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05月01日 マーケットコメント

05月02日 マーケットコメント

05月03日 マーケットコメント

05月04日 マーケットコメント

05月05日 マーケットコメント


    「現場」
     
    NY市場で主要株価指数は続伸。
    「ロックダウン(都市封鎖)措置を緩和する動きの米国内外での拡大を好感」との解釈。
    ヘルスケア関連セクターの上昇が全体のけん引役となった。
    NYダウの上昇幅は一時400ドルを超える場面があった。
    ただFRBのクラリダ副議長が「第2四半期の米経済は大幅に縮小。
    失業率が1940年代以来の水準に悪化する公算が大きい」とコメント。
    終盤にかけて上昇幅を縮小した。
    ファイザー、リジェネロン、マイクロソフト、アップルが上昇。
    ISM非製造業総合指数は41.8。
    2009年12月以来初めて景気拡大・縮小の節目となる50を割り込んだ。
    10年国債利回りは0.630%。
    2年国債利回りは0.184%。
    ドル円は106円台半ば。
    恐怖と欲望指数は44→44。
     
     
    気になったのは4日に発表された「新しい生活様式」。
    「欲しがりません勝つまでは」という古の訓示が甦ってくるような印象だ。
    個別では・・・。
    誰とどこで会ったかをメモする。
    携帯の位置情報をオンにする。
    通販の利用。
    電子決済の利用。
    デリバリーの活用。
    テレワークやローテーション勤務。
    会議、名刺交換はオンライン。
    学校の9月新学期までが加わって何か省庁の希望のてんこ盛り。
    そんな気がしてならない。
    「レストランでは料理に集中」。
    「横並びに座る」。
    「おしゃべりは控え目に」。
    「お酌、回し飲みを避ける」。
    箸の持ち方にも言及するような細かい指示だ。
     
    PCR検査の数の少なさというのもなんか解せない部分。
    「過去、国内の検査体制を広げてこなかったことが理由の一つ」。
    「思ったほどのスピードで検査数は上がらなかったことも事実」。
    日本のやり方が正しいと固執したような従来の姿勢からは進歩したような印象だ。
    ただ国立感染症研究所や地方衛生研究所など公的機関だけが検査を担ってきたのが歴史。
    「国内の検査体制を広げてこなかった。
    検査を担う地方衛生研究所の体制拡充を求める声が起こらなかった」。
    声が起こらなければそのままにしておくというのは予測の精度の低さにつながること。
    それで専門家と言えるのかどうかというのは厳しく問われる部分でもあろう。
    ただ「民間業者の活用」という発想が認知されたことは一歩前進だろう。
    「民間検査会社を積極的に活用してこなかったこと」について「本気でやる気がなかった訳では全くない」と意味不明の回答。
    この先も本気でやる気があるのかどうかが問われるところだろう。
    「コロナウィルス」は専門家の為に存在している訳ではない。
    本来なら役割がないことこそ専門家の在り方とも言える。
    でも今は残念ながら専門家に頼らざるを得ない以上、正しい見識が望まれるだろう。
    個人的にはコロナについては門外漢。
    だからそう考えるしかない。
    ただどんな出来事も「事件は現場で起きている」。
    後方の陣地で構えていては戦に勝てない。
    大本営や本部なんてところでは正しい判断はめったに出ないもの。
    その意味で現場重視の姿勢が望まれるのは、どこの業界でも一緒だろう。
     
     
    火曜のNY株式市場は小幅に3日ぶりの反発。
    ハイテクセクター中心に堅調展開。
    原油価格の上昇も好感された。
    NY州のクオモ知事は同州の経済活動の段階的な再開を巡る概要を発表。
    「抑制措置を緩和し、経済活動を再開させながら感染拡大を抑えられるかどうか」という見方だ。
    マイクロソフト、アマゾンが上昇。
    バークシャーが2.6%安。
    食肉加工最大手タイソン・フーズは7.8%安。
    3月の製造業新規受注が前月比10.3%減と予想の9.7%減を超えて着地。
    1992年の統計開始以降最大の落ち込みとなった。
    10年国債利回りは0.630%。
    2年国債利回りは0.184%。
    ドル円は106円台後半。
     
     
    火曜のNYダウは133ドル高の23883ドルと続伸。
    一時419ドル高の24169ドルまで上昇した場面があった。
    NASDAQは98ポイント高の8809ポイント。
    S&P500は25ポイント高の2868ポイント。
    ダウ輸送株指数は66ポイント高の8047ポイントと4日ぶりの反発。
    SOX指数は1.70%上昇。
    VIX指数は33.61。
    3市場の売買高は106億株と増加(過去20日平均は120億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比85円安の19545円。
    ドル建ては大証比日中比50円安の19580円。
    ドル円は106.58円。
    10年国債利回りは0.661%。
    2年国債利回りは0.190%。
     
    新型コロナ感染者数の14日移動平均の推移。

    3月14日新規感染者28:14日移動移動平均30.2
    3月10日59:29.6
    3月21日40:43.5
    3月27日123:58.1
    3月28日201:68.0
    3月31日242:96.4
     4月3日354:151.0
     4月7日360:231.8
    4月11日719:369.6
    4月15日547:444.5
    4月18日583:495.6
    4月19日374:496.5
    4月21日391:506.0
    4月28日280:399.8
     5月3日200:296.3
     5月4日178:284.5
     
    14日移動平均は4月21日の506.0がピーク。
    新規感染者が14日移動平均を上抜いたのは3月10日。
    3ケタで上抜いたのは3月27日。
    下抜いたのは4月19日だった。


    (兜町カタリスト櫻井)

    [概況]
     
    5日、欧米時間の外国為替市場において、ユーロ円が一時115.400円まで下落し軟調な展開となった。ユーロ売りの背景としては、独連邦憲法裁判所が欧州中央銀行(ECB)の実施している量的緩和策の一部に対して違憲であると判断をしたためのようだ。ECBは公的部門証券買い入れ(PSPP)について、政策の必要性を証明しなければ、ドイツ連邦銀行(中央銀行)は3カ月以内に国債買い入れを停止しなければならない。
     
    ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けECBが新たに導入した総額7500億ユーロのパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)などについては適用との判断はされていない。
    テクニカル的にはユーロ円は5日移動平均線(116.412円)を下抜け推移しており、再度同線がレジスタンスとなる可能性が考えられそうか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]


    5日のNYダウ工業株30種平均は続伸した。前日比133ドル33セント(0.6%)高の2万3883ドル09セントで終えた。米経済活動の再開や新型コロナウイルスのワクチン開発への期待から買いが優勢だった。
     
    イタリアなどの国々やカリフォルニアなど米国の一部の州で外出制限を緩和する動きが出ていることを受け、市場では経済活動再開への期待が広がった。人やモノの移動が増え、エネルギー需要の回復につながるとの思惑から原油先物相場が大幅に上昇したことも投資家のリスク選好意欲を高めた。ダウの上げ幅は一時420ドル近くに達した。
    ただ、米経済の先行き不透明感も意識され、取引終了にかけて伸び悩んだ。
     
    ヘルスケア株が相場のけん引役となった。米バイオ医薬品メーカーのリジェネロン・ファーマシューティカルズは5日、新型コロナの「抗体カクテル」療法が、夏の終わりから秋までに使用できるようになるとの見通しを表明。製薬大手のファイザーが5日、独バイオ製薬企業と共同開発した新型コロナ向けワクチンの臨床試験を米国で始めたと発表した。早ければ年内に数百万本生産できる見込みで、感染の収束に向けた期待を招いた。ファイザーは2%強上げた。
     
    経済活動の再開で原油需要も持ち直すとの見方から、米原油先物相場は1バレル24ドル台後半と一時約1カ月ぶりの高値を付けた。業績悪化への懸念が和らぎ、石油株のシェブロンが買われた。スマートフォンのアップルなど主力ハイテク株への買いも相場上昇を支えた。
     
    もっとも、高く始まった後、日中は方向感に欠ける展開だった。市場では「雇用状況が大幅に悪化し、経済活動を再開しても回復は緩やか」と慎重な見方が多い。米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した4月の非製造業景況感指数は11年1カ月ぶりの低水準だった。引けにかけては短期筋の手じまい売りも出て、上げ幅を縮小した。
     
    セクター別ではヘルスケア機器・サービス、自動車・自動車部品が上昇した一方、銀行が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数も続伸し、前日比98.41ポイント(1.1%)高の8809.12で終えた。検索サイトのアルファベットやSNS(交流サイト)のフェイスブックなど大型株が買われたうえ、バイオ製薬や半導体関連株も軒並み上昇した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    23,883.09+133.33
    S&P500種
    2,868.44+25.70
    ナスダック
    8,809.121+98.406
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,710.60−2.70
    NY原油(ドル/バレル)
    25.28+4.89
    円・ドル
    106.52 - 106.54±0.00


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    5日のシカゴ日経平均先物は反発した。
    6月物は前日比155円高の1万9545円で引け、1日の大取終値を85円下回った。
    米経済活動の再開や新型コロナウイルスのワクチン開発への期待が広がり、日経平均先物は。米株とともに上昇した。
    米製薬大手ファイザーは5日、独バイオ医薬企業と共同開発する新型コロナの予防ワクチンの臨床試験を始めたと発表した。
     
    この日の6月物高値は1万9745円、安値は1万9375円。
     
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    19545 ( -85 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    19580 ( -50 )
    ( )は大阪取引所終値比


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    5日のFTSE100種総合株価指数は4日ぶりに反発した。前日の終値に比べ95.64ポイント(1.7%)高い5849.42で引けた。
     
    世界的な都市封鎖(ロックダウン)の解除の動きを背景に、投資家はリスク選好に傾いた。オアンダのクレイグ・アーラム氏は「投資家は最悪のシナリオよりはましだろうと考えているようだ。先週のひどい経済指標にもあまり反応していない」との見方を示した。
    指数構成銘柄全体の約8割が上昇した。原油高を追い風に石油株が上昇をけん引した。
     
    個別銘柄では、石油大手BPが6.1%高で上昇率トップ。同業のロイヤル・ダッチ・シェルもA株、B株ともに5%超の急騰となった。資源大手グレンコア(4.5%高)など資源株の一角も締まり、金融大手バークレイズも3.7%高とこわばった。
     
    半面、欧州航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が3.9%安と軟調。衣類小売りネクスト(3.3%安)などアパレル株も値を下げた。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    5日のドイツ株式指数(DAX)は3日ぶりに反発した。終値は前日と比べて262.66ポイント(2.5%)高い10729.46だった。
    各国で広がる経済再開の動きを好感した買いが優勢だった。



    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40(仏)4,483.13 +104.90

     

05月06日 毎日コラム
気づかない男性が多い更年期障害
・・・続き

05月07日 マーケットコメント



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