会員情報作成
ログイン
【市況一覧】
日経平均株価
38,460.08 +907.92 04/24
TOPIX
2,710.73 +44.50 04/24
マザーズ
655.60 +4.96 04/24
NYダウ平均
38,503.69 +263.71 04/24
ナスダック総合
15,696.64 +245.34 04/24


06月01日 マーケットコメント

06月02日 マーケットコメント

06月03日 マーケットコメント


    日経平均は5日続落。後場寄り直後に強い買いが入ったが、プラス圏まで戻した後は、ピタッと勢いが止まった。
    外国為替市場で、1ドル=107円台後半へと円高・ドル安が進行したことなどが嫌気され、買いが続かず日経平均はマイナス圏で推移する時間帯が多くなった。
    こういった動きが出てくると、強気派、弱気派ともに手を出しづらくなっている状況。
    テクニカル面からは、5日線(2万673円、4日時点)を早々に上回ることができるかが焦点となる。ただ、きょうも高値は2万464円までで、その前の2万500円が壁となった。
     
     
    明日(5日)の東京株式市場は、買い手掛かり材料の乏しいなか売り買いともに見送り姿勢が継続し、日経平均は弱含みの推移となりそうだ。
     
    今後、米経済指標で不調が伝えられ利下げ観測が強まれば、更なる円高進行となる可能性もある」との見方が出ていた。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(4日現在)
     
    21450.28  75日移動平均線
    21397.61  13週移動平均線
    21330.25  均衡表雲下限(日足)
    21326.28  均衡表基準線(日足)
    21326.28  均衡表転換線(週足)
    21319.79  25日移動平均線
    21069.81  26週移動平均線
    20942.53  新値三本足陽転値
    20862.35  ボリンジャー:-1σ(13週)
    20823.69  均衡表基準線(週足)
    20804.15  ボリンジャー:-1σ(25日)
    20793.67  均衡表転換線(日足)
    20771.11  6日移動平均線
     
    20408.54  ★日経平均株価4日終値
     
    20401.74  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20327.10  ボリンジャー:-2σ(13週)
    20288.51  ボリンジャー:-2σ(25日)
    19791.84  ボリンジャー:-3σ(13週)
    19772.86  ボリンジャー:-3σ(25日)
    19733.67  ボリンジャー:-2σ(26週)
    19065.60  ボリンジャー:-3σ(26週)
     
     
    ローソク足は陰線で終わったものの、長めの下ヒゲを形成し、下値での買い需要を確認した形になった。
    ただ、ザラ場安値は昨日安値を下回っているほか、5日移動平均線が更に角度を増して下降しており、売り圧力は依然として強いままとみられる。
    日足の一目均衡表では、基準線と転換線が下降を続けるとともに、遅行線は株価を大幅に下回って弱気シグナルが鮮明になっており、大勢では引き続き売り手が優位である。
     
    ボリンジャーバンドでは、日々線が-2σをやや上回る水準に留まったが、下値警戒感を残して引ける格好になった。
     
    【信用規制・解除】
     (4日大引け後 発表分)
     
    ○ホープ <6195>
    東証と日証金が5日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
     
     

    [概況]

    本日、豪中銀が利下げを発表した。
    引き下げ幅は0.25%で、豪政策金利は過去最低の1.25%となる。
     
    ところが、これを受けた豪ドル円に目立った下落は見られず、発表後はむしろ買戻しが優勢となる場面があった。
    この理由は、利下げが事前に織り込まれていたことに加え、声明が予想されていたほど緩和姿勢を示さなかったからだろう。
    本日の豪ドル円の値動きは序盤こそ安値75.040円まで下落したが、中盤以降は上記の理由により買戻しが優勢で、現在は75.40円近辺まで水準を回復している。
     
    とはいえ、豪ドル円の日足チャートを見ると、心理的な節目である75.00円を試しに来ており、地合いの弱さが否めない。
    そのため、下落への警戒は安易に緩めるべきではないと考える。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    4日の日経平均株価は5日続落した。前日比2円34銭安の2万0408円54銭で取引を終了した。
    終値ベースで2月8日以来、約4カ月ぶりの安値水準となった。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:02:04 容量:18.33M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は、日経平均も直近4営業日で850円近く下落していたため、自律反発に期待した買いが先行して24円高からスタートした。

    しかし外国為替市場で円相場が1ドル=107円台後半まで上昇し約5カ月ぶりの高値をつけると、上海や香港の株式相場が下落したことも嫌気し、海外ヘッジファンドが株価指数先物に断続的な売りを出し、日経平均の下げ幅は、一時120円を超える場面があった。
     
    一方、後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測を支えに一時プラスへ転じた。中国関連株などに買い戻しが目立ち、下げ幅を縮めた。

    日経平均は前日まで4日続落で850円近い下落をみせ、騰落レシオなどの指標も売られ過ぎを示唆していたことで、下値抵抗力を発揮した。ただ、世界経済の減速懸念を背景に上値は重かった。
     
    市場では「日経平均は節目となる2万円に接近し、ここからの下落は限定的だが、世界景気の不透明感は強く上値は追えない」との見方があった。
     
    東証株価指数(TOPIX)は、0.13ポイント高の1499.09だった。
    JPX日経インデックス400は続落した。終値は前日比17.01ポイント安の1万3340.63だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆1913億円。売買高は12億3931万株だった。値下がり銘柄数576銘柄、値上がり1515銘柄、変わらず50銘柄だった。
    業種別株価指数(33業種)はサービス業、情報・通信業、陸運業が下落し、上昇は鉄鋼、ガラス・土石製品、海運業など。
                                                  
    個別では、東京エレクトロンが買われたほか、ファナック、安川電機などが高く、日立製作所も買いが優勢だった。第一三共も堅調。ヤマシンフィルタが急伸、日本通信も物色人気となった。有沢製作所も買いを集めた。ツガミも大幅高となった。トレジャー・ファクトリーが上値を追い、千代田化工建設も水準を切り上げている。ニチイ学館も値を上げた。
     
    半面、ソフトバンクグループが安く、KDDI、任天堂も値を下げた。ソニー、ZOZOが売られたほか、リクルートホールディングスも値を下げた。テルモやユニファミマ、NTTデータ、コロプラも安い。インソースがストップ安となり、エニグモも急落した。サイバーエージェント、ジャパンエレベーターサービスホールディングスも下落した。
     
    きょう福岡証券取引所に上場した大英産業は、公募・売り出し価格(公開価格、1520円)を190円下回る1330円で初値を付けた。
    終値は1246円と初値を下回った。
     
    東証2部株価指数は5日続落した。前日比2.17ポイント安の6516.82ポイントだった。
    出来高3524万株。値上がり銘柄数は242、値下がり銘柄数は166となった。
     
    個別では明豊ファシリティワークス、南海辰村建設、森組、ブルボン、アイスタディなど40銘柄が年初来安値を更新した。キーウェアソリューションズ、エスティック、エスプール、田岡化学工業、ファインシンターが売られた。
     
    一方、工藤建設、サトウ食品工業、ベルテクスコーポレーションが年初来高値を更新した。ウインテスト、インスペック、ニーズウェル、アルチザネットワークス、技研ホールディングスが買われた。
     

    日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶり反発した。終値は前日比11円00銭高い3305円43銭だった。
    手掛かり材料に乏しいことで方向感の定まらない展開となり、高安まちまちだった。
    ジャスダックは前日までの4日間で80円超下げており自律反発狙いの買いも入った。後場に日経平均株価が下げ幅を縮めたことで、株価材料を発表した銘柄への物色が広がった。
    信用規制が解除された医学生物が上昇したが、主力株は安かった。

    ジャスダック市場の売買代金は概算で320億円、売買高は6305万株だった。
    値上がり銘柄数は373、値下がり銘柄数は227となった。
     
    個別では、日本ライトンがストップ高となった。カッシーナ・イクスシー、インフォメーションクリエーティブ、ユニバーサル園芸社、多摩川ホールディングス、エヌ・シー・エヌなど7銘柄は年初来高値を更新した。シンクレイヤ、医学生物学研究所、アクセスグループ・ホールディングス、メイコー、日本エマージェンシーアシスタンスが買われた。
     
    一方、常磐開発、佐藤渡辺、クルーズ、博展、テラなど64銘柄が年初来安値を更新した。ガーラ、ゼネラルパッカー、LCホールディングス、ジョルダン、高見澤が売られた。

     

    東証マザーズ指数は5日続落した。前日比0.05ポイント安の872.36ポイントだった。
    週明け3日の米株式市場はまちまちとなるなか、本日のマザーズ市場は朝方から自律反発に期待した買いが先行した。
    その後は、1ドル=107円台まで円高が進んだことなどが重しとなり、直後にマイナスへ転じる場面もあった。後場にかけては、日経平均の下げ渋りを背景にした個人投資家による押し目買いの動きも散見された。指数寄与度の高いメルカリが大幅安となったがサンバイオやアンジェスなどの医薬品・バイオ関連銘柄が買われた。
     
    値上がり銘柄数は184、値下がり銘柄数は90となった。
    値上がり銘柄数が値下がりを上回り、地合い自体は悪くはない。
    しかし、「投資主体となる個人投資家の多くの手の内は、良いとは言えない状態にある」ため、積極的に上値を追う勢いにはならなかった。頻繁に売買を繰り返しながら利益を得ようとする投資家が少なくないことから、相場の方向性がつかみにくい展開に終始した。

    個別では、フィット、ITbookホールディングス、ケアネット、FRONTEO、アドウェイズなど42銘柄が年初来安値を更新した。Amazia、ラクス、メルカリ、アドベンチャー、チームスピリットが売られた。
     
    一方、ナレッジスイート、リボミック、AmidAホールディングスがストップ高となった。フルッタフルッタ、FFRI、JIG−SAW、HEROZ、バルテスは年初来高値を更新した。シリコンスタジオ、和心、シャノン、グッドスピード、バリューゴルフが買われた。
     
     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比34円26銭安の2万0376円62銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、2.83ポイント安の1496.13で始まった。
    値頃感から輸出株や値がさの内需株に買いが入っている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はいずれも前場終値に比べ下げ幅を縮小している。
     
    外国為替市場では、1ドル=108円近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
     
    個別では、ソフトバンクGが下げ渋り。ZOZO、コロプラ、リクルートHDは値を下げている。ソニー、任天堂は軟調。トヨタは小幅安となっている。
    半面、ファナックが一段高。キーエンスは小幅高。第一三共が高い。ファーストリテ、三菱UFJは強含みとなっている。
     
    ランチバスケットは30件、379.83億円、売り買いほぼ同金額。
     
    5月中旬までの決算発表を通過し、日経平均の1株当たり純資産(BPS)は2万円近辺まで切り上がってきた(現在はおよそ1万9800円)。
    株価純資産倍率(PBR)1倍水準がこれまで下値ラインとして機能してきたこと、またトランプ米大統領の発言等で市場のムードが一変する可能性もあることから、現時点では大きく売り崩そうというような動きは見られない。
     

    4日前引けの日経平均株価は5日続落した。前日比85円86銭安の2万0325円02銭で取引を終了した。
    朝方は前日まで4日続落し800円超下げたことから、自律反発狙いの買いがやや優勢だったが、寄り後は漸次売りに押される展開を余儀なくされた。

    外国為替市場で円相場が一時、約5カ月ぶりの高値を付けた、円高・ドル安進行が輸出関連株の業績の重荷になるとの警戒感から、国内機関投資家などの売りに押された。業種別では情報・通信やサービス、輸送用機器などの下げが目立った。海外ヘッジファンドが株価指数先物に断続的な売りを出し、下げに転じた。 その後も中国株安を受けて下げ幅を拡大した。
    下げ幅は一時120円を超え、取引時間中としては1月15日以来の安値水準をつけた。

    市場からは「円高が響いている。日経平均は2万円に近付づき、リバウンドへの期待もあろうが、円高が進む局面では海外投資家は先物を売ってくる。先行き2万円割れを覚悟しておく必要があろう」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落した。
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9821億円、売買高は5億7845万株だった。
    東証1部の値下がり銘柄数は1041、値上がりは1004と、ほぼ拮抗した。変わらずは95だった。
    業種別株価指数(33業種)は、サービス業、情報・通信業、その他製品の下落が目立ち、上昇は鉄鋼、鉱業、ガラス・土石製品など。
     
    個別では、ソフトバンクグループが安く、任天堂も軟調だった。トヨタ自動車も売りに押されてた。ユニーファミマ、リクルートホールディングス、伊藤忠商事、KDDI、テルモも安い。インソースがストップ安となった。バリューコマース、サイバーエージェントなども大きく値を下げた。
     
    半面、ファナック、東京エレクトロン、第一三共が上昇した。オプティムが連日の急騰、日本通信、enishなども物色人気となっている。

    きょう福岡証券取引所に上場した大英産業は公募・売り出し価格(公開価格、1520円)を190円下回る1330円で初値を付けた。前場の終値は1295円だった。

    東証2部株価指数は5日続落した。前日比32.40ポイント安の6486.59ポイントだった。
    出来高1985万株。値上がり銘柄数は193、値下がり銘柄数は190となった。
     
    個別では、明豊ファシリティワークス、南海辰村建設、森組、ブルボン、アイスタディなど31銘柄が年初来安値を更新した。キーウェアソリューションズ、エスティック、リミックスポイント、デュアルタップ、ファインシンターが売られた。
     
    一方、工藤建設、サトウ食品工業、ベルテクスコーポレーションが年初来高値を更新した。インスペック、ウインテスト、ニーズウェル、タクミナ、松尾電機が買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価が続落した。前引けは前日比92銭安い3293円51銭となった。
    日経平均株価が下落したことで新興市場でも個人投資家のリスク回避姿勢が強まった。半面、投資材料を発表した銘柄は物色され、ジャスダックの下げは小幅にとどまった。
    マクドナルドやセリアなどの主力株の下げが目立った。既存店の大幅増収を発表したワークマンも朝高後は利益確定売りに押され下落した。

    ジャスダック市場の売買代金は概算で178億円、売買高は3542万株だった
    値上がり銘柄数は260、値下がり銘柄数は300となった。
     
    個別では、常磐開発、佐藤渡辺、クルーズ、博展、テラなど54銘柄が年初来安値を更新。LCホールディングス、ガーラ、ジョルダン、大和コンピューター、日本ラッドが売られた。
     
    一方、カッシーナ・イクスシー、ユニバーサル園芸社、多摩川ホールディングス、エヌ・シー・エヌ、ナガセが年初来高値を更新。シンクレイヤ、倉元製作所、Nuts、日本フォームサービス、日本色材工業研究所が買われた。


    東証マザーズ指数は続落した。前引けは12.48ポイント安の859.93だった。
    円高の進行や中国・上海株式相場の下落を受け、警戒した向きの手じまい売りが優勢となった。指数寄与度の高いメルカリが大幅安となった。一方、アンジェスやサンバイオ、そーせいなどの医薬品・バイオ関連は高かった。
    値上がり銘柄数は92、値下がり銘柄数は179となった。
     
    個別では、フィット、ITbookホールディングス、ケアネット、FRONTEO、アドウェイズなど42銘柄が年初来安値を更新。ラクス、ホープ、マネジメントソリューションズ、メルカリ、Amaziaが売られた。
     
    一方、リボミックがストップ高。AmidAホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。フルッタフルッタ、JIG-SAW、HEROZ、バルテスは年初来高値を更新。シリコンスタジオ、シャノン、グッドスピード、CRI・ミドルウェア、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンが買われた。

    【寄り付き概況】

    4日の日経平均株価は前日比24円98銭高の2万435円86銭で寄り付いた。
    直近4営業日で850円近い下げを演じていただけに、自律反発狙いの買いが先行したようだ。東証株価指数(TOPIX)は、2.45ポイント高の1501.41で始まった。
     
     
    現地3日の、NYダウが小反発したものの、ナスダック総合指数は続落するなど、まちまちの動きだった。
    東証1部の騰落レシオが前日時点で72.8%と売られ過ぎを示唆するゾーンにあり、テクニカル的には目先リバウンド局面への移行を示唆する状況。足もと強弱観対立のなか、見切り売りと押し目買いが交錯する展開にある。
     
    外国為替市場で円相場が対ドルで一時107円台に上昇し、円高が輸出関連株の業績の重荷になるとして売りが出ている。
     
    業種別では鉄鋼や鉱業が買われている半面、空運や陸運が安い。
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅上昇。
     
    個別では、国際帝石、日本製鉄、武田、アステラス、第一三共が堅調。任天堂は強含みで、東エレク、ファナック、キーエンス、日立、三菱UFJ、スクエニHDが底堅い。
    半面、リクルートHD、ソフトバンクG、SGHDが売られ、三井住友は弱含み、ZOZOも値を下げる。ソニー、トヨタ、村田製は軟調。リクルート、ダイキンは売られている。
     
    225先物は、野村・ナティクス・GS・シティ・ドイツ・ソジェンが買い越し。
    クレディ・大和・アムロ・メリル・UBSが売り越し。
    TOPIX先物は大和・ドイツ・バークレイズ・クレディが買い越し。
    みずほ・JP・日興・ソジェン・GS・野村が売り越し。
     
    テクニカル的には、NJS(2325)、DeNA(2432)、オプティム(3694)、富士興産(5009)、大研医器(7775)、IFIS(7833)、前澤化(7925)、北ガス(9534)が動兆。
     
     



    4日の東京株式市場は反発後、上値が重い展開となりそう。
    日経平均株価予想レンジは、2万200円−2万500円。
    米大型ハイテク株の下落は気がかりではあるが、ダウ平均が下げ止まったことは安心材料。シカゴ日経平均先物も高寄りを示唆しており、日本株もいったん売り圧力が和らぐと予想する。日経平均株価は5月28日終値(2万1260円14銭)から850円近い下げを演じていただけに、自律反発狙いの買いなどが先行するとみられる。ただ、円高基調が続いていることもあり、上値は重いだろう。
     
    為替市場で、ドル・円が1ドル=108円近辺(3日終値は108円24−26銭)と円高に振れ、現地3日のNY市場では一時1ドル=107円台の後半まで円高が進む場面もみられたことから、対ドルの動きに神経質な動きとなることも想定され、上値は重そう。
    一方、ユーロ・円は1ユーロ=121円台の半ば(同120円93−97銭)と円安方向にある。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比105円高の2万465円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■日本ハウスホールディングス <1873>
    上期経常が赤字縮小で着地・2-4月期は3%増益。
     
    ■日本ライトン <2703>
    親会社である台湾のLITE-ON TECHNOLOGYがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株240円。買い付け期間は6月4日から7月16日まで。
     
    ■ブイキューブ <3681>
    百五銀行 <8368> が6月から導入する保険の「遠隔相談システム」にテレビ会議システム「V-CUBE ミーティング」を提供。
     
    ■あすか製薬 <4514>
    経皮吸収卵胞・黄体ホルモン製剤「メノエイド コンビパッチ」の製造販売承認を久光製薬 <4530> へ承継。
     
    ■医学生物学研究所 <4557>
    東証が4日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
     
    ■ダイオーズ <4653>
    今期配当を2円増額修正。
     
    ■ゼネラルパッカー <6267>  
    8-4月期(3Q累計)経常が3.6倍増益で着地・2-4月期も2.1倍増益。
     
    ■キュービーネットホールディングス <6571>
    5月既存店売上高は前年同月比9.9%増と増収基調が続いた。
     
    ■カシオ計算機 <6952>
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.62%にあたる400万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月4日から7月4日まで。
     
    ■ワークマン <7564>
    5月既存店売上高は前年同月比31.6%増と増収基調が続いた。
     
    ■京都きもの友禅 <7615>
    5月受注高は前年同月比17.5%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    4(火)
    5月マネタリーベース(8:50)
    10年国債入札
    《決算発表》
    モロゾフ、ナトコ、不二電機、アインHD、泉州電
     
    【海外】
    FRBが金融政策に関する会議(〜6/5)
    米4月製造業受注(23:00)
    《米決算発表》
    ティファニー、セールスフォース・ドットコム

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
     
    ■アサヒグループホールディングス(2502)
    研究子会社設立で開発強化 新たな成長の柱立ち上げ目指す
     
    ■トリドールホールディングス(3397)
    運営する丸亀製麺が30分飲み放題で集客増 ちょい飲み需要取り込む
     
    ■日立製作所(6501)
    発電所向けIoTに本格参入 出光興産傘下の東亜石油が導入
     
    ■安川電機(6506)
    バイオ実験ロボ活用で研究の自動化進む 理化学研究所など活用
     
    ■ソニー(6758)
    スマホ向けセンサー増産 長崎工場に1200億円投じ新製造棟建設
     
    ■イオン(8267)
    ワオンポイント還元率1% 期間限定サービスから7月以降も継続
     
    ■三井住友トラスト・ホールディングス(8309)
    傘下の三井住友信託銀行は中古住宅投資ファンドを立ち上げ 英運用会社と共同
     
    ■5G基地局に信号機活用 
    NTTドコモなど国内通信4社に開放でスピード普及
     

    ■公正取引委員会がコンビニ24時間営業の実態調査へ 
    加盟店不利益で排除措置命令も視野
     

    「備忘のノート」
     
    週明けのNY株式市場はマチマチの動き。
    NYダウは一時134ドル安と3ケタの下落。
    1月29日以来4カ月ぶりの安値圏に沈む場面もあった。
    ただ終値は4ドル高と小幅反発。
    ディフェンシブセクター中心に短期リバウンド期待の買いが入った。
    5月のNYダウは月間で1777ドル(7%)安。
    ダウケミカルがシェブロンなど最近の下げが大きかった銘柄も買われた。
    一方でハイテクセクターは軟調。
    NASDAQ総合株価指数は120ポイント安と大幅続落しほぼ3カ月半ぶりの安値水準。
    5月3日に付けた過去最高値からの下落率は1割を超え調整局面入りとの声も聞こえる。
    「米当局が反トラスト法(独占禁止法)違反の調査を準備している」との報道を受けて、アルファベットは6%安。
    フェイスブックは8%安、アマゾンは5%安。
    加えて5月のISM製造業景況感指数は52.1と前月比で低下し2年7カ月ぶりの低水準。
    これも景気懸念につながったとの解釈だ。
    セントルイス連銀のブラード総裁は「利下げは近く是認されるかもしれない」とコメント。
    2019年中に1回以上利下げする確率は98%、2回以上は85%。
    3回以上は55%、4回以上は21%。
    表面利率2.375%の10年国債利回りは前週末比0.05%低い(価格は高い)2.07%。
    一時は2.06%と2017年9月以来ほぼ1年9カ月ぶりの低水準を付けた場面もあった。
    3カ月物の米財務省証券(TB)利回りは2.3%台で推移。
    「逆イールド」は一段と進み終値では3カ月物と10年国債の利回り差は0.27%。
    前週末から0.04%拡大した。
    独10年物国債利回りが一時マイナス0.21%台半ばと過去最低を更新。
    ドル円は一時107円台まで進み今年初の円高水準。
    終値ベースは108円台前半。
    小型株中心ラッセル2000は堅調。
    FOX指数、ダウ輸送株指数は上昇している。
    VIX(恐怖)指数は18.86。
    SKEW指数は112、32と上昇していない。
    恐怖と欲望指数は23ポイントに低下。
     
     
    3日新甫の4日続落となった月曜。
    寄り付き274円安で終値190円安だから日足は陽線。
    とはいえ日経平均は20500円を割り込み2月8日以来4か月ぶりの安値。
    日経平均は下げ渋りで終値は2月8日安値(終値ベース20333円)を下回らなかったのが救い。
    週末のシカゴ225先物安値の20380円。
    25日線からマイナス5%かい離20389円。
    2月8日ザラバ安値20315円も一応キープした格好だ。
    とはいえ4月24日の高値22362円からは1カ月チョットで2000円超の下落。
    TOPIXは今年1月4日の大発会以来の1500ポイント割れ。
    「今年の大発会の1471ポイント接近。
    しかし昨年のクリスマスの日は安値1415ポイントまであった」という声もある。
    値上がり312銘柄。値下がり1782銘柄。
    新高値11銘柄。新安値474銘柄。
    騰落レシオは72.81と5月16日の73.93を下回ってきた。
    25日線からは4.59%のマイナスかい離。
    NT倍率は13.62倍。
    25日線からは4.6%、200日線からは6.2%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲5.078%。
    買い方▲15.592%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.359%。
    買い方▲23.670%。
    空売り比率は48.5%で56日連続40%超。
    日経HVは13.0、日経VIは20.88。
    日経平均採用銘柄のPERは11.56倍でEPSは1765円。
    PBRは1.03倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比105円高の20465円。
    高値20525円、安値20290円。
    大証夜間取引終値は日中比90円高の20450円。
    CMEの高値20525円を上抜けば5日ぶりの反発期待。
    先週末から窓を開けた20581円が早急に欲しいところだ。
    ボリンジャーのマイナス1σまで戻せば20882円。
    ボリンジャーのマイナス2σが20372円。
    マイナス3σが19863円だから日経平均のBPSとほぼ同水準だ。
    気学では「変化注意日にして不時安を見ることあり」。
    水曜は「案外高き日なり。逆に安き時は翌日高し」。
    木曜は「弱日柄にして、じり安を見せること多し」。
    金曜は「初め安いと後高く、初め高いと反落する」。
    ラマダン明けでの相場転換に期待の火曜日。
    ちなみに・・・。
    「2000年以降のラマダン期間中のTOPIXは7勝11敗と負け越し。
    平均騰落率は▲3.3%」と市場関係者。
    ダウ輸送株指数の0.22%高、SOX指数の0.33%高にすがりたいところ。
     
     
    土曜のセミナーを熱心にノートしてくれた投資家さん。
    こんなことを喋っていたようです。

    ラマダン明けということよりも、起きていることを考えていきたい
     
    トランプ包囲網が随分強まってきている
    中国への関税を上げると言っておきながら、メキシコの関税を5%上げた。
    中国にはかなわないので、視線をそらせた 選挙対策に向かっていたということ
    4日間もトランプが東京にいたのに、行動内容について米国では殆ど報道されていない。
     
    ビルダーバーグ会議が金曜〜日曜日までヨーロッパで開催されている。
    今年のテーマにアメリカが入っていない。
    去年は中間選挙ということで入っていた。
    中国とロシアが入っている。
    原油、中東というキーワードも抜けてきている。
    主軸のテーマが変わってきている。
     
    皆さんの目線は売り手目線で見ると苦しい相場。
    買い手目線でみるとPBRに近づいてきている。
    騰落レシオ77まで落ちてきている。
    裁定買い残売り残も何もない。
    業績は225採用銘柄EPS1700円台後半をキープしているのに。
    株が下がってきているのできついよねというところ。
     
    5月24日時点の信用買残は395億円増の2兆2395億円
    同信用売残は100億円増の8630億円
    Quick調査の5月24日時点の信用評価損率は▲15.88%。3週連続の悪化
    同裁定買い残は132億円増の8497億円。2週ぶりの増加。
    裁定売り残は421億円増の6485億円。2週連続の増加。
     
    6月SQ明けて令和相場のスタートと見てよいのではないか。
     
    月足陽線基準は21923円、週足陽線基準は21182円。
    5月SQ値は21451円、3月メジャーSQ値は21348円。
     
    令和の年の相場予見 6月の反騰のシナリオは崩れてはいない
     
    平成の時価総額の増加はトヨタが1位 キーエンスが2位
    時価総額を減らしたのはNTT、東電、野村でした。
    今度郵政の幹事から野村が抜けました。大和がメインになりました。
    野村が抜けてくるとどうなのよという疑問が残っています。
     
    マイナス利回りの国債の発行残高が倍増になってきている。
     
    「額面100円の国債を101円で買うことがマイナス金利の実態。
    満期まで保有すれば確実に損するが、途中で102円で買いたい相手が出てくると
    見込めばマイナス利回りでも取引は成立する」。この論理は株式市場の論理。
     
    PER50倍で買ってもPER60倍で買ってくれるところがでてくれば取引は成立する。
    バブルの時の考え方。どこかで是正が起きてくる。
    日本のマイナス利回り国債は2016年以降急増。
    日銀が買ってきているので債券が少なくなっている。
    ETFも吸い上げられている。
    ETF24兆円分、全体の7割は日銀が持っている。
    ETFを担保にETFを発行している流れは仮儒に基づいた相場になってきている。
     
    NYの格言
    【よりひどい愚か者の理論】
    割高で実は投資するだけの価値がない銘柄を、自分が買った値段より高い値段で
    買う愚かな投資家が現れるだろうという論理。
    別に「もう一人の愚か者」論ともいう。
     
    日本国内
    ダブル選挙になるかどうか。選挙をするとすれば圧倒的に自民党の勝利になると思います。他党の準備不足。
    アメリカ
    株と金利の綱引き、あまり変化はでていない
    欧州
    ブレグジットの問題は小さくなった
     
    東証1部の時価総額は500兆円台。
    日経平均が25200円レベルで時価総額は700兆円を超えてくる。
     
    ビルダーバーグ会議 5月30日ー6月2日
    議題は下記11項目
     
    安定した戦略秩序
    次のヨーロッパ
    気候変動と持続可能性
    中国
    ロシア
    資本主義の未来
    ブレグジット
    人工知能(AI)の倫理
    ソーシャルメディアの武器化
    宇宙の重要性
    サイバー(コンピュータ空間)の脅威
     
    米国が入っていない。
    AIは昨年も入っていた。
    宇宙の重要性は今年初めて入ってきた。
    宇宙は外せないテーマになってきている
    サイバー脅威(サイバーテロの防止)
    この中に、コモディティ系やFX系の話は入ってきておらず、株式系の話になっていると見れる。
     
    ビルダーバーグ会議は1954年から毎年1回、世界的影響力を持つ人物や企業、機関の代表が130人ほど集まり、
    世界の重要問題や今後の重荷政治経済や社会等を主なテーマに完全非公開で討議する秘密会議で影の世界政府といわれている。
    討議された内容はしばらく後に世界で現実になっていくとされる。日本関係は不参加。
     
     
    以下は2018年の議題。
    (1)ヨーロッパのポピュリズム
    (2)不平等への取り組み
    (3)労働の未来
    (4)人工知能
    (5)中間選挙前のアメリカ
    (6)自由貿易
    (7)アメリカの世界的なリーダーシップ
    (8)ロシア
    (9)量子コンピュータ
    (10)サウジアラビアとイラン
    (11)ポスト真実の世界
    (12)時事
     
    米国テーマが2つ入っていた。働き方改革など相場のテーマになった。
    大抵はマーケットでも話題になったような事柄。
    しかし「ポスト真実の世界」という議題は妙に気になるところ。
    SNSのニュースと現実のニュースの違い。
     
    量子コンピュータについて
    量子技術、中国に対抗する日米欧で開発
    量子コンピューター関連銘柄
    NECがトップ
     
    サイバーセキュリティについて
    自由民主党サイバーセキュリティ対策本部が第一次提言を行った。
    自民党が言ったということは政府の意見であり、未来戦略に入ってくるので、
    ここ数週間のインターネットセキュリティ銘柄のじわじわとした強さはここに入っているからだといってよいと思います。
     
    『令和』時代・経済成長戦略 自由民主党 5/14
    第四次産業革命の『データ』を利活用 → 量子技術につながってくる
     
    デジタルトランスフォーメーション(DX) 昨年はRPA
    去年の5月はRPAがこれからのキーワードだといわれて急速にでてきた。
    今年はデジタルトランスフォーメーションがキーワードだといわれた。
    DX関連銘柄に注目
     
    バイオにもデジタルトランスフォーメーションを活用していく。
     
    日本の勝ち筋分野についての検討を深めていく、6月〜9月中の政策に反映されてくるのではないか
    政策と予算が付いて動きになる
     
    自民党政務調査会HPHPにでてくる
     
    成長戦略総論の論点  内閣官房日本経済再生総合事務局
     
    AI、IoT、ロボット、ビッグデータ(去年からでていた)
    新規にITと5G、電力網が争点になってくる。
    電力網が原発からだけがもってくるだけではなくなってきている。
     
    中国の産業革命
    次世代情報技術(5G)で米中が戦っている。
    ファーウェイの中継基地から全ての情報を取れてしまうため、ここは譲れないのが米国の立場。
    しかしトランプ大統領には任期があるため、習近平は持久戦に持ち込むことが予想できる。
     
    日本人口の推移
    外国人労働者、AIの活用を行わざるをえない。
    また、人口が減って労働力が落ちる国の通貨が高くなりようがない。
     
    利益の出る銘柄というのはみんなが嫌気した相場で上がる銘柄を見つけて買えるかということになる。
    6月に上がらないと、今年のシナリオは変わってしまう。
    6月のラマダン明けからの相場に期待する。
     
    ◯重要なのは「ヒーローを追いかけること」ではない。
    「次のヒーローを想像すること」。
    そして「ヒーローのリバイバルのタイミングを図ること」。
    →ヒーローのリバイバルの方が早いかなと思います。
     
    日経平均株価
    25日線と75日線の移動平均線がデッドクロスしかかっている点が懸念
    25日移動平均線乖離率はマイナス4%

    (兜町カタリスト櫻井)


     

     
    3日のNYダウ工業株30種平均は小反発し、前週末比4ドル74セント高の2万4819ドル78セントで終えた。
     
    前週まで相場は下げ基調が続いたため、短期的な戻りを見込んだ買いが入りやすかった。貿易摩擦をめぐる米中対立の激化に加え、トランプ大統領は不法移民対策が不十分だとしてメキシコからの全輸入品に制裁関税を発動する方針を示し、ダウは前週に770ドル下落。週明け3日は押し目買いの動きも出て、ダウは取引前半に一時120ドル高となる場面もあった。
     
    5月のダウ平均は月間で1777ドル(7%)安と大きく下げていた。3日は化学のダウや石油のシェブロンなど最近の下げが大きかった銘柄が買われ、相場を支えた。コカ・コーラや医薬品株など、業績が景気の影響を受けにくい「ディフェンシブ銘柄」も幅広く買われた。
     
    半面、米国を巡る貿易摩擦の激化が景気を冷やすとの懸念は根強く、ダウ平均は134ドル安まで下げる場面もあった。
    米長期金利が低下し、景気後退の予兆とされる長短金利の逆転も一段と進んだ。5月のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は前月比で低下し、2年7カ月ぶりの低水準となった。貿易戦争による米景気の悪化への懸念も改めて高まり、相場の重しとなった。
     
    セクター別では、電気通信サービスや素材が上昇する一方で、メディアやソフトウェア・サービスが下落した。
     
    IT大手の市場寡占に対する米当局の厳格な監視方針が相次いで報じられたことから、グーグル親会社アルファベットなどには売りが集中。ナスダック総合株価指数は大幅続落し、同120.129ポイント安の7333.019と、ほぼ3カ月半ぶりの安値で終えた。ナスダック指数は5月3日に付けた史上最高値(8164.00)から1割超下落し、相場は調整局面入りした。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,819.78+4.74
    S&P500種
    2,744.45−7.61
    ナスダック
    7,333.019−120.129
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,327.90+16.80
    NY原油(ドル/バレル)
    53.07−0.18
    円・ドル
    107.99 - 108.00−0.25
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は小幅反発した。
    6月物は前週末比40円高の2万0465円で引け、3日の大取終値を105円上回った。
    前週に売られた反動で、日経平均先物は割安感からの買いが入った。
    ただ貿易摩擦の悪化による世界景気の減速懸念は根強く、米株とともに上値の重い展開になった。
    トランプ米大統領は30日、メキシコへの関税導入を発表し、投資家心理を冷やした。米長期金利の低下も上値を抑えた。
     
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    20465 ( +105 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    20465 ( +105 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7184.80(+23.09)
    FTSE100種総合株価指数は反発した。前週末の終値に比べ23.09ポイント高の7184.80で引けた。構成銘柄の半数以上が上昇した。
     
    アジアの株安を背景に朝安で始まったが、午後に入って米国株の寄り付きの反発を眺めて切り返した。ただ、米中貿易摩擦や米国の対メキシコ制裁関税などが心理的重しとなり、上値は重かった。
    朝方は原油と銅の相場下落で、資源株は売られたが、その後原油と銅の相場がともに上昇に転じると、資源株も買いが優勢となった。景気の先行きへの不透明感から、安全投資先として金が買われた。
     
    個別銘柄では、産金大手フレスニーヨは金塊相場の上昇を背景に3.8%高と買われた。5月31日に大幅下落した反動で、総合ヘルスケアのNMCヘルスは4%超上がった。前営業日の大幅安の反動で買いを集めた。製薬大手アストラゼネカ1.9%高、同グラクソ・スミスクラインは、1.5%高、同ヒクマ・ファーマシューティカルズは1.4%高と製薬株も買われた。
     
    半面、保険株は下落した。旅行のTUIと自動車売買ウェブサイトを運営するオート・トレーダー・グループの値下がりが目立った。今週発表されるFTSE100の銘柄入れ替えを前に、除外が予想される航空のイージージェットも売られた。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11792.81(+65.97)
    ドイツ株式指数(DAX)は反発した。終値は前週末と比べて65.97ポイント(0.56%)高の11792.81だった。米国を中心とした貿易摩擦が世界的な景気減速につながるとの懸念から、欧州各国株式相場は下落して始まった。ただ、下げ幅は徐々に縮まり、午後には各国そろって上昇に転じた。
     
    個別銘柄では、オンライン決済サービスのワイヤーカードは買われた。同社の最高経営責任者(CEO)が2日に、上期の業績は良好との見通しを示したことが好感された。鉄鋼のティッセン・クルップも買われた。
    一方、下落したのは全30銘柄中5銘柄だけだった。半導体のインフィニオンテクノロジーズは8%安。同業の米サイプレスセミコンダクタを90億ユーロ(約1兆880億円)で買収すると発表したが、市場では買収価格が高過ぎると判断され、売りが広がった。ドイツ銀行も下げた。
     

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5241.46(+33.83)

     

06月04日 毎日コラム
コーヒータイム「消費量と日経平均」
・・・続き

06月05日 マーケットコメント

06月06日 マーケットコメント

06月07日 マーケットコメント



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv