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【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
NYダウ平均
37,775.38 +22.07 04/19
ナスダック総合
15,601.50 -81.87 04/19


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    11日のNYダウ工業株30種平均は7日続伸し、前日比91ドル64セント高の2万4831ドル17セントと3月16日以来ほぼ2カ月ぶりの高値で終えた。7日続伸するのは昨年10月31日〜11月8日以来の連続上昇記録。
    今週発表された4月の米卸売物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)がともに市場予想を下回り、穏やかな米利上げペースが継続するとの安心感が広がる中、買いが優勢となった。ヘルスケア関連株が総じて買われ、相場を押し上げた。
    メルクやファイザー、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などの製薬株や、医療保険のユナイテッドヘルス・グループがいずれも買われ、相場上昇をけん引した。4銘柄でダウ平均を約59ドル押し上げた。
     
    トランプ大統領が11日、薬価引き下げに取り組む方針を示した。内容は事前に報道で伝わっており、製薬業界への悪影響は小さいとの見方が多かった。トランプ氏が「規制も緩和し、新薬がより速く、安価に市場に出るようにする」と表明したため、次第に規制緩和に期待した買いが広がった。「薬局で売られる薬の価格をただちに下げる」とも述べたが、ドラッグストア株などの反応は一時的だった。
     
    市場では、4月17日の戻り高値(2万4786ドル)更新を試す動きが広がったとの声もある。S&P500種株価指数とハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は前日9日にそろって3月16日以来の高値を付けており、ダウ平均もこれに続いた。
     
    ナスダック指数は6営業日ぶりに反落し、前日比2.092ポイント安の7402.883で終えた。アップルなど主力株に利益確定売りが出た。
     
    セクター別では、電気通信サービスや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で半導体・半導体製造装置や食品・飲料・タバコが下落した。
     
    個別では、半導体のエヌビディア(NVDA)は、4-6月期の業績見通しが嫌気され、下落。同業アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)も軟調推移。セキュリティソフトのシマンテック(SYMC)は、内部監査の結果次第では過去の財務諸表を訂正する可能性があり、決算発表時にアナリストの質問を受け付けなかったことが嫌気されて大幅下落。
    四半期の赤字幅が大幅に拡大したメディアのニューズ・コーポレーションも大幅に下げた。
     
    一方で、競合のベライゾン(VZ)は、JPモルガンによる投資判断引き上げを受け、上昇した。
     
    VIX指数は12.65と低下(前営業日13.23)。米株は寄り付き後、程なく買いを強めた。NASDAQ総合指数は一時プラス圏へ浮上後にマイナス圏へ沈み、ダウ平均も一時マイナスへ転じる場面もあった。
    しかし、ダウ平均が結局は91ドル高で引け、7営業日続伸。24831.17ドルと3月中旬以来、約2カ月ぶりの高値水準に。VIX指数は12.65まで低下して取引を終了。引けベースで1月29日以来の低水準となった。
     
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,831.17+91.64
    S&P500種
    2,727.72+4.65
    ナスダック7,402.883−2.092
     
    米10年債利回り(%)
    2.9695 -0.002
    米2年債利回り(%)
    2.539 +0.001
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,320.70−1.60   
    NY原油(ドル/バレル)
    70.57−0.13
    円・ドル
    109.38 - 109.39   +0.05

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は続伸した。6月物は前日比190円高の2万2705円で引け、同日の大取終値を25円下回った。
    利上げ観測の薄れを背景にNYダウ工業株30種平均が7日続伸し、日経平均先物の上昇を支えた。この日の6月物高値は2万2775円、安値は2万2505円。
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    22705 ( -25 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    22715 ( -15 )
    ( )は大阪取引所終値比


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7724.55(+23.58)
    FTSE100種総合株価指数は3日続伸した。前日10日の終値に比べ23.58ポイント高の7724.55で引けた。年内の英利上げ観測が後退するなか、3日連続して1月下旬以来の高値を更新した。構成銘柄の約6割が上昇した。
    週末を控え取引は閑散とするなか、午前は前日終値を挟んでもみ合った。午後に入り、米株高の流れが英株にも波及し上げ幅を広げた。
     
    個別では、ITVが上げ幅を拡大し、7%超高となり、指数をけん引した。セキュリティー・サービスのG4Sも高くなった。ともに複数のアナリストが目標株価と投資判断を引き上げたことが買い手掛かりになった。
    堅調な金属相場を背景に主力の鉱業株は全面高で推移した。なかでも金価格の上昇を受けて関連のランドゴールド・リソーシズとアングロ・アメリカンが大幅上昇した。
    欧州の長期金利の上昇を受けて利ざやの増加を意識した買いが入った。アナリストが目標株価を引き上げたロイヤル・バンク・オブ・スコットランドの上げが目立った。
    半面、時価総額の大きいたばこ株と医薬品株が軒並み下落した。アナリストが投資判断を引き下げた水道のセバーン・トレントのほか、総合公益会社のユナイテッド・ユーティリティーズが安くなった。ビジネスサポートのDCCの下げも目立った。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 13001.24(-21.63)
     ドイツ株式指数(DAX)は3日ぶりに反落した。終値は前日10日と比べて21.63ポイント安の13001.24だった。
    個別では、電力のエーオンの下げが目立った。同業のRWEの子会社イノジーの経営陣が株主に対し、エーオンによる買収を推奨しない方向との声明を出した。RWEも下落した。工業用ガスのリンデと医薬・化学大手のメルクも小幅下落した。いずれも前日上昇したこともあり、利益確定の売りで下落した。

    一方で航空のルフトハンザが4%近く上昇した。ドイツポストと鉄鋼のティッセン・クルップも高くなった。


    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5541.94(-4.01)

    前日大幅上昇したフランスの株価指数CAC40が小幅下落した。

     



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