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【市況一覧】
日経平均株価
37,628.48 -831.60 04/25
TOPIX
2,663.53 -47.20 04/25
マザーズ
640.12 -15.48 04/25
NYダウ平均
38,460.92 -42.77 04/25
ナスダック総合
15,712.75 +16.11 04/25


05月01日 マーケットコメント

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05月17日 マーケットコメント


    [概況]

    18日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は引き続き堅調な推移を示している。
    一連の米ドル買いの背景となっている米金利上昇が本日も継続し、米10年債利回りは一時3.126%と年初来の最高水準へと上昇。
    米ドル円も足並みをそろえて今月高値を111.13円へと更新している。
    欧州時間に入って、米金利の上昇に一服感がでたことで、米ドル円の上昇も一服しているが、111.00円の大台付近の水準は維持しており、地合いの強さは継続している。
    テクニカル的には、昨年11月高値から今年3月の安値までの61.8%戻しの水準である110.86円を上抜けたことで、騰勢が一段強まった印象。
    中期的には、昨年11月高値(114.72円)付近への上昇も視野に入った格好。
    本日は目立った指標発表はないものの、ブレイナード理事(22:15)を筆頭に複数のFRB当局者の講演が予定されており、米ドル相場、米金利動向への影響が注目される。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    東証マザーズ指数は前日比2.06ポイント高の1154.41ポイントと続伸した。
    値上がり銘柄数は156、値下がり銘柄数は92となった。
    そーせいやミクシィなど、時価総額の大きい銘柄は下落した。

    個別では、トヨタとの業務提携を発表したALBERTが3日ストップ高、みらいワークスがストップ高となった。
    みんなのウェディング、メドピア、テラプローブなど7銘柄は年初来高値を更新した。AMBITION、メタップス、アトラエが買われた。

    半面、前立腺がんワクチンで改善効果が出なかったと発表したブライトパス・バイオがストップ安。
    メディネット、イノベーション、オンコセラピー・サイエンスなど11銘柄が年初来安値を更新した。
    ビープラッツ、ウェルビー、ジャパンインベストメントアドバイザーが売られた。

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比15円13銭高い3955円14銭となった。
    東証1部に上場する主力株が堅調に推移し、投資家心理が改善した。新興企業株にも買いが広がった。

    ジャスダック市場の売買代金は概算で603億円、売買高は1億150万株だった。
    値上がり銘柄数は361、値下がり銘柄数は293となった。
     
    個別では、サンユー建設がストップ高、ソフィアホールディングスは一時ストップ高となった。
    湖池屋、グリムス、ANAPなど22銘柄は年初来高値を更新した。フォーサイドやレカム、アイエックス・ナレッジが買われた。

    半面、エスエルディー、アズマハウス、カネ美食品、パレモなど25銘柄が年初来安値を更新した。
    特殊電極、フジタコーポレーション、セリア、ラクオリアが売られた。

    18日の日経平均株価は、前日比91円99銭高の2万2930円36銭で終えた。
    2月2日以来約3カ月半ぶりの高値となる。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:55 容量:7.89M

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    米長期金利の上昇につれて、1ドル=111円ちょうど近辺まで円安・ドル高が進み、自動車株や海運株などに採算改善を期待した買いが入った。
    米原油先物相場の時間外取引での上昇を背景に、鉱業株や石油株も高かった。
    ただ、上値では利益確定目的の売りも出て日経平均は2万3000円の節目に届かなかった。後場の上下の値幅は40円ほどにとどまり、こう着感の強い展開だった。

    業種別では、26業種が上昇、7業種が下落した。
    石油・石炭製品が3%を超える上昇となったほか、鉱業や保険業が上昇率上位だった。
    一方、その他製品、金属製品、食料品が下落率上位だった。

    東証1部の売買代金は概算で2兆2800億円。売買高は13億310万株だった。週末要因もあり売買手控えのムードも強かった。
    東証1部の値上がり銘柄数は1161、値下がりは824、変わらずは98だった。

    JPX日経インデックス400は続伸し、終値は前日比69.39ポイント高の1万6027.23だった。
    東証株価指数(TOPIX)も続伸し、6.88ポイント高の1815.25で終えた。

    個別では、資生堂、ファナックが堅調、ソニー、トヨタ、ファーストリテイリングも高く、SMC、スズキが買われた。
    18年3月期決算を発表したSOMPO、東京海上が上げ、JXTGや国際石開帝石、商船三井が買われた。

    一方、前日買われた三菱UFJが反落した。ソフトバンクが小安く、エムアップ、日製鋼所などが売られた。
    任天堂、武田薬品が安く、東京エレクトロンがさえない。鹿島やディスコは下落した。

    東証2部株価指数は前日比31.35ポイント高の7294.56ポイントと続伸した。
    値上がり銘柄数は264、値下がり銘柄数は178となった。

    個別では、セイヒョー、ビューティ花壇、フライトホールディングスなど15銘柄が年初来高値を更新した。
    Jトラスト、ピクセラ、日本モーゲージサービスが買われた。

    一方、ジェコー、ラオックス、日住サービスなど5銘柄が年初来安値を更新した。
    ヒラノテクシード、日本精機、ぷらっとホーム、ショーエイコーポレーションが売られた。

    【寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比83円98銭高の2万2922円35銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、6.26ポイント高の1814.63で始まった。

    為替の円安・ドル高が日本株の支えとなり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調に推移している。
    外国為替市場では、1ドル=110円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。

    個別では、トヨタ、スズキなど自動車株が総じて高く、ファナックが反発した。JXTG、国際帝石、郵船が値を上げ、ソニーはしっかり。資生堂、ファーストリテ、東電力HDも堅調。
    半面、三菱UFJ、三井住友が冴えない。三菱地所は反落。ソフトバンク、任天堂、JTが安く、武田は売られた。

    ランチバスケットは31件、566.32億円、50億買い越し。

    東証マザーズ指数は前日比4.43ポイント安の1147.92ポイントとした。
    ブライトパスやそーせいなどバイオ株が下落し、ミクシィなど時価総額上位の銘柄に売りが出て指数を押し下げた。 
    値上がり銘柄数は127、値下がり銘柄数は117となった。 
     
    個別では、イノベーション、メディネット、ジェネレーションパスエクストリームなど6銘柄が年初来安値を更新した。
    アライドアーキテクツ、オウチーノ、ソウルドアウトが売られた。
    一方、みんなのウェディング、テラプローブなど4銘柄が年初来高値を更新した。
    グローバル・リンク・マネジメント、みらいワークス、AMBITION、メタップスが買われた。

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比2円07銭高い3942円08銭となった。
    東証1部の大型株が上昇し投資家心理が上向き、新興企業にも買いが入った。日経平均株価が伸び悩むと、ジャスダック平均も上げ幅を縮小した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で367億円、売買高は6283万株。
    値上がり銘柄数は322、値下がり銘柄数は300となった。 
     
    個別では、ソフィアホールディングスが一時ストップ高となった。17日の取引終了後「子会社アクアが経済産業省が推進するIT導入補助金のIT導入支援事業者に認定された」と発表し、これを好材料視した買いが入っている。
    湖池屋、幼児活動研究会、フォーサイド、グリムスなど17銘柄は年初来高値を更新した。
    レカム、フォーサイド、ハーモニック、エスケーエレクトロニクスが買われた。

    一方、nmsホールディングス、カネ美食品、アズマハウスなど22銘柄が年初来安値を更新した。
    ラクオリア創薬、セルシード、ニレコ、テイン、プロルート丸光が売られた。

    18日午前の日経平均株価は続伸した。前日比57円74銭高の2万2896円11銭で前場を終えた。
    自動車株や海運株に採算改善を期待した買いが入った。
    米原油先物相場が時間外取引で上昇したのを背景に、石油株や鉱業株も上げた。
    円相場が1ドル=110円台後半でじり安となり、円安が進行したことを背景に主力株中心に買いが優勢となった。
    前日の米国市場では、経済指標が予想を上回り、米10年債利回りが一段と上昇し、日米金利差を背景とした円の先安思惑が全体相場の押し上げ要因となった。

    デンソーやホンダ、スズキなどが一段高となり、日経平均の上げ幅は100円を超える場面があった。
    日経平均が2万3000円の節目に近づくと戻り売り圧力も強く、前場終盤は伸び悩んだ。

    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。

    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆627億円、売買高は6億5695万株だった。
    東証1部の値上がり銘柄数は1061と、全体の51%だった。値下がりは910、変わらずは112銘柄だった。

    業種別株価指数(全33業種)は25業種が上昇、8業種が下落した。石油・石炭、鉱業が上昇し、その他、金属製品は下落した。

    個別では、SMCが大きく買われ、スズキも一段高。国際石開帝石やJXTG、住友鉱が上げた。インバウンド関連の資生堂やコーセー、マツキヨHDが上昇した。
    半面、任天堂が売られ、半導体製造装置を手掛ける東京エレクトロンも安い。第一三共や大阪ガス、エムアップ、宝ホールディングスも売られた。

    東証2部株価指数は前日比2.94ポイント安の7260.27ポイントと反落した。
    値上がり銘柄数は239、値下がり銘柄数は181となった。 

    個別では、ラオックス、第一稀元素化学工業、川澄化学工業、日住サービスが年初来安値を更新した。ヒラノテクシード、トーアミ、日本精機が売られた。
    半面、セイヒョー、北海道コカ・コーラボトリング、ビューティ花壇、フライトホールディングスなど14銘柄が年初来高値を更新した。
    Jトラスト、ピクセラ、日本モーゲージサービスが買われた。


    【寄り付き概況】

    18日の午前10時時点の日経平均株価は前日比77円57銭高の2万2915円94銭となっている。

    外国為替市場で円の対ドル相場がじりじりと下げ、自動車などの輸出関連株に買いが強まった。
    東証株価指数(TOPIX)は下落に転じる場面があった。時価総額の大きい銀行株の下げが響いている。

    17日の米国株式は反落したものの、ドル高・円安を好感し、朝方は買いが先行した。
    その後いったん伸び悩んだが、下値は堅く円弱含みとともに盛り返し、堅調に推移している。

    東証1部の騰落銘柄数は値上がり959、値下がり984。
    東証業種別株価指数では全33業種中19業種が上昇している。

    値上がり率上位業種は、石油石炭製品、鉱業、非鉄金属など。
    値下がり率上位業種は、その他製品、食料品、金属製品など。

     個別では、住友鉱やJXTG、国際石開帝石が一段高。T&Dやデンソー、ホンダも上げ幅を広げた。伊藤忠やファナック、コマツも高い。一方、大ガスが下げ幅を広げた。任天堂や日立、菱地所は安い。

    225先物はドイツ・野村・メリル・ソジェン・モルスタが買い越し。
    三菱・GS・みずほ・JPが売り越し。
    TOPIX先物はドイツ・野村・ソジェン・アムロ・JPが買い越し。
    クレディ・三菱・大和・メリル・GS・JPが売り越し。

    外資系等は高砂熱学(1969)、UT(2146)、シップ(3360)、ビジョン(7956)、カーボン(5302)、日揮(1963)、キッツ(6498)、リニカル(2183)、エスクリ(2196)、アジアパイル(5288)、MCJ(6670)、資生堂(4911)、ニフコ(7988)に注目。

    テクニカル的には飛島(1805)、東芝プラ(1983)、神戸物産(3038)、三越(3099)、旭化成(3407)、レッグス(4286)、電通(4324)、キャリアイン(6538)、シスメックス(6869)、エクセディ(7278)、島津(7701)、バルカー(7995)、ほくほく(8377)、ソニーFH(8729)、SGHD(9143)、スカパー(9412)が動兆。
    ドイツ・野村・ソジェン・日興が買い越し。三菱・クレディ・GS・JP・みずほ・メリルが売り越し。

    NY株式市場は小幅反落で方向感のない展開。
    バレル80ドル台を付けた北海ブレント高や米中通商問題への警戒感が台頭した格好。
    ただ原油先物は一時約3年半ぶり高値を付けエネルギーセクターは1.3%上昇。
    主要セクターの中で最大の上昇率となった。
    原油高やドル高の影響を受ける大型株を小型株がアウトパフォームする展開は継続。
    ラッセル2000は2日連続で終値ベースの最高値となった。
    10年債利回りは3.1%台と約7年ぶりの水準。
    債券売りは続いている。
    「市場では債券相場の底がどこになるのか探る動きが続いている。
    現時点ではどこが底なのかはっきりしてない」という正直な声も聞こえる。
    3.25%というのが目先のメドという指摘もある。
    週間新規失業保険申請件数は増加したが失業保険受給者総数は約45年ぶりの低水準まで改善。
    フィラデルフィア地区連銀が発表した5月の連銀業況指数は34.4。
    1年ぶりの高水準となった。
    ドルは対円で4カ月ぶり水準に急伸し110円台後半。

    木曜の日経平均は3ケタの反発。
    100円安の翌日の121円高だから差引き21円高と前日の下落分を取り戻した形だ。
    ただ日中値幅は87円と昨年12月27日以来の狭さ。
    東証1部の売買代金は2兆3800億円。
    決算通過で一休みという印象だ。
    マザーズ指数が2%超の上昇で25日線を上回ってきたことは好感されよう。
    「日経平均が失速していない中で出遅れていた新興市場が盛り返し
    全体としても底堅い動きがしばらく続こう」という声も聞こえる。
    25日線(22293円)からは2.4%のプラスかい離。
    5%プラス乖離の23407円までは目先の許容範囲だ。
    あと数日で75日線も上向いてこよう。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲13.01%。
    買い方▲7.247%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率は売り方▲18.87%。
    買い方▲14.29%。
    買い方の改善が目立ってきた。
    空売り比率は40.0%。
    9日ぶりの40%となってしまった。
    日経平均採用銘柄のEPSは1643円。
    PERは13.90倍と14倍台に接近。
    ドル円が110円台後半で推移しシカゴ225先物終値は大証日中比60円高の22900円。
    週足陽線基準22865円がキープできれば8週連続の週足陽線だ
    ボリンジャーのプラス2σ水準は23022円。
    昨年末終値22764円と大納会終値23506円の間の動きの継続。
    まずは大納会始値23073円奪還だろう。
    気学では「吹き値売り方針の日」。
    少し的外れのようだ。
    週明け月曜は「人気に逆行して動く日」となっている。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    イーレックス(9517)・・・動兆。

    イーレックスに注目する。
    同社は代理店通じた電力小売りが中核。
    高知、大分にバイオマス発電所保有。
    原油価格の上昇はバイオマス発電の有利さにつながろう。
    CO2排出ゼロの電力にも期待感。
    18年3月期の営業利益が上ブレ着地。
    19年3月期に47.8%増収、43.9%増益と大幅な増収・増益見通しだ。
    決算を受けて先週金曜にストップ高したが火曜から3日続落。
    「いいものはいい」だろう。
    (1126円)。

    [概況]

    東京市場終盤から上昇が続いたドルはNY市場に入り発表された新規失業保険申請件数は予想より増えたものの、5月フィラデルフィア連銀景況指数が予想を大きく上回った事で一段高となり、それまでの高値を上抜いた。

    其の後発表された4月景気先行指数は予想通りで、NY株式市場は反落で始まったがドル買いは続き、NY市場序盤に1月23日以来で当日高値となる110.865円まで上昇した。其の後は株価の下げなどにドルも売られて中盤には110.615円まで下げたが110円半ばは割れず、最後は前日比+39銭高の110.775円と110円台後半に乗せて引けた。

    ドル以外の主要通貨も上げたがトルコリラ(-19銭)や南アランド(-8銭)などの新興国通貨は値下がりして引けた。ドルは111円が目前に迫っており、ドル高の流れは続いていると見ている。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    [株価材料]
     
    ・リケンテクノス<4220>
    光の反射抑制透明フィルム開発

    ・新電元<6844>
    インドで2輪用ECUを現地生産
    ・太陽誘電<6976>
    発電機器活用IoT構築サービス提供へ
    ・富士フイルム<4901>
    環境データ収集時間半減

    ・三菱ロジ<7105>
    IoT活用フォークリフト管理サービス発売へ

    ・サイバダイン<7779>
    欧米と日本でロボ事業拡大目指す

    ・NTTドコモ<9437>
    毎秒1ギガ高速通信サービス開始

     

    18日の東京株式市場は、週末要因もあり、方向感にかく展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2700円−2万3000円。

    日経平均株価は5日線(17日時点で2万2799円)が下値として意識されているもようだが、中東情勢への警戒や、現地18日まで開催される米中の通商交渉の先行き不透明感から、模様眺めムードが広がりそうだ。

    物色対象は、値動きの軽い中小型株へ物色の矛先が向かいそう。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半(17日終値110円54−56銭)と円安に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比60円高の2万2900円だった。

    【好材料銘柄】
    ■大真空 <6962>
    今期経常は4.7倍増益へ。

    ■都築電気 <8157> 
    株主優待制度を新設。
    毎年9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数1000株未満でオリジナルカタログの中から1000円相当の商品、保有株数1000株以上で3000円相当の商品を贈呈する。
    ■グローバル・リンク・マネジメント <3486> 
    6月8日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
    最低投資金額は現在の2分の1に低下する。

    ■アイレックス <6944>
    今期経常は2.3倍増益へ。


    【主な経済指標・スケジュール】
    18(金)
    4月消費者物価指数(8:30)
    《決算発表》
    SOMPOHD、東京海上、MS&AD、協和日成、東北新社、フジプレアム、富士フイルム、TYK、チヨダウーテ、フリージアマク、ヨシタケ、コスモス電、横丸魚、シャクリーGG、極楽湯HD

    【海外】
    《米決算発表》
    キャンベル・スープ・カンパニー、ディア・アンド・カンパニー

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    17日のNYダウ工業株30種平均は前日比54ドル95セント安の2万4713ドル98セントと反落で終えた。

    米長期金利の上昇で株式の割高感が意識された。貿易摩擦をめぐる米中協議の進展への不安から買い手控えにつながった。ダウ平均は一時129ドル安まで下げ幅を広げた。
    米長期金利の指標とされる10年物国債利回りが17日未明に3.12%まで上昇した。債券に比べた相対的な割高感が強まったとして、ハイテク株などを中心に売りが出た。
    さらにダウの重しとなったのは、構成銘柄である小売り世界最大手のウォルマート。同日朝に発表された2018年2〜4月期決算は売上高が4.4%増と堅調だったが、価格競争の激化で利益率が低下したことが嫌気され、同社株は大幅安。
    一方、2〜4月期決算で純損失を計上した百貨店大手のJCペニー株も急落した。

    半面、石油株がダウへ金の下値を支えた。原油先物相場が上昇し、収益拡大への期待からシェブロンなどが上昇した。米景気の拡大観測から、内需株が多い小型株への買いも続いた。小型株で構成する株価指数ラッセル2000は連日で過去最高値を更新した。

    ナスダック総合株価指数は同15.822ポイント安の7382.473で終えた。アップルやアマゾン・ドット・コムなどが売られ、指数を押し下げた。

    セクター別では、エネルギーや自動車・自動車部品が上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器やメディアが下落した。

    個別銘柄では、法人顧客の書類を不正に書き換えていたと報じられた銀行のウェルズ・ファーゴも安い。メディア大手のバイアコムに対する買収交渉が進むとの見方から、同業のCBSが大幅安となった。長期金利上昇による株価評価(バリュエーション)への懸念からソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)、ネット小売のアマゾン(AMZN)など主要ハイテク株にも売りが広がった。

    一方、アナリストによる投資判断と目標株価の引き上げが伝わった飲料のコカ・コーラは上昇。英ネットスーパーとの提携を発表した食品スーパーのクローガーが買われた。
    食材宅配サービスのブルーエプロン(APRN)は新CFOを発表し上昇。玩具メーカーのハズブロ(HAS)は、5億ドルの自社株買い計画を発表し買われた。

    VIX指数は13.43と上昇(前営業日13.42)。VIXは前日引け水準を挟み上下した。
    小幅安で寄り付いた米株主要3指数がプラス圏で推移し始めると、VIX指数も一時12.65まで下落。
    その後、トランプ米大統領が米朝首脳会談開催や中国との通商協議について懐疑的な発言をすると、ダウ平均は一時3桁安まで弱含み、恐怖指数VIXも13後半まで上昇する局面はあった。ただし大きくリスク回避に傾くわけではなく、引けにかけてやや低下し、前日終値とほぼ横ばいで引けた。

    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,713.98 −54.95 
    S&P500種
    2,720.13 −2.33
    ナスダック
    ???7,382.473−15.822 

    米10年債利回り(%)
    3.1131 +0.018
    米2年債利回り(%)
    2.5688 -0.02

    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,291.50 +1.20 16日 終値
    NY原油(ドル/バレル)
    71.57 +0.08 
    円・ドル
    110.75 - 110.76 +0.59 
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は続伸した。6月物は前日比90円高の2万2900円で引け、同日の大取終値を60円上回った。円安を好感された。
    米長期金利の上昇を背景に米株が反落すると、伸び悩んだ。米中通商交渉の行方を見極めたい市場参加者も多い。
    この日の6月物高値は2万2955円、安値は2万2785円。

    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    22900 ( +60 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    22900 ( +60 )
    ( )は大阪取引所終値比


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100種総合株価指数は3日続伸した。前日16日の終値に比べ53.77ポイント高の7787.97と、1月12日に付けた最高値を更新した。構成銘柄の約8割が上昇した。

    北海ブレント原油先物が3年半ぶりに80ドル台を付けるなど上昇が続くなか、石油株の上げ幅が午後に広がり、これに伴い株価指数も一段高となった。好決算を発表した企業銘柄の上げも指数上昇に貢献した。

    個別銘柄では、石油のロイヤル・ダッチ・シェルとBPが買われた。信用調査のエクスペリアンは5%超上がった。通期売上高が増加したほか、2018年も成長が期待できるとの見方を示した。

    電力・ガス供給のナショナル・グリッドは、通期利益が増加したことが好感され3%超上昇した。
    前日に好決算と自社株買い戻しを発表したファッションのバーバリー・グループはこの日も3%超上がった。複数のアナリストがこの日、株価目標を引き上げたことも買いにつながった。

     
    半面、銀行のHSBCホールディングスと品質試験サービスのインターテック・グループは配当権利落ちで売られた。

    郵便大手のロイヤル・メールは7%安。3月末までの通期売上高は増加したものの、今期は手紙等取り扱い量が減っていることが業績に悪影響を及ぼすおそれがあると指摘したことが嫌気された。

    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    ドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前日16日と比べて118.28ポイント高の13114.61だった。午後に一段高となった。

    個別銘柄では、医薬・化学大手の独メルクは6%超上がった。肺がん治療薬の臨床結果が良好だったことが買い材料となった。
    透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアは、堅調な成長が続くとの見通しを示し、3%超上昇した。

    一方で、下落したのは、コメルツ銀行と消費財のヘンケル、ドイツポスト、ドイツテレコムの4銘柄だけだった。


    ■フランス・パリ株価指数
    フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて0.98%高の5621.92と、連日で2007年12月以来の高値を更新した。
     



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