「あと4日」

「あと4日」

1984年ロスからリオまで9回。
開催期間中の当事国の株価は7勝2敗。
負けは北京(▲11.5%とシドニー(▲1,3%)だったという。
2000年はITバブル崩壊、2008年はリーマンショック。
リオは盛り上がらなかったが△0.3%。
NYダウは2008年△1.7%、2000年▲4%。
開催期間中平均は・・・
当事国△0.4%
NYダウは△1.57%

因みに・・・
開催前、とくに開催までの1か月間の株価。
騰落率を平均してみると▲1.9%。
「直前の株価は弱含む」というのもアノマリーだ。

本尊は決して表に表れない。
あるいは、本物は桧舞台には登場しない。
表面で蠢いているのは、所詮傀儡のようなもの。
能弁な投資家のポートフォリオは得てしてマイナス。
能弁さは投資収益とたぶん反比例するに違いない。
寡黙に市場に参加している投資家のポートフォリオこそ珠玉のようなもの。
なんてことがあるのかも知れないし、歴史は沈黙の投資家のキャピタルゲインには注目しない。
だから市場の相場観というものは、負け組相場観に代表されてしまう可能性は高い。
能弁で大袈裟なディーラーやトレーダにはさほどの価値はないのかも知れない。
むしろ寡黙で目立たない一群の人物像にこそ、投資収益があるような気がする。
となると・・・。
業務上、能弁にまくしたてる市場関係者という仕事というのはなかなか難しい。

(櫻井)。

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