」。
ボリンジャーは拡散。
プラス1σが22938円。
プラス2σが23260円。
プラス2σがサポートという異例の状態。
プラス3σが23583円。
一目均衡の雲の上限が22356円。
9日連続で雲の上。
勝手雲の上限は22337円で下限は22213円。
4日連続で雲の上。
黒くねじれた勝手雲は19日に白くねじれる。
RSIが58.65。
RCIが81.32。
8月SQ値23350円は「幻」で1敗。
月が23744円、1月が23857円だった。
2月21日の23378円がどうしても欲しい。
「スタジオジブリの呪い」はなさげ。
アノマリー的には「お盆の週に上昇すれば8月月足陽線。
お盆の週に下落なら月足陰線」。
実質GDPは年率27.8%減で着地。
市場予想は27.1%だった。
「通過」ということだろうか。
 
 
《今日のポイント8月17日》
 
(1)米3市場の売買高は78.3億株。
   直近20日間平均の101億株から大きく減少した。
   ダウ輸送株指数は73ポイント高10963ポイントと反発。
   SOX指数は0.07%安と続落。
   VIX指数は22.05。
 
 
(2)新高値67柄(前日63銘柄)。
   新安値0銘柄(前日0銘柄)。
   新安値ゼロは2日連続。
   新安値ゼロを尊重したい局面。
   見る場所によって相場観は変わる。
 
(3)右肩上がりの25日線(22615円)からは△2.98%。
   4日連続で上回った。
   右肩上がりの75日線は21869円。
   1日50円程度の上昇だから200日線を上抜くのは8月19日か20日。
   ちょうどイスラムヒジュラ暦の新年の時期。
   横ばって来た200日線(21998円)から△5.87%。
   水曜に25日線を上抜いた右肩上がりの5日線(22892円)から△1.73%。
   4日連続で上回った。
   12日高値22874円と13日安値23111円の窓は空いたまま。
 
 
(4)騰落レシオは96.51(前日96.44)。
   6月29日以来33日連続の2ケタ。
   NTレシオは14.35倍(前日14.31)。
   2日連続で上昇。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。
 
 
(5)空売り比率は40.0%(4日ぶりの40%超:前日38.0%)。
   8月第1週の海外投資家売買動向は現物1791億円買い越し、先物1715円売り越し。
   合計76億円の買い越し。
   前週の7262億円売り越しから大きく反転。
 
(6)日経平均採用銘柄の予想PERは22.08倍(前日21.79倍)。
   EPSは1054円(前日1066円)。
   7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
   暫定PERは22.07倍。
   計算上のEPSは1055円。
 
(7)ドル建て日経平均は218.00(前日217.98、12月13日が219.64)。
   昨年12月の219.64がターゲット。  
   年初来高値は1月20日の218.56。
 
(8)ボリンジャーは拡散。
   プラス1σが22938円。
   プラス2σが23260円。
   プラス2σがサポートという異例の状態。
   プラス3σが23583円。
 
 
(9)8月SQ値23350円は「幻」で1敗。
   2月が23744円、1月が23857円だった。
   2月21日の23378円がどうしても欲しい。
   金曜夜の「スタジオジブリの呪い」はなさげ。
   週初のNYダウは5月18日以降先週まで13週連続高。
   この記録を意識するかどうかが課題。
   アノマリー的には「お盆の週に上昇すれば8月月足陽線」。
 
★曜日別勝敗
(8月14日まで)

月曜14勝14敗
火曜17勝13敗
水曜14勝16敗
木曜13勝18敗
金曜14勝16敗
 
週末のNYダウは34ドル高の27931ドルと反発。
NASDAQは23ポイント安の11019ポイントと3日ぶりの反落。
S&P500は0.58ポイント安の3372ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は73ポイント高10963ポイントと反発。
SOX指数は0.07%安と続落。
VIX指数は22.05。
3市場の売買高は78.3億株とさらに減少(過去20日平均は101億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比140円安の23140円。
ドル建ては大証日中比125円安の23155円。
ドル円は106.53円。
10年国債利回りは0.709%。
2年国債利回りは0.147%。
 
土曜の日経朝刊は14日時点の「決算ダッシュボード」。
見出しは「98%が発表終了」。
売上高は18%減で09年第3四半期以来の2ケタ減収。
純利益は57%減で7四半期連続で前年同期比を下回った。
主要企業の決算は通過。
ココからは中小型株の業績と材料中心の相場になってくる。
 
ちなみに昨年の同時期。

4→6月期決算集計状況。
全体の99.8%が通過した。
4→6月期売上高は△0.9%、同経常利益は▲4.7%、同純利益は▲14.7%。
通期売上高は△1.7%、同経常利益は▲1.8%、同純利益▲2.6%。
 
8月第1週の海外投資家売買動向は現物1791億円買い越し、先物1715円売り越し。
合計76億円の買い越し。
前週の7262億円売り越しから大きく反転。
 
東京株式市場では日経平均株価が4連騰。
世界的な金融緩和で生じたリスクマネーが絶え間なく流入。
コロナ・ショック後のピーク水準更新。
日経平均は2月の高値24115円から3月の安値16358円までの下落幅(7753円)の約9割を埋め戻した。
週間ベースで日経平均株価は4.2%高。
TOPIXは5.0%高。
ともに2週続伸。
東証マザーズ指数は1.4%高。
日経ジャスダック平均は1.0%高。
東証2部指数は1.8%高。
東証REIT指数は0.8%高。
それぞれ2週続伸。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
JTOWER(4485)・・・動兆
 
JTOWERに注目する。
同社は国内外で通信インフラシェアリングを展開。
独自の技術でキャリア各社の屋内通信設備を共用化するインフラシェアリングが急成長中 
屋内設備共用化が拡大。
22年3月期に本格開始予定の5G共用設備準備やローカル5G事業化に期待。
 

(兜町カタリスト櫻井)

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