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日経平均株価
40,168.07 -594.66 03/28
TOPIX
2,750.81 -48.47 03/28
マザーズ
734.79 -4.44 03/28
NYダウ平均
39,807.37 +47.29 03/29
ナスダック総合
16,379.46 -20.06 03/29


05月01日 マーケットコメント

05月02日 マーケットコメント

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05月04日 マーケットコメント

05月05日 マーケットコメント

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05月14日 マーケットコメント

05月15日 マーケットコメント

05月16日 マーケットコメント


    [概況]

    17日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.755円まで上昇し堅調な展開となっている。
    米10年債利回りが一時3.1%台まで上昇しており、米長期金利の上昇などを背景に米ドル円は堅調に推移している。
    一方、クロス円では英ポンド円が一時149.81円まで上昇している。

    英国が欧州連合(EU)離脱後も関税同盟に残留する意向が英テレグラフ紙から報道されたことなどが手掛かり材料となっているようだ。
    現在、欧州時間に入り米ドル円は110.700円付近、英ポンド円は149.70円付近で推移している。

    この後は米新規失業保険申請件数(予想:21.5万件 前回:21.1万件)など米経済指標の発表が予定されている。
    テクニカル的には米ドル円は200日移動平均線(110.179円)を上抜け切れるかに注目か。
    一方、英ポンド円は200日移動平均線(149.31円)や20日移動平均線(149.55円)付近を推移しており上抜け切れるか注目したい。
    また、英ポンド円の下値付近では5日移動平均線(148.89円)などが控えており下値サポートとなる可能性も考えられる。

    [提供:カネツFX証券株式会社]


    日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに反発した。終値は前日比15円21銭高い3940円01銭だった。16日の米株式相場の上昇を手がかりに、投資家が運用リスクを回避する姿勢を和らげた。東証1部銘柄と比べて値動きの激しい中小型株にも買いが入った。
    3月期決算発表をほぼ終えたことで、「投資家の視線は値動きが活発になりやすい新興企業株に戻ってきた」という。6月19日のメルカリの新規上場に向けた「地ならし的な動きも強まっている」され、直近公開銘柄への見直し買いが目立った。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で580億円、売買高は9000万株だった。
    値上がり銘柄数は383、値下がり銘柄数は279となった。
     
    個別では、麻生フオームクリートがストップ高。Shinwa Wise Holdingsは一時ストップ高と値を飛ばした。幼児活動研究会、翻訳センター、エフティグループ、昭和パックス、ティビィシィ・スキヤツトなど12銘柄は年初来高値を更新。やまねメディカル、ヒロセ通商、歯愛メディカル、不二精機、ドーンが買われた。
     
    一方、岩塚製菓、カネ美食品、エスエルディー、アズマハウス、フジタコーポレーションなど30銘柄が年初来安値を更新。セルシード、ケア21、ポエック、プロルート丸光が売られた。
     

    東証マザーズ指数は前日比25.31ポイント高の1152.35ポイントと3日ぶり反発。
    為替市場の円安などを背景に東京市場全般が堅調な推移となっており、新興市場にも買い安心感が広がっている。個人投資家を中心にした押し目買いが優勢となった。
     
    値上がり銘柄数は160、値下がり銘柄数は86となった。
     
    個別では、ALBERTがストップ高。SOUは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、みんなのウェディング、クラウドワークス、バリューデザイン、ユーザベースなど10銘柄は年初来高値を更新。コンヴァノ、オウチーノ、HEROZ、RPAホールディングスが買われた。
     
    一方、イオレ、ジェネレーションパス、アプリックス、テラスカイ、イノベーションなど15銘柄が年初来安値を更新。ASJ、ベガコーポレーション、イトクロ、エンバイオ・ホールディングス、イードが売られた。


     

    【大引け概況】
    17日の日経平均株価は、前日比121円14銭高の2万2838円37銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:56 容量:8.02M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    東証株価指数(TOPIX)は8.02ポイント高の1808.37と、ともに3日ぶりに反発した。
     
    前日の米株高や米金利上昇観測を背景に17日朝方の東京株式市場は買いが先行し、その後はもみ合いのまま午前の取引終了を迎えた。
    午後、為替がやや円安・ドル高に動くと買いが強まり、日経平均株価は一時2万2800円台後半に上昇した。取引終了にかけ、手じまい売りが出たもようで、上げ幅を縮小した。
     
    市場では「米国で10年物国債の金利が3%を超える状況が続くなか、中東情勢の不透明感やそれに伴う原油高なども警戒され、それらの状況を織り込むまで、強気になりづらく、押し目買いで対処したい」と慎重な声も聞かれた。
     
    東証1部の出来高は14億7347万株、売買代金は2兆3870億円。騰落銘柄数は値上がり1146銘柄、値下がり840銘柄、変わらず97銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は銀行業、輸送用機器、鉄鋼が上昇し、情報・通信業、電気・ガス業、小売業は下落した。
     
    個別では、売買代金トップの三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが堅調、第一生命、東京海上も上昇。トヨタ、ホンダは堅調。任天堂が上伸し、マネックスはにぎわい、ファーストリテは強含み。新日鉄住は反発した。
    レノバが活況高、GMOインターネットも商いを伴い上値を追った。オカダアイヨン、ユニデンホールディングスが値を飛ばし、リョービ、日本化学工業なども人気を集めている。
     
    半面、NTT、KDDI、東電力HD、武田が売りに押され、資生堂、ファナック、村田製、三菱電も値下がりした。
    三井不動産も冴えない。スタートトゥデイが値を下げ、パーソルホールディングスは大幅安となった。物語コーポレーションが急落したほか、ペッパーフードサービス、日東工業も大きく下げた。ラウンドワン、プリマハムも下落した。

    東証2部株価指数は前日比74.51ポイント高の7263.21ポイントと反発した。
    出来高1億2392万株。
    値上がり銘柄数は276、値下がり銘柄数は178となった。
     
    個別では、JMACSがストップ高。日本和装ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。北海道コカ・コーラボトリング、ICDAホールディングス、フライトホールディングス、リミックスポイント、SECカーボンなど10銘柄は年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、ベリテ、コメ兵、相模ゴム工業、森組が買われた。
     
    一方、中外鉱業、日本食品化工、ウェルス・マネジメント、第一稀元素化学工業、広栄化学工業など16銘柄が年初来安値を更新。ASTI、ロックペイント、ニッキ、川澄化学工業、村上開明堂が売られた。







     

    【寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比117円85銭高の2万2835円08銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、7.85ポイント高の1808.20で始まった。
    前日の米国株高を好感して広がった買い戻しの動きが継続している。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにしっかり。
    外国為替市場では、1ドル110円20銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
     
    明日にかけて開催される米中貿易協議、6月12日に予定される米朝首脳会談などの動向を見極めたいとする思惑は強いとみられ、節目の2万3000円を前に戻りの鈍い展開が続きそうだ。
     
    個別では、三菱UFJ、三井住友が値を上げ、マネックスG、第一生命はしっかり。任天堂、リクルートHD、ソフトバンクG、ファーストリテ買われ、ソニーが上伸し、トヨタは強含み。SUMCOは高い。新日鉄住、日新製鋼は堅調展開。
    半面、NTTが値を下げ、日本郵政、三井不、東電力HDは軟調。武田、アサヒが売られ、7&iHDはさえない。Vテクが緩み、村田製は小幅安となっている。
     
    ランチバスケットは17件、328.21億円、20億売り越し。

     

    相場で重要なことは一歩先のリズムを想像することだろう。
    3月の安値に喘いでいた頃に5月晴れの空を想像できれば、そんなに苦しむことはなかった筈。
    あるいは、昨日の軟調のなかで「5月17日は上げの特異日」を思い出していれば、むしろ好機と見えた筈。
    決算プレイに代表されるような今のこれに執着していると先は見えない。
    スケジュールとリズムとアノマリーの視点を3ヶ月程度先に置くことが良いだろう。
    当然もどかしさも生じる。
    しかし、これが「読み」ということになろうか。
    因みに6月の特異日は21日が上げ、29日が上げとなっている。
    7月は6日(金)が下げ、9日(金)が上げ、26日(木)が下げだ。
     
    早朝の半蔵門線。
    日経朝刊を読み終わってフッと向かいを見るとビジネスマンが3人。
    左胸のバッジを見ると、鳥に挟まれてヘトがいた。
    野村は銀の地に金でで「ヘが2つ並んで下にト」。
    大和は黒字に金で鳥の縁取り。
    山一は黒地に金で「への下に一」。
    日興は金色の丸型で日興と中に入っていた。
    今はバッジなどあまり気にしないし、大和などSDGsバッジを付けていることもある。
    しかし、昔は4社のバッジは明確に目にしていた記憶がある。
    しかも夜飲みに行くときは裏返したりしたもの。
    ハッジを外して失くすと始末書が待っていた。
    役員の一部はバッジが24金で一般は金メッキなどとまことしやかに語られていたものだ。
    面白いのは、外で会話をするときには日興ならば自社のことを「8603が」などと証券コードで話していたことだろうか。
    商社でも三菱は「MCが」とか物産は「MBが」などと言っているから一緒だろう。
    それにしてもハッジが並んだ姿を見るとやはり株屋さんは朝が早いと痛感した。
    そして昔と一緒なのは「朝から疲れている」という様子だった。
     
    日新製鋼の証券コードが5413。
    昔の記憶では5406だと思っていたので違和感。
    2012年9月に日金工(5479)と日新製鋼(5407)が一緒になって日新製鋼HD(5413)になっていた。
    メッキだとかテッパンだとかの愛称だったことも懐かしい。
    これはおそらく声で注文を処理していたことも名残。
    とにかく社名は短く間違えないように読むことが至上命題。
    今ではネットなので読み方なんてほとんど関係なくなってしまった。
     
    以下は昔の愛称。
    時々使ってみると格好良いかも知れない。

    1301 極洋 クジラ
    1332 日本水産 シャケ
    1515 日鉄鉱業 ニッテツヤマ 
    1805 飛島建設 トンビ
    1814 大末建設 ダイマツ
    1861 熊谷組 クマ
    1881 NIPPO日本舗道 アベック 
    1884 日本道路 ドウロ
    1885 東亜建設工業 ミナト
    1925 大和ハウス工業 ハウス
    1972 三晃金属工業 ヤネ 
    2001 日本製粉 コナ
    2002 日清製粉G本社 チャンコナ
    2004 昭和産業 ショウワテンプラ
    2207 名糖産業 アイスクリーム、
    2108 日本甜菜糖 ビート
    2211 不二家 ぺコチャン
    2264 森永乳業 モリナガオッパイ モリニュウ
    2531 宝ホールディングス ショウチュウ ショウチクバイ
    2540 養命酒製造 マムシ
    2602 日清オイリオG チャンユ
    2802 味の素 アジ
    2875 東洋水産 マルチャン 
    2897 日清食品 ラーメン 
    3105 日清紡 チャンボウ
    3201 日本毛織 ニッケ 
    3401 帝人 ジンケン
    3407 旭化成 ベンベル
    3529 アツギ ナイロン 
    3864 三菱製紙 サンガミ
    4004 昭和電工 デンコウ
    4005 住友化学 スミカ、
    4044 セントラル硝子 セガレ
    4045 東亜合成 アゴ
    4114 日本触媒 ショクバイ
    4182 三菱ガス化学 ガスカ 
    4272 日本化薬 ダイナマイト バケヤク
    4403 日本油脂 ユシ
    4452 花王 セッケン
    4461 第一工業製薬 モノゲン イチコウヤク
    4506 大日本製薬(大日住友薬) マルピー
    4514 帝国臓器製薬(あすか製薬) ホルモン
    4530 久光製薬 サロンパス 
    4611 大日本塗料 トリョウ
    4612 日本ペイント ニッペ
    4613 関西ペイント カンペイ
    4617 中国塗料 チュートロ
    4911 資生堂 クリーム
    4912 ライオン ハミガキ
    5101 横浜ゴム ハマゴム
    5105 東洋ゴム工業 ヨウゴム
    5108 ブリヂストン ビーエス
    5192 三ツ星ベルト ベルト
    5201 旭硝子 ガラス
    5202 日本板硝子 イタガラ
    5214 日本電気硝子 デンガラ
    5301 東海カーボン デンキョク 
    5302 日本カーボン カーボン 
    5334 日本特殊陶業 ハゲ
    5401 新日本製鐵 テツ 
    5407 日新製鋼 メッキ テッパン
    5451 淀川製鋼所 ヨドコウ 
    5453 東洋鋼鈑 ブリキ
    5486 日立金属 タチキン
    5541 大平洋金属 ヒラキン 
    5631 日本製鋼所 アーム
    5632 三菱製鋼 サンセイコウ
    5706 三井金属 カミオカ
    5707 東邦亜鉛 ナマリ 
    5711 三菱マテリアル タイヘイヤマ
    5713 住友金属鉱山 ベッシ
    5714 同和鉱業 ドウワヤマ
    5715 古河機械金属 フルカワヤマ
    5929 三和ホールディングス シャッター
    5957 日東精工  ネジ
    5958 三洋工業 クギ
    5981 東京製綱 ロープ
    5991 ニッパツ バネ
    6104 東芝機械 シバキ
    6201 豊田自動織機 ショッキ 
    6205 OKK ダイキコウ
    6362 石井鐵工所 タンク 
    6366 千代田化工建設 チヨケン
    6471 日本精工 コメコウ
    6503 三菱電機 サンデンキ
    6516 山洋電気 ヤマヨウデン
    6704 岩崎通信機 ガンツウ 
    6741 日本信号 シンゴウ
    6770 アルプス電気 カタオカ
    6924 岩崎電気 ガンデン
    7004 日立造船 タチゾウ
    7011 三菱重工業 ジュウコウ 
    7201 日産自動車 ニッサンブー 
    7222 日産車体 ニッサンボディ
    7236 東洋ラジエーター(ティラド) ヨウラジ
    7238 曙ブレーキ工業 ブレーキ
    7731 ニコン レンズ
    7733 オリンパス光学工業 ケンビキョウ
    7762 シチズン時計 トケイ
    7951 ヤマハ ガッキ
    7961 兼松日産農林(サステック) マッチ
    7974 任天堂 トランプ 
    8001 伊藤忠商事 チュウ 
    8002 丸紅 ベニ 
    8031 三井物産 ブッサン 
    8053 住友商事 スミショウ 
    8058 三菱商事 ショウジ
    8061 西華産業 ドンブリ
    8074 ユアサ商事 カナモノ
    8088 岩谷産業 プロパン
    8802 三菱地所 ジショ 
    8803 平和不動産 ボロ
    8804 東京建物 タテモノ
    9062 日本通運 マルツウ 
    9101 日本郵船 フネ
    9107 川崎汽船 カワブネ
    9201 日本航空 ジャル
    9202 全日本空輸 アナ 
    9301 三菱倉庫 ソウコ
    9503 関西電力 カンデン
    9601 松竹 チャンバラ
    9731 白洋舎 クリーニング
     
     


    (櫻井)。

     17日午前の日経平均株価は反発し、前日比100円65銭高の2万2817円88銭で前場を終えた。上げ幅は一時、120円を超える場面もあった。
    16日の米株高を好感した買いが入った。米長期金利の上昇を受け、運用収益の改善期待から三菱UFJやソニーフィナンシャルホールディングスなど幅広い金融株の上昇が目立ち、投資家心理の改善につながった。
     
    ソニーや任天堂など時価総額の大きい銘柄に海外投資家からの買いが集まったが、寄り付き後の相場全体では方向感に欠ける展開となった。
    日経平均の午前の値幅はわずか43円と小さかった。北朝鮮を巡る情勢が再び不透明感を増していることから、積極的に上値を買う動きは限られた。
     
    市場では「朝方、内閣府が発表した機械受注の4-6月見通しで、船舶・電力を除く民需が前期比7.1%増の2兆8068億円と見込まれている。堅調な見通しを背景に、安川電やオークマ、主力株に買いが入ったようだ」の声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1199億円、売買高は7億5260万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1049、値下がりは932、変わらずは97銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は銀行業、輸送用機器、その他製品が上昇し、情報・通信業、不動産業、空運業は下落した。


    個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループが売買代金トップで堅調。任天堂も強い動き。エーザイや第一三共は上昇し、HOYAは年初来高値を更新した。
    レノバが大幅高、オカダアイヨン、アイ・エス・ビーも値を飛ばした。
     
    一方、ガソリン価格の上昇で費用増の懸念が高まったヤマトHDは下落した。住友不と三井不も下落し、JALとANAHDも安かった。
    NTTが軟調、物語コーポレーションが急落したほか、ペッパーフードサービスも売られた。パーソルホールディングス、プリマハムなども安い。
     
    東証2部株価指数は前日比58.47ポイント高の7247.17ポイントと反発した。
    出来高7669万株。値上がり銘柄数は257、値下がり銘柄数は154となった。
     
    個別では、日本和装ホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。北海道コカ・コーラボトリング、ICDAホールディングス、フライトホールディングス、リミックスポイント、SECカーボンなど9銘柄は年初来高値を更新。
    コメ兵、ビート・ホールディングス・リミテッド、JMACS、ベリテ、玉井商船が買われた。
     
    一方、中外鉱業、ウェルス・マネジメント、第一稀元素化学工業、広栄化学工業、マイスターエンジニアリングなど13銘柄が年初来安値を更新。ASTI、ロックペイント、ニッキ、ダイハツディーゼル、村上開明堂が売られた。



     

    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比12円61銭高い3937円41銭となった。前日の米株高で投資家心理が改善。東証1部の主力銘柄が堅調に推移するなか、値動きが激しく相対的に運用リスクが高い中小型株にも投資家の資金が向かった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で344億円、売買高は5586万株。
    値上がり銘柄数は350、値下がり銘柄数は262となった。
     
    個別では、麻生フオームクリートがストップ高。Shinwa Wise Holdingsは一時ストップ高と値を飛ばした。幼児活動研究会、翻訳センター、エフティグループ、昭和パックス、エイジスなど10銘柄は年初来高値を更新。やまねメディカル、小僧寿し、ドーン、歯愛メディカル、キャピタル・アセット・プランニングが買われた。
     
    一方、岩塚製菓、エスエルディー、アズマハウス、フジタコーポレーション、日本一ソフトウェアなど23銘柄が年初来安値を更新。ケア21、セルシード、SEMITEC、シダックス、日本プリメックスが売られた。


     

    東証マザーズ指数も反発した。前引けは前日比19.68ポイント高い1146.72だった。
    前日に商いを伴って大きく下げていたことから、底入れに期待した買いも入っているものと思われる。ただ、底入れかどうかについては慎重に見極める必要があるだろう。
    日経平均の上値の重さから幕間つなぎ的な物色が向かっているとの印象も拭えない。
    値上がり銘柄数は153、値下がり銘柄数は94となった。
     
    個別では、FRONTEO、クラウドワークス、ユーザベース、トレンダーズ、テラプローブなど6銘柄が年初来高値を更新。コンヴァノ、SOU、オウチーノ、ビリングシステム、アドバンスト・メディアが買われた。
     
    一方、イオレ、ジェネレーションパス、アプリックス、テラスカイ、オンコセラピー・サイエンスなど14銘柄が年初来安値を更新。ビープラッツ、ASJ、ベガコーポレーション、アトラエ、SKIYAKIが売られた。

     

    [概況]

    NY市場に入り発表された米経済指標(4月住宅建設許可件数と4月鉱工業生産は予想を上回り、4月住宅着工件数と4月設備稼働率は予想を下回る)はマチマチで、ドルは東京市場からの揉み合いが続く中で、NY市場序盤に当日安値110.025円まで下げたが110円は割れなかった。
     
    其の後は米国債利回りの上昇などにドルも買われ、NY株式市場が中盤以降上げ幅を拡げるとドル買いも続いて、最後は東京時間に付けた当日高値110.400円に迫る欧米市場高値110.385円まで上昇し、前日比変わらずで引けた。
    ドルは110円台後半に乗せる事は出来なかったが110円も割れず大台を維持するなど、ドル高の流れは続いていると見ている。
    イランやイスラエル、北朝鮮といった地政学的リスクはあるが、ユーロや円と比べればドルの強さは判り易く、ドル高継続ではないか。



    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    NY株式市場は小売とハイテクセクター中心に反発。
    小型株で構成するラッセル2000は過去最高値を更新した。
    百貨店のメーシーズは10.8%上昇。
    第1四半期決算で既存店売上高がアナリスト予想を上回ったことと通期利益見通しの上方修正が好感された。
    半導体大手マイクロン・テクノロジーは「アウトパフォーム」の投資判断が好感され4.6%高。
    一方で10年債利回りは一時2011年7月以来の高水準となる3.10%まで上昇(価格は低下)。
    株式→債券への資金の流れの分岐点は3.6%とされている。
    6月のFOMC(12日〜13日)までは、金利動向には神経質となりやすい時間帯だ。
    鉱工業生産指数では製造業部門が0.5%上昇で着地。
    市場予想と一致した。
    今回の統計は2017年11月まで遡り全体の鉱工業生産指数と製造業部門がともに下方改定された。
    「経済見通しに影を落とす内容だ」という声が聞こえる。
    4月の住宅着工件数は3.7%減少。
    イタリアで連立協議中の2党がECBに債務免除を要請するとの報道からユーロは下落。
    ドル円は110円台前半で推移。
    欧州株は上昇。
     
     
    株安傾向の強い水曜日は4連敗で今年4勝14敗。
    ドル円の110円台乗せよりもNY株の反落を嫌気した傾向だった。
    新高値は103銘柄で4日連続3ケタ。
    「この水準で100では物足りない。
    200〜300は欲しい」という声もある。
    新安値は46銘柄。
    5月SQ値22621円に対しては4勝で勝ち越し。
    25日線(22247円)からのかい離は2.1%。
    騰落レシオは121.12%。
    サイコロは5勝7敗で過熱感薄。
    松井証券信用評価損益率で売り方▲12.842%(前日▲13.820%)。
    買い方▲7.999%(前日▲7.007%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲19.96%。
    5月7日の▲20.58%に接近した。
    買い方▲16.42%。
    Quick調査の5月11日現在の信用評価損率は▲8.54%と2週連続の改善。
    空売り比率は39.6%で8日連続40%割れ。
    売り叩く動きが見られなかった結果だ。
    5月11日現在の裁定買い残は3100億円増の2兆4825億円。
    5週連続増加だ。
    裁定売り残は224億円増の6619億円。
    6週ぶりの増加だ。
    日経平均のEPSは1641円まで低下しPERは13.84倍。
    利益の成長低下でのPER上昇では何の意味もない。
    一目均衡の雲は5月30日に白くねじれている。
    4月5日に勝手雲を上抜けてからの上昇は継続。
    シカゴ225先物終値は大証日中比70円高の22810円。
    このところ225の頭を抑えているのがボリンジャーのプラス2σの22953円だ。
    今年の木曜は12勝6敗。
    そして5月17日は株高の特異日。
    気学では「不時高をみる日。悪目買い方針良し」。
    新日鐵住金の社名が「日本製鉄」にふるさと帰りするなら指数もふるさと帰りして欲しいものだ。
     
    日経朝刊投資情報面での見出しは「4社に1社が最高益」の見出し。
    前2018年3月期のことからと思ったが「今3月期決算企業3つの追い風」とある。
    金融を除く3月期決算企業で5期以上比較できるのが1583社。
    今期の業績見通しは23%の361社が最高益水準。
    時価総額が1000億円未満の企業が188社と多い。
    だから全体への波及効果は少ないが個別銘柄での動きは大きいという理由になっているのかも知れない。
    3つの追い風の1つ目はインバウンド。
    鉄道、旅行、小売、化粧品などに吹いている。
    次が「ネット通販」。
    通販、携帯、物流などに吹いている。
    そして「半導体関連」。
    悪くはない傾向は継続している。
    しかも「ぶり」企業は増加。
    王子が14年ぶり、住友ベークが13年ぶり、コマツ・双日が11年ぶり。
    最高益更新だ。
    全体の98.7%が通過した3月期決算。
    前期売上高は8.0&増、経常利益は17.0%増、純利益は34.7%。
    ほぼこの線で着地だろう。
    今期売上高は2.7%増、継承利益は1.0%増、純利益は2.0%減。
    純利益の2%減は誤差の範囲でしかないし、前期だって期初は暗い見通しだった。
    第1四半期でいきなりの上昇修正という可能性もあろう。
    そもそも売上高が増加しているのだから、心配はない。
    ココを忘れて警戒だけしていると間違えそうだ。
     
    面白かったのは麻生副総理の発言。
    (1)北朝鮮のあの見てくれの悪い飛行機が無事シンガポールまで飛ぶことに期待する。
    途中で落ちたら話にならない」。
    (2)2012年の総裁選。
    「暗いやつを選ぶか、あまり頭の良くない奴を選ぶか。
    だったらお腹の悪いやつを選ぶのが一番良かった」。
    漢字は読めなくても頭は悪くない印象だ。
     
    NYダウは62ドル高の247681ドルと反発。
    NASDAQは46ポイント高の7398ポイントと反発。
    S&P500は11ポイント高の2722ポイントと反発。
    ダウ輸送株指数は86ポイント高の10702ポイント。
    3市場の売買高は62.2億株。
    CME円建ては大証比70円高の22810円。
    ドル建ては大証比80ポイント高の22820ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比80円高の22820円。
    ドル円は110.38円。
    10年国債利回りは3.103%。
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    ネットマーケティング(6175)・・・動兆。
     
    ネットマーケティングに注目する。
    同社はメディア事業の恋愛マッチングサービス「Omiai」で成長。
    6月28日スタート予定の新アプリ「Qoon」に期待。
    売上高。営業利益ともに過去最高
    有料会員数約5万人、累計マッチング組数は1588。
    婚活・恋活マッチングサービス市場規模は5年後852億円(現在374億円)。
    オンラインマッチングサービス企業NASDAQ上場のマッチ・グループ。
    同社の時価総額は1兆円だ。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

    【寄り付き概況】

     
     
    17日の日経平均株価は前日比103円39銭高の2万2820円62銭で寄り付いた。
    東証株価指数(TOPIX)は、7.12ポイント高の1807.47で始まった。
     
    前日のNYダウ、ナスダック指数ともに反発しており、恐怖指数と呼ばれるVIX指数も低下、外国為替市場では1ドル=110円台前半と円安水準でのもみ合いが続いており、東京株式市場でもリスクを取る動きが優勢となっている。
    米国では半導体関連株などが買われフィラデルフィア半導体株指数も上昇しており、この流れが東京株式市場にも及ぶ可能性がある。
    米長期金利の上昇や北朝鮮を巡るリスクは引き続き意識されるものの、全般主力株を中心に上値指向が予想される。
     
    内閣府が取引開始前に発表した3月機械受注(船舶・電力を除く民需)は、前月比3.9%減で、市場予想平均の同3.0%減を下回ったが、反応は限られている。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がり上位に精密機器、ガラス土石、石油、銀行、金属製品など。
     
     
    個別では、三菱UFJ、三井住友の買いが厚く、第一生命、オリックスもしっかり。トヨタ、ホンダが上伸し、ソニー、村田製は堅調。任天堂が上げ、ソフトバンクG、KDDIが買われている。
    半面、マネックスGが売りに押され、日本郵政は弱含み。パナソニック、三菱電が緩み、アサヒ、楽天もさえない。


    225先物は、モルスタ・アムロ・メリル・ソジェン・クレディが買い越し。
    ドイツ・みずほ・UBS・ナティクスが売り越し。
    TOPIX先物はみずほ・ソジェン・パリバ・GSが買い越し。
    メリル・野村・アムロ・ドイツが売り越し。
     
    外資系等は、浜ホト(6965)、東ガス(9531)、サンドラッグ(9989)、オープンH(3288)、IIJ(3774)、電通(4324)、リクルート(6098)、オリ(8591)、アークランド(3085)、コメ兵(2780)、セガ(6460)、IMV(7760)、UT(2146)、NTT(9432)、大成建(1801)、協和キリン(4151)、富士ソフト(9749)、ソニー(6758)、ドンキ(7532)に注目。
     
    テクニカル的には、ホクト(1379)、イチケン(1847)、森永菓(2201)、くら(2695)、ラクト(3139)、ホギ(3593)、エーザイ(4523)、東和薬(4553)、中国塗(4617)、フジ(4676)、山特鋼(5481)、日製鋼(5631)、洋缶(5901)、ジーテクト(5970)、ライドオン(6082)、リクルート(6098)、ペガサス(6262)、キトー(6409)、廣済堂(7868)、紀陽銀(8370)、十八銀(8396)、ヤマト(9064)、丸全運(9068)、日テレ(9404)、ピジョン(9416)、広ガス(9535)、共立メンテ(9616)、ダイセキ(9793)、加藤産(9869)、東テク(9960)、ベルーナ(9997)が動兆。


     

    17日の東京株式市場は堅調展開か。
    日経平均は、昨日の下げ幅(100円安:2万2717円)をスタートからほぼ戻す展開が想定される。高寄り後はもみ合う可能性も高そうだ。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2600円-2万2900円。
    18年3月期の決算発表をほぼ終え、手掛かり材料に乏しいなか、値動きの軽い小型株に物色の矛先が向かいそうだ。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(16日終値110円16-18銭)と小動き。また、米大統領府は16日、貿易摩擦解消に向けた中国との協議を17-18日に行うと発表。協議の行方を確認したいとして、模様眺めムードが広がる可能性もありそう。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比70円高の2万2810円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】
    ■ドーン <2303>
    今期配当を1.5円増額修正。発行済み株式数の7.30%にあたる26万株の自社株を消却する。消却予定日は5月25日。
     
    ■プロルート丸光 <8256>
    越境EC事業を展開する上海社、コンサルティング会社の道紀忠華と業務提携。
     
    ■GFA <8783>
    知的財産ライセンス事業を展開するアイピーバンクと資本業務提携。
     
    ■トランスジェニック <2342>
    「アトピー性皮膚炎モデルマウス」と「生体ストレス可視化マウス」の販売を開始。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    17(木)
    3月機械受注(8:50)
    5年利付国債入札
    《決算発表》
    旭コンクリ、イチケン、鶴見製、大同信、ニレコ、ニュートンFC、うかい、アイレックス、INEST、シダックス
     
    【海外】
    米5月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
    米4月景気先行指数(23:00)
    《米決算発表》
    ウォルマート、アプライド・マテリアルズ、ノードストローム


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■GOYO<2230>
    ロボ導入で製造ライン省人化へ
     
    ■コスモエネ<5021>
    150億円で重質油の分解能力増強
     
    ■東芝<6502>
    系列が水素で1000kW発電する電池を製品化へ
     
    ■クラリオン<6796>
    顔認識搭載運転手監視システムを中国で投入
     
    ■アドバンテ<6857>
    半導体検査装置の生産能力1.5倍に
     
    ■トヨタ<7203>
    愛知県と低炭素水素を工場で活用開始
     
    ■日野自<7205>
    エンジン検査に協働ロボ導入


     

    16日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比62ドル52セント高の2万4768ドル93セントで終えた。前日に200ドル近く下げ、押し目買いが入りやすかった。
     
    米百貨店大手メーシーズが朝方発表した2018年2〜4月期(第1四半期)決算は、旺盛な個人消費に支えられ、純利益が前年同期比78.2%増の1億3900万ドルとなった。
    良好な決算を受け、業績期待からナイキやウォルマートなど他の小売株にも買いが広がり、相場全体をけん引した。前日発表された4月の米小売売上高が堅調な内容だったことも小売株の買いを誘った。
     
    小型株で構成する「ラッセル2000」が過去最高値を更新した。ドル高や地政学リスクなど外需株には逆風が吹いており、内需株が多い小型株に資金が向かいやすかった。16日発表の4月の鉱工業生産指数が市場予想を上回り、米景気への楽観論が広がったことも内需株買いを促した。
     
    一方、前日に続き、この日も米長期金利が上昇したため、インフレ高進への警戒感から株価の上値は抑えられた。
    また、北朝鮮が米朝首脳会談の開催中止を示唆したと伝わったことも、投資家心理の重荷となった。
     
    ナスダック総合株価指数は反発し、前日比46.668ポイント高の7398.295で終えた。アップルやアマゾン・ドット・コムといった一部の主力株が買われ、半導体株も高い。
     
    セクター別では、自動車・自動車部品や食品・生活必需品小売が上昇する一方で公益事業や不動産が下落した。
     
    個別では、半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は、一部アナリストの買い推奨を受け上昇。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社が1〜3月期に保有を増やした後発医薬品大手テバ・ファーマシューティカルズ・インダストリーズの米預託証券(ADR)も買われた。
     
    一方、事務用品などのスリーエム(MMM)は、ジェフリーズによる投資判断引き下げを受け下落した。ホームセンターのホーム・デポやIT機器のシスコシステムズも売りが優勢だった。
     
    VIX指数は13.42と低下(前営業日14.63)。米株主要3指数は小幅な動きながらも、底堅く推移した。
    恐怖指数VIXは前日終値付近では上値重く推移し、NY午後には下げ幅を広げ、一時13.21まで低下。米10年債利回りが2011年7月以来の高値を更新しても、昨日とは変わって米株は底堅く、VIX指数も戻りが鈍いまま引けた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,768.93+62.52
    S&P500種
    2,722.46+11.01
    ナスダック
    7,398.295+46.668
     
    米10年債利回り(%)
    3.1038 +0.024
    米2年債利回り(%)
    2.5934 +0.008
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,291.50+1.20   
    NY原油(ドル/バレル)
    71.54+0.23
    円・ドル
    110.27 - 110.28+0.11


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は反発した。
    6月物は前日比65円高の2万2810円で引け、同日の大取終値を70円上回った。米株の反発につれて上げた。
    ただ、北朝鮮問題など地政学的リスクへの懸念が強まったうえ、米長期金利が一段と上昇し、上値は重かった。
    この日の6月物高値は2万2815円、安値は2万2690円。
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    22810 ( +70 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)22820 ( +80 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7734.20(+11.22)
    FTSE100種総合株価指数は小幅続伸した。前日15日の終値に比べ11.22ポイント高の7734.20で引けた。構成銘柄の半数以上は上昇した。日中を通してほぼ小幅高の水準で推移した。鉱業関連株の上げが株価指数を押し上げる一方で、銀行株と石油株の下げが上値を抑えた。
     
    個別銘柄では、鉱業関連株が買われ、アングロ・アメリカンは約5%、資源商社のグレンコアは3%超、それぞれ上がった。アストラゼネカなど医薬品株も買われた。
    ブックメーカー(賭け屋)のパディパワー・ベットフェアは6%超上がった。傘下の米子会社と統合する可能性について協議していることを明らかにした。
    ソフトウエア開発のマイクロフォーカスは6%高と、午後に上げ幅が縮まった。新規のライセンス契約が上期売上高に貢献するとの見通しを示したことが好感され買われた。
     
    半面、バークレイズなど銀行株は売られた。石油のロイヤル・ダッチ・シェルとBPも安くなった。
    梱包材メーカーのスマーフィット・カッパ・グループは5%安。それぞれアナリストが投資判断を引き下げたガス供給・販売のセントリカと通信のBTグループの下げも目立った。
     


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    CAC40 5567.54(+14.38)
    ドイツ株式指数(DAX)は4営業日ぶりに反発した。終値は前日15日と比べて26.29ポイント高の12996.33だった。
     
    個別銘柄では、アディダスと工業用ガスのリンデが買われた。アナリストが株価目標を引き上げた医薬・化学大手の独メルクの上げも目立った。
    一方で、コメルツ銀行は複数のアナリストが株価目標を引き下げたことから6%安。ドイツ銀行と保険のアリアンツも売られた。


    ■フランス・パリ株価指数
    DAX 12996.33(+26.29)
    フランスのCAC40は0.26%高の5567.54と、前日に引き続き、終値ベースで2007年12月下旬以来の高値を付けた。

     



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