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【市況一覧】
日経平均株価
37,913.00 -547.08 04/25
TOPIX
2,679.55 -31.18 04/25
マザーズ
645.30 -10.30 04/25
NYダウ平均
38,460.92 -42.77 04/25
ナスダック総合
15,712.75 +16.11 04/25


08月01日 マーケットコメント

08月02日 マーケットコメント



    マザーズ指数は900ポイントを回復して堅調な推移となっていたが、週末の為替市場の円高進行に伴う全面安につれて急落した。来週は新興市場上場銘柄の決算発表も増加する。全般の地合いも不安定だが、個別でも機敏な対応が必要とされそうだ。
     
    マザーズ指数は7月30日に終値ベースで900歩イントを回復。売買代金は定量なままだが、8月1日まで4日続伸と堅調な推移となっていた。
    新興市場上場銘柄は内需系企業が多いだけに為替市場の円高による業績面へのダメージはそれほど大きくないが、投資マインド悪化には大きな影響を受ける。新興市場は個人投資家中心の市場ではあるが、8月に入り市場参加者が減少する中で厳しい市場環境となってきている。
    東証1部市場と違って個別の決算は全般への物色動向にまでは影響を与えないだろう
    目先の需給が落ち着くまでは静観する必要がありそうだ。


     


    2日のNYダウ工業株30種平均は4日続落した。前日比98ドル41セント安の2万6485ドル01セントと6月中旬以来の安値で終えた。
     
    トランプ米大統領は前日、中国に対する制裁関税「第4弾」を9月1日に発動すると表明した。現在は制裁対象から外れている約3000億ドル(約32兆円)分の中国産品に10%の追加関税を課す方針。この日は中国側も対抗措置を取る姿勢を示したことから、市場では貿易摩擦の激化が世界経済を悪化させるとの懸念が強まり、中国との取引が多い半導体などハイテク株を中心に売りが出た。
     
    中国生産が多いアップルやナイキは、高率の関税が収益を圧迫するとの見方から売られた。中国売上高比率が高い化学のダウや建機のキャタピラー、半導体のインテルも下げ、ダウ平均の下げ幅は一時300ドルを超えた。
     
    「恐怖指数」は、米株の予想変動率を示す変動性指数(VIX)は一時20台に上昇した。20を超えると市場の不安心理が高まった状態とされる。
     
    売り一巡後は下げ幅を縮めた。続落した4日間の下げ幅は一時1000ドル近くに達し、値ごろ感の買いも入った。また、貿易摩擦や景気減速への懸念の高まりを背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)が7月に続いて9月の連邦公開市場委員会(FOMC)でも利下げに踏み切るとの観測が台頭。コカ・コーラやマクドナルドといった業績が景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄の一角は上昇した。一段の金融緩和を期待した買いも入り、ダウは終盤にかけて下げ幅を縮めた。
     
    ナスダック総合株価指数は5日続落し、前日比107.048ポイント安の8004.073と6月末以来の低水準で終えた。アマゾン・ドット・コムやフェイスブック、アルファベットといった主力株が軒並み売られた。大型ハイテク株は年初来の上昇率が高く、市場のムードがリスク回避に傾く中で利益確定売りが出やすいとの見方が聞かれた。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,485.01−98.41
    S&P500種
    2,932.05−21.51
    ナスダック
    8,004.073−107.048
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,457.50+25.10
    NY原油(ドル/バレル)
    55.19+1.24
    円・ドル
    106.58 - 106.59−2.56

     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は続落した。
    9月物は前日比160円安の2万0875円で引け、物終値ベースで約7週間ぶりに2万1000円を割り込んだ。1日の大取終値を135円下回った。
    米中貿易摩擦の激化が世界景気の悪化を招くとの懸念が広がり日経平均先物は米株とともに売られた。円高進行も弱材料だった。

    この日の9月物安値は2万0755円、高値は2万1155円。
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    20875 ( -135 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    20885 ( -125 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100種総合株価指数は米中貿易摩擦を背景としたリスク回避で全面安と4日続落した。終値は前日に比べ177.81ポイント安の7407.06と大幅安だった。
    構成銘柄の約9割が下落した。
     
    1日にトランプ大統領が対中制裁関税の「第4弾」の発動を表明したことをきっかけに、投資家がリスク資産を圧縮する動きが加速した。貿易摩擦の激化が世界景気の減速につながるとの懸念が広がった。中国景気に敏感な資源株や金融株が指数を押し下げた。
     
    個別銘柄では、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が6%超と大幅に下落した。欧州連合(EU)離脱を巡る混乱で来年の業績目標を達成するのは困難との見方を示したことが嫌気された。産銅大手アントファガスタは6.3%安、英投資会社メルローズ・インダストリーズは6.2%安、保険のプルーデンシャルも売りに押された。
     
    半面、英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズなどを傘下に持つインターナショナル・エアラインズ・グループが大幅高で引けた。上期利益が予想を上回ったことが材料になった。金価格の上昇を受けて関連のフレスニージョも上げた。
     


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    ドイツ株式指数(DAX)は大幅に反落した。終値は前日と比べて380.71ポイント(3.11%)安の11872.44だった。1日の下げ幅としては今年最大だった。
    世界的景気の減速懸念から売りが加速した。
     
    個別では、半導体のインフィニオンテクノロジーズやアディダス、鉄鋼のティッセン・クルップが大幅安で引けた。一方で電力株は上昇した。
     


    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40(仏)5,359.00 -198.41      
    フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて3%以上下落した。

     

08月03日 毎日コラム
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