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【市況一覧】
日経平均株価
37,628.48 -831.60 04/25
TOPIX
2,663.53 -47.20 04/25
マザーズ
640.12 -15.48 04/25
NYダウ平均
38,460.92 -42.77 04/25
ナスダック総合
15,712.75 +16.11 04/25


05月01日 マーケットコメント

05月02日 マーケットコメント

05月03日 マーケットコメント

05月04日 マーケットコメント

05月05日 マーケットコメント


    [概況]

    7日東京時間の外国為替市場は、米ドル買いが根強い値動きとなった。
    米ドル円はじりじりと水準をあげ一時109.340円まで上昇する一方で、ユーロ米ドルは一時、1.1922米ドルまで本営業日の安値を更新、2018年1月9日以来の水準へ低下するなど、米ドル買いが優勢の展開となった。

    この値動きについて一部の市場関係者からは、先週より継続している米ドル買いが、今週も継続しているようだとの声が聞かれている。
    この後の時間では、注目される経済指標の発表も少ないことから、主要な株価指数や債券利回りなどを横目に見ながらの取引が主体となりそうか。

    ただ、本日は英国がバンクホリデー(祝日)となっておりロンドン市場が休場となっていることから、通常よりも取引参加者が減少している可能性があり、値動きが限られることも予想されそうか。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    明日8日の日経平均株価は堅調な推移となりそうだ。
    18年3月期決算をにらんだ個別株物色が続こう。週末11日をピークとする決算発表が本格化するなか、好業績銘柄を中心に目が向きやすいだろう。
     
    核合意の見直しを求める米国の対イラン制裁再開の思惑が膨らみ、NY原油先物・期近物が時間外取引(日本時間7日午前)で約3年5カ月ぶりに1バレル=70ドル台に乗せ、原油上昇によるコスト高懸念が広がる可能性も残している。
     
    日経平均は節目の2万2500円処が心理的な上値抵抗として意識されてきている。この抵抗を一気に上放れるには、決算が一巡する必要がありそうだ。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
     
    24023.89  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23331.77  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23188.73  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23111.10  ボリンジャー:+3σ(25日)
    22809.10  ボリンジャー:+2σ(13週)
    22706.56  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    22467.16  ★日経平均株価7日終値
     
    22408.46  6日移動平均線
    22353.58  26週移動平均線
    22316.86  均衡表転換線(日足)
    22302.02  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22286.43  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22278.12  新値三本足陰転値
    22238.42  均衡表雲上限(日足)
    22238.42  均衡表基準線(週足)
    22087.54  75日移動平均線
    21897.48  25日移動平均線
    21763.76  13週移動平均線
    21672.51  均衡表基準線(日足)
    21548.73  200日移動平均線
     
     

    【大引け概況】
    連休明け7日の日経平均株価は小幅に続落した。終値は前営業日の2日に比べ5円62銭安の2万2467円16銭だった。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:43 容量:6.06M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は、前週末4日の米国株高を受けて小高く始まったが、買い一巡後はドル安・円高が重しとなり、下げに転じた。
    円相場が1ドル=108円台後半と2日夕に比べて1円程度上昇する場面があった。
    大型株中心に売りに押され気味となったが、決算発表シーズンのため様子見姿勢が強く、相場全体の動きは鈍かった。貿易摩擦を巡る米国と中国の交渉が長期化するとの見方がくすぶり、機械株など景気敏感株にも売りが出た。
     
    4月の米雇用統計を受けて米利上げ観測が後退し、米長期金利の上昇が一服した。日米金利差が縮小して円高・ドル安が進み、日本企業の輸出採算が悪化するとの思惑で株価指数先物売りに押され、一時2万2350円91銭(前営業日比121円87銭安)まで下落し、前引けにかけて安値圏でもみ合った。
     
    後場は、買いが先行した。円相場が対ドルで伸び悩むとともに日銀のETF買い期待を支えに持ち直し、大引け間際には再度プラス圏入りする場面もあった。
     
    JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発した。終値は前営業日比3.69ポイント高の1万5668.45だった。
    東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発し、1.66ポイント高の1773.18で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3643億円。売買高は14億7596万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は771、値上がりは1212、変わらずは100銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、証券・商品先物取引業、保険業、海運業などが下落。電気・ガス業、石油・石炭製品、鉄鋼などが上昇。
     
    個別では、米長期金利の低下で運用環境の改善期待が後退した第一生命HDやT&Dの下げが目立った。コマツや住友商、野村の下落率も大きかった。
    ソニーが上昇、東京エレクトロンもしっかり。マネックスグループは大商いで上値を追った。資生堂が高く、第一三共も買いを集めた。
    愛眼、ハウスドゥ、アイティフォーがストップ高となったほか、淺沼組、ソフトブレーン、日本エム・ディ・エムも値を飛ばした。
     
    一方、米原油先物相場が3年5カ月ぶりの高値を付け石油資源など鉱業株が上昇。資生堂やキッコマンも上げた。
    武田薬品工業が安く、コマツも軟調。キーエンスも値を下げた。JUKIが急落となったほか、日本ライフライン、アイスタイル、アダストリアも大幅下落。アウトソーシングが大きく値を下げ、イビデン、伊藤忠テクノソリューションズなども売られた。

    東証2部株価指数は前営業日比21.41ポイント高の7105.24ポイントと3日続伸した。
    出来高1億2174万株。値上がり銘柄数は266、値下がり銘柄数は179となった。
     
    個別では、TTK、ジャパンミート、フォーシーズホールディングス、リミックスポイント、東亜石油など12銘柄が年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、ぷらっとホーム、ヤマシナ、サイオス、ヨネックスが買われた。
     
    一方、省電舎ホールディングスがストップ安。本州化学工業、ピーエイ、RVH、ニッチツ、フジオーゼックスなど8銘柄は年初来安値を更新。ジーエルサイエンス、アイケイ、D.A.コンソーシアムホールディングス、日本製罐、カワサキが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前営業日比19円10銭高い3982円60銭だった。決算発表の本格化を控え東証1部の大型株の上値が重くなる中、相対的に値動きの軽い新興企業銘柄に買いを誘った。外国為替市場で円安が一服したため、内需関連銘柄にも資金が流入しやすかった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で508億円、売買高は8181万株だった。
    値上がり銘柄数は394、値下がり銘柄数は261となった。
     
    個別では、トレードワークス、東北化学薬品、中央経済社ホールディングスがストップ高。ウエストホールディングス、シイエム・シイ、シベール、B−R サーティワンアイスクリーム、CSSホールディングスなど25銘柄は年初来高値を更新。インフォメーションクリエーティブ、平山ホールディングス、ネクストウェア、APAMAN、ワンダーコーポレーションが買われた。
     
    一方、パレモ・ホールディングス、ニッポン高度紙工業、タカギセイコー、松本油脂製薬、ラクオリア創薬など10銘柄が年初来安値を更新。アール・エス・シー、ニチダイ、アルファクス・フード・システム、文教堂グループホールディングス、プロルート丸光が売られた。
     
     
     


    東証マザーズ指数も続伸した。終値は前営業日比3.35ポイント高い1151.08だった。
    連休明けで相場に方向感はないが、新興市場は日経平均株価に対して逆行高となった。
    航空機リースのJIAや創薬ベンチャーのそーせい、アルバイト採用代行のツナグSが上昇した。値上がり銘柄数は130、値下がり銘柄数は109となった。
     
    個別では、AppBankがストップ高。ティーケーピー、ALBERT、PR TIMES、ロゼッタ、ベイカレント・コンサルティングなど7銘柄は年初来高値を更新。ジャパンインベストメントアドバイザー、シルバーエッグ・テクノロジー、エリアリンク、ファンデリー、ツナグ・ソリュが買われた。
     
    一方、プラッツがストップ安。フェイスネットワーク、テラスカイ、ウォンテッドリー、フィンテック グローバルは年初来安値を更新。メディアシーク、シルバーライフ、ソーシャルワイヤー、アイペット損害保険、フィル・カンパニーが売られた。


     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比74円54銭安の2万2398円24銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、5.40ポイント安の1766.12で始まった。
     
    円高・ドル安方向に傾いている為替の動向が意識され、主力株に売りが出ている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに弱含み。
    外国為替市場では、1ドル=108円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
     
    個別では、村田製、キーエンスが売られ、ファナックは弱含み。コマツ、ルネサスは安い。武田、JTが値を下げ、ソフトバンクG、ファーストリテ、ANA、野村が下押し、三菱UFJ、東京海上はさえない。
    半面、ソニーが買われ、東エレクは堅調。任天堂、NTT、ヤフーはしっかり。東電力HDが値を上げ、マネックスGは大幅高。第一三共が急伸し、資生堂は高い。
     
    今週は、決算発表のラッシュこれらの内容を見極めたいとする思惑から積極的な買いは手掛けづらいだろう。
    また、米中貿易摩擦などを背景とした世界経済や企業業績の先行きに対する警戒感の根強さも窺える。
     
    一方では、新興市場ではマザーズ指数や日経ジャスダック平均が続伸している。
    相対的にしっかりした値動きだが、主力企業の決算発表の合間に目先的な物色が向かっている印象もある。決算発表一巡まで本格的な資金流入は期待しにくく、個別材料株が散発的に買われる展開が続きそうだ。


     

    連休明け7日午前の日経平均株価は続落した。
    前営業日の2日終値に比べ100円64銭安い2万2372円14銭で前場を終えた。
    朝方は、前週末4日の米国株高を受けて小高く始まったが、買い一巡後はドル安・円高が重しとなり、下げに転じた。株価指数先物売りに押され、一時2万2350円91銭(前営業日比121円87銭安)まで下落する場面があった。その後の戻りは鈍く、前引けにかけて安値圏で推移した。
     
    外国為替市場で円相場が一時1ドル=108円台後半と2日に比べ1円程度、上昇した。
    輸出採算の改善期待が後退し、自動車などの輸出関連株に売りが優勢だった。米中の貿易摩擦を巡る先行き不透明感からコマツなど景気敏感株にも売りが出た。
     
    4日発表の4月の米雇用統計などをきっかけに、米国の利上げ加速への懸念が薄れた。このため、同日の米株市場でハイテク株が買われ、東京市場でもアドテストなどの半導体関連や一部の電子部品株に買いが先行した。
     
    ただ、日米金利差縮小への思惑から外国為替市場では円高が進行。日本株相場の重荷になるとみたヘッジファンドなどからは株価指数先物に売りが出て、日経平均を押し下げた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1254億円、売買高は7億2711万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1114、値上がりは884、変わらずは85銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、証券・商品先物取引業、保険業、精密機器、非鉄金属などが下落。石油・石炭製品、電気・ガス業などが上昇。
     
    個別では、2018年1〜3月期の純利益が減益だったと発表したJUKIが大幅安。証券会社による投資判断の引き下げがあった野村の下げが目立った。T&Dや第一生命HDなど保険株も売られた。
    村田製作所、キーエンスなどが軟調、トヨタ自動車もやや売りに押された。コマツも値を下げた。日本ライフラインも大幅安。アイスタイルの下げも目立つ。
     
    半面、双日や第一三共は上昇した。東エレクなど半導体関連も買われた。日本時間7日午前の米原油先物相場が時間外取引で、約3年5カ月ぶりに1バレル70ドル台に上昇したことから、国際石開帝石が買われた。
    愛眼、ハウスドゥ、アイティフォーが揃ってストップ高に買われたほか、淺沼組、アトラ、オプトホールディングなども大幅高だった。
     
     
    東証2部株価指数は前営業日比33.94ポイント高の7117.77ポイントと3日続伸した。値上がり銘柄数は260、値下がり銘柄数は161となった。
     
    個別では、TTK、ジャパンミート、フォーシーズホールディングス、リミックスポイント、東亜石油など10銘柄が年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、ヤマシナ、岡本工作機械製作所、ぷらっとホーム、アートスパークホールディングスが買われた。
     
    一方、本州化学工業、ピーエイ、RVH、ニッチツ、フジオーゼックスなど6銘柄が年初来安値を更新。アイケイ、ジーエルサイエンス、アサガミ、エムジーホーム、カワサキが売られた。


     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前営業日比12円29銭高い3975円79銭となった。
    今週は決算発表が続く。投資家は業績の中身を見極めたいというムードになりやすいとされ、日本株全体を大きく売るような動きは出なかったようだ。
    東証1部の大型株がさえない展開となる中で、好材料の出た個別銘柄を中心に、値動きの軽さに着目した買いが入った。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で294億円、売買高は5185万株。値上がり銘柄数は369、値下がり銘柄数は251となった。
     
    個別では、ウエストホールディングス、シベール、CSSホールディングス、エスプール、タウンニュース社など20銘柄が年初来高値を更新。インフォメーションクリエーティブ、ネクストウェア、APAMAN、システム・ロケーション、ジェイ・エスコムホールディングスが買われた。
     
    一方、パレモ・ホールディングス、ニッポン高度紙工業、タカギセイコー、松本油脂製薬、ラクオリア創薬など10銘柄が年初来安値を更新。文教堂グループホールディングス、アール・エス・シー、ニチダイ、アルファクス・フード・システム、YKTが売られた。

     

    東証マザーズ指数も続伸した。前引けは前営業日比3.42ポイント高い1151.15だった。
    東証1部の大型株がさえない展開となる中、新興株に資金が流入した。
    値上がり銘柄数は131、値下がり銘柄数は112となった。
     
    個別では、AppBankがストップ高。ティーケーピー、ALBERT、PR TIMES、ロゼッタ、ベイカレント・コンサルティングなど7銘柄は年初来高値を更新。ジャパンインベストメントアドバイザー、AMBITION、シルバーエッグ・テクノロジー、ツナグ・ソリューションズ、ビープラッツが買われた。
     
    一方、プラッツがストップ安。フェイスネットワーク、ウォンテッドリー、フィンテック グローバルは年初来安値を更新。メディアシーク、ソーシャルワイヤー、シルバーライフ、フィル・カンパニー、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンが売られた。


     

    数字に翻弄されるのが株式市場でもあり社会でもある。
    別に株価だけの話ではない。
    日付にしても金額にしても数字の呪縛というのは記憶のなかに存在しているもの。
    このあまり意味のない拘りが、市場や社会の支えになっていることもある。
    あれから何年。
    貯金が増えた、借金が減った。
    株価はこうだったああだった。
    そしてココまで行って欲しい。
    必要な数字だけを覚えておいて、いらない数字は忘れることが出来れば良いのだろうが・・・。
     
    興味深いのはピタゴラス学派の数字の意味の割当。
    1は、知性・理性、実在・存在=確定
    2は、不確定(ドクサ、感覚知)、女性=肯定と否定
    3は、全体、男性=感性(2)+理性(1)
    4は、正義・真理
    5は、結婚=男性(3)+女性(2)
    6は、恋愛・友愛=男性×女性(2)
    7は、好機、幸福=互いに素だから滅多にないこと
    8は、本質=1オクターブ
    9は、特になし
    10は、完全、神聖、宇宙
     
    因みに以下は有名なピタゴラスの定理。

    直角三角形の斜辺の長さを c, 他の2辺の長さを a, b とすると、
    a? + b? = c?
     
    後場は虎ノ門の上場企業の新入社員研修で「日経新聞の読み方」。

    ★38年の時間をかけて行き着いた場所
    ★新聞には過去のことが書いてある
    ★新聞の主役は広告
    ★数字を押さえるには原典にあたること
    ★その日のテーマを見つける
    ★縦に読む、横に読む:因果関係・誰が主役?誰が儲かる?
    ★想像力を働かせる
    ★載る話題と捨てられる話題
    ★歴史と地図
    ★人事欄も面白い
    ★限定空間の争奪戦VS無限空間への脱出
    ★堅い活字を楽しんで読もう
    ★ヒ・ミ・ツの法則
    ★結論が先、A3が1枚の魔法:ワンワード
    ☆ひと手間で変わる(サイバーセキュリティ)
     


    (櫻井)。



    週末のNY株式市場で主要株価3指数は1%超の上昇。
    雇用統計で失業率が約17年半ぶりの低水準となる3.9%に低下。
    これを受けてマイナス展開でのスタート。
    ただ非農業部門雇用数が前月比16.4万人増と市場予想の19.2万人増を下回って着地。
    時間当たり平均賃金が前月比0.1%増で予想を下回る緩慢な伸びだったことを好感。
    「インフレや利上げペース加速を巡る懸念が後退した」との解釈だ。
    一方で「株式市場は雇用統計を弱く解釈することを拒んだようだ。
    リスクオン心理に一役買ったのは確かだ」という見方もある。
    VIX(恐怖)指数は14.77まで低下。
    週間ではNYダウが0.2%、S&P500が0.24%それぞれ下落。
    ともに2週連続での下落。
    一方、NASDAQは1.26%上昇。
    バークシャー・ハザウェイが買い増し第2位株主に浮上したことが材料視されアップルが急騰。
    週足では2011年10月以来の大幅な上昇率となった。
    10年国債利回りは2.94%台で横ばい。
    ドル円は109円台前半。
    原油先物が3年半ぶりの高値で節目の70ドルが目前となった。
     
     
    連休の合間の日経平均終値は22472円。
    1日始値(22453円)4月27日終値(22467円)を上回った。
    「月初の1日株高アノマリーの復活」という声も聞かれた。
    週間では約4円の上昇で週足は6週連続陽線。
    「値下がり銘柄が多くて日経平均がプラスだった1日。
    真逆な展開だった2日。
    足して2で割れば変わらず」という声もあった。
    25日線からは2.9%のプラスかい離。
    騰落レシオは116.88%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲13.330%。
    買い方は▲7.989%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方は▲21.37%。
    買い方は▲14.62%。
    いずれも買い方有利の展開となってきた。
    空売り比率は40.4%と4日ぶりの40%台。
    日経VIは15.17%まで低下。
    日経平均採用銘柄のEPSは1712円でPERは13.09倍。
    FOMC、雇用統計、米中ハイレベル通商協議などはことごとく波乱なしで通過したGW。
    週末のシカゴ225先物終値も大証日中比変わらずの22470円。
    「ファーストリテの月次好調という好材料が効くかも知れない」という希望的観測もある。
     
    全体の17.5%が通過した3月期決算。
    前期売上高は9.9%増、同経常利益は22.4%増、同純利益は37.8%増。
    今期売上高は2.2%増、同経常利益は3.1%増、同純利益は0.0%。
     
     
    週末のNYダウは332ドル高の24262ドルと続伸。
    (5月1日比163ドル高)。
    NASDAQは12ポイント高の7209ポイントと反発。
    (5月1日比78ポイント高)。
    S&P500は33ポイント高の2663ポイントと反発。
    (5月1日比8ポイント高)。
    ダウ輸送株指数は115ポイント高の10370ポイント。
    3市場の売買高は63.7億株。
    CME円建ては大証比変わらずの22470円。
    ドル建ては大証比10ポイント高の22480ポイント。
    225先物大証夜間取引(5月3日)は日中比50円安の22420円。
    ドル円は109.09円。
    10年国債利回りは2.944%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    曙ブレーキ(7238)・・・動兆。
     
    曙ブレーキに注目する。
    同社は独立系ブレーキ大手。
    系列でないだけに取引先は多数。
    赤字だった北米がようやく黒字化。
    復配期待も高まる。
     
     

    (兜町カタリスト櫻井)


     

    【寄り付き概況】

    7日の日経平均株価は前週末比40円44銭高の2万2513円22銭で寄り付いた
    東証株価指数(TOPIX)は、2.74ポイント高の1774.26で始まった。
     
    前週末のNYダウが332ドル高と大幅続伸、ナスダック指数も121ポイント高と大きく上昇したことで、東京市場でもリスク許容度が高まった海外投資家などの買いが見込まれる局面にある。
    一方で外国為替市場でのドル安・円高がネガティブ材料となっている。
    午前9時2分時点で、1ドル=109円台の前半(前週2日終値は1ドル=109円78-79銭)、1ユーロ=130円台の半ば(同131円93-97銭)で取引されている。
    自動車や電機セクターには輸出採算改善への期待が後退している。
    今週は主力企業の決算発表が相次ぐ中、これを見極めたいとの思惑も様子見気分につながりやすい。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に石油、鉱業、鉄鋼、海運、その他製品など。
     
    個別では、トヨタが堅調で、ソニーが続伸し、アルプス、東エレクは値を上げている。新日鉄住、JFEの鉄鋼株や、JXTG、国際帝石は買われている。三井住友、マネックスGは強含み。7&iHD、ニトリHD、任天堂も高い。
    半面、武田が売られ、JT、KDDI、三菱UFJ、野村は値を下げている。ファナック、キーエンス、キヤノンは軟調となっている。

    225先物はメリル・アムロ・ソジェン・日興・クレディが買い越し。
    みずほ・SBI・シティ・JPが売り越し。
    TOPIX先物はバークレイズ・アムロ・モルスタ・立花が買い越し。
    みずほ・UBS・パリバ・メリル・ソジェンが売り越し。
     
    外資系等は、ヤマハ(7951)、第一三共(4568)、ブロンコB(3091)、ポーラ(4927)、スタートト(3092)、アドバンテスト(6857)、日立金(5486)、NRI(4307)、IHI(7013)に注目。
     
    テクニカル的には、サンヨーH(1420)、ウェルネット(2428)、スタートト(3092)、丸善(3159)、レンゴー(3941)、タカラバイオ(4974)、新光電工(6967)、良品計画(7453)、ニホンフラ(7820)、レック(7874)、グローブラ(7990)、JPX(8697)、東祥(8920)が動兆。


     

    [概況]

    先週末4日に発表された米4月雇用統計は非農業部門雇用者数と平均時給が予想を下回って、発表後にドルは108円台に落ちる急落となった。
     
    しかし失業率は2000年12月以来の低水準(3.9%)となった事もあって直ぐに109円台を回復し、売られて始まったNY株式市場も其の後はプラスを回復て上値を伸ばし、米国債利回りも上昇した事などにドルは当日高値109.280円まで反発した。
     
    最後は小幅安(-9銭)だったが109円台を維持して引け、ユーロやポンドは予想を下回る経済指標や利上げ観測の後退、更に対ドルで売られた事などにより、週初めからは大きく値下がりして週末を終えた。
     
    今週の米国は雇用統計の発表を終えたあとで経済指標の発表は少なく、9日(水)MBA住宅ローン申請件数、4月生産者物価指数、10日(木)4月消費者物価指数、新規失業保険申請件数、4月財政収支、11日(金)4月輸入物価指数、5月ミシガン大学消費者信頼感指数などが発表予定となっている。
     
    ドルは2日に110円台を付け、其の後一旦108円台まで下げる場面もあったが、直ぐに109円を回復するところを見ると、まだ上値を目指す流れが続いていると見ている。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    7日の東京株式市場は、もみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2300円-2万2600円。
    連休明け後、7日から11日の間に1600社を超える決算発表ラッシュとなる。個別の売買活況が見込まれることから、良好な地合いが続くと考える。
     
    ただ、コンセンサスを下回った場合のアク抜けの動きは限られており、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいだろう。
    個別に焦点が当たることで好材料探しの流れとなり、下げづらく、上げやすい環境が維持されると予想する。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(2日終値109円78-79銭)と円高に振れており、輸出関連銘柄には重しになるとみられる。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比変わらずの2万2470円だった。
     
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    22470 ( 0 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    22480 ( +10 )
    ( )は大阪取引所終値比
     
     
    【好材料銘柄】  
    ■ハウスドゥ <3457>
    今期経常を36%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も12円増額。
    また、中期経営計画で掲げた19年6月期の経常利益目標を17億円→30億円に引き上げた。
     
    ■ヤマシナ <5955>
    前期最終を一転32%増益に上方修正。
     
    ■トレードワークス <3997>
    1-3月期(1Q)経常は4.3億円・通期計画を超過。
     
    ■インフォメーションクリエーティブ <4769>
    上期経常を41%上方修正。
     
    ■東北化学薬品 <7446>
    上期経常は2.2倍増益で上振れ着地・通期計画を超過。
     
    ■プロルート丸光 <8256>
    NHN JAPANと業務提携。衣料卸売事業をEC化し、プラットフォームを創設する。
    その上でブロックチェーン技術を活用したサプライチェーンシステムを創設し、新たにグローバルなオンラインプラットフォーム事業を開始する。
    また、18年3月期決算で「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消した。今期経常は35%増益、前期配当を7期ぶり0.5円で復配。
     
    ■スパークス・グループ <8739>
    前期経常は2.1倍増益で着地・1-3月期(4Q)経常は82%増益、今期業績は非開示。
     
    ■ジャパンインベストメントアドバイザー <7172>
    上期経常を46%上方修正。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    7(月)
    日銀金融政策決定会合議事要旨(3/8〜9開催分)
    《決算発表》
    LIXIL G、アース製薬、ホトニクス、全国保証、三菱食品、Uアローズ、ケーズHD、東建物、ベネ・ワン、扶桑化学、パイロット、長瀬産、ニチアス
     
    【海外】
    米3月消費者信用残高(5/8 4:00)
    《米決算発表》
    タイソン・フーズ、コグニザント・テクノロジー・ソリューションズ、シスコ、モザイク、インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス
    休場:英(アーリー・メイ・バンク・ホリデー)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■ダイキン<6367>
    IoT活用空調保守短縮サービスの試験運用開始へ
     
    ■キトー<6409>
    5年で100億円投資し本社工場の生産性向上へ
     
    ■ダイヘン<6622>
    最大850Aの大電流マグ溶接技術開発
     
    ■JR西日本<9021>
    「N700S」採用へ
     
    ■東電力HD<9501>
    系列が電力・ガス販売する共同出資会社設立
     
    ■四国電<9507>
    スタートアップと新事業創出で協業
     

     

05月08日 マーケットコメント



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