「キーワードは倍返し」
火曜のNY株式市場で主要3指数はまたマチマチの動き。
議会はようやく9000億ドル規模の追加経済対策を可決。
しかし新型コロナウイルスの変異種を巡る懸念や冴えない経済指標が重石。
NYダウとS&P500は下落。
一方、NASDAQは反発し終値ベースの史上最高値を更新。
背景はアップルの2.8%高。
同社が2024年に自社開発の最先端電池を搭載した乗用車の製造開始を目指していると報道を好感した。
「2020年は、新型コロナを巡る懸念と今後の景気回復を見据えた楽観的な見方が交錯。
市場のボラティリティーが高まり、S&P500の1日の騰落率が2%以上となった回数が40を超えた。
これは過去10年余りで最多。
市場がある時点で年初来30%下落していた状況から年末に上昇して終わるのは史上初めてのこと」との声もある。
小型株のラッセル2000も過去最高値を更新した。
CB消費者信頼感指数は88.6と前月の92.9から予想外に低下。
8月以来の低水準となった。
低下は2カ月連続。
新型コロナウイルス感染抑制策の強化を受けた労働市場の悪化を反映。
景気回復が勢いを失っていることが改めて示された。
市場予想は97.0。
感染拡大前の2月の同指数は132.6だった。
11月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は、年率換算で前月比2.5%減の669万戸。
6カ月ぶりにマイナス。
市場予想は1.0%減の670万戸
11月の前年同月比は25.8%増だった。
労働力人口の21.8%が在宅勤務。
在宅オフィスや在宅学習のために広い家を求め郊外や人口が少ない地域に人が移っている。
米国の30年固定住宅ローン金利は平均約2.67%。
統計を開始した1971年以降最も低い水準。
また一戸建て住宅の建設は2007年4月以来の高水準だ。
第3四半期の実質GDP確報値(季節調整済み)は年率換算で前期比33.4%増。
政府が統計を始めた1947年以降で最大の伸びとなった。
改定値の33.1%増から小幅に上方修正。
10年国債利回りは0.921%。
2年国債利回りは0.118%。
ドル円は103円台後半。
SKEW指数は146.27。
23日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は63→60。
火曜のNYダウは200ドル安の300156ドルと反落。
NASDAQは65ポイント高の12807ポイントと反発。
S&P500は7ポイント安の3687ポイントと3日続落。
ダウ輸送株指数は25ポイント安の12459ポイントと3日続落。
SOX指数は0.12%安の2743ポイントと3日続落。
VIX指数は24.16と低下。
3市場の売買高は110.2億株。
(前日116億株。過去20日平均は116.2億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比215円高の26555円。
ドル建ては大証日中比245円高の26585円。
ドル円は103.63円。
10年国債利回りは0.921%。
2年国債利回りは0.118%。
火曜の日経平均は寄り付き155円安。
大引け前に一時350円近く下落してから終値278円安の26436円と3日続落。
日足は2日連続陰線。
「8日終値26467円を割り込んで下値試しの形勢」との見方だ。
「この下は13週線(25003円)」という声もある。
TOPIXは続落。
東証33業種は全部マイナス。
東証マザーズ指数は続落。
日経ジャスダック平均は3日続落。
東証1部の売買代金は2兆320億円(前日2兆153億円)。
38日連続の2兆円超。
値上がり141銘柄(前日842銘柄)。
値下がり2018銘柄(前日1287銘柄)。
2000銘柄超は3月の頃の数で3月19日が2138銘柄だった。
(値上がり22銘柄)。
あの時は新安値が1722銘柄、新高値はゼロだった(3月13日)。
新高値12銘柄(前日45銘柄)。
新安値28銘柄(前日19銘柄)。
騰落レシオは92.65(前日104.53)。
NTレシオは15.01倍(前日14.93倍)。
8日ぶりに15倍台。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
右肩上がりの25日線(26490円)からは▲0.21%。
34日ぶりに下回った。
前回割れたときは11月2日までの4日間だった。
右肩上がりの75日線は24603円。
右肩上がりの200日線(22445円)からは△17.78%(前日△19.16%)。
8日連続▲20%割れ。
右肩下がりの5日線(26695円)から▲0.97%。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.225%(前日▲17.875%)。
買い方▲9.256%(前日▲7.048%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.786%(前日▲10.155%)。
買い方▲22.450%(前日▲19.060%)。
空売り比率は39.6%(10日連続の40%割れ:前日38.6%)。
空売り規制なしの比率は6.7%(前日6.5%)。
12月18日時点の信用売り残は123億円増の9103億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は86億円増の2兆5032億円。
2週ぶりに増加。
2兆円台は32週連続。
金額ベースでの信用倍率は2.75倍(前週は2.77倍)。
日経VIは22.25と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは24.60倍(前日24.92倍)。
前期基準では19.70倍。
EPSは1074円(前日1072円)。
225のPBRは1.18倍。
BPSは22403円(前日22449円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.07%(前日4.01%)。
配当利回りは1.76%。
東証1部全銘柄だと予想PERは26.89倍。
前期基準では21.36倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.28倍。
ドル建て日経平均は255.62(前日258.21)。
東証1部単純平均株価は46円安の2292円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は1894円(前日1933円)
東証1部時価総額は670兆円(前日680兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比215円高の26555円。
高値26590円、安値26305円。
225先物大証夜間取引終値は日中比170円高の26510円。
気学では「変化日にして、意外の仕成りを見せることあり」。
木曜は「大いに高いと翌日安し」。
金曜は「高日柄なれど、前日来高き時は利入れ方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが26870円。
プラス2σが27249円。
一目均衡の雲の上限が24577円。
35日連続で雲の上。
勝手雲の上限は26600円。
35日ぶりに勝手雲の中。
勝手雲の下限は26195円。
RSIが37.69(前日46.99)。
RCIが52.47(前日53.57)。
11月24日のマドは26159円ー25555円。
25日線割れは上昇へのすくみと見たい
《今日のポイント12月23日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数はまたマチマチの動き。
NYダウとS&P500は下落。
一方、NASDAQは反発し終値ベースの史上最高値を更新。
SKEW指数は146.27。
23日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は63→60。
(2)ダウ輸送株指数は25ポイント安の12459ポイントと3日続落。
SOX指数は0.12%安の2743ポイントと3日続落。
VIX指数は24.16と低下。
3市場の売買高は110.2億株。
(前日116億株。過去20日平均は116.2億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比215円高の26555円。
(3)東証1部の売買代金は2兆320億円(前日2兆153億円)。
38日連続の2兆円超。
値上がり141銘柄(前日842銘柄)。
値下がり2018銘柄(前日1287銘柄)。
2000銘柄超は3月の頃の数で3月19日が2138銘柄だった。
(値上がり22銘柄)。
あの時は新安値が1722銘柄、新高値はゼロだった(3月13日)。
新高値12銘柄(前日45銘柄)。
新安値28銘柄(前日19銘柄)。
騰落レシオは92.65(前日104.53)。
NTレシオは15.01倍(前日14.93倍)。
8日ぶりに15倍台。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
(4)右肩上がりの25日線(26490円)からは▲0.21%。
34日ぶりに下回った。
前回割れたときは11月2日までの4日間だった。
右肩上がりの75日線は24603円。
右肩上がりの200日線(22445円)からは△17.78%(前日△19.16%)。
8日連続▲20%割れ。
右肩下がりの5日線(26695円)から▲0.97%。
2日連続で下回った。
(5)空売り比率は39.6%(10日連続の40%割れ:前日38.6%)。
空売り規制なしの比率は6.7%(前日6.5%)。
12月18日時点の信用売り残は123億円増の9103億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は86億円増の2兆5032億円。
2週ぶりに増加。
2兆円台は32週連続。
金額ベースでの信用倍率は2.75倍(前週は2.77倍)。
日経VIは22.25と上昇。
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.225%(前日▲17.875%)。
買い方▲9.256%(前日▲7.048%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.786%(前日▲10.155%)。
買い方▲22.450%(前日▲19.060%)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは24.60倍(前日24.92倍)。
EPSは1074円(前日1072円)。
225のPBRは1.18倍。
BPSは22403円(前日22449円)。
(8)ドル建て日経平均は255.62(前日258.21)。
東証1部時価総額は670兆円(前日680兆円)。
(9)ボリンジャーのプラス1σが26870円。
プラス2σが27249円。
勝手雲の上限は26600円。
35日ぶりに勝手雲の中。
勝手雲の下限は26195円。
RSIが37.69(前日46.99)。
RCIが52.47(前日53.57)。
11月24日のマドは26159円ー25555円。
25日線割れは上昇へのすくみと見たい
今年の曜日別勝敗(12月22日まで)
↓
月曜25勝22敗
火曜25勝21敗
水曜26勝23敗
木曜20勝27敗
金曜22勝27敗
三菱UFJ銀行の頭取は半沢常務。
ドラマの世界ではなく、現実の話。
当の半沢氏は池井戸潤氏と三菱銀行入行同期という。
88年入行はまさにバブル同期。
銀行の未来が明るいとは思えないが、何となくほほえましい話。
東京中央銀行での「倍返し」という言葉が甦ってくる。
主要証券の来年の日経平均見通しは3万円台回復が多いとの報道。
最高値は野村の30500円。
みずほと三菱UFJが28000円だ。
1000円程度しか上がらないと見る向きと3000円は上がるという向き。
いずれにしても表面上弱気ではない。
もっとも3月28000円、その後22000円というシナリオもある。
米長期金利の上昇、菅政権退陣、人手不足、東京五輪再延期、企業破綻でのクレジットリスク。
悪材料も事欠かないが・・・。
◇━━━ カタリスト━━━◇
みらいワークス(6563)・・・動兆
みらいワークスに注目する。
同社は「プロフェッショナル人材のためのプラットフォーム」。
日本最大級のプロ人材サービス会社。
日本経済の活性化に貢献して行く方向はまさに働き方改革と地方創生の先駆者。
宮崎や大分での展開に期待。
(兜町カタリスト櫻井)
