「パウエル議長の露払いで下落」

「パウエル議長の露払いで下落」

木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
前半はテスラなどの好調な企業業績を反映して上昇展開。
FRBパウエル議長が「5月FOMC0.5%の利上げが検討される」と発言。
序盤の上昇分を吐き出した。
アルファベット、アマゾンなど大型グロース株が売られた。
メタ・プラットフォームズは6.2%下落。
過去2日間の下落率は13.5%。
ネットフリックスは3.5%下落。
時価総額が2018年1月以降で初めて1000億ドルを下回った。
週間新規失業保険申請件数は前週比2000件減の18万4000件。
市場予想は18万件だった。
フィラデルフィア連銀業況指数は17.6と3月の27.4から低下。
市場予想は21.0だった。
国債利回りは上昇。
10年国債利回りは2.907%。
2年国債利回りは2.673%。
FF金利先物市場では5月FOMCから3回連続で0.5%の利上げ実施を織り込み始めた。
ドル円は128円台前半。
WTI原油5月物は1.60ドル(1.6%)高の103.79ドル。
一時105.42ドルまで上昇した。
ビッドコインは10ドル高の41245ドル。
SKEW指数は134.18→132.72。
恐怖と欲望指数は46→38。

木曜のNYダウは368ドル(1.05%)安の34792ドルと3日ぶりに反落。
高値35492ドル、安値34723ドル。
サイコロは5勝7敗。
NASDAQは278ポイント(2.07%)安の13174ポイントと続落。
高値13678ポイント、安値13426ポイント。
サイコロは3勝9敗。
S&P500は66ポイント(1.49%)安の4393ポイントと続落。
高値4512ポイント、安値4384ポイント。
サイコロは3勝9敗。
ダウ輸送株指数は54ポイント(0.35%)安の15409ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は2.58%高の3051ポイントと続落。
VIX指数は22.68。
3市場の売買高は122.7億株(前日は108.5億株、直近20日平均116.5億株)。
225先物CME円建ては大証日中比365円安の27155円。
ドル建ては大証日中比335円高の27185円。
ドル円は128.39円。
10年国債利回りは2.907%。
2年国債利回りは2.673%。

「25日線回復」

木曜の日経平均は寄り付き42円高。
終値は335円(△1.23%)高の27553円と3日続伸。
日足は2日連続で陽線。
日中値幅2日続けて323円のあとに328円。
配当落ち前の28252円は遠まだ遠い。
4月SQ値27122円は2日連続で上回った。
TOPIXは12.85ポイント(△0.67%)高の1928ポイントと3日続伸。
プライム市場指数は9ポイント高の991.69。
東証マザーズ指数は0.85%安と6日続落。
プライム市場の売買代金は2兆5187億円(前日2兆6945億円)。
値上がり1242銘柄(前日1267柄)。
値下がり528銘柄(前日521銘柄)。
新高値41銘柄(前日43銘柄)。
新安値18銘柄(前日24銘柄)。
日経平均の騰落レシオは106.00(前日105.38)。
NTレシオは14.29倍。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(27371円)からは△0.66%(前日▲0.30%)。
4日ぶりに上回った。
下向きの75日線は27176円。
2日連続で上回った。
下向きの200日線(28119円)からは▲2.01%(前日▲3.23%)。
69日連続で下回った。
上向きの5日線は27129円。
3日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.073%(前日▲12.578%)。
買い方▲10.566% (前日▲10.925%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△2.908%(前日△2.658%)。
買い方▲28.172% (前日▲28.795%)。
空売り比率は41.7%(前日44.4%。21日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.7%(前日7.4%)。
日経VIは21.47(前日21.64)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.19倍(前日13.12倍)。
2日連続で13倍台。
前期基準では17.07倍。
EPSは2088円(前日2074円)。
225のPBRは1.23倍。
BPSは22400円(前日22309円)
日経平均の益回りは7.58%。
10年国債利回りは0.245%。
プライム市場の予想PERは14.17倍。
前期基準では18.45倍。
PBRは1.23倍。
プライム市場の単純平均は20円高の2427円。
プライム市場の売買単価は2447円(前日2350円)。
プライム市場の時価総額は701兆円(前日696兆円)。
ドル建て日経平均は215.01(前日211.47)。
木曜のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比365円安の27155円。
高値27755円、安値27135円。
大証先物夜間取引終値は日中比390円高の27130円。
気学では「下寄り買い。上寄り売りの日」。
月曜は「気味が悪くても突込売りは見送り。悪目買い狙え」。
火曜は「不時の高下を見る日。押し目買い方針良し」。
水曜は「吹き値売り方針の日」。
木曜は「目先の大底をつくることあり」。
ボリンジャーのプラス1σが27909円。
マイナス1σが26832円。
マイナス2σが25755円。
週足陽線基準は26799円。
前週終値は27093円。

《今日のポイント4月22日》

(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
   10年国債利回りは2.907%。
   2年国債利回りは2.673%。
   ドル円は128円台前半。
   SKEW指数は134.18→132.72。
   恐怖と欲望指数は46→38。

(2)ダウ輸送株指数は54ポイント(0.35%)安の15409ポイントと3日ぶりに反落。
   SOX指数は2.58%高の3051ポイントと続落。
   VIX指数は22.68。
   3市場の売買高は122.7億株(前日は108.5億株、直近20日平均116.5億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比365円安の27155円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆5187億円(前日2兆6945億円)。
   値上がり1242銘柄(前日1267柄)。
   値下がり528銘柄(前日521銘柄)。
   新高値41銘柄(前日43銘柄)。
   新安値18銘柄(前日24銘柄)。
   日経平均の騰落レシオは106.00(前日105.38)。
   NTレシオは14.29倍。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)上向きの25日線(27371円)からは△0.66%(前日▲0.30%)。
   4日ぶりに上回った。
   下向きの75日線は27176円。
   2日連続で上回った。
   下向きの200日線(28119円)からは▲2.01%(前日▲3.23%)。
   69日連続で下回った。
   上向きの5日線は27129円。
   3日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.073%(前日▲12.578%)。
   買い方▲10.566% (前日▲10.925%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△2.908%(前日△2.658%)。
   買い方▲28.172% (前日▲28.795%)。

(6)空売り比率は41.7%(前日44.4%。21日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は7.7%(前日7.4%)。
   日経VIは21.47(前日21.64)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.19倍(前日13.12倍)。
   2日連続で13倍台。
   EPSは2088円(前日2074円)。
   225のPBRは1.23倍。
   BPSは22400円(前日22309円)
   日経平均の益回りは7.58%。
   10年国債利回りは0.245%。

(8)プライム市場の単純平均は20円高の2427円。
   プライム市場の時価総額は701兆円(前日696兆円)。
   ドル建て日経平均は215.01(前日211.47)。

(9)ボリンジャーのプラス1σが27909円。
   マイナス1σが26832円。
   マイナス2σが25755円。
   週足陽線基準は26799円。
   前週終値は27093円。

今年の曜日別勝敗(4月21日まで)

月曜6勝7敗
火曜8勝8敗
水曜9勝6敗
木曜8勝8敗
金曜7勝8敗

4月第2週の週間海外投資家動向。
現物863億円買い越し(3週連続で買い越し)。
先物3億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計866億円買い越し(2週連続で買い越し)。
個人は現物178億円、先物370億円売り越し。
合計192億円の売り越し。
信託銀行は現物2699億円売り越し。
先物389億円買い越し。
合計2309億円の売り越し。

4月第1週の週間海外投資家動向。
現物6857億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物697億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計6139億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物2951億円、先物806億円の買い越し。
合計3757億円の買い越し。
信託銀行は現物4930億円売り越し。
先物166億円買い越し。
合計4764億円の買い越し。

3月第5週の週間海外投資家動向。
現物3603億円買い越し(6週ぶりに買い越し)。
先物1兆1944億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
合計8340億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
個人は現物915億円、先物553億円の買い越し。
合計1469億円の買い越し。
信託銀行は現物1787億円売り越し。
先物8380億円買い越し。
合計6592億円の買い越し。

サイレント期間入りを前にしたFRBのパウエル議長の発言。
「5月3─4日のFOMCで0.5%の利上げが検討される」。
今回はブレイナード理事ではなく、議長本人が矢面にたってのプレゼンス。
国際通貨基金(IMF)の会合という絶妙なタイミングだった。
「金融政策の引き締めによってモノやサービスの需要が抑制され、企業の採用意欲が低下。
結果として持続不可能なほど過熱した賃金の上昇が抑制されることを期待している」。
明るさも暗さも感じられるコメント。
無理に持続可能を持ち出したところがやや迎合的だった。
「われわれの目標はツールを活用して需給を同調させることだ」ともした。
もっとも・・・。
これでGWウィークの休暇中にとんでもないサプライズが起こる可能性は減った。
あるいは3月のように「0.5%利上げは織り込み済」で通過。
混沌払拭で事前のみそぎも通過。
スッキリする可能性も出てきた。
通常は非当事者がアレコレ詮索するから市場は時としておかしな方向へむかうものだ。

長年棲息している株式市場だが不思議なことは結構ある。
例えば、一部の市場関係者からは「政策が悪い」という論調を聞くことがある。
20世紀からいつの時代でも政策不満。
昔は「補正予算の真水の部分が少ない」というような論調が多かった。
「消費税を上げたら株が下がる」という時は首肯できたが、それでも不平不満のはけ口が永田町と霞が関に向く傾向。
当事者能力がほとんどないのだから不毛の議論なのだが床屋政談のように繰り返される。
問題は対抗策があるのかないのかなのだと思うが対案が語られることは滅多にない。
国家観などほとんど伺われずに、単に鬱憤のはけ口。
欲しいのは実行可能な対案だろう。
大衆の意見を代弁しているポピュリズムにも見えるが、かといってフイールドワークをしている訳でもない。
単に個人的感想の世界にしか聞こえない。
もっとも無責任な「政治批判」だけが横行しているのは株式市場だけではないのだろうが・・・。
加えれば・・・。
自分の専門の株式市場とはほとんど縁のない話題、あるいは結果の見えない夢想的分析については結構能弁に語られる。
コロナやウクライナなどが好事例だろう。
不毛地帯の議論が続くとすれば、市場の未来は明るくなくなる。
必要なのは株式市場に生息している自分は何をどうすべきなのか。
傍観者的感想ではなく主体としての実行案だ。
まあ、自分を含めて売名行為や縄張り争い、上昇志向や地位保全、銭ゲバや守銭奴が時折横行する場所。。
理想の実現は無理なのかも知れない。

◇━━━ カタリスト━━━◇

IGS(4265)・・・動兆

企業、学校などに向け教育支援、人材開発ツールをクラウド提供。
育成から評価の一貫サービスが特色。
教育のデジタル化が追い風。
企業の既存顧客の契約継続堅調。
人材開発ツールが拡大基調。
好業績。

(兜町カタリスト櫻井)

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