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【市況一覧】
日経平均株価
37,628.48 -831.60 04/25
TOPIX
2,663.53 -47.20 04/25
マザーズ
640.12 -15.48 04/25
NYダウ平均
38,460.92 -42.77 04/25
ナスダック総合
15,712.75 +16.11 04/25


05月01日 マーケットコメント

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05月05日 マーケットコメント

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05月12日 マーケットコメント

05月14日 マーケットコメント


    [概況]

    15日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.020円まで上昇し堅調な展開となった。
    米10年債利回りが一時3%台まで上昇するなど、米長期金利の上昇を背景に米ドル円は堅調。

    一方、クロス円ではトルコリラ円が軟調で、一時24.91円まで下落している。
    6月のトルコ大統領選と国会総選挙を控えて、トルコ利上げは難しいとの見方などからトルコリラ売りが先行しているようだ。

    現在、欧州時間に入り米ドル円は109.900円付近、トルコリラ円は25.02円付近を推移している。
    この後は4月米小売売上高【速報】(予想:前月比0.4% 前回:前月比0.6%)など米経済指標の発表が予定されている。
    テクニカル的には米ドル円は下値付近に5日移動平均線(109.595円)や20日移動平均線(109.056円)などが控えており下値サポートとなりそうか。
    上限では200日移動平均線(110.174円)などが控えている。

    一方、トルコリラ円は上値付近に5日移動平均線(25.40円)や20日移動平均線(26.13円)などが控えており、上値の抵抗帯となる可能性も考えられるため、引き続き上値は重いか。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    15日の日経平均は4営業日ぶり反落。
    上げ一服となったが、緩やかなリバウンド基調は継続。東証1部の騰落銘柄もほぼ拮抗であり、売り買いが交錯する中での底堅い相場展開といったところであろう。
     
    マザーズ、JASDAQの弱さが目立つが、決算発表が一巡したことで、今後は決算を見直す動きや出遅れ感のある銘柄等への物色に広がりがみられてくるかが注目されよう。
    一方で個別物色に広がりがみられず、インデックスに絡んだ商いに振らされる需給状況が続くようだと、意外に節目の2万3000円は近くて遠い価格になる可能性もあろう。
     
    明日(16日)の東京株式市場は、寄り付き前に内閣府が発表する1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値の内容に左右される可能性がある。
    市場では、“9四半期ぶりのマイナス成長”との見方も出ており、結果次第で波乱展開も予想される。また、決算発表一巡による手掛かり材料難で買い手控え姿勢が強まりそうだ。
     
    ただし、RIZAPやREMIXなど、個人投資家の注目度の高い銘柄が決算を発表していることから、中小型株への関心も高まりやすいと考える。マザーズやジャスダックなど新興市場にも注意を払っておきたい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
     
    24067.13  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23732.48  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23330.12  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23224.05  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23111.86  ボリンジャー:+2σ(13週)
    22953.88  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    22818.02  ★日経平均株価15日終値
     
    22642.85  6日移動平均線
    22631.49  均衡表転換線(日足)
    22577.64  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22508.03  新値三本足陰転値
    22491.23  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22380.98  26週移動平均線
    22238.42  均衡表雲上限(日足)
    22238.42  均衡表基準線(週足)
    22201.40  25日移動平均線
    22187.08  均衡表基準線(日足)
    21987.87  75日移動平均線
    21870.61  13週移動平均線
    21825.16  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21629.78  均衡表転換線(週足)
    21625.35  200日移動平均線
     

     
    東証マザーズ指数は前日比4.36ポイント安の1141.87ポイントと反落。
    東証1部市場が方向感なく軟調に推移し、新興市場も徐々に軟化した。
    決算発表の内容を眺めた売り買いが交錯する中で、利益確定の売りが優勢となった。
    値上がり銘柄数は91、値下がり銘柄数は151となった。
     
    個別では、中村超硬がストップ安。和心は一時ストップ安と急落した。イオレ、ジェイテックコーポレーション、テラスカイ、イノベーション、ジーンテクノサイエンスなど12銘柄は年初来安値を更新。エクストリーム、ユナイテッド、うるる、AppBank、イグニスが売られた。
     
    一方、ビープラッツ、JMC、一家ダイニングプロジェクト、アルファポリスがストップ高。メディカルネット、クラウドワークス、ユーザベース、イード、トレンダーズなど8銘柄は年初来高値を更新。弁護士ドットコム、タイセイ、ディジタルメディアプロフェッショナル、ウェルビー、チェンジが買われた。

     

    日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比22円61銭安い3961円21銭だった。
    決算発表の内容を眺めた売り買いが交錯する中で、利益確定の売りが優勢となり、新興企業市場は弱含んだ。新興銘柄は一般に担当アナリストが少なく、投資情報が限られている。「決算についても株価に織り込まれるまでに時間がかかる」面がある。
     
    好決算銘柄への物色買いが入る一方で、多くの個人投資家の関心は東証1部のマネックスグループや任天堂などに向いていたようだ。
    市場関係者によると「新興市場でも一部の銘柄は買われたが、利益確定の売りが膨らんだ」ことから値を下げた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で774億円、売買高は1億1988万株だった。
    値上がり銘柄数は244、値下がり銘柄数は408となった。
     
    個別では、フィスコがストップ安。ヒップ、パレモ・ホールディングス、大阪油化工業、タカギセイコー、アズジェントなど15銘柄は年初来安値を更新。アール・エス・シー、日本コンピュータ・ダイナミクス、日本ラッド、Mipox、テリロジーが売られた。
     
    一方、セキュアヴェイルがストップ高。サムシングホールディングス、やまねメディカル、キャピタル・アセット・プランニングは一時ストップ高と値を飛ばした。オーテック、三信建設工業、シベール、翻訳センター、エフティグループなど25銘柄は年初来高値を更新。ハイパー、JALCOホールディングス、共同ピーアール、グリムス、アイビー化粧品が買われた。
     

    【大引け概況】
    15日の日経平均株価は前日比47円84銭安の2万2818円02銭、東証株価指数(TOPIX)は0.77ポイント安の1805.15と、ともに4営業日ぶりに反落。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:54 容量:16.02M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は、14日の米国高を受け、寄り付き直後に2万2912円06銭(前日比46円20銭高)まで上昇したが、直近連騰で利益確定売りも出やすく、いったん下げに転じた。
    その後は方向感を欠き、前引けにかけて前日終値を挟んでもみ合い商状となった。
    後場は、株価指数先物売りを交えて軟化し、終盤には一時2万2805円72銭(同60円14銭安)を付けた。新規の手掛かり材料に乏しく、明日に1−3月期GDP(国内総生産)速報値の発表を控えていることもあり、様子見気分が強まった。
     
    東証1部の売買代金は前日を上回るなど、日経平均の値動きの小ささとは対照的に商いはまずまずの水準だった。
    個別の動きを見ると、自社株買いや好業績を発表した銘柄には買いが集まり、期待外れの決算だった銘柄は大きく売られるなど、「個別の材料に比較的素直に反応していた」といい、売買の意欲が衰えているわけではなさそうだ。
     
    JPX日経インデックス400は小幅ながら4営業日ぶりに反落した。終値は前日比13.54ポイント安の1万5934.22。前日までの上昇で短期的な過熱感が意識されるなか、利益確定の売りがやや優勢となった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆7419億円。売買高は17億3046万株だった。
    東証1部の値下がり銘柄数は1007、値上がりは994と拮抗した。変わらずは82銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、不動産業、サービス業、証券・商品先物取引業などが下落。繊維製品、銀行業、精密機器などが上昇。
     
     
    がりも目立った。資生堂も売られた。三菱地所は、株主還元姿勢に変化が見られない点がネガティブ視されたようだ。ブイ・テクノロジーも安い。IBJが大幅安、LIFULL、筑波銀行も売られたほか、パイオニアの下げも目立つ。江崎グリコ、ブレインパッド、セレスなども下落した。
     
    半面、4期ぶりの最終黒字となる決算を発表した東芝は上昇。三井住友フィナンシャルグループが売買代金トップで2%高。堅調な決算や増配、自社株買い実施が好感された。三菱UFJやみずほといったなどメガバンクが上昇、村田製作所も買い優勢だった。ファーストリテイリング、スズキも買われ、日東工業、加藤製作所が一時ストップ高に買われ、日本化学工業も値を飛ばした。ユニデンホールディングス、山一電機、日本板硝子なども上昇した。

     
    東証2部株価指数は前日比45.17ポイント高の7218.09ポイントと3日続伸した。
    出来高1億2970万株。値上がり銘柄数は193、値下がり銘柄数は261となった。
     
    個別では、SECカーボン、明治機械がストップ高。アピックヤマダは一時ストップ高と値を飛ばした。TTK、日本リーテック、日本和装ホールディングス、ケー・エフ・シー、東洋刃物など14銘柄は年初来高値を更新。日本モーゲージサービス、アルメディオ、黒田精工、MCJ、リミックスポイントが買われた。
     
    一方、森組、ビート・ホールディングス・リミテッドがストップ安。三井金属エンジニアリング、オーミケンシ、Oak キャピタル、第一稀元素化学工業、丸尾カルシウムなど19銘柄は年初来安値を更新。アライドテレシスホールディングス、天昇電気工業、共和コーポレーション、エンビプロ・ホールディングスが売られた。

     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの、日経平均株価は、前営業日比6円43銭安の2万2859円43銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、2.55ポイント高の1808.47で始まった。
    手掛かり材料難から模様眺め気分が強く、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに動意薄。業績動向に応じて、個別銘柄を選別物色する展開が続いている。
     
    日経平均の2万3000円回復にはもう1つ材料が必要となりそうだ。とはいえ、企業業績の底堅さなどから下値の堅さも見られ、前日の不動産業、本日の銀行業のように出遅れ感のあるセクターには資金が向かいやすくなっている。
     
    外国為替市場では、1ドル=109円70銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
     
    個別では、武田が下落し、資生堂、トヨタが値を下げ、ホンダ、Vテク、ファナック、ソニー、東エレクはさえない。菱地所が大幅安で、マネックスGの下げがきつい。
    半面、三井住友、三菱UFJ、みずほFG、第一生命もしっかり。任天堂が底堅く、村田製は堅調。スズキが大幅高。東電力HDが値を上げている。


     

    日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比10円93銭安い3927円89銭。
    新興企業の決算発表が相次いでおり、決算内容の良しあしに応じた個別銘柄の売り買いなどが取引の中心だった。
    個別銘柄の業績を見極めようとする雰囲気から個人投資家の買い手控えが目立った。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で475億円、売買高は7522万株。
    値上がり銘柄数は277、値下がり銘柄数は348となった。
     
    個別では,フィスコがストップ安。ヒップ、パレモ・ホールディングス、大阪油化工業、タカギセイコー、シンバイオ製薬など13銘柄は年初来安値を更新。アール・エス・シー、Mipox、ネクスグループ、日本ラッド、テリロジーが売られた。
     
    一方、セキュアヴェイル、キャピタル・アセット・プランニングがストップ高。やまねメディカルは一時ストップ高と値を飛ばした。オーテック、三信建設工業、翻訳センター、エフティグループ、GMOペパボなど22銘柄は年初来高値を更新。ハイパー、JALCOホールディングス、LCホールディングス、サムシングホールディングス、東映アニメーションが買われた。
     

    東証マザーズ指数は小幅に続伸した。
    前引けは前日比1.25ポイント高い1147.48だった。決算内容の良しあしに応じた個別銘柄の売り買いなどが取引の中心となり、相場全体にはっきりした方向感は出なかった。
    三菱UFJと共同出資で新会社を設立すると発表したクラウドWが高い。
    時価総額の大きいそーせいやサイバダインが上昇し、指数を押し上げた。一方、UNITEDはメルカリ上場に伴う保有株売却を発表したものの材料出尽くしと受け止められ大幅安だった。
    値上がり銘柄数は93、値下がり銘柄数は147となった。
     
    個別では,ビープラッツ、JMCがストップ高。メディカルネット、クラウドワークス、ユーザベース、イード、トレンダーズなど7銘柄は年初来高値を更新。弁護士ドットコム、ディジタルメディアプロフェッショナル、チェンジ、タイセイ,ラクスがり買われた。
     
    一方、和心が一時ストップ安と急落した。イオレ、テラスカイ、ジーンテクノサイエンス、UMNファーマ、エクストリームなど8銘柄は年初来安値を更新。うるる、ユナイテッド、イグニス、カヤックが売られた。


     

    15日前場の日経平均株価は前日比3円07銭安の2万2862円79銭と4営業日ぶりに小反落。東証株価指数(TOPIX)は3.22ポイント高の1809.14と、ともに小動き。
     
    朝方は、米中の通商摩擦が緩和されるとの期待感を背景に14日の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行し、寄り付き直後に2万2912円06銭(前日比46円20銭高)まで上昇する場面があった。
    直近連騰で利益確定売りも出やすく、いったん下げに転じ、その後は前日終値を挟んでもみ合い商状となった。
     
    14日までの3連騰で400円超上昇し、節目として意識されている2万3000円に接近したため、いったん利益を確定する動きも出やすかったようで、外部環境が良好な中でも前場での上値は重かった。
     
    好決算や自社株買いを発表した銘柄には個別に買いが入り、値を上げた。ただ、業績が振るわなかったり、期待通りの株主還元策を示さなかった銘柄は売りに押され、「思った以上に重い」動きだった。「同じ業種内でも決算内容で株価の明暗が分かれた」といい、前場の東京市場は方向感を欠いた。
    後場も決算などを見た売り買いが交錯し、日経平均ははっきりしない動きが続きそうだ。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆3222億円、売買高は8億7685万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は889。値上がりは1085、変わらずは108銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、銀行業、繊維製品、金属製品、精密機器などが上昇。不動産業、パルプ・紙などが下落。
     

    個別では、自社株買いを発表した三井住友フィナンシャルグループが活況高、三菱UFJやみずほFGもそろって上げた。村田製作所も堅調。スズキも高い。日東工業、日本化学工業が値を飛ばし、ユニデンホールディングス、サニックスなども物色人気に。日本板硝子も上昇した。
     
    半面、トヨタ自動車、武田薬品工業が軟調、ブイ・テクノロジーも安い。資生堂も売りに押された。前期決算を発表した日清粉Gや菱地所は利益確定売りに押された。IBJが大幅安、LIFULLも大きく下落した。
     
    一方、三井住友FGが大幅高となり、三菱UFJやみずほFGもそろって上げた。ファストリやコマツ、日立建機の上昇も目立った。
     
    東証2部株価指数は前日比34.32ポイント高の7207.24ポイントと3日続伸した。
    出来高6434万株。値上がり銘柄数は215、値下がり銘柄数は212となった。
     
    個別では、アピックヤマダが一時ストップ高と値を飛ばした。TTK、日本リーテック、日本和装ホールディングス、ケー・エフ・シー、SECカーボンなど14銘柄は年初来高値を更新。日本モーゲージサービス、日本精機、タツモ、アルメディオ、MCJが買われた。
     
    一方、ビート・ホールディングス・リミテッドが一時ストップ安と急落した。三井金属エンジニアリング、オーミケンシ、Oak キャピタル、丸尾カルシウム、ロンシール工業など11銘柄は年初来安値を更新。アライドテレシスホールディングス、森組、天昇電気工業、共和コーポレーション、フォーシーズホールディングスが売られた。

     


    [概況]

    東京市場終盤に109円台半ばを超えたドルは其の後も上値を伸ばし、NY株式市場が続伸で始まった事や米国債利回りが上昇した事などに一段と買われた。
     
    其の後一旦は売られたが、米政府が制裁を科した中国メーカーの事業に戻る方策について、トランプ大統領が「習主席と相談している」と発言した事もあって、貿易摩擦への懸念後退に下値では買いが入り、ドルは再び上昇すると終盤には当日高値109.685円まで上昇した。
    最後も前週末比+32.5銭高の109.645円と109円台後半に乗せて引け、ユーロ(+23銭)やポンド(+63銭)、カナダドル(+13銭)も上昇したが、豪ドル(-1.5銭)、NZドル(-40銭)、トルコリラ(-21銭)は下げ、南アランドは変わらずと主要通貨はマチマチな動きとなった。
     
    米経済は好調で、売り材料(貿易摩擦、地政学的リスク等)が後退すればドルは買われる状況だが、このまま直ぐに110円台に乗せるかどうかは難しいところではないか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【寄り付き概況】
     
    15日、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比23円61銭高の2万2889円47銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、2.78ポイント高の1808.70で始まった。

    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに横ばい圏でスタート
     
    前日の米国株市場ではNYダウが8日続伸と上昇基調を強めており、東京市場でもリスク許容度の高まった国内外機関投資家の買いが株価を押し上げる形となっている。
    米中貿易摩擦に対する不安心理が足もとやや後退しており、好調な企業業績が米株高を後押ししている。
    外国為替市場では1ドル=109円台後半の推移と足もと円安傾向にあることも追い風材料。
     
    ただ、日経平均は前日まで3営業日続伸で、騰落レシオなどテクニカル指標面からも買われ過ぎ感があり、目先利益確定売りに伴い上値は重い可能性がある。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、24業種が高く、値上がり上位に銀行、保険、金属製品、空運、鉄鋼など。値下がりで目立つのは紙パルプ、不動産、倉庫など。
     
     
    個別では、三井住友が買い気配で始まり、みずほFG、三菱UFJ、野村が買われ、第一生命は続伸、ファーストリテ、明治HD、7&iHDは堅調。JFE、任天堂、村田製、Vテク、日産自は値を上げている。
    半面、トヨタが軟調で、ファナック、ソニーは反落。菱地所が急落し、マネックスGは続落。ソフトバンクGがさえず、資生堂、東電力HDは値を下げている。
     
     
    225先物は、みずほ・モルスタ・野村・パリバ・日興・クレディが買い越し。
    シティ・SBI・三菱・JP・メリル・ソジェン・ドイツが売り越し。
    TOPIX先物はドイツ・日興・GS・クレディ・モルスタが買い越し。
    野村・ソジェン・メリルが売り越し。
     
    テクニカル的には、サカタのタネ(1377)、東急建(1720)、ナカノフドー(1827)、日空調(1952)、中外炉(1964)、高砂熱(1969)、明星工(1976)、フィード・ワン(2060)、カルビー(2229)、宝(2531)、日清食(2897)、フジッコ(2908)、物語(3097)、シップ(3360)、川田TECH(3443)、スシロー(3563)、ブレインP(3655)、オロ(3983)、住友ベ(4203)、T&G(4331)、東邦シ(4333)、サニックス(4651)、資生堂(4911)、ニッタゼラ(4977)、板硝子(5202)、MSJAPAN(6539)、サクサ(6675)、アンリツ(6754)、アイコム(6820)、武蔵精密(7220)、日プラスト(7291)、ノジマ(7419)、アルゴグラフ(7595)、ニフコ(7988)、ユニー(8028)、スターゼン(8043)、デサント(8114)、立花エレ(8159)、SRS(8163)、北洋銀(8524)、ランビジ(8944)、乾汽船(9308)、トランシティ(9310)、イーレックス(9517)、イノテック(9880)が動兆。
     
     
     

    寄り付き小安くても資生堂がヒーローとなって3日続伸。
    板硝子も三井不動産も参加しての上昇だった。
    もっとも東証1部の売買代金は3兆円には届かず決算一巡で商いが細るかどうかが課題でもある。
    1月23日高値(24129.34円)から3月26日安値(20347.49円)までの下落幅(3781.85円)。
    これに対して3分の2戻り(22868円)をクリアした。
    新高値銘柄数は146(前日127)。
    新安値銘柄数は62(前日53)。
    新高値の3ケタ連続は良い傾向だ。
    25日線からのかい離はプラス3.2%。
    200日線からのかい離はプラス5.4%。
    騰落レシオは122.10%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.820%。
    買い方▲7.007%。
    空売り比率は38.5%で6日連続の40%割れ。
    日経VIは14.56%。
    日経平均採用銘柄のEPSは1670円でPERは13.69倍。
    株価の上昇よりもEPSの減少でPERは上昇してきた。
    全体の87.2%が通過した3月期決算で今期見通しは売上高2.8%増。
    経常利益1.6%増、純利益3.7%減の見通し。
    ほぼこの線での着地だろう。
    昨年比プラス基準22764円、5月月足陽線基準22508円は上抜けた。
    5月SQ値22621円に対しても3勝。
    シカゴ225先物終値は大証日中比20円高の22880円。
    高値の22895円を抜けるかどうかが課題だ。
    大証先物は高値引けの22890円。
    今年の火曜は12勝6敗。
    水曜は4勝12敗。
    見事なコントラストだ。
    気学では「気味が悪くも突っ込み売りは見送り悪目買い狙え」。
    17日(木)は久々に株高の特異日。
    MSCI標準指数の入れ替えで新規追加はサイバー(4751)、小林薬(4967)、
    SGHD(9143)、東セン(9439)。
    除外は八十二銀(8359)、九州FG(7180)、ミクシィ(2121)。


    (兜町カタリスト櫻井)

     

05月15日 毎日コラム
【沖縄厳戒】はしか流行で注意呼びかけ
・・・続き

    15日の東京株式市場は、堅調な地合いが継続すると予想する。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2800円-2万3000円。
    日経平均株価は2万3000円に迫る場面もみられそうだ。
    そうなれば早期の全値戻しへの期待も高まる。一方で、決算に関してはおおむね出そろい、ここからは発表企業の数も少なくなる点は要警戒。
    18年3月期決算発表のピークを越え、手掛かり材料に乏しいが、好業績銘柄への個別株物色が支えとなりそう。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(14日終値109円50-52銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比20円高の2万2880円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
    ■サニックス <4651>
    今期経常は2.1倍増益へ。
    前期決算で継続企業の前提に関する注記の記載を解消。
     
    ■エボラブルアジア <6191>
    ディー・エヌ・エー <2432> 子会社で海外旅行国内トップのオンライン旅行会社、DeNAトラベルの全株式を取得し子会社化する。取得価額は12.1億円。
     
    ■ユニデンホールディングス <6815>
    今期経常は2倍増益へ。
     
    ■明治機械 <6334>
    今期経常は2.6倍増で24期ぶり最高益更新へ。
     
    ■黒田精工 <7726>
    前期経常が上振れ着地・今期は61%増益、7.5円増配へ。
     
    ■Jトラスト <8508>
    今期最終は黒字浮上へ。また、株主優待制度を新設。
    毎年6月末時点と12月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、それぞれ2500ポイント分の楽天ポイントギフトコードを贈呈する。
     
    ■セキュアヴェイル <3042>
    今期経常は13倍増益へ。
     
    ■レカム <3323>
    上期経常が2.1倍増益で着地・1-3月期も2.6倍増益。
     
    ■日本エマージェンシーアシスタンス <6063>
    1-3月期(1Q)経常は4倍増益・上期計画を超過。
     
    ■エスケーエレクトロニクス <6677>
    今期経常を72%上方修正。ピッキング作業(伝票に従って商品や部品を取り出す作業)の効率化を図る「ピッキングタグ」の販売を開始。RFID事業へ本格参入する。
     
    ■日本モーゲージサービス <7192>
    今期経常は20%増で4期連続最高益更新へ。
     
    ■パスポート <7577>
    今期経常は4.2倍増益へ。
     
    ■オイシックスドット大地 <3182>
    今期最終は3.8倍増で3期ぶり最高益更新へ。
     
    ■フェイスネットワーク <3489>
    今期経常は43%増で5期連続最高益更新へ。
     
    ■クラウドワークス <3900>
    三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> 、大和証券グループ本社 <8601> と資本業務提携。
    また、三菱UFJ子会社のJapan Digital Designとフィンテック合弁会社を設立する。
     
    ■JMC <5704>
    1-3月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
     
    ■トレンダーズ <6069>
    今期経常は49%増で6期ぶり最高益更新へ。
     
    ■一家ダイニングプロジェクト <9266>
    6月14日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。
    今期経常は21%増で3期連続最高益更新へ。
    また、株主優待制度を新設。毎年3月末時点と9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、200株未満保有で5000円相当の食事優待券、200株以上保有で1万円相当の食事優待券をそれぞれ贈呈する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    15(火)
    3月第3次産業活動指数(13:30)
    30年利付国債入札
    《決算発表》
    鹿島、エーザイ、第一生命、東芝、クラレ、三井化学、リクルートHD、三菱Uリース、近鉄GHD、阪急阪神、パーソルHD、オープンハウス、住友化、電通、日ペイントH、出光興産、三浦工、日本郵政、SMC、かんぽ、ゆうちょ、みずほ、T&DHD、アサヒインテック、飯田GHD、洋缶HD、三菱UFJ、スルガ銀
     
    【海外】
    中国4月鉱工業生産(11:00)
    中国4月小売売上高(11:00)
    中国4月都市部固定資産投資(11:00)
    独5月ZEW景況指数
    米4月小売売上高(21:30)
    米5月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
    米5月NAHB住宅市場指数(23:00)
    米3月企業在庫・売上高(23:00)
    《米決算発表》
    ホーム・デポ


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■大王紙<3880>
    SNS使った情報提供で大人用おむつ拡販
     
    ■三井化学<4183>
    上海で車向け樹脂混練工場を増強
     
    ■三菱ロジ<7105>
    工場間で生産品目移管 シナジー創造へ
     
    ■島津製<7701>
    iPS細胞の状態識別をAIで自動化する技術開発
     
    ■ミズノ<8022>
    CFRP加工設備を増強
     
    ■岩谷産<8088>
    LPGの遠隔検針サービスに参入
     
    ■加賀電<8154>
    中小向けAI導入支援を強化
     
    ■カドカワ<9468>
    系列が動画サイト「ニコニコ」を刷新


     

    14日のNYダウ工業株30種平均が8日続伸した。前週末比68ドル24セント高の2万4899ドル41セントと3月16日以来、およそ2カ月ぶりの高値で終えた。
    8日続伸は昨年9月8日〜20日の9日続伸以来の連続上昇記録となる。
    貿易摩擦問題を巡る米中協議の再開を明日に控えて、トランプ大統領が中国の通信企業との取引再開に向けて譲歩する姿勢を示し、協議進展への楽観的な見方から買いが先行した。
     
    半導体のクアルコムによるオランダの車載半導体大手、NXPセミコンダクターズの買収について、中国当局が独占禁止法上の審査を再開したとも報じられた。中国当局はZTEへの制裁の報復として審査を棚上げしていたとされる。15〜19日には中国の劉鶴副首相が訪米し、通商問題の公式協議に臨む。米中の対話が進む可能性が意識された。
    クアルコムやNXPの株価が上昇。ZTEとの取引が大きい通信機器のアカシア・コミュニケーションズやフィニサーなども買われた。売上高に占める中国事業の比率が高い建機のキャタピラーや航空機のボーイングも上げた。
     
    ダウ平均は163ドル高まで上げる場面があったが、午後にかけては伸び悩んだ。
    在イスラエル米大使館のエルサレム移転に伴う抗議活動で多数の死傷者が出るなど地政学リスクへの警戒感が重しとなり、上げ幅を縮小する展開となった。
    また、上昇が続いてきたうえ、一時2カ月ぶりに節目の2万5000ドルに近づき、利益確定売りも出やすかった。
     
    ナスダック総合株価指数は反発した。同8.432ポイント高の7411.315と3月16日以来、およそ2カ月ぶりの高値で終えた。
     
    セクター別では、半導体・半導体製造装置やヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で不動産や運輸が下落した。
     
    個別では、原油相場の上昇を受けてエクソンモービルなど石油株が買われた。セキュリティソフトのシマンテック(SYMC)は、取締役会の監査委員会が進める内部調査について投資家向け会議の開催を発表し大幅上昇。小売大手のシアーズ・ホールディングス(SHLD)は、家電ブランド「ケンモア」など複数の資産売却について手続きを開始し、堅調推移した。
     
    一方で、複写機のゼロックス(XRX)が大幅下落。富士フイルムホールディングスによる買収合意を撤回すると発表し、売りが膨らんだ。新製品の発売が計画よりも遅れると明らかにした製薬のペリゴも安い。
    電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、幹部の一人がアルファベット傘下の自動運転車開発部門に転職し売られた。
     
     
    VIX指数は12.93と上昇(前営業日12.65)。
    先週半ばからほぼ一本調子で下落しており、週明けの本日は利食いの買いが先行した。高寄りしたNYダウ平均が3桁高で強含むと、VIX指数も弱含む場面はあったものの前営業日引けまでは届かず。
    米株が上げ幅を縮小する動きを眺めて、VIX指数は一時13.28まで上昇した。しかし、投資家のリスク選好志向に変化なく、引けにかけては13を割り込んでいる。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,899.41+68.24
    S&P500種
    2,730.13+2.41
    ナスダック
    7,411.315+8.432
     
    米10年債利回り(%)
    3.0024 +0.031
    米2年債利回り(%)
    2.5516 +0.013
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,318.20−2.50
    NY原油(ドル/バレル)
    71.17+0.47
    円・ドル
    109.68 - 109.69+0.18

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は3営業日続伸した。
    6月物は前週末比175円高の2万2880円で引け、同日の大取終値を20円上回った。米中貿易摩擦への警戒感が薄れ、米株とともに買われた。
    トランプ米大統領が中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)への経済制裁の緩和を示唆し、今週にワシントンで開く2度目の通商協議で進展がみられるとの期待が強まった。
    この日の6月物高値は2万2895円、安値は2万2720円。

     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    22880 ( +20 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    22890 ( +30 )
    ( )は大阪取引所終値比







    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7710.98(-13.57)
    FTSE100種総合株価指数は4営業日ぶりに反落した。前週末11日の終値に比べ13.57ポイント安の7710.98で引けた。
    構成銘柄の約7割が下落した。株価指数は11日に約4カ月ぶりの高値を付けた反動もあり、一段安となる場面もあったが、午後に米国株が上昇して始まると、英国株の下げ幅は縮小した。金融株とたばこ株の下げが株価指数を押し下げた。
     
    個別では、銀行のバークレイズと保険のオールド・ミューチュアル、たばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコの下げが大きくなった。
    アナリストが投資判断と株価目標を引き下げた小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)も下落した。郵便大手のロイヤル・メールの下げも目立った。
     
    一方で、午前は下がっていた石油株が原油高に伴い午後に上昇に転じ、医薬品株の上げとともに、下値を支えた。
    ガス供給・販売のセントリカは、エネルギー需要の高まりを理由に、通期業績目標を達成する意欲を改めて示し買われた。
    シャイアーなど医薬品株は上昇した。グラクソ・スミスクラインは、アナリストによる株価目標の引き上げなどが好感された。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12977.71(-23.53)
    ドイツ株式指数(DAX)は続落した。終値は前週末11日と比べて23.53ポイント安の12977.71だった。
    個別では、ドイツ銀行とコメルツ銀行、ドイツ取引所が売られた。
    一方で、医薬・化学大手の独メルクと素材メーカーのコベストロは買われた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5540.68(-1.26)



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