会員情報作成
ログイン
【市況一覧】
日経平均株価
37,552.16 +113.55 04/23
TOPIX
2,666.23 +3.77 04/23
マザーズ
650.64 -0.61 04/23
NYダウ平均
38,239.98 +253.58 04/23
ナスダック総合
15,451.31 +169.30 04/23



    1日の日経平均株価は小幅に続伸。
    終値で2万2500円を回復するのは2月5日以来、約3ヶ月ぶりとなる。
    ファーストリテ、ファナックなど指数インパクトの大きい値がさ株に断続的なインデックス買いが入っており、これが日経平均を押し上げる格好から、2万2500円を回復してきている。
     
    日経平均は5日線(2万2357.79)を支持線とした緩やかなリバウンドを続けるなか、心理的な節目とされる2万2500円を捉えている。一目均衡表では雲を上放れてきており、テクニカル面ではリバウンド基調が強まりやすいところである。
     
    連休で休場を控える明日も底堅い展開が期待できるだろう。
    大型連休後半の4連休や、その期間にある米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表、米4月の雇用統計といった重要イベントを前にして、買い手控え姿勢が強まる可能性もある。
     
    来週にかけても、注目度が高い銘柄が決算で下げたとしても、指数へのネガティブな反応は限定的となる可能性が高く、決算発表シーズン中は堅調な地合いが続くと予想する。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(1日現在)
     
    24038.17  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23200.67  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23164.10  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23031.36  ボリンジャー:+3σ(25日)
    22670.41  ボリンジャー:+2σ(13週)
    22618.85  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    22508.03  ★日経平均株価1日終値
     
    22363.17  26週移動平均線
    22312.83  6日移動平均線
    22278.12  新値三本足陰転値
    22238.42  均衡表雲上限(日足)
    22238.42  均衡表基準線(週足)
    22217.21  均衡表転換線(日足)
    22206.34  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22176.73  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22119.92  75日移動平均線
    21793.83  25日移動平均線
    21683.04  13週移動平均線
    21525.67  ボリンジャー:-1σ(26週)
    21524.08  200日移動平均線
     
    上昇中の25日線が傾きをさらに増しているほか、週足でも6週線が13週線を上抜き、相場が急速に買い方優位へと傾いていることを示している。
    一目均衡表では先週末に続いて日々線が雲上限を上回った。基準線と転換線がともに上向いていることから遅行線の雲抜けも迫っており、こちらも強い上昇トレンドを示している。
    ボリンジャーバンドでは、本日も日々線が+1σから+2σの間のうち+2σ寄りで推移した。
     

    [概況]

    1日、東京外国為替市場の米ドル円は一時109.655円まで上昇し、引き続き堅調な展開となっている。
    一方、クロス円では英ポンド円が一時149.80円まで下落し軟調。英国の早期利上げ観測の後退に加え、4月英製造業PMI(予想:季調済54.8 結果:季調済53.9)などが市場予想値を下回ったことなどで英ポンド売りが先行しているようだ。現在、欧州時間に入り米ドル円は109.640円付近で上値を探る動きとなっている。
     
    一方、英ポンド円は150円台前半付近で上値が重い。この後は、4月米製造業PMI【確報】(予想:56.5 前回:56.5)や4月米ISM製造業景況指数(予想:58.5 前回:59.3)など米経済指標の発表が予定されている。
     
    テクニカル的には米ドル円は下値付近では5日移動平均線(109.349円)などが下値サポートとなりそうか。
    一方、英ポンド円では上値付近に5日移動平均線(151.09)や20日移動平均線(151.56円)などが控えている。また、英ポンド円の下限付近では200日移動平均線(149.10円)などが控えており、下値サポートとなる可能性も考えられそうだ。


    [提供:カネツFX証券株式会社]



     

    【大引け概況】
    1日の日経平均株価は小幅ながら3日続伸した。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:38 容量:13.71M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前週末4月27日と比べて40円16銭高の2万2508円03銭で終え、2月5日以来およそ3カ月ぶりの高値を付けた。
     
    朝方は、4月30日の米国株安が重しとなり、売りが先行し、一時2万2411円43銭(前週末比56円44銭安)まで下落する場面があった。
    一巡後は為替相場の落ち着きなどもあって上げに転じ、前引けにかけて小高い水準で推移した。後場は、株価指数先物買いを交えて強含み、一時2万2519円45銭(同51円58銭高)を付けた。
     
    その後は上げ一服商状となり、大引けにかけて小高い水準でもみ合った。新規の手掛かり材料に乏しく大型連休の谷間でもあり、積極的な売買は手控えられた
     
    相場全体は方向感を欠く展開だったが、決算発表をきっかけにした個別株の売買は活発だった。2019年3月期が最終減益になるとの見通しを発表したソニーが大幅安となった。半面、19年3月期を最終年度とした中期経営計画を達成する可能性が高まったとの見方から日立が買われるなど類似の業種内でも上げと下げが大きく分かれた。
     
    JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落した。終値は前週末比19.88ポイント安の1万5692.90だった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落し、3.05ポイント安の1774.18で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆8713億円。売買高は17億7167万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は818、値下がりは1198、変わらずは67だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉱業、海運業、鉄鋼の上昇が目立った。下落は、銀行業、ガラス・土石製品、空運業など。
     
    個別では、村田製作所、ファストリやファナックといった主力の値がさ株の一部が上昇した。傘下の米携帯会社が同業との合併で合意したと発表したソフトバンクも朝安後に上げに転じた。日立製作所が人気を集めたほか、マネックスグループも大きく切り返した。
    ショーワが急騰、伯東、アイ・エス・ビーも値を飛ばした。ゼンリン、ソフトブレーンが大幅高となり、新光電気工業も商いを伴い上値を追った。
     
    一方、今期の純利益見通しが市場予想に届かなかったTOTOや減益見通しを公表したヤフーが急落。前週末に大きく上げていた京セラのほか、1~3月期決算を発表した花王の下げも目立った。ソニーが急落、三菱電機の下げも目立つ。ヤフーが急落。TOTO、三井E&Sホールディングスが大幅安、大塚商会も大きく値を下げた。ガンホー・オンライン・エンターテイメントが売られ、ミライト・ホールディングス、山崎製パンなども下落した。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比28.49ポイント高の7073.57ポイントと反発した。
    出来高8237万株。値上がり銘柄数は218、値下がり銘柄数は228となった。
     
    個別では、日本和装ホールディングス、アートスパークホールディングス、ビート・ホールディングス・リミテッドがストップ高。TTKは一時ストップ高と値を飛ばした。テクノ菱和、北海道コカ・コーラボトリング、魚喜、カワサキ、東亜石油など12銘柄は年初来高値を更新。アイケイ、セーラー万年筆、コマニー、都築電気、フライトホールディングスが買われた。
     
    一方、省電舎ホールディングス、高田工業所、スリープログループ、オーミケンシなど18銘柄が年初来安値を更新。トリニティ工業、スターフライヤー、キーウェアソリューションズ、フジオーゼックス、寺岡製作所が売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は小幅ながら続落した。終値は前週末比10円00銭安い3935円57銭だった。
    新興企業市場は、軟調。
    連休の谷間で積極的な売り買いが手控えられ、利益確定売りが優勢となった。相場は方向感に欠ける展開が続いた。決算など個別材料が出た銘柄を中心に物色された。

     ジャスダック市場の売買代金は概算で476億円、売買高は8895万株だった。値上がり銘柄数は308、値下がり銘柄数は337となった。
     
    個別では、滝沢ハム、パレモ・ホールディングス、アズ企画設計、大阪油化工業、セプテーニ・ホールディングスなど17銘柄が年初来安値を更新。ニッポン高度紙工業、スペースシャワーネットワーク、川重冷熱工業、仙波糖化工業、エヌリンクスは値下がり率上位に売られた。
     
    一方、ヤマザキ、アイエックス・ナレッジがストップ高。ウエストホールディングス、B−R サーティワンアイスクリーム、CSSホールディングスなど15銘柄は年初来高値を更新。
    アルテ サロン ホールディングス、ビジョナリーホールディングス、ジェイ・エスコムホールディングス、シライ電子工業、ルーデン・ホールディングスが買われた。

     


    東証マザーズ指数は7営業日ぶりに反落した。終値は前週末比5.63ポイント安い1136.44だった。
    大型連休の谷間で積極的な売買が控えられた。朝方は買い優勢の場面もあり、売り買い交錯気味だった。3月期の決算発表本格化で業績を材料にした個別物色も活発だが、やや商いの薄さが目立った。ある市場関係者からは、「マネックスグループの人気が根強く、個人投資家の資金は東証1部に向かいがちだ」との声が聞かれた。
    値上がり銘柄数は102、値下がり銘柄数は138となった。
     
    個別では、ミクシィ、トランスジェニック、メディネット、フェイスネットワーク、HEROZなど8銘柄が年初来安値を更新。ソーシャルワイヤー、ファンデリー、ディジタルメディアプロフェッショナル、エスユーエス、フリークアウト・ホールディングスが売られた。
     
    一方、AppBankが一時ストップ高と値を飛ばした。アスカネット、ベガコーポレーション、ALBERT、PR TIMESは年初来高値を更新。ファイバーゲート、バーチャレクス・ホールディングス、シェアリングテクノロジー、コンヴァノ、ソウルドアウトが買われた。

     


    【後場寄り付き概況】

    1日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比8円02銭高の2万2475円89銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、4.14ポイント安の1773.09で始まった
    決算発表の本格化により個別銘柄の物色が進む中で売り買いが交錯し、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにもみ合い。
    外国為替市場では、1ドル=109円40銭近辺での推移。
     
    個別では、任天堂が小幅続伸し、ソフトバンクGは堅調。スタートトゥが一時、年初来高値をつけ、マネックスGは反発している。カーボンがストップ高で、東電力HDがしっかり。村田製、日立、アドバンテスが買われた。
     
    半面、ソニー、三菱電が大幅安で、信越化、東エレク、三菱UFJ、三井住友が軟調となり、ヤフーが急落。武田、花王、JTが値を下げ、TOTOは大幅反落となっている。
     
    日経平均は底堅さが意識される一方、連休の谷間とあって方向感も出にくい状況。
    今週はFOMCに加え、4日には米4月雇用統計の発表など重要イベントが複数予定されており、市場の模様眺めムードを誘うだろう。
     
    新興市場ではマザーズ指数が7日ぶりに反落しており、個人投資家主体の中小型株はより手掛けづらい印象となっている。
    後場の日経平均の戻りが鈍ければ、改めて利益確定の流れとなることも想定される。
     
    ランチバスケットは8件、101.28億円、20億買い越し

     

    5月1日前場の日経平均株価は前週末比11円41銭高の2万2479円28銭と小幅ながら3営業日続伸。
     
    前日の米国株安を受けた小口売りが先行し、日経平均株価は取引開始直後に下げ幅を前週末比50円強に広げた。しかし、「好業績銘柄が下値を支えた」形となり、徐々に値を戻す展開となった。
    前週末以降の米国株式市場は、さえない値動きが目立った。米国で発表された1〜3月期実質GDP(国内総生産)などの経済統計が「好材料と悪材料が交錯した」と受け取られ、方向感がつかみにくい状況だった。
     
    ソフトバンクが朝安後に上げに転じるなど個別株の物色は活発だった。ソフトバンク傘下の米携帯4位スプリントと同3位のTモバイルUSが経営統合で合意したと発表したが「米規制当局の動向を見極めたいとしてソフトバンクを売り込む動きは限られている」という。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落した。
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆4736億円、売買高は9億3316万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は798。値下がりは1190、変わらずは92だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉱業、電気・ガス業、鉄鋼の上昇が目立ち、下落は、銀行業、ガラス・土石製品、空運業など。
     
    2019年3月期が最終減益になるとの見通しを公表したソニーが大幅安となった。半面、同期に2期続けて営業利益が過去最高になるとの予測を公表した日立が買われるなど類似業種内でも売り買いが交錯している。
     
    個別では、ファストリやファナックなど主力の値がさ株の一部が高い。任天堂も堅調、村田製作所も買い優勢となった。
    前週末に公表した中期経営計画が強気な内容だと受け止められたスタートトゥが一時15%上昇した。ショーワが大幅高、アイ・エス・ビーも値を飛ばした。ゼンリン、ソフトブレーンなども買われた。
     
    一方、ソニーが売買代金トップで大幅安、前週末に大きく上げていた京セラが安い。日銀による早期の金融緩和縮小をめぐる思惑が後退し、三菱UFJなど銀行株の下げが目立った。
    花王も大きく値を下げた。三菱電機、NTTドコモなども安い。ヤフーが大きく値を下げたほか、TOTO、大塚商会なども下落した。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比22.22ポイント高の7067.30ポイントと反発した。
    出来高5020万株。値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は218となった。
     
    個別では、日本和装ホールディングスがストップ高。テクノ菱和、北海道コカ・コーラボトリング、魚喜、東亜石油、エスティックなど9銘柄は年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、セーラー万年筆、コマニー、アイケイ、都築電気が買われた。
     
    一方、省電舎ホールディングス、高田工業所、オーミケンシ、スーパーバッグ、本州化学工業など13銘柄が年初来安値を更新。スターフライヤー、トリニティ工業、キーウェアソリューションズ、フジオーゼックスが売られた。



     

    日経ジャスダック平均株価は小幅ながら続落した。前引けは前週末比4円96銭安い3940円61銭となった。
    連休の谷間とあって積極的な売買が手控えられ、方向感に欠ける展開となった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で291億円、売買高は5505万株だった。値上がり銘柄数は280、値下がり銘柄数は328となった。
     
    個別では、アズ企画設計、セプテーニ・ホールディングス、ラクオリア創薬、日本興業、ハーモニック・ドライブ・システムズなど10銘柄が年初来安値を更新。ニッポン高度紙工業、スペースシャワーネットワーク、シンクレイヤ、仙波糖化工業、川重冷熱工業が売られた。
     
    一方、ヤマザキ、アイエックス・ナレッジがストップ高。ウエストホールディングス、CSSホールディングス、プロパスト、キャピタル・アセット・プランニング、ユニバーサル園芸社など10銘柄は年初来高値を更新。
    リリカラ、ミズホメディー、ネクスグループ、神田通信機、エン・ジャパンが買われた。

     


     東証マザーズ指数は7営業日ぶりに反落した。
    前引けは前週末比6.16ポイント安い1135.91だった。連休の谷間で中・長期の投資家は動かず、短期筋ばかりで、積極的な売買が手控えられ、方向感定まらないなか利益確定売りの展開となった
    値上がり銘柄数は96、値下がり銘柄数は146となった。
     
    個別では、ミクシィ、トランスジェニック、フェイスネットワーク、HEROZなど8銘柄が年初来安値を更新。18年9月期業績予想を下方修正のメディネットやソーシャルワイヤー、ファンデリー、ディジタルメディアプロフェッショナル、Aiming、パルマが売られた。
     
    一方、アスカネット、ベガコーポレーション、ALBERT、PR TIMESが年初来高値を更新。バーチャレクス・ホールディングス、AppBank、シェアリングテクノロジー、ファイバーゲート、シルバーライフが買われた。


     


    【寄り付き概況】

    5月1日の日経平均株価は、前営業日比14円45銭安の2万2453円42銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、2.87ポイント安の1774.36で始まった。
     
    前日のNYダウ、ナスダック指数など主要指数がいずれも軟調だったこともあり、東京株式市場でも足もと利益確定売りが出やすい環境にある。
    ただ、外国為替市場では1ドル=109円台前半の推移と円安水準でもみ合いを続け、決算発表が本格化するなか好調な企業業績への期待が改めて高まっており、下値リスクに対する警戒感も限定的。
    全般は連休の谷間で市場参加者が限られるものの、売り圧力も乏しいことで底堅い推移を予想する声が強い
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、7業種が高く、値上がり上位に保険、鉱業、証券など。値下がりで目立つのは紙パルプ、海運、空運など。
     
     
    個別では、ソニー、富士通が気配値を切り下げ、NEC、パナソニックは軟調。ソフトバンクGが下押し、NTT、KDDIも安い。JT、花王が下落し、武田はさえない。三菱UFJ、三井住友、ホンダなどが売られている。
    半面、日立、ファナックが買われ、村田製、TDKは切り返し、任天堂が上伸している。トヨタは堅調。マネックスGがしっかり。ファーストリテは買い優勢となっている。
     
    225先物は、パリバ・シティ・メリル・GS・SBI・バークレイズ・JPが買い越し。
    ドイツ・アムロ・みずほ・UBS・モルスタが売り越し。
    TOPIX先物はGS・バークレイズ・ソジェン・クレディ・アムロが買い越し。
    みずほ・メリル・三菱・大和が売り越し。
     
    テクニカル的には、佐田建(1826)、ユアテック(1934)、DCM(3050)、ココカラ(3098)、ウェルシア(3141)、ジョイ本田(3191)、クリレス(3387)、TIS(3626)、アイスタイル(3660)、NRI(4307)、参天(4536)、オービック(4684)、リライア(4708)、サイバー(4751)、Dガレ(4819)、ファンケル(4921)、MARUWA(5344)、合同鉄(5410)、共英製鋼(5440)、愛知鋼(5482)、アドバンテスト(6857)、マイクロニクス(6871)、新明和(7224)、日ライフL(7575)、ピジョン(7956)、SOMPO(8630)、アドバンスクリ(8798)、平和不(8803)、JR東海(9022)、山九(9065)、カナモト(9678)、イノテック(9880)が動兆。
     

    [概況]

    NY市場に入り発表された米経済指標は3月個人支出が予想通りとなる一方、3月個人所得、続いて発表された4月シカゴ購買部協会景気指数、3月中古住宅販売成約指数はいずれも予想を下回る結果となった。
     
    それでもNY株式市場が上昇で始まった事などにドルも買われ、序盤に当日高値109.465円まで上昇したが、109円半ばを超えると上値が重くなり、株価が下落に転じると共にドルも売られた。
     
    そして中盤には東京時間に付けた当日安値(109.025円)に迫る109.080円まで値下がりし、最後は前週末比+24.5銭高の109.315円と小幅高で引けた。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    週末のNY株式は小動き。アマゾンなど消費関連セクターが上昇。
    一方、ハイテクセクターとエネルギーセクターは下落。
    週足では主要3指数ともに下落。
    第1四半期の実質GDP速報値は年率換算で前期比2.3%増と前期の2.9%増から減速。
    個人消費が5年近くぶりの弱い伸びとなったことが響いた。
    ただ市場予想の2.0%は超えた。
    「先行きは大型減税が企業投資を押し上げるとみられる。
    2009年7月に始まった米景気の拡大局面は今年5月で戦後2番目の長さに達しそう」という見方だ。
    一方でS&P500採用銘柄のうち、約半数がすでに四半期決算を発表。
    このうち79.4%がコンセンサス予想を超える好決算となっている。
    10年債利回りは2.959%と低下。
    VIX(恐怖)指数は15.39まで低下した。
    週間ベースでは、NYダウは0.6%安、NASDAQは0.4%安、S&P500は0.00%安。
    それぞれ3週ぶりの反落。
    月間ベースでは、NYダウは0.9%高、NASDAQは0.8%高、S&P500種指数は1.1%高。
    それぞれ3カ月ぶりに反発した。
    週明けのNYダウは続落。
    朝方はマクドナルドの好決算から170ドル以上反発。
    ただ積極的に上値を追う材料に欠け、次第に売りに押される展開。
    引け際に下落幅を100ドルほど拡大し安値圏で引けた。
    3月の個人消費支出デフレーターはア指数が前年同月比1.9%上昇で着地。
    FOMCを控え金融政策の行方を見極める雰囲気からの買い控えモードとの声も聞こえる。
    正式に合併表明したスプリントとTモバイルの急落も足を引っ張った格好。
    物価は上昇してきたものの長期金利は反応薄。
    10年国債利回りは2.93%。
    ドル円は109円20銭台で推移。
    VIX(恐怖)指数は16.04%まで上昇した。
     
    「NYに追随・独立の境目」
     
     
    日経平均は週間では約305円の上昇で節目の22500円に迫った。
    週足は5週連続陽線(累計9%上昇)。
    主力銘柄の値動きはマチマチながら展開としては悪くない。
    「いよいよ半値戻りは全値戻りを意識した展開。
    ファナックが年初来の新安値に売られてアドバンテストが同新高値に買われた。
    極めてわかりやすい相場」という声が聞こえる。
    金曜は値上がり銘柄数983、値下がり銘柄数1019と値下がり銘柄数の方が多い割には上昇の動き。
    むしろ新高値銘柄数100(前日72)と3ケタに乗せたことが評価されよう。
    新安値銘柄数は34(前日24)だった。
    TOPIXも5週続伸(累計6.7%上昇)。
    東証マザーズ指数は0.7%高、日経ジャスダック平均は0.4%高、東証2部指数は0.8%高。
    それぞれ4週ぶり反発。
    月間ベースでは、日経平均株価は4.7%高で陽線らしい月足陽線。
    TOPIXは3.6%高、ともに3カ月ぶりの反発。
    東証マザーズ指数は5.3%安、3週続落(累計13.0%)下落。
    日経ジャスダック平均は1.0%安、3週続落(同6.9%下落)。
    東証2部指数は2.3%安、3週続落(同6.9%下落)。
    日経平均は25日線からは3.4%のプラスかい離。
    騰落レシオは127.41%。
    サイコロは8勝4敗で66.7%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲12.857%。
    買い方は▲8.314%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方は▲17.63%。
    買い方は▲15.03%とようやく逆転。
    空売り比率は37.3%と2日連続40%割れ。
    日経平均採用銘柄のEPSは1719.04円と4月18日の1712円の記録を抜いた。
    5月は過去10年で日経平均株価は6勝4敗。
    直近4年間は連続上昇中。
    過去28年間では15勝13敗で、月別順位は5位。
    1993年〜2017年間では、日経平均株価は13勝12敗(8位)。
    気学では「下げ続けてきた時は小底入れとなる日」。
    週明けのシカゴ225先物は大証日中比70円安の22440円。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

    5月1日の東京株式市場は、弱含みの展開となりそう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2300円-2万2600円を想定する。
    連休の谷間にあたることから、積極的な売買限られると考える。先に再び休場を控える中、心理的節目の2万2500円では戻り売りも出てくると考えられることから、やや弱めの動きが続くと予想する。
    決算発表が本格化するなか、消去法的に好業績見通しを示した銘柄への個別物色が中心になるとみられる。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(前週末4月27日終値109円39−40銭)、と小動きだった。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同27日の大阪取引所終値比70円安の2万2440円だった。
     
     
    【好材料銘柄】  
    ■スタートトゥデイ <3092>
    今期経常は22%増で16期連続最高益、7円増配へ。
    発行済み株式数(自社株を除く)の3.21%にあたる1000万株(金額で250億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■日本カーボン <5302>
    今期経常を57%上方修正・10期ぶり最高益更新へ。
     
    ■アイ・エス・ビー <9702>
    1-3月期(1Q)経常は20%増益・上期計画を超過。
     
    ■アートスパークホールディングス <3663>
    1-3月期(1Q)経常は50%増益・上期計画を超過。
     
    ■サイオス <3744>
    1-3月期(1Q)経常は79%増益で着地。
     
    ■セーラー万年筆 <7992>
    文具やオフィス家具などの製造販売を手掛けるプラス(非上場)と資本業務提携。プラスを引受先とする210万株の第三者割当増資を実施する。
    発行価格は281円で調達する約5.8億円は新工場建設資金などに充てる。
     
    ■アスカネット <2438>
    量産化に向けて開発を進めてきた空中結像を可能にするプレート「ASKA3Dプレート」の安定した品質での試作に成功。6月からサンプル供給を開始する。
     
    ■ALBERT <3906>
    1-3月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    1(火)
    4月軽自動車新車販売台数(14:00)
    4月新車販売台数(14:00)
    《決算発表》
    双日、マクニカ富士、大和工、サカイ引越、アウトソシング、JT、ティーガイア、CTC、ポーラオルHD、ヤマハ、ヤマトHD、コネクシオ、EPS、ロイヤルHD
     
    【海外】
    米FOMC(〜5/2)
    米3月建設支出(23:00)
    米4月ISM製造業景況指数(23:00)
    米4月新車販売台数
    《米決算発表》
    エマソン・エレクトリック、メルク・アンド・カンパニー、タペストリー、ホスピタル・コーポレーション・オブ・アメリカ、カミンズ、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド、ファイザー、ウエスタンユニオン、ギリアド・サイエンシズ、アップル、ジュニパーネットワークス
    休場:香港(労働節)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

05月01日 毎日コラム
【旅行シーズン】ネット予約のトラブル注意!
・・・続き

    [株価材料]
     
    ■三菱ケミHD<4188>
    系列がリコー<7752>と協業で拡販へ
     
    ■OKI<6703>
    長野で実装基板の生産能力増強へ
     
    ■パナソニック<6752>
    照明など使う生活習慣改善サービス開発
     
    ■三菱重<7011>
    産官学の宇宙産業用人材プールに参画へ
     
    ■三菱ロジ<7105>
    電動フォークリフト向け部品開発に注力へ


     

    4月30日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前週末比148ドル04セント安の2万4163ドル15セントで終えた。
    米企業決算発表が佳境を迎える中、これまでに発表された2018年1~3月期米企業決算がおおむね良好な内容であることから、投資家に買い安心感を与えており、ダウは寄り付きから上伸した。
    通信セクターの大型買収成立が嫌気されたほか、明日から2日間にわたり開催されるFOMCの結果発表や、今週の決算発表の動向を見極めたいとの思惑から、午後にかけて上げ幅を縮小し、下落に転じた。
     
    29日に株式交換による統合を発表したソフトバンクグループ傘下で米携帯4位のスプリントと同3位のTモバイルUSが、米規制当局の反対を警戒した売りで急落した。同1位のベライゾン・コミュニケーションズなどほかの通信株の売りに波及し、投資家心理を弱気に傾けた。
     
    イスラエルのネタニヤフ首相がイランについて「核兵器開発の極秘計画があったにも関わらずウソをついていた」と述べたと伝わった。同氏と会談したポンペオ米国務長官は前日、「イラン核合意は欠陥がある」と発言した。核合意を巡る先行き不透明感もリスク資産の重荷になった。
     
    朝方発表された3月の個人消費支出(PCE)デフレーターは、米連邦準備理事会(FRB)が物価指標として注視するコア指数が前年同月比1.9%上昇した。5月1~2日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、利上げ議論の行方を見極める雰囲気が広がったことも株式の買い控えにつながった。
     
    午前のダウ平均は堅調に推移し、一時は前週末終値を170ドル近く上回った。外食のマクドナルドが大幅高となり、相場を押し上げた。朝方発表した四半期決算で特別項目を除いた1株利益と売上高がともに市場予想を上回った。
     
    ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前週末比53.533ポイント低い7066.266で終えた。
     
    セクター別では、消費者・サービスやテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で電気通信サービスや自動車・自動車部品が下落した。
     
    個別では、アルミ応用製品のアルコニック(ARNC)は、通期の業績見通しを引き下げ急落した。米製油大手のマラソン・ペトロリアムは同業のアンデバーを買収すると発表し、財務負担を警戒した売りに押された。バイオ医薬品のセルジーン(CELG)は、モルガンスタンレーが同社の多発性硬化症治療薬の新薬承認に最長3年を要する可能性を指摘し軟調推移した。四半期決算を手掛かりにアイルランドの製薬アラガンも売られた。
     
    一方で、マラソンによる買収を好感した買いでアンデバーは急伸した。小売大手のウォルマート(WMT)は、英同業のセインズベリーに傘下の小売業者アズダの売却で合意し買われた。
    ツイッターはコンテンツの制作と広告配信で映画・娯楽のウォルト・ディズニーと提携することで合意したと発表し、大幅に上昇。ディズニーも買い優勢で終えた。
     
     
    VIX指数は15.93と上昇(前営業日15.41)。
    米主要株価指数は、中東の地政学リスクへの警戒感が高まったこと、米中通商協議への警戒感などから先週末比でマイナス圏に沈んだ。VIX指数は一時16.35まで上昇した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,163.15−148.04
    S&P500種
    2,648.05−21.86
    ナスダック
    7,066.266−53.533
     
    米10年債利回り(%)
    2.955 -0.002
    米2年債利回り(%)
    2.492 +0.008
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,319.20−4.20
    NY原油(ドル/バレル)
    68.61+0.04
    円・ドル
    109.25 - 109.26   −0.14

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は小幅反落した。6月物は前週末比10円安の2万2440円とこの日の安値寄りで引け、27日の大取終値を70円下回った。
    上昇して始まった米株が下落に転じ、日経平均先物も売りに押された。この日の6月物安値は2万2425円、高値は2万2640円。
    東京株式市場が休場とあって取引は低調だった。
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    22440 ( -70 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    22450 ( -60 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7509.30(+7.09)
    FTSE100種総合株価指数は小幅ながら3日続伸した。前週末27日の終値に比べ7.09ポイント高の7509.30で引けた。構成銘柄の半数以上が上昇した。一時45ポイント程度上昇し、1月下旬以来の高値を上回る局面もあったが、午後にかけて上げ幅を縮小した。
     
    個別では、経営統合を発表したスーパーマーケットのセインズベリーが大幅上昇し、指数をけん引した。朝方からセインズベリーが大幅上昇し、14%超高で引けた。一時20%以上、上げる場面もあった。
    30日に米小売り最大手ウォルマート傘下のアズダと経営統合することで合意したと発表した。英スーパーマーケット2位のセインズベリーと3位のアズダが統合すると、市場シェアで最大手のテスコの規模を上回る。株価の先高観などを意識した買いが入った。
     
    WPPグループは第1四半期の売り上げが市場予想を上回ったことが好感され、大幅高で引けた。事実上の創業者である最高経営責任者(CEO)の辞任による業績の先行きが懸念されていた。
     
    半面、軟調な原油相場を背景に石油株が売られた。前週末に上昇して引けたこともあり、利益確定の売りも出た。
    資源商社のグレンコアの下げが目立った。アナリストが目標株価と投資判断を引き下げたことが売り材料視された。ソフトウエア開発のマイクロフォーカスと飲料のコカ・コーラ・ヘレニック・ボトリングが安かった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12612.11(+31.24)
    ドイツ株式指数(DAX)は3日続伸。終値は前週末27日と比べて31.24ポイント高の12612.11だった。
     
    個別では、電力のエーオンが高くなった。RWEも上昇した。医療機器のフレゼニウスが上昇した。
    一方、鉄鋼のティッセン・クルップと航空のルフトハンザが安かった。米携帯スプリントと合併合意した同TモバイルUSの親会社ドイツテレコムは、午前は小幅上昇していたが、結局下落した。自動車株も軟調だった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5520.50(+37.31)

05月02日 マーケットコメント

05月03日 マーケットコメント

05月04日 マーケットコメント

05月05日 マーケットコメント

05月07日 マーケットコメント

05月08日 マーケットコメント



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv