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    [概況]

    22日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.835円まで下落し上値が重い展開となった。
    米債利回りの上昇が一服したことなどを受け、米ドル円は一時110円台後半で推移した。
    その後、欧州時間に入り米ドル円は一時111.200円付近まで反発するも、引き続き上値は重く、現在、米ドル円は111.000円付近を推移している。

    この後は、5月米リッチモンド連銀製造業指数(予想:10 前回:-3)など米経済指標の発表が予定されている。
    テクニカル的には米ドル円は下値付近に5日移動平均線(110.791円)などが控えており、下値サポートとなりそうか。
    仮にこのラインを下回った場合、次に200日移動平均線(110.204円)が控えている。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    22日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比42円03銭安の2万2960円34銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:02:09 容量:18.16M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前日に米国株が続伸した流れを引き継ぎ朝方は買いが先行したが、日経平均株価はすぐに値を消した。
    朝鮮半島情勢や国内政治を巡る不透明感を嫌気した売りが優勢になった。下値も堅く、日中値幅は78円80銭と、今年に入って最も小さかった。
     
    日経平均は前日に2万3000円を上回り、短期的な達成感から利益確定の動きが広がりやすかった。日経平均を構成するユニファミマが午後から下値模索となり、7%下落。1銘柄で指数を33円ほど押し下げた。
     
    ただ、相場の下値も堅かった。21日のNYダウが2カ月ぶりに2万5000ドル台を回復。米株高の背景にある米中通商問題への懸念の後退は東京市場では21日に織り込んでいたが、押し目買いを入れる材料にはなった。
     
    東証1部の騰落レシオなどテクニカル面では買われ過ぎの状態にあったことで、利益確定売りも出やすい。一方、売買代金は盛り上がりを欠いたものの企業業績への安心感は強みで、下値では押し目買いが厚かった。
     
    JPX日経インデックス400は続落した。終値は29.64ポイント安の1万5985.25だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、4.18ポイント安の1809.57で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆1437億円、売買高は12億7964万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1261と、全体の6割強を占めた。値上がりは732、変わらずは90銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉱業、金属製品、保険業の下落が目立った一方、パルプ・紙、卸売業、陸運業などが上昇した。
     
    個別では、トヨタ自動車も冴えない。任天堂やマネックスG、ソニーが下落した。三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGがそろって下げた。SUMCOも軟調。ユニー・ファミリーマートホールディングスが急反落、MS&ADインシュアランスグループホールディングスも安い。ケーズホールディングス、レノバ、パーソルホールディングスも下落した。
     
    一方、武田が上昇。ファナックや村田製が上げた。日東電工も買われた。花王、安川電機も上昇した。きちりが値を飛ばしたほか、アクセル、ペガサスミシン製造が大幅高。インターアクション、インソースなども物色人気。ブレインパッドも大きく上値を伸ばした。
     
    東証2部株価指数は前日比58.18ポイント高の7365.89ポイントと4日続伸した。
    出来高1億3053万株。値上がり銘柄数は247、値下がり銘柄数は201となった。
     
    個別では、東邦金属が一時ストップ高と値を飛ばした。北海道コカ・コーラボトリング、プロパティエージェント、リミックスポイント、マークラインズ、相模ゴム工業など17銘柄は年初来高値を更新。ファステップス、ノムラシステムコーポレーション、黒谷、日本和装ホールディングス、トーヨーアサノが買われた。
     
    一方、第一稀元素化学工業、瀧上工業、ジェコー、丸藤シートパイル、東海リースが年初来安値を更新。玉井商船、東邦化学工業、ビート・ホールディングス・リミテッド、アサヒ衛陶、高田工業所が売られた。
     

    日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。
    終値は前日比13円96銭高の4003円08銭。終値が4000円を上回るのは4月2日以来。相場水準としては3月22日以来2カ月ぶりの高値となった。
    東証1部の主力株の上値の重さが意識されるなか、値動きの軽い中小型株に個人投資家などの資金流入が続いた。
     
    市場では「地政学的リスクや原油高などへの懸念が依然くすぶっており、国際情勢の影響を受けにくい内需銘柄が多い新興株市場に資金が向かいやすい」との声が聞かれた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で720億円、売買高は1億1307万株だった。
    値上がり銘柄数は371、値下がり銘柄数は286となった。
     
    個別では、SAMURAI&J PARTNERS、チヨダウーテ、幸和製作所、岡藤ホールディングスがストップ高。プラマテルズは一時ストップ高と値を飛ばした。ルーデン・ホールディングス、B−R サーティワンアイスクリーム、クロスキャット、フォーサイド、エスプールなど25銘柄は年初来高値を更新。アズジェント、セキュアヴェイル、Shinwa Wise Holdings、五洋インテックスが買われた。
     
    一方、ディーエムソリューションズ、フェローテックホールディングス、シー・エス・ランバー、壽屋、日本ユピカが年初来安値を更新。ビジョナリーホールディングス、サンユー建設、極楽湯ホールディングス、グリムス、フジタコーポレーションが売られた。

     

    東証マザーズ指数も4日続伸した。終値は前日比8.39ポイント高い1179.01と4月9日以来の高値だった。
    値上がり銘柄数は129、値下がり銘柄数は113となった。
    東京市場全般が方向感を欠く中、新興市場は決算シーズン通過による不透明感後退の流れが続いて相対的に強い値動きだった。
     
    大型株が中心の東証1部で日経平均株価が弱含みで推移したため、中小型株が大半を占める新興市場に資金が流入した。「短期投資家が信用取引を利用して活発な売買を続けた」という。
     
    個別では、グローバルウェイがストップ高。FRONTEO、オイシックスドット大地、AMBITION、ティーケーピー、メディカルネットなど15銘柄は年初来高値を更新。日本リビング保証、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、シルバーライフ、ウェルビーが買われた。
     
    一方、ブライトパス・バイオがストップ安。ALBERTは一時ストップ安と急落した。フォーライフ、アライドアーキテクツ、ベストワンドットコムなど4銘柄は年初来安値を更新。ジャパンエレベーターサービスホールディングス、グレイステクノロジー、SOU、メディアフラッグ、バリューゴルフが売られた。

     

    【寄り付き概況】

    22日、後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比1円16銭安の2万3001円21銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、3.61ポイント安の1810.14で始まった。新規材料に乏しい中で売りがやや優勢となり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小安く推移している。
    外国為替市場では、1ドル=110円90銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち
     
    個別では、任天堂が3営業日続落し、ソニーが弱含み。トヨタが小甘く、SUMCOは軟調。マネックスG、三菱UFJ、第一生命、NTT、JTが売られ、東電力HDが大幅安。
     
    半面、武田が小反発し、ソフトバンクGが強含み。ファーストリテ、花王、リクルートHDは続伸。日東電工、村田製、安川電が堅調で、ファナック、コマツ、東エレクが買われた。
     
    北朝鮮情勢を巡る警戒感が再び高まっており、日経平均は前日に2万3000円台を回復したことによる短期的な達成感も加わって、一段の上値追いの動きを期待しづらいだろう。
    注目されたソニーの中期経営計画も投資家心理を上向かせるまでには至っていない。反面、企業業績の上振れ期待は根強く、下値では押し目買いの動きも見られる。こうしたことが日経平均のこう着感につながっているようだ。


     

    22日前場の日経平均株価は前日比1円65銭安の2万3000円72銭と4営業日ぶりに小反落。
    朝方は、21日の米国株高を支えに買いが先行したが、その後は株価指数先物売りにいったん下げに転じた。
    前日までの3日続伸で短期的な過熱感から利益確定売りが出やすかった。一巡後は再びプラス圏入りする場面もあり、総じて方向感に乏しい展開となった。
     
    朝鮮半島情勢や国内政治を巡る不透明感を嫌気した売りが優勢となった。21日の米株式相場の上昇を手がかりとした押し目買いも入り、日経平均の日中値幅は、59円にとどまった。JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)は続落した。
     
    海外主要メディアが朝方に「ペンス副大統領が21日、北朝鮮の出方次第ではトランプ米大統領が来月予定する米朝首脳会談を取りやめる用意があるとの認識を示した」と報じた。北朝鮮を巡る警戒感が再び強まり、利益確定売りにつながった。
     
    市場では「米中通商問題への懸念後退は東京市場では21日に織り込んでいたため、押し目買いを入れる材料にはなっても買い上げるほどではなかった」との声があった。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆653億円、売買高は6億6858万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1213と、全体の6割近くを占めた。値上がりは758、変わらずは111銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉱業、金属製品、保険業の下落が目立った一方、卸売業、不動産業、陸運業などが上昇した。
     
    個別では、9時半に3カ年の中計を発表したソニーは下落。トヨタ自動車も冴えない。任天堂やマネックスG、三菱UFJや東電力HDも下げた。フォスター電機が急落したほか、日本化学工業も大きく利食われた。
     
    一方、日東電は大幅高。武田やファナックが上げた。
    村田製作所も買い優勢。ファーストリテイリング、花王がしっかり。ペガサスミシン製造が急騰、新光電気工業も大幅高となっている。
     
     
    東証2部株価指数は前日比40.78ポイント高の7348.49ポイントと4日続伸した。
    出来高7655万株。値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は171となった。
     
    個別では、北海道コカ・コーラボトリング、プロパティエージェント、マークラインズ、SECカーボン、キクカワエンタープライズなど11銘柄が年初来高値を更新。黒谷、技研ホールディングス、日本和装ホールディングス、リミックスポイントが買われた。
     
    一方、第一稀元素化学工業、瀧上工業、丸藤シートパイルが年初来安値を更新。東邦化学工、あじかん、玉井商船、キョウデン、高田工業所が売られた。

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比14円89銭高い4004円01銭。4000円の節目を上回るのは取引時間中として4月6日以来、およそ1カ月半ぶり。
    東証1部の大型株の上値が重いなか、値動きの軽い中小型株に資金が向かった。好材料が出た銘柄のほか時価総額の大きい主力株も買われた。
     
    市場では「2018年3月期決算の発表が一巡し、好業績が徐々に株価に織り込まれつつある」との声が聞かれた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で403億円、売買高は6269万株。値上がり銘柄数は351、値下がり銘柄数は259となった。
     
    個別では、チヨダウーテ、幸和製作所、岡藤ホールディングがストップ高。プラマテルズは一時ストップ高と値を飛ばした。ルーデン・ホールディングス、B−R サーティワンアイスクリーム、クロスキャット、フォーサイド、エスプールなど21銘柄は年初来高値を更新。SAMURAI&J PARTNERS、アズジェント、セキュアヴェイル、五洋インテックス、ネクストジェンが買われた。
     
    一方、ディーエムソリューションズ、シー・エス・ランバー、壽屋が年初来安値を更新。グリムス、極楽湯ホールディングス、新東、ニューフレアテクノロジー、フジタコーポレーションが売られた。


     

     
    東証マザーズ指数は前日比3.57ポイント高の1174.19ポイントと4日続伸。
    日経平均の上げ一服を受けて目先の利益を確定する売りも出ているようだが、日経平均がこう着感を強めているだけに、値幅取り狙いの物色は中小型株に資金が向かった。

    値上がり銘柄数は121、値下がり銘柄数は112となった。
     
    個別では、グローバルウェイがストップ高。FRONTEO、オイシックスドット大地、AMBITION、メディカルネット、アドバンスト・メディアなど13銘柄は年初来高値を更新。ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、日本リビング保証、インターネットインフィニティー、ITbookが買われた。


     
    一方、フォーライフ、アライドアーキテクツが年初来安値を更新。メディアシーク、メディアフラッグ、SOU、エディア、ラクスが売られた。


    [概況]

    東京時間昼頃に前週末高値を上抜いたドルは其の後も上値を伸ばし、米国債利回りが上昇するとドル買いも進んで欧州市場朝方に当日高値で1月18日以来、およそ4か月ぶりとなる111.405円まで上昇した。
     
    しかし111円台半ばを超える事は出来ず、其の後は利益確定の売りなどに上げ幅を削り、NY株式市場が大幅上昇する中で、NY市場中盤には111円を割り込んだ。
     
    しかし下値では買いが入って値を戻し、引け近くに再度111円を割れる場面があったが、最後は前週末比+30.5銭高の111.045円と111円台に乗せて引けた。
    これまでの上昇が順調だった事もあって111円台では利益確定の売りが出易くなっているが、この日はフィラデルフィア連銀総裁が「インフレ加速なら、今年あと3回の利上げを支持」と発言するなどドル買いの流れはまだ続いていると思われる。



    [提供:カネツFX証券株式会社]


     

    【寄り付き概況】

    22日午前の日経平均株価は、前営業日比23円58銭高の2万3025円95銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、0.34ポイント安の1813.41で始まった。
    堅調な地合いが続くなか、きのう21日に2万3000円を突破したことで、先高期待感から、買いが先行したようだ。
     
    また、前日のNYダウが300ドル近い急上昇となり、足もとリスクオンの流れが強まっている。米中貿易摩擦の問題については、両国お互いが歩み寄る姿勢をみせていることから懸念が和らいでおり、東京株式市場でも主力株中心に買いが入りやすい環境にある。
     
    外国為替市場では1ドル=110円90銭台の推移と足もとはドル買いの動きに一服感はあるものの、円安水準にあることで企業収益への追い風が意識されている。
     
    一方、騰落レシオなどテクニカル指標面では過熱感もあり、利益確定売り圧力も意識され目先上値は重いとの見方も強い。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種が高く、値上がり上位に石油、機械、電気機器など。値下がりで目立つのは鉱業、保険、その他金融など。
     
     個別では、三菱UFJが売られ、東京海上は続落。NTT、第一三共が値を下げ、任天堂、東電力HDソニーが、SUMCO、東海カはさえない。トヨタは小幅安。
    半面、ファーストリテ、ソフトバンクG、マネックスGが値を上げ、武田は堅調。ティアック、日東電工、ファナック、東エレク、安川電はしっかり。コマツは9営業日続伸している。

     
    225先物は、メリル・三菱・アムロ・みずほ・クレディ・UBSが買い越し。
    野村・GS・ドイツ・シティ・バークレイズ・SBIが売り越し。
    TOPIX先物は、バークレイズ・シティ・ソジェン・JP・ドイツが買い越し。
    GS・大和・メリル・日興・みずほ・三菱が売り越し
     
    テクニカル的には、L&M(2170)、SBS(2384)、JPHD(2749)、キリン堂(3194)、エコナック(3521)、共和レ(3553)、eBASE(3584)、モバファク(3912)、ソルクシーズ(3284)、花王(4452)、フルキャスト(4848)、M&Aキャピ(6080)、日機装(6376)、日トムソン(6480)、チノー(6850)、小糸製(7276)、オーバル(7727)、フジシール(7864)、紙パ商(8032)、マネパ(8732)、CEC(9692)、CSP(9740)、富士ソフト(9749)が動兆。
     

    週明けのNY株式は大幅反発。
    NYダウは298ドル高の25013ドルと約2カ月ぶりに2万5000ドル台を回復した。
    ムニューシン米財務長官は「中国からの輸入品1500億ドル相当への関税適用を見合わせる」と表明。
    中国も「米国製品500億ドル相当への報復関税を実施しない」と発表。
    米中貿易戦争回避の方向を好感した。
    「米中が歩み寄る姿勢を見せたことで通商問題での対立が世界経済に悪影響を与えるとの警戒感が和らいだ」との解釈だ。
    中国事業の比率が高い建機のキャタピラーや航空機のボーイングなどが上昇。
    機械・航空機関連のユナイテッド・テクノロジーズも上昇。
    この3銘柄でNYダウを120ドルほど押し上げた。
    テスラ、GE、マイクロンテクノロジーなども上昇。
    一方、中国への関税適用先送りからUSスティールやAKスティールは下落。
    NASDAQは3日ぶりに反発。
    10年債は主要経済指標発表もなく小幅安で小動きの展開。
    3.06%で終えたが引け後は3.054%水準。
    ドル円は111円台前半。
     
     
    週明けの日経平均は2ヵ月ぶりに23000円台を回復した。
    売買エネルギーが低調なままでも可能だったところが面白い。
    「場中の上昇で到達=東京主導、円安進行を伴っている、到達後も荒い動きが見られなかった。
    この節目は通過点の可能性が高い」という声もある。
    東京時間のNY先物がフォローした点も否定はできない。
    もっとも「NY株高の先取りであったとすると火曜はNY程の飛躍的上昇は期待薄で上昇は限定的」という見方もある。
    25日線からは2.7%のプラスかい離。
    騰落レシオは125.26%。
    120%の加熱ラインは超えてきたがむしろ140%くらいまで加速と読みたいところ。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲12.902%(前日▲13.098%)。
    買い方▲6.599%(前日▲6.971%)。
    売り方の損切りがあったような印象だ。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲20.17%(前日▲18.07%)。
    5月7日の▲20.58%が近づいてきた。
    買い方▲14.16%(前日▲14.42%)とかい離は拡大。
    空売り比率は38.4%と2日連続40%割れ。
    日経平均採用銘柄のEPSは1657円(前日1640円)と増加しPERは13.88倍とむしろ低下した。
    シカゴ225先物終値は大証日中比15円高の23025円。
    23000円台固めの株高の火曜日となろうか。
    まずは2月2〜5日の2万2967円〜2万3122円のマド埋めが課題。
    先週までは8週続伸で上昇幅は2312円。
    週間では昨年9月中旬から11月上旬にかけての9週連続以来の長さに挑戦だ。
     
     
    相場の底上げに大きく寄与しているのが証券会社の自己売買部門。
    11日までの週に現物株を4472億円も買い越した。
    今年に入って最高の水準だ。
    同部門は4月27日までの週にも4336億円を買い越し。
    ゴールデンウィークの谷間も978億円買い越し。
    「4月最終週から積極的な買い姿勢」との解釈。
    背景は裁定買い。
    11日時点は前の週から3101億円増加し2兆4825億円。
    1月下旬の水準まで裁定買い残が回復した。
    以下は裁定買い残の増減と証券自己部門の売買動向。
    特に4月後半以降、きれいに連動している。
    「海外勢の先物買い戻しで開いたスプレッドに裁定業者が買いを入れている」という見方だ。

              裁定買い残の増減  証券自己の売買動向(億円)
      01/05         1,956              989
      01/12        -4,822           -1,496
      01/19          -894            2,020
      01/26          -215                2
      02/02        -4,741           -3,270
      02/09        -6,197           -6,630
      02/16        -1,689           -2,425
      02/23           577           -2,033
      03/02        -2,286           -1,443
      03/09         1,820            1,178
      03/16          -479            2,095
      03/23        -2,019               15
      03/30         2,163              164
      04/06          -647              611
      04/13         1,244            1,258|
      04/20         1,623            1,630|
      04/27         3,588            4,336|自己の買い越し=裁定買いの構図
      05/02           431              978|
      05/11         3,101            4,473↓
     
    ようやく付けた日経平均23000円。
    以下は上昇下落の主役のランキング。

    ■日経平均採用銘柄の騰落率ランキング
    【2018年の安値から5月21日まで】
     上位             下位
    ・東電HD(9501) △50%  ・ヤフー(4689) ▲18%
    ・太陽誘電(6976) △48%  ・武田(4502)  ▲16%
    ・板硝子(5202)  △46%  ・古河電(5801) ▲12%
    ・ユニファミマ(8028)  △45%  ・楽天(4755)  ▲11%
    ・日新製鋼(5413) △41%  ・古河機金(5715)▲8%
                              
    【17年の安値から年末まで】  
     上位             下位
    ・東海カ(5301)  △213%  ・電通(4324)  ▲21%
    ・昭電工(4004)  △175%  ・大平金(5541) ▲14%
    ・安川電(6506)  △146%  ・楽天(4755)  ▲12%
    ・日製鋼(5631)  △113%  ・ガイシ(5333) ▲9%
    ・三井金(5706)  △ 95%  ・SUBARU(7270) ▲9%
    (注)△は上昇、▲は下落。18年の安値は3月23日、17年の安値は同4月14日との比較。


    (兜町カタリスト櫻井)

    22日の東京株式市場は、堅調展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2900円-2万3100円。
     
    21日の米国株式は、NYダウが続伸し約2カ月ぶりに終値ベースで心理的なフシ目の2万5000ドル台を回復。好地合いが続くなか米国株高もあり、朝方は買いが先行しそうだ。
    ただ、積極的に上値を追う材料に乏しく、利益確定の売りも予想され、上値を抑えられる可能性もある。日経平均株価は、2万3000円での値固めが進むと予想する。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=111円前後(21日終値111円35-37銭)と円高に振れるシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比15円高の2万3025円だった。
     
    【好材料銘柄】 
    ■アズジェント <4288>
    中期経営計画を策定。21年3月期に営業損益20億円の黒字(18年3月期は7200万円の赤字)を目指す。
     
    ■ネットマーケティング <6175>
    東証はネットマーケを28日付で東証2部に市場変更する。
     
    ■幸和製作所 <7807>
    韓国農業協同中央会からシルバーカー1万1400台の大口受注を獲得。受注金額は57億円で、19年2月期に売上計上する見込み。
     
    ■岡藤ホールディングス <8705>
    日産証券と資本業務提携。商品先物取引部門と金融商品取引部門で連携する。
    資本面では日産証券を引受先とする200万株の第三者割当を実施。
    日産証券は議決権比率18.65%を保有する筆頭株主となる。
     
    ■エスプール <2471>
    ひふみ投信などの運用を手がけるレオス・キャピタルワークスが21日付で財務省に提出した変更報告書(5%ルール報告書)によると、レオスの同社株式保有比率は6.76%→7.88%に増加した。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    22(火)
    20年国債入札
     
    【海外】
    米韓首脳会議
    米2年国債入札
    《米決算発表》
    オートゾーン、コールズ、アドバンス・オート・パーツ、イントゥイット、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、TJX
    休場:香港、韓国
     
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■清水建<1803>
    オフィスビル投資縮小 物流や海外の開発拡大
     
    ■旭化成<3407>
    系列が生産設備からの油漏れ監視する装置開発
     
    ■ブレインP<3655>
    AI使って経営課題解決するサービス提供
     
    ■ノリタケ<5331>
    ロボ活用拡大で砥石製品の生産設備増強
     
    ■日ピラー<6490>
    三田工場内に研究開発棟新設へ
     
    ■パイオニア<6773>
    営業車の巡回ルート送信するサービス開始へ
     
    ■エスペック<6859>
    20年までに環境試験器を温暖化対応へ


     

    21日のNYダウ工業株30種平均が続伸し、前週末比298ドル20セント高の2万5013ドル29セントで終えた。およそ2カ月ぶりに2万5000ドル台を回復した。
     
    米中両政府は週末19日に共同声明を発表し、米国の対中貿易赤字の貿易削減に向け中国が取り組みを進めることで一致。さらに、両国が実施の可能性に言及してきた巨額の追加関税についても棚上げで合意したことで投資家心理の改善から買いが先行した。
     
    中国による制裁措置の影響が大きいとされた航空機メーカーのボーイング(BA)や建設機械のキャタピラー(CAT)に買い戻しが広がったほか、機械・航空機関連のユナイテッド・テクノロジーズも上げ、3銘柄でダウ平均を120ドルあまり押し上げた。
    原油相場の上昇も好感され、終日堅調推移となった。
     
    ただ、市場関係者からは「米中通商協議では今後、悪い話も出てくるだろう。懸念後退による株買いは一時的との見方が強い」との声も聞かれ、上値は重かった。
    上昇基調にある米長期金利に対する警戒感も根強く、市場は23日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨などを手掛かりに、利上げペースを見極めたい考えだ。
     
    ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、同39.697ポイント高の7394.036で終えた。
     
    セクター別では、資本財や電気通信サービスが上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーやメディアが下落した。
     
    個別では、輸送関連事業を本体から切り離し、外部企業と統合すると発表したゼネラル・エレクトリック(GE)が高い。半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は、3-5月期の利益見通しを引き上げ上昇。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、「モデル3」の高性能モデルの受注を開始し堅調推移した。
     
    一方で、食料品のキャンベルスープ(CPB)は、バンクオブアメリカ・メリルリンチによる投資判断引き下げを受け下落した。
    鉄鋼のUSスチールやAKスチールが下落した。米政府が中国に対する追加関税を先送りし、売り材料視された。
     
     
    VIX指数は13.08と前日から連日低下した(前営業日13.42)。貿易摩擦解消に向けた米中協議の進展を好感し、週明けの米株が大幅反発し、VIX指数は一時12.78まで低下した。ダウ平均は3月下旬以来の25000ドル台を回復した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,013.29+298.20
    S&P500種
    2,733.01+20.04
    ナスダック
    7,394.036+39.697
     
    米10年国債(%)
    3.058−0.003
    米30年国債(%)
    3.201+0.002
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,290.90−0.40   
    NY原油(ドル/バレル)
    72.57+1.29
    円・ドル
    111.01 - 111.02−0.34
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は反発した。6月物は前週末比185円高の2万3025円で引け、同日の大取終値を15円上回った。
    米中貿易摩擦への懸念が薄れ、米株とともに買われた。ムニューシン米財務長官が「貿易戦争を当面保留する」と述べたことも好感された。円安も支援材料。
    この日の6月物高値は2万3050円、安値は2万2895円。


    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    23025 ( +15 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    23030 ( +20 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7859.17(+80.38)
    FTSE100種総合株価指数は反発した。前週末18日の終値に比べ80.38ポイント高の7859.17と、今月17日に付けた最高値を更新した。構成銘柄の約9割が上昇した。
    米中の貿易摩擦問題への懸念が後退し、ドル高・ポンド安が進んだことから、通貨安で恩恵を受ける輸出関連株を中心に買われた。商品株と医薬品株の上げが株価指数を押し上げた。
     
    個別では、石油のロイヤル・ダッチ・シェルとBPはともに午後に上げ幅を広げた。鉱業関連株も買われ、アングロ・アメリカンと資源商社のグレンコアの上げが目立った。
    医薬品株も上昇した。アストラゼネカは3%超上がった。米食品医薬品局(FDA)が同社の高カリウム血症治療薬を承認したほか、アナリストが株価目標を引き上げたことなどが好感された。
    HSBCホールディングスなど銀行株とオールド・ミューチュアルなど保険株も高くなった。スーパーマーケットのセインズベリーもそれぞれ大幅高となった。
     
    半面、ロシアの鉄鋼大手エブラズとソフトウエア開発のマイクロフォーカス、ブリティッシュ・アメリカン・タバコは売られた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5637.51(+23.00)
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    休場



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