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【市況一覧】
日経平均株価
38,079.70 +117.90 04/18
TOPIX
2,677.45 +14.30 04/18
マザーズ
659.87 +9.75 04/18
NYダウ平均
37,753.31 -45.66 04/18
ナスダック総合
15,683.37 -181.88 04/18


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03月17日 マーケットコメント

03月18日 マーケットコメント


     
    今週は軟調展開となった。
    週初にFRBが緊急利下げに踏み切り、日銀も金融政策決定会合を前倒しして追加緩和策を打ち出したが、米国の利下げに対する米株先物の反応が悪かったこともあり、これらを受けた週初16日の日経平均は大幅下落。
    同日の米国市場ではダウ平均が3000ドル近く下落するなど、日米の金融緩和はかえって市場の不安を高めた。
    日経平均株価の指数寄与度が高いソフトバンクGやファーストリテイリングが値を崩したこともあり、上値の重い展開となった。量的緩和拡大に伴う日銀のETF買いが意識されて内需株などには見直し買いが入ったが、日経平均は下値模索が続いた。
    週間では約878円の下落となり、週足では5週連続で陰線を形成した。
    一方、TOPIXは週間上昇で終えており、TOPIX優位の傾向が強まった週となった。
     
     
    来週も上値の重い展開か。
    今週、かなりいびつな動きとなっており、今週急落したハイテク株やREITなどは、潮目の変化が警戒されて、少なくとも3月期末まではポジション調整の売りが続くとの見方が強まると考える。
    逆に内需を中心に強く買われた銘柄もあるが、優待・配当狙いの駆け込み買いや、新年度入りをにらんだ実需の買いなどは期待できる。
    また、値幅の調整も進んでいることから、押し目があれば買いも入ると考える。ただ、新型コロナウイルスの動向に神経質となる状況はまだ続くと思われるほか、年度末の変わり目で物色動向がガラッと変わる展開も想定されるだけに、不安定な地合いが継続すると予想する。
     
    ■テクニカル・ポイント(19日現在)
     
    20717.15  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20237.07  均衡表基準線(週足)
    20233.15  均衡表転換線(週足)
    20133.52  均衡表基準線(日足)
    19785.90  ボリンジャー:-1σ(13週)
    18867.95  ボリンジャー:-2σ(26週)
    18426.91  ボリンジャー:-1σ(25日)
    18352.69  均衡表転換線(日足)
    17431.05  新値三本足陽転値
    17325.83  ボリンジャー:-2σ(13週)
    17213.94  6日移動平均線
    17018.76  ボリンジャー:-3σ(26週)
     
    16552.83  ★日経平均株価19日終値
     
    16034.09  ボリンジャー:-2σ(25日)
    14865.77  ボリンジャー:-3σ(13週)
    13641.28  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
     
    ローソク足は陰線を引いて終値とザラ場安値はともに今回のコロナ暴落での最安値となった。終値は下降中の5日線を下回ったほか、一目均衡表の転換線は下向きで終了。
     
    13週線と26週線のデッドクロスが示現したこともあり、売り圧力の強さを再確認する形となった。ただ、ボリンジャーバンドでは、終値が6日以来約2週間ぶりに-2σ上へ復帰し、強力な下値拡張トレンドの小休止を示唆している。
    RSI(14日ベース)が9.39%、25日線との下方乖離率が20.50%と極端な「売られ過ぎ」ゾーンに滞留しており、来週は大勢弱気の中にあって短期的なリバウンドの可能性が意識されるだろう。
     

    [概況]
     
    19日、東京外国為替市場の米ドル円は3連休を控え、実質五・十日であることから仲値公示にかけて買いが先行し109円付近まで強含んだ。その後も米ドル円は買いが優勢で一時109.570円まで上昇。
     
    一方、クロス円では豪ドル円が一時59.870円まで下落した。豪中銀が臨時の会合を開き政策金利を0.25%引下げことなどを受け、豪ドル売りの反応となった。現在、欧州時間の序盤に入り米ドル円は109.090円付近で推移。
    一方、豪ドル円は62.150円付近で推移しており、本日の安値からは反発しているようだ。この後は米新規失業保険申請件数(予想: 22万件 前回: 21.1万件)や3月米フィラデルフィア連銀業況指数(予想:10.0 前回:36.7)など米経済指標の発表が予定されている。
     
    テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の雲の中へ突入する格好となっており、雲上限(109.265円)を上抜けきれるか注目したい。一方、豪ドル円は引き続き5日移動平均線(64.223円)付近がレジスタンスとなり、上値は限定的となる可能性も考えられそうだ。
     

    [提供:カネツFX証券株式会社]
     

    【大引け概況】
    19日の日経平均株価は続落し、前日比173円72銭安の1万6552円83銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:06 容量:9.74M

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    昨年来安値を連日で更新し、2016年11月9日(1万6251円)以来3年4カ月ぶりの安値を付けた。
    米株価指数先物やアジア株の軟化が嫌気され、値がさ株に売りが目立った。一方、内需の大型株などには押し目買いもみられた。
     
    朝方の日経平均は上昇して始まり、一時400円超高まで上げ幅を広げた。欧州中央銀行(ECB)が日本時間19日朝に90兆円規模の資産買い入れ策を導入すると発表。欧州経済の混乱が幾分和らぐとの期待感から買いが先行した。
    買い一巡後は下落に転じ、後場入り直後には368円安まで下げ幅を広げる場面があった。
     
    米連邦準備理事会(FRB)やオーストラリア準備銀行(RBA)が新たな金融緩和策を発表したものの、新型コロナウイルス問題の収束が見通せないなか、経済の先行きを不安視した売りが出た。国内の金融機関などが3月の決算期末を前に、含み損がこれ以上膨らまないよう損切りに動いたことも日本株相場を押し下げた。
     
    新型コロナによる景気下押し懸念がくすぶり、ファンドがリスク資産を圧縮して現金化する動きを強めていることも、日本株相場の重荷になった。
     
    前日はNYダウ工業株30種平均が1338ドル下落し、2万ドルの大台を割り込んだが、日経平均株価は1万6000円台で踏みとどまった。市場では「各国の中央銀行が資金供給を強化し、落ち着きが戻りつつある。換金売りさえ止まれば、弱い地合いは変わるだろう」との声が出ていた。
     
    JPX日経インデックス400は3日続伸。終値は前日比117.27ポイント高の1万1491.69だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、12.38ポイント高の1283.22で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で4兆6853億円。売買高は30億1769万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1001と全体の46.2%。値上がりは1141、変わらずは24銘柄だった。
     

    業種別株価指数(全33業種)では、その他金融業、鉱業、ガラス・土石製品の下落が目立った。上昇は陸運業、空運業、小売業など。
     
    個別銘柄では、世界的な株安で出資企業の評価損が膨らむとの懸念からソフトバンクGが急落し、3年8カ月ぶりの安値を付けた。リクルートHD、オリックス、東エレクや日電産の下げも目立った。ファナックやコマツは昨年来安値を更新した。富士フイルム、ソニー、太平洋セメ、国際帝石が売られた。
     
    一方、任天堂、トヨタはしっかり。NTTドコモが昨年来高値を更新。KDDIや近鉄GHD、JR西日本の上げも目立った。Jフロント、マツモトキヨシ、コンコルディやセブン&アイ、ANAHDが買われた。
     
    東証2部株価指数は前日比227.01ポイント安の4817.24ポイントと続落。
    出来高6105万株。値上がり銘柄数は122、値下がり銘柄数は315となった。
     
    きょう東証2部に新規上場した日本インシュは公開価格(940円)を71円(7.6%)下回る869円で初値を付け、759円で取引を終えた。
     
    個別では、ギグワークス、ヴィスコ・テクノロジーズがストップ安。ハイパー、倉庫精練は一時ストップ安と急落した。中央ビルト工業、カワサキ、クリヤマホールディングス、フジックス、アートスパークホールディングスなど57銘柄は昨年来安値を更新。ウェルス・マネジメント、インタートレード、アイケイ、日本精機、東京ラヂエーター製造が売られた。
     
    一方、コーア商事ホールディングスがストップ高。岡野バルブ製造、南海辰村建設、東京衡機、大丸エナウィン、アウンコンサルティングが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は4日ぶりに反落した。終値は前日比62円67銭安い2784円83銭だった。
    新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の収束が見えないなか、企業業績が下振れするとの懸念は根強く、3連休を控え、個人投資家を中心に持ち高を減らす売りが出た。ジャスダック、マザーズともに値下がり銘柄数が値上がりを大きく上回り、売り圧力の強さが目立った。主力株のワークマンやハーモニックが安かった。
    「足元の信用評価損益率などをみると、株価が大きく下落した銘柄を保有する個人投資家の多くは追い証の差し入れを迫られており、相場の重荷となっている」という。
     
    ジャスダック市場に新規上場したゼネテックは、初値を7.5%下回る1498円で取引を終えた。午前に公募・売り出し価格(公開価格、1700円)を4.7%下回る1620円で初値を付けた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で380億円、売買高は7895万株だった。
    値上がり銘柄数は182、値下がり銘柄数は466となった。
     
    個別では、エムケイシステム、オリコンがストップ安。平山ホールディングスは一時ストップ安と急落した。アクシーズ、シード平和、太洋基礎工業、テノックス、クルーズなど68銘柄は昨年来安値を更新。テリロジー、ラ・アトレ、ディーエムソリューションズ、ワットマン、ビジョナリーホールディングスが売られた。
     
    一方、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングが一時ストップ高と値を飛ばした。ガーラ、山陽百貨店、特殊電極、マツモト、セリアが買われた。
     


    東証マザーズ指数は前日比28.77ポイント安の557.86ポイントと続落。
    日経平均は朝方に一時400円を超える上げ幅となったが、戻り売り圧力の強さからその後は失速し、前場中ごろにはマイナスに転じる展開となった。その後も、米国やオーストラリアで新たに金融緩和策が発表されたが、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないなか、国内外のファンドによるリスク資産を現金化する流れから下げ幅を拡大する銘柄も目立った。
    マザーズ市場は反発スタートとなったものの、徐々に売りが先行。3連休控えで手仕舞う動きも出たようだ。
    マザーズ時価総額上位銘柄にも急落をみせる銘柄が目立つほか、悪化し続ける信用評価損益率を背景に信用取引の追い証(追加証拠金)発生に伴う売りも指数の押し下げ要因になったもよう。

    値上がり銘柄数は39、値下がり銘柄数は273となった。
     
    同日、東証マザーズ市場に新規上場した関通は、初値を12.9%上回る1165円で取引を終えた。午後に公募・売り出し価格(公開価格、490円)の2.1倍にあたる1032円で初値を付けた。
    個別では、パルマ、ティーケーピー、ソーシャルワイヤー、くふうカンパニー、スペースマーケットなど8銘柄がストップ安。フーバーブレイン、バルテス、ステムリムは一時ストップ安と急落した。フィット、ミクシィ、ケアネット、ユナイテッド、ツクルバなど96銘柄は昨年来安値を更新。アズーム、ベルトラ、ピアラ、ビープラッツ、ベストワンドットコムが売られた。
     
    一方、Sansanがストップ高。関通は一時ストップ高と値を飛ばした。フロンティア・マネジメントは昨年来高値を更新。セルソース、フリー、弁護士ドットコム、イルグルム、ラクスが買われた。
     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比255円80銭安の1万6470円75銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、10.25ポイント高の1281.09で始まった。
    米株先物の軟化を嫌気し、売りが膨らんでいる。日経平均株価は後場に入り一段安。一方、東証株価指数(TOPIX)はしっかり。
     
    外国為替市場では、1ドル=109円30銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
     
    個別では、ソフトバンクGの下げがきつい。リクルートHD、オリックスも値を下げている。ファーストリテ、三井住友もさえない。富士フイルム、東エレク、日本電産が軟調。ソニーが値を消している。
    半面、NTTドコモ、NTTが高い。みずほFGが値を上げている。トヨタ、任天堂、武田、花王も堅調となっている。
     
    世界的に株安が進むなかでビジョン・ファンドの評価損に対する警戒感や信用リスクの高まりからソフトバンクGが大幅安になるなか、ファーストリテなどの日経平均採用の値がさ株に対しては、225先物安に伴う裁定売りなどの需給面のマイナスインパクトが強まる状況ともなっている。
     
    依然として原油相場の持ち直し期待に乏しいほか、直近で目立つ金や米国債などからキャッシュ化の流れは世界的に収束しておらず、明確な株式市場の底入れは依然として見極めづらい状況に変化はないだろう。
    短期的には3月末配当の権利取り売買などに投資妙味出てくる可能性はありそうだ。
     

     
    「フィクションでは大団円」
     
     
    韓国ウォンは午前中に対ドルで3%以上急落。
    企画財政省と韓国銀行(中央銀行)は共同声明を発表。
    「韓国の(堅調な)ファンダメンタルズを踏まえれば、(為替市場での)群衆行動は行き過ぎている」。
    通貨が売られればその国の経済は危機的状況になるというのが古典的原則だ。
     
    数値だけを見て診断するような現代の臨床医師のような診断では「極限値でこれ以上悪化はしないでしょう」。
    バッケンレコードだけを経験則で見るとそうなる。
    「診察はわかりました。
    では診療を・・・」。
    となると、何か聞くのかわからない。
    これはコロナウィルスも同様だ。
    世界は動揺しすぎ、オーバーシュートという声は聞こえる。
    物事の渦中にいると物事は見えなくなるというのは何回も経験してきた。
    しかし、今の戦いの相手は新型コロナ肺炎ウィルスという有機物だけではない。
    無機質なコンピュータとの果てしない不毛の戦い。
    斟酌も忖度も彼らのボキャブラリーには存在しないからややこしい。
    「人の行く裏に道あり」なんて古典的心理を持ち出してみても通用しない。
    だから余計に疲れ、不毛の値動きになる。
    しかし・・・。
    いずれは人類が勝つだろうというのが暗黙の了解。
    興味深いのは土曜午後10時からのフジ系列の「土曜プレミアム」。
    放送されるのは「「インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016)」。
    インデペンデンス・デイ(1996)」の続編だ。
    前作で描かれたエイリアンと人類の死闘から20年後が舞台。
    さらなる進化を遂げて再び地球に襲来したエイリアンと滅亡の危機に瀕した人類との激闘。
    結局は大団円なのだろうからタイムリーな感じだ。
     
    あらためてバッケンレコードの確認。

    《当面のバッケンレコード》
     
    東証1部の売買代金は4兆1107億円と8日連続の3兆円超(33日連続の2兆円超)。
    値上がり22銘柄(3月9日)。
    値下がり2138銘柄(3月9日)。
    新高値0銘柄(13日まで6日連続のゼロ)。
    新安値1722銘柄(3月13日)。
    騰落レシオは40.12(3月16日)
    NTレシオは7日間で14、18倍→13.17倍。
    右肩下がりの25日線からは21.52%のマイナスかい離(3月16日)。
    右肩下がりの75日線は22775円。
    右肩下がりの200日線からは24.18%の(3月13日)。
    60か月線は20213円で下抜けた。


    (櫻井)。


    19日午前の日経平均株価は続落した。前日比124円29銭安の1万6602円26銭で前場を終えた。
     
    取引開始前にECBが景気悪化への対策として大規模な資産購入計画を公表し、投資家心理が改善した。また、前日の大引け時点に比べて為替が円安方向に進んだことも日本株を支える材料となった。日経平均株価は先物主導で上昇。朝方には、前日比上昇幅が400円を超えた。
     
    ただ、新型コロナウイルス問題の収束が見通せないなか、3月期末を前に国内の金融機関などから決算対策の売りが出て日本株相場を押し下げた。アジア各国・地域の株価指数が軟調に推移し、投資家心理を冷やした面もある。
    ファンドがリスク資産を圧縮して現金化する動きを強めていることも、日本株相場の重荷になった。日銀が追加の国債買い入れオペ総額1兆円分を通知したが、相場への影響は限られた。
     
    市場では「日経平均株価が続落となった一方、TOPIX(東証株価指数)は3日続伸した。
    それぞれの指数への寄与度が高い銘柄が異なることから違いが出ているが、個別銘柄でも目先的な底入れを示す動きもみられ、少しずつ相場付きに変化がみられるようだ」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で2兆258億円、売買高は12億9080万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1035と、全体の47.8%。値上がりは1086、変わらずは44銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)では、鉱業、その他金融業、海運業の下落が目立った。上昇は陸運業、空運業、パルプ・紙など。
     
    個別では、ソフトバンクグループの大幅な下げが続いている。前日ストップ高の富士フイルムホールディングスも利食われ安い。キーエンス、東京エレクトロン、日電産、ファナック、いすゞ、スズキなども売られた。IBJが急落、ランドビジネスは3日連続ストップ安。ビジョンも値幅制限いっぱいに売られた。
     
    半面、トヨタ自動車、任天堂が高く、NTTドコモもが昨年来高値を付け上昇した。武田薬品工業も堅調。コンコルディが大幅高。日医工が一時ストップ高、栄研化学、アルフレッサ ホールディングス、第一三共や塩野義も値を飛ばした。
     
    東証2部株価指数は前日比43.95ポイント安の5000.30ポイントと続落。
    出来高3208万株。値上がり銘柄数は140、値下がり銘柄数は269となった。
     
    きょう東証2部市場に新規上場した日本インシュは公開価格(940円)を71円(7.6%)下回る869円で初値を付け、777円で前場を終えた。
     
    個別では、ヴィスコ・テクノロジーズがストップ安。中央ビルト工業、ギグワークス、ハイパー、クリヤマホールディングス、倉庫精練など37銘柄は昨年来安値を更新。金下建設、キャピタル・アセット・プランニング、フルスピード、青山財産ネットワークス、いい生活が売られた。
     
    一方、コーア商事ホールディングスがストップ高。アウンコンサルティング、東京衡機、岡野バルブ製造、ヤシマキザイ、東京自働機械製作所が買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比43円89銭安い2803円61銭となった。新型コロナウイルスの感染拡大の終息が見通せないなか、企業業績を下押しするとの懸念が根強く売りが出た。東京株式市場も換金売りや利益確定売りが続き、ジャスダック市場も売り優勢の展開となった。ワークマンやハーモニック、テリロジーが下落した。
    「相場全体の急落を受けて低下した個人投資家の投資余力は戻っていない」のも相場の重荷だった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で202億円、売買高は4522万株。
    値上がり銘柄数は196、値下がり銘柄数は430となった。
     
    個別では、太洋基礎工業、テノックス、クルーズ、東北新社、木徳神糧など38銘柄が昨年来安値を更新。ラ・アトレ、メディシノバ・インク、アクセスグループ・ホールディングス、テリロジー、エムケイシステムが売られた。
     
    一方、山陽百貨店、特殊電極、マツモト、アマガサ、暁飯島工業が買われた。
     
     


    東証マザーズ指数は前日比18.21ポイント安の568.42ポイントと続落。
    前日の米国株安や三連休を控えたポジション調整売りなどで、軟調な展開となっている。
    新型コロナの感染拡大が続くなかでは、押し目を拾う動きも限られている。
    メルカリやそーせい、サンバイオが売られた。一方、Sansanやフリー、メドレーは買われた。
    市場では「連休中にどのようなニュースが飛び込んでくるのか分からないだけに、ポジションをニュートラルにしたい投資家は多い」とされ、持ち高調整売りが取引終盤には膨らむ可能性があると指摘する。
    値上がり銘柄数は59、値下がり銘柄数は255となった。
     
    同日ジャスダック市場に上場したゼネテックは公募・売り出し価格(公開価格、1700円)を4.7%下回る1620円で初値を付けた。前引け時点では1502円と初値を7.3%下回った。
     
    きょうマザーズ市場に上場した関通は、買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値は公募・売り出し価格(公開価格)の490円の1.77倍にあたる865円に切り上げている。
     
    個別では、ソーシャルワイヤー、ベルトラ、ジャパンインベストメントアドバイザーがストップ安。フィット、ミクシィ、ケアネット、ユナイテッド、ツクルバなど62銘柄は昨年来安値を更新。アドベンチャー、ティーケーピー、リビングプラットフォーム、ドラフト、ベストワンドットコムが売られた。
     
     一方、フロンティア・マネジメントが昨年来高値を更新。セルソース、トラストホールディングス、Lib Work、メドレー、Sansanが買われた。

    「株安・円安・債券安が新常態?」

    NY株式市場は4回目のサーキットブレーカーを交え大幅反落。
    NYダウは1338ドル安の19898ドルと2万ドル割れ。
    2017年のトランプ大統領就任以降の上昇分を全て失った。
    NYダウが前日比1000ドル以上動いたのは8日連続。
    ホテルや空港では利用客が急減し航空会社は損失抑制に向け従業員に無給休暇の取得を要請。
    新型コロナウィルスに対する警戒感は高まった。
    原油先物が6.58ドル(24.4%)安の1バレル=20.37ドル。
    過去10日間で半値以下となり18年ぶりの安値水準。
    世界各国での移動制限拡大、学校や店舗の閉鎖、集会禁止などが要因だ。
    2月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比1.5%減の159万9000戸。
    集合住宅が大幅に減ったが市場予想の150万戸は上回った。
    国債の値動きも荒く10年国債利回りは1%を挟んだ動き。
    米株市場が下げ幅を広げたにもかかわらず終盤に国債利回りは上昇した。
    10年国債利回りは1.183%。
    2年国債利回りは0.539%。
    安全通貨としてのドルは買われた。
    「スーパーマーケットでパニック買いが起きているように流動性が高いドルに買いが集まっている」との見方だ。
    ドル円は108円台後半。
    VIX指数は76.45。
    恐怖と欲望指数は5→5。
    NYSEは取引フロアを一時的に閉鎖し23日から完全な電子取引に移行すると発表。
    電子取引によりNYSEに上場する全証券の取引と規制上の監督は中断されることなく継続される。

    火曜の日経平均は寄り付き143円高、終値284円安と反落。
    後場はシカゴダウ先物の時間外取引でのサーキットブレーカーを交えた下落を嫌気。
    前日のNYダウの反発を受けきれなかった。
    2016年11月9日以来の安値水準。
    SQ値17052円を下回り1勝3敗。
    日足は2日ぶりの陰線。
    東証1部の売買代金は4兆1107億円と8日連続の3兆円超(33日連続の2兆円超)。
    値上がり835銘柄(前日1874銘柄)。
    値下がり1298銘柄(前日273銘柄)。
    新高値0銘柄(前日1銘柄)。
    新安値127銘柄(前日782銘柄)。
    騰落レシオは45.58(前日44.65)。
    5日連続の50%割れ。
    NTレシオは13.16倍と7日連続低下。
    サイコロは4勝8敗で33.3%。
    右肩下がりの25日線(21112円)からは20.77%のマイナスかい離。
    右肩下がりの75日線は22775円。
    右肩下がりにの200日線(22060円)からは24.18%のマイナスかい離。
    5日線(17346円)は9日連続で下回った。
    60か月線は20213円で下抜けた。
    120か月移動平均は16095円でサポートになって欲しいところ。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方△1.795%(前日△6.443%) 。
    買い方▲28.969%(前日▲31.239%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△6.172%(前日△13.578%)。
    買い方▲45.819%(前日▲47.278%)。
    空売り比率は44.2%で26日連続の40%超。
    空売り規制なし銘柄の比率は8.6%。
    Qiock調査の3月13日時点の信用評価損率は▲31.02%(前週▲20.39%)と2週ぶりの悪化。
    2008年12月19日の▲31.36%以来11年3か月ぶりの水準。
    3月13日時点の裁定売り残は4350億円増の1兆7503億円。
    3週連続の増加。
    当限は5463億円増の1兆6648億円。
    翌限以降は1112億円減の854億円。
    同裁定買い残は1862億円減の2427億円。
    4週ぶりの減少。
    当限は1560億円減の1843億円。
    翌限以降は302億円減の584億円。
    日経HVは42.5、日経VIは56.12。
    日経平均採用銘柄の予想PERは10.68倍。
    EPSは1566円。
    PBRは0.83倍。
    BPSは20152円。
    225先物採用銘柄の益回りは9.36%。
    ドル建て日経平均は156.34と反落(12月13日が219.64)。
    東証1部単純平均株価は2円安の1671円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1511円(前日1414円)。
    東証1部の時価総額は486兆円。
    シカゴ225先物終値は日中比20円高の16530円。
    高値17320円、安値15995円。
    大証夜間取引終値は日中比80円安の16430円。
    気学では「初め安いと後高の日。突っ込み買い方針」。
    月曜は「一方に偏して動く。波動について駆け引きせよ」。
    火曜は「押し目買いの日なれど波乱激しく気迷い深める」。
    水曜は「目先の天底をつくる日」。
    木曜は「逆行性強き日。押し込むと戻す」。
    金曜は「初め安いと後高の日。悪目買い方針良し」。
    ボリンジャーのマイナス3σ(収まる確率99.7%)が14217円。
    マイナス2σ(収まる確率95。4%)が16515円。
    マイナス1σが18813円。
    RSIが9.66。
    RCIが1.65と急低下。
    週足陽線基準は17002円。
    リーマンショック時のPBR0.81倍が支えになって欲しい週末。
    明日の休場は痛いような気がする。
    寄り前のシカゴダウ先物は500ドル程度の上昇。
    「昨日は床屋に行ってきてバッサリ髪を切ってきました!!」と市場関係者。

    今年の曜日別勝敗(3月18日まで)

    月曜2勝7敗
    火曜5勝5敗
    水曜6勝5敗
    木曜5勝5敗
    金曜4勝6敗

    ムニューシン米財務長官は新型コロナウイルス対策で行動しなければ米失業率は20%に達する恐れもあると発言。
    ペンス副大統領の首席補佐官は「現時点で失業率が20%に悪化するとは誰も想定していない」とコメントした。
    火消しに追われたという解釈だ。
    ただ国際労働機関(ILO)は警告。
    「各国政府が迅速に雇用保全に向けた対応を行わなかった場合、
    世界的に最大で2500万人近い雇用が失われる恐れがある」。 
    一方で「 国際的な協調策が導入されれば、世界的な雇用に対する影響は大幅に緩和される」と指摘している。
    ジョンソン英首相は「この困難な時期においてあらゆる労働者が支援を受けられるよう追加の措置を提案する」とコメント。
    最低所得保障の一時導入も検討事項の1つとした。
    そしてドイツのメルケル首相。
    「新型コロナウイルスへの対策として人混みを避けるなど予防規則を守ることが重要だ。
    東西統一はもちろん、第二次大戦以降で最大の困難に直面しており、結束した対応が非常に重要になる」とコメント。
    国民に対し「戦時体制の結束」を呼び掛けた。

    一方国内の動き。
    一部報道では「与党は、新型コロナウイルス感染拡大に対処するため4月にも策定する緊急経済対策について、
    事業規模約26兆円だった昨年末の経済対策を大幅に上回る30兆円超の規模とするよう政府と調整に入った」。
    安倍晋三首相と自民党の岸田文雄政調会長は18日夜、東京都内のホテルで会食。
    緊急経済対策などをめぐって意見交換したという。
    一方、自民党若手らが求める消費税の減税措置については「一度下げたら、元に戻すのが大変だ」といった消極論。
    現金給付を柱に観光で使える商品券や消費税以外の減税を組み合わせた対策を示す方向だという。

    「株安・円安・債券安」の状態。
    過去の常識的には「株安・円高・債券高」。
    あるいは「株高・円安・債券高」。
    どうも経験則が異なったきてような印象。
    悪いことではなかろう。
    本来は「株高・円高・債券高」が理想だが・・・。
    そもそも・・・。
    原油安の恩恵は日本と中国が享受できる筈。


    NYダウは1338ドル安の19898ドルとの大幅反落。
    NASDAQは344ポイント安の6989ポイント。
    S&P500は131ポイント安の2398ポイント。
    ダウ輸送株指数は496ポイント安の6971ポイントと反落。
    SOX指数は9.79%下落。
    VIX指数は76.45。
    3市場の売買高は185.1億株(過去20日平均は146億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比20円高の16530円。
    ドル建ては大証比日中比225円高の16735円。
    ドル円は108.86円。
    10年国債利回りは1.183%。
    2年国債利回りは0.539%。


    人気は富士製薬(4554)、日医工(4541)、フィルム(4901)、エニグモ(3665)、M&A(2127)、パイプド(3919)、
    グレイス(6541)、シュッピン(3179)、ダスキン(4665)、コーセル(6905)、アセンテック(3365)、パラマウント(7817)、クミアイ(4996)、リボミック(4591)、ゴ−ルドウィン(8111)。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    シノプス(4428)・・・動兆

    シノプスに注目する。
    同社は大手小売業向けに需要予測型の自動発注システム「sinops」を展開。
    自動発注システムは大手スーパー等に導入拡大。
    パン・総菜特化や客数の予測システム開発。
    東証1部指定に期待。 


    (兜町カタリスト櫻井)


    19日ので日経平均株価は続落か。
    日経平均株価の予想レンジは、1万6300円〜1万7100円。
    米国株式相場が再び急落し、投資家のリスク回避の売りが優勢となる。日本は3連休を控えており、持ち高調整の売りも出やすい。
    このタイミングで積極的に押し目買いを入れるという動きにはならないだろう。

    日経平均は結局終値で今年の安値を更新しており、17日の取引時間中の安値1万6378円を割り込むようなら、一気に下に突っ込む可能性もあるだろう。ただ、公的年金の買い観測などが支援材料となっており、下げ幅を縮める場面がありそうだ。

     
    TOPIXがプラスで終えたことがせめてもの救いで、本日の奮起にも期待したいところ。こちらは週初の始値(1268p)ときょうの終値(1270p)がほぼ近く、週足で陽線を形成できるかに注目したい。
     
    マーケットの底流ではクレジットリスクが意識され始めている。
    株価は企業実体を映す鏡のようなものだが、近未来を映し出す特性がある。ソフトバンクGのここにきての下げ足はうすら寒さを覚える。18日で6日続落となり、この間に時価総額の4分の1が吹き飛んだことになる。クレジットリスクに対する警戒感がもっと弱い企業に飛び火してきた場合、これは全体相場の更なる波乱を覚悟しなければならないだろう。
     
    日程面では、朝方取引開始前に2月の消費者物価指数(CPI)が開示されるほか、後場取引時間中に1月の全産業活動指数が発表される。2月の訪日外国人客数も発表される。IPOが3件あり、東証2部に日本インシュレーション<5368>、マザーズ市場に関通<9326>、ジャスダック市場にゼネテック<4492>が新規上場する。
    海外では3月の米フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、2月の米景気先行指標総合指数、19年10〜12月の米経常収支など。また、インドネシア及びトルコ中銀などが政策金利を発表する。


    【好材料銘柄】

    ■グリムス <3150>
    20年3月期の連結経常利益を従来予想の16.3億円→21.5億円(前期は14.4億円)に32.1%上方修正し、増益率が12.8%増→49.0%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の19円→24円(前期は17円)に増額修正した。
     
    ■サツドラホールディングス <3544>
    20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比70.8%増の6億4400万円に拡大し、通期計画の6億円に対する進捗率が107.3%とすでに上回り、さらに3年平均の78.8%も超えた。
    直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比4.2倍の4億7500万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.6%→1.9%に改善した。
     
    ■栄研化学<4549>
    独自の遺伝子増幅技術であるLAMP法を用いて新型コロナウイルスを検出する「Loopamp2019−nCoV検出試薬キット」を研究用試薬として発売したと発表した。
    同試薬は、LAMP法の特徴を生かしたリアルタイム濁度測定装置「LoopampEXIA」を用いて、検体より抽出したRNAから35分で新型コロナウイルスを検出することが可能という。
     
    ■EPSホールディングス<4282>
    発行済み株式数(自社株を除く)の5.02%にあたる230万株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月19日から12月17日まで。
     


    【主な経済指標・スケジュール】

    【国内】
    2月全国消費者物価指数(8:30)
    2月訪日外客数
    《決算発表》
    石井表記
     
    【海外】
    米10-12月期経常収支(21:30)
    米3月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
    米2月景気先行指数(23:00)
    《米決算発表》
    レナ―、アクセンチュア

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    18日のNYダウ工業株30種平均は前日比1338ドル46セント安の1万9898ドル92セントと大幅に反落で終えた。節目の2万ドルを下回るのは2017年2月以来約3年1カ月ぶり。
    新型コロナウイルスの感染拡大による米景気と企業業績の不透明感が根強く売りが膨らんだ。
     
    ダウは前日、米当局による景気支援策への期待で、1048ドルと急伸していた。ただ、世界の感染者が累計20万人を突破し、感染拡大のピークが見えない中、この日のダウは、再びリスク回避姿勢が再燃した。ダウは取引開始から急反落し、中盤には相場安定化のために取引を一時中断する「サーキットブレーカー」が発動された。発動は今月に入り4回目となった。
     
    ダウ平均の下げ幅は一時、2300ドルを超え、2月12日に付けた過去最高値(2万9551ドル)からの下げ幅が1万ドルを超えた場面があった。急激な株安で「ヘッジファンドや個人投資家が損失覚悟の手じまい売りを出し、売りが売りを呼ぶパニックに陥った」(との声があった。
     
    18日正午ごろ、トランプ米政権は1兆ドル規模の経済対策の詳細として、家計への総額5000億ドルの現金給付や航空業界や中小企業などへの支援策を発表した。もっとも、新型コロナの感染拡大による経済活動の停滞が長期化するとの見方が根強く、発表後も売りが強まった。
     
    ボーイングが2割超下げた。米政府と金融機関に対し600億ドル相当の資金支援を要請したことが17日夕に明らかになり、信用不安が高まった。
     
    米原油先物相場が18年ぶりの安値に沈んだ。需要急減や主要産油国サウジアラビアとロシアの対立を背景に、代表的な指標である米国産標準油種WTIの清算値(終値に相当)は24.4%安の1バレル=20.37ドルとなった。この日は安全資産とされる米国債にも売りが広がった。投資家が最も安全性の高い資産である現金や、償還期限の短い債券に資金を移しているためとみられる。
    18年ぶりの安値をつけ、収益不安からシェブロンやエクソンモービルなど石油株が急落した
    航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズやクレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど幅広い銘柄に売りが膨らんだ。

    一方、日用品の買い占め需要が強まったのを受け、ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスや小売りのウォルマートは上昇した。
     
    ナスダック総合株価指数は前日比344.938ポイント安の6989.844と2019年1月以来の安値で終えた。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなど主力ハイテク株が総じて下落した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    19,898.92−1,338.46
    S&P500種
    2,398.10−131.09
    ナスダック
    6,989.844−344.938
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,477.90−47.90
    NY原油(ドル/バレル)
    22.39−4.56
    円・ドル
    107.97 - 107.98+0.56


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    18日のシカゴ日経平均先物は下げた。
    6月物は前日比575円安の1万6530円で引け、18日の大取終値を20円上回った。新型コロナウイルスの感染拡大による世界景気の先行き不安が根強く、シカゴ日経平均先物は米株とともに売られた。

    トランプ米政権は18日、5000億ドルの家計への現金給付を含める1兆ドルの経済政策案を明らかにしたが、反応は限られた。
     
    この日の6月物安値は1万5995円、安値は1万7320円。


    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    16530 ( +20 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    16735 ( +225 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    18日のFTSE100種総合株価指数は反落した。前日の終値に比べ214.32ポイント(4.1%)安の5080.58で引けた。
    新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、世界景気や企業業績が大きく悪化するとの警戒感から売りが広がった。指数採用の100銘柄のうち79銘柄が値下がりした。
     
    個別銘柄では、旅行・航空株が下げを主導。航空エンジンのロールス・ロイスや航空・防衛システムのメギット、格安航空会社(LCC)のイージージェットなどの下げが目立った。各国の入国規制で旅行需要が減退しており、航空業界の業績懸念が強まった。原油先物相場が急落するなか、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルやBPなど石油株も売られた。
     
    一方、英小売大手セインズベリーは12.7%高、同業モリソンズは10.5%高、英資産運用大手シュローダーは9.1%高、英オンライン食品販売オカド・グループは8.7%高と買われた。



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    18日のドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日と比べて497.39ポイント(5.6%)安の8441.71だった。新型コロナウイルス感染の終息が見えず、企業業績の下振れを警戒した売りが広がった。
     
    個別では、半導体のインフィニオンテクノロジーズや重電のシーメンスなど、業績が世界景気の動向に左右されやすい銘柄の下げが目立った。ドイツ銀や保険のアリアンツなど金融株も値下がりした。


     

03月19日 毎日コラム
「投資のチカラ八策」其の三
・・・続き



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