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[8946]ASIAN STAR

[1月16日更新]

ASIANSTARは急動意で底放れ、18年12月期収益改善期待
 
 ASIANSTAR(エイシアンスター)<8946>(JQ)は不動産関連事業を展開している。17年12月期予想は減額修正したが増収営業増益予想である。そして18年12月期の収益改善が期待される。株価は急動意で底放れの展開だ。
 
■国内と中国で不動産事業を展開
 
 陽光都市開発からASIANSTAR(エイシアンスター)に商号変更して不動産関連事業を展開している。16年5月に資本提携先を変更し、上海徳威企業および徳威国際(上海徳威企業の100%子会社)の2社と資本提携契約を締結した。
 
 投資用マンション「グリフィンシリーズ」企画・販売事業を一旦縮小し、国内の不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへ事業構造を転換した。14年2月には中国における不動産関連事業(サービスアパートメント運営管理事業、ワンルームマンション賃貸事業)へ進出し、国内では15年2月開始したリゾート開発事業も推進している。収益は大型案件によって変動しやすい特性がある。
 
■17年12月期予想は減額修正だが増収営業増益予想
 
 17年12月期連結業績予想(11月30日に減額修正)は売上高が17億円、営業利益が70百万円、経常利益が50百万円、純利益が10百万円としている。16年12月期は売上高が14億10百万円、営業利益が6百万円、経常利益が3百万円の赤字、純利益が1億69百万円だった。減額修正したが増収営業増益予想である。
 
 不動産販売事業の横浜エリアの戸建販売が概ね計画水準だが、中国における海外資産取得のための資金送金に関する許可手続が厳格化された影響で、都内の収益不動産の販売が計画どおりに進捗しなかった。この影響により、資本提携先である上海徳威企業との協業による収益不動産の中国投資家への販売拡大を織り込んでいた中期経営計画を取り下げた。
 
 なお12月21日に東京都荒川区の賃貸マンションの売却契約締結を発表した。売却額は16年12月期売上高の10%に相当する額以上で、18年12月期売上計上見込みである。また1月12日には東京都北区の賃貸マンションの売却契約締結を発表した。売却額は16年12月期売上高の10%に相当する額以上で、18年12月期売上計上見込みである。
 
■株価は急動意で底放れ
 
 株価は安値圏150円近辺でモミ合う展開だったが、急動意の展開となって底放れの動きを強めている。1月15日には188円まで急伸し、17年1月の昨年来高値209円に接近している。
 
 1月15日の終値188円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS56銭で算出)は336倍近辺、前々期実績連結PBR(前々期実績の連結BPS116円22銭で算出)は1.6倍近辺、時価総額は約34億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線を突破してモミ合い上放れの形となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月25日更新]

ASIANSTARは17年12月期減額修正の織り込み完了感

 ASIANSTAR(エイシアンスター)<8946>(JQ)は不動産関連事業を展開している。17年12月期予想を減額修正し、中期経営計画も取り下げたが、株価は織り込み完了感を強めている。新たな収益改善策を期待したい。
 
■国内と中国で不動産事業を展開
 
 陽光都市開発からASIANSTAR(エイシアンスター)に商号変更して不動産関連事業を展開している。16年5月に資本提携先を変更し、上海徳威企業および徳威国際(上海徳威企業の100%子会社)の2社と資本提携契約を締結した。
 
 投資用マンション「グリフィンシリーズ」企画・販売事業を一旦縮小し、国内の不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへ事業構造を転換した。14年2月には中国における不動産関連事業(サービスアパートメント運営管理事業、ワンルームマンション賃貸事業)へ進出し、国内では15年2月開始したリゾート開発事業も推進している。収益は大型案件によって変動しやすい特性がある。
 
■17年12月期予想を減額修正、中期経営計画も取り下げ
 
 今期(17年12月期)連結業績予想は11月30日に減額修正し、売上高が17億円、営業利益が70百万円、経常利益が50百万円、純利益が10百万円とした。前期(16年12月期)は売上高が14億10百万円、営業利益が6百万円、経常利益が3百万円の赤字、純利益が1億69百万円だった。
 
 不動産販売事業の横浜エリアの戸建販売が概ね計画水準だが、中国における海外資産取得のための資金送金に関する許可手続が厳格化された影響で、都内の収益不動産の販売が計画どおりに進捗しなかった。この影響により、資本提携先である上海徳威企業との協業による収益不動産の中国投資家への販売拡大を織り込んでいた中期経営計画を取り下げた。
 
 なお12月21日に販売用不動産売却契約締結を発表した。東京都荒川区の賃貸マンションで、売却額は16年12月期売上高の10%に相当する額以上である。来期(18年12月期)売上計上の見込みである。
 
■株価は17年12月期予想減額修正の織り込み完了感
 
 株価は安値圏150円〜160円近辺でモミ合う展開だ。ただし4月の年初来安値136円まで下押す動きは見られない。そして17年12月期予想減額修正の織り込み完了感も強めている。
 
 12月25日の終値150円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS56銭で算出)は268倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS116円22銭で算出)は1.3倍近辺、時価総額は約27億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月17日更新]

ASIANSTARは下値固め完了感、17年12月期業績下振れ懸念を織り込んだ可能性

 ASIANSTAR(エイシアンスター)<8946>(JQ)は不動産関連事業を展開している。17年12月期第3四半期累計は大幅増収増益だった。通期も大幅増収増益予想である。第3四半期累計の進捗率が低水準のため通期予想下振れに注意が必要だが、株価は下値固め完了感を強めている。17年12月期業績下振れ懸念を織り込んだ可能性もありそうだ。
 
■国内と中国で不動産事業を展開
 
 陽光都市開発からASIANSTAR(エイシアンスター)に商号変更して不動産関連事業を展開している。16年5月に資本提携先を変更し、上海徳威企業および徳威国際(上海徳威企業の100%子会社)の2社と資本提携契約を締結した。
 
 投資用マンション「グリフィンシリーズ」企画・販売事業を一旦縮小し、国内の不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへ事業構造を転換した。14年2月には中国における不動産関連事業(サービスアパートメント運営管理事業、ワンルームマンション賃貸事業)へ進出し、国内では15年2月開始したリゾート開発事業も推進している。収益は大型案件によって変動しやすい特性がある。
 
 中期経営計画(17年12月期〜18年12月期)では、資本提携先である上海徳威企業との協業、および収益不動産の仕入・販売体制をさらに強化することにより、不動産販売事業を拡大するとしている。さらに不動産販売事業と不動産管理事業のシナジー効果が見込めるインバウンド関連の新規事業(インバウンド戦略)を開始することで、グループとしての収益力向上を目指す。
 
 経営目標数値には、17年12月期売上高35億円、営業利益2億50百万円、純利益2億円、ROE9.2%、18年12月期売上高50億円、営業利益4億円、純利益3億円、ROE12.2%を掲げている。収益基盤および財務基盤を強固にすることで、配当の再開および株主優待の実施など将来の株主還元に繋げるとしている。
 
■17年12月期3Q累計は大幅増収増益
 
 11月10日発表した今期(17年12月期)第3四半期累計(1〜9月)の連結業績は、売上高が前年同期比27.5%増の13億37百万円、営業利益が3.7倍の61百万円、経常利益が43百万円(前年同期は32百万円の赤字)、そして純利益が26百万円(同38百万円の赤字)だった。
 
 中国のサービスアパートメント管理事業で終了したプロジェクトがあった影響で不動産管理事業が13.1%減収だったが、不動産販売事業が新築戸建て販売の増加で89.4%増収、不動産賃貸事業が所有不動産の増加や中国におけるワンルーム賃貸事業の本格稼働で47.5%増収、そして不動産仲介事業が8.2%増収と好調に推移した。
 
■17年12月期大幅増収増益予想
 
 今期(17年12月期)連結業績予想(2月16日公表)は売上高が前期(16年12月期)比2.6倍の36億33百万円、営業利益が43倍の2億59百万円、経常利益が2億44百万円の黒字(前期は3百万円の赤字)、純利益が21.1%増の2億05百万円としている。配当は無配を継続する。
 
 第3四半期累計の進捗率が低水準のため通期予想下振れに注意が必要だが、第4四半期(10〜12月)にさらなる不動産販売の売上および利益の積み上げを目指すとしている。
 
■株価は17年12月期業績下振れ懸念を織り込んだ可能性
 
 株価は安値圏150円〜160円近辺でモミ合う展開が続いている。ただし4月の年初来安値136円まで下押す動きは見られず下値固め完了感を強めている。17年12月期業績下振れ懸念を織り込んだ可能性もありそうだ。
 
 11月16日の終値150円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS11円44銭で算出)は13〜14倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS116円22銭で算出)は1.3倍近辺、時価総額は約27億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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