「さきどり」

「さきどり」
 
ゴールドマンが算出している「貿易紛争バロメーター」。
「米中が合意に達する可能性は19%」。
大阪サミット後の25%から低下している。
4月時点では80%近かったから相当な低下だ。
米中貿易戦争は2020年まで続くというのが結論だ。
 
一方でゴールドマンには「日本の政策保有株は解消の方向へ」というレポートもある。
「政策持ち合いの解消の受け皿は自社株買い」との指摘だ。
同社の予想では2019年に8.3兆円、2020年に9.8兆円の自社買いの可能性があるという。
政策持ち合いの比率が高いのはトヨタ(7203)、KDDI(9433)、リクルート(6098)、
JR東海(9022)、三菱UFJ(8306)、住友不(8830)、OLC(4661)、商事(8058)、ダイキン(6367)、JR東(9020)など。
ちなみに日本の企業の18年度の利益剰余金は463兆1308億円(法人企業統計)。
前年度比3.7%増となり7年連続で過去最大。
TOPIXのBPSも05年以降の最高水準。
12年11月に8.3兆800円だったが今年8月時点で1350円。
アベノミクス以降1.7倍になったことになる。
興味深いのは全銀協の「預金・貸出金速報」。
全国114銀行の実質預金は7月末時点で753兆円。
3月末比2.5兆円の減少だ。
貸出金は1兆円減の500兆円。
銀行が「預金はいらない」と言っているという解釈もある。
 
コロさんが「ノーベル賞銘柄」と。
市場はだんだん気が早くなってきた。

ノーベル賞の待ち伏せが始まりますね。
 
10/7  (月)11:30 医学・生理学賞
10/8  (火)11:45 物理学賞 
10/9  (水)11:45 化学賞
10/10(木)13:00 文学賞
10/11(金)11:00 平和賞
 
毎年動いているような銘柄では、
 
【医学・生理学賞】 オンコリスバイオ <4588>  、エーザイ <4523> 、タカラバイオ <4974>、コスモ・バイオ <3386>、ナノキャリア <4571>
 
【化学賞】 ニッポン高度紙 <3891>、GSユアサ <6674>、田中化研 <4080> 、テイカ <4027> 、石原産業 <4028>
 
【物理学賞】 住友電工 <5802>、古河電工 <5801>、日本電子 <6951>、 第一稀元素 <4082> 、テクノスマート <6246> 、フジプレミアム <4237>
 
【文学賞】 文教堂HD <9978>、丸善CHIHD <3159>

(櫻井)
 

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