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[7501]ティムコ

[06月15日更新]

ティムコは動意づいて安値圏モミ合いから上放れ、17年11月期収益改善期待で低PBR見直し

 ティムコ<7501>(JQ)はフィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開している。17年11月黒字化予想で収益改善が期待される。株価は動意づいて安値圏モミ合いから上放れた。PBRは依然として0.3倍近辺と割安感の強い水準であり、戻りを試す展開が期待される。

■フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・販売

 フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開している。16年11月期の事業別売上高構成比はフィッシング事業が32%、アウトドア事業が67%、その他(不動産賃貸収入など)が1%だった。

 オリジナルアウトドア衣料ブランドである「Foxfire」の商品力強化や、直営店舗「Foxfire Store」の収益力向上に取り組んでいる。
■17年11月期は黒字予想で収益改善期待

 今期(17年11月期)通期の非連結業績予想(1月19日公表)は、売上高が前期(16年11月期)比6.8%増の30億20百万円、営業利益が38百万円の黒字(前期は20百万円の赤字)、経常利益が38百万円の黒字(同11百万円の赤字)、純利益が23百万円の黒字(同23百万円の赤字)としている。配当予想は前期と同額の年間12円(期末一括)で予想配当性向は129.2%となる。

 第1四半期(12月〜2月)が赤字となり、通期でも引き続き厳しい事業環境を想定しているが、基本戦略として規模の拡大よりも内容の充実に重点を置き、フィッシング事業においてはブランド力強化とネット活用による収益性向上、アウトドア事業においては衣料ブランド「Foxfire」の商品力強化や直営店舗「Foxfire Store」の収益性向上に努めるとしている。

 店舗オペレーションの効率化や販管費の圧縮などの効果も寄与して収益改善を期待したい。

■株主優待制度は毎年11月末に実施

 株主優待制度は、毎年11月30日現在の株主を対象として実施している。優待内容は、100株以上〜1000株未満保有株主に対してFoxfire Store20%OFFお買物優待券1枚、1000株以上保有株主に対してFoxfire Store20%OFFお買物優待券2枚贈呈する。株主優待券利用対象店舗は直営店(会社ホームページを参照)となる。

■株価は動意づいて安値圏モミ合いから上放れ、低PBRを見直し

 株価の動きを見ると、安値圏490円〜500円近辺でモミ合う展開だったが、5月下旬に動意づいて6月2日の531円まで上伸した。その後一旦反落したが、再動意の形となって6月14日には561円まで急伸した。低PBRを見直す動きのようだ。

 6月14日の終値554円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円29銭で算出)は60倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.2%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS1965円77銭で算出)は0.3倍近辺である。時価総額は約19億円である。

 週足チャートで見ると長い陽線を立ててモミ合いから上放れた。そして13週移動平均線と26週移動平均線がいずれも上向きに転じて先高感を強めている。基調転換した形だ。PBRは依然として0.3倍近辺と割安感の強い水準であり、戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[05月18日更新]

ティムコは下値固め完了感、17年11月期収益改善期待で低PBR見直し

 ティムコ<7501>(JQ)はフィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開している。17年11月黒字化予想で収益改善が期待される。株価は下値固めが完了感を強めている。0.2倍近辺の低PBRも見直し材料となりそうだ。

■フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・販売

 フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開している。16年11月期の事業別売上高構成比はフィッシング事業が32%、アウトドア事業が67%、その他(不動産賃貸収入など)が1%だった。

 オリジナルアウトドア衣料ブランドである「Foxfire(フォックスファイヤー)」の商品力強化や、直営店舗「Foxfire Store(フォックスファイヤーストア)」の収益力向上に取り組んでいる。

■17年11月期は黒字予想で収益改善期待

 今期(17年11月期)通期の非連結業績予想(1月19日公表)は、売上高が前期(16年11月期)比6.8%増の30億20百万円、営業利益が38百万円の黒字(前期は20百万円の赤字)、経常利益が38百万円の黒字(同11百万円の赤字)、純利益が23百万円の黒字(同23百万円の赤字)としている。配当予想は前期と同額の年間12円(期末一括)で予想配当性向は129.2%となる。

 第1四半期(12月〜2月)が赤字となり、通期でも引き続き厳しい事業環境を想定しているが、基本戦略として規模の拡大よりも内容の充実に重点を置き、フィッシング事業においてはブランド力強化とネット活用による収益性向上、アウトドア事業においては衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益性向上に努めるとしている。

 店舗オペレーションの効率化や販管費の圧縮などの効果も寄与して収益改善を期待したい。

■株主優待制度は毎年11月末に実施

 株主優待制度は、毎年11月30日現在の株主を対象として実施している。優待内容は、100株以上〜1000株未満保有株主に対してFoxfire Store20%OFFお買物優待券1枚、1000株以上保有株主に対してFoxfire Store20%OFFお買物優待券2枚贈呈する。株主優待券利用対象店舗は直営店(会社ホームページを参照)となる。

■株価は下値固め完了して0.2倍近辺の低PBRも見直し

 株価の動きを見ると、4月の直近安値圏480円近辺から切り返して下値固め完了感を強めている。

 5月16日の終値491円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円29銭で算出)は53倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.4%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS1965円77銭で算出)は0.2倍近辺である。時価総額は約16億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を回復した。下値固めが完了し、0.2倍近辺の低PBRも見直し材料となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[04月21日更新]

ティムコは17年11月期第1四半期赤字だが通期黒字化予想で収益改善期待、低PBRも見直し

 ティムコ<7501>(JQ)は、フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開している。17年11月期第1四半期は赤字だったが、通期は黒字化予想で収益改善が期待される。株価は安値圏モミ合いだが、0.2倍近辺の低PBRも見直して反発展開が期待される。

■フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・販売

 フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開している。16年11月期の事業別売上高構成比はフィッシング事業が32%、アウトドア事業が67%、その他(不動産賃貸収入など)が1%である。

 オリジナルアウトドア衣料ブランドである「Foxfire(フォックスファイヤー)」の商品力強化や、直営店舗「Foxfire Store(フォックスファイヤーストア)」の収益力向上に取り組んでいる。

■16年11月期は赤字

 四半期別の業績推移を見ると、15年11月期は売上高が第1四半期6億31百万円、第2四半期7億62百万円、第3四半期6億75百万円、第4四半期7億69百万円、営業利益が31百万円の赤字、33百万円の黒字、14百万円の赤字、35百万円の黒字だった。16年11月期は売上高が6億63百万円、8億14百万円、6億52百万円、6億99百万円、営業利益が27百万円の赤字、38百万円の黒字、33百万円の赤字、2百万円の黒字だった。

 16年11月期の非連結業績は、売上高が15年11月期比0.3%減の28億28百万円、営業利益が20百万円の赤字(前々期は23百万円の黒字)、経常利益が11百万円の赤字(同30百万円の黒字)、純利益が23百万円の赤字(同14億83百万円の赤字)だった。

 売上高、利益とも計画を下回った。個人消費の低迷、夏季以降の台風や豪雨の発生、渇水や週末毎の悪天候などの条件が重なり、特に衣類販売が第4四半期に大幅に落ち込んだ。利益面では値下げ販売による粗利益率の低下や広告宣伝費の増加も影響した。

 差引売上総利益は同3.0%減少し、差引売上総利益率は44.6%で同1.2ポイント低下した。販管費は同0.4%増加し、販管費比率は45.3%で同0.3ポイント上昇した。自己資本比率は84.6%で同1.8ポイント上昇した。特別損失では前々期計上の減損損失13億96百万円が一巡した。配当は前々期と同額の年間12円(期末一括)とした。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、フィッシング事業は売上高が同0.1%減の8億94百万円で営業利益が同1.3%減の1億04百万円だった。前々期に発生したルアー用品の仕入遅延を改善し、フライ用品の新製品投入などを推進したが、第3四半期以降に販売が落ち込んだ。

 アウトドア事業は、売上高が同0.5%減の19億02百万円で、営業利益が同31.4%減の90百万円だった。防虫素材「スコーロン」を使用した衣料品の販売強化で春夏物商戦は堅調だが、秋冬物商戦が始まる第4四半期の販売が大幅に落ち込んだ。暖冬対策による早期値引き販売の実施や広告宣伝費の増加も影響した。その他は売上高が同5.6%増の32百万円で、営業利益が同9.0%増の24百万円だった。

■17年11月期第1四半期は赤字

 4月12日発表した今期(17年11月期)第1四半期(12月〜2月)の非連結業績は、売上高が前年同期比7.6%減の6億12百万円、営業利益が31百万円の赤字(前年同期は27百万円の赤字)、経常利益が29百万円の赤字(同24百万円の赤字)、純利益が22百万円の赤字(同21百万円の赤字)だった。市場低迷の影響で減収となり、各利益は赤字だった。

 差引売上総利益は同0.1%増加し、差引売上総利益率は47.1%で同3.6ポイント上昇した。販管費は同1.2%増加し、販管費比率は52.2%で同4.5ポイント上昇した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、フィッシング事業は売上高が同11.2%減の1億74百万円で営業利益が同80.2%減の3百万円だった。主力商品の発売時期を釣りシーズン開始の3月以降に設定したため2桁減収となり、新製品発売に先行して販売促進費が増加した。

 アウトドア事業は、売上高が同6.2%減の4億29百万円だが、営業利益が同86.5%増の20百万円だった。シーズン初期の暖冬傾向で減収だが、セール品の割引率が低くなった効果で増益だった。その他は売上高が同1.7%増の8百万円で営業利益が同2.6%増の6百万円だった。

■17年11月期は黒字予想で収益改善期待

 今期(17年11月期)の非連結業績予想(1月19日公表)は、売上高が前期(16年11月期)比6.8%増の30億20百万円、営業利益が38百万円の黒字(前期は20百万円の赤字)、経常利益が38百万円の黒字(同11百万円の赤字)、純利益が23百万円の黒字(同23百万円の赤字)としている。配当予想は前期と同額の年間12円(期末一括)で予想配当性向は129.2%となる。

 アウトドア関連産業においても引き続き厳しい事業環境を想定するが、基本戦略として規模の拡大よりも内容の充実に重点を置き、フィッシング事業においてはブランド力強化とネット活用による収益性向上、アウトドア事業においては衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益性向上に努めるとしている。店舗オペレーション効率化や販管費圧縮などの効果も寄与して収益改善が期待される。

■株主優待制度は毎年11月末に実施

 株主優待制度は毎年11月30日現在の株主を対象として実施している。優待内容は、100株以上〜1000株未満保有株主に対してFoxfire Store20%OFFお買物優待券1枚、1000株以上保有株主に対してFoxfire Store20%OFFお買物優待券2枚贈呈する。株主優待券利用対象店舗は直営店(会社ホームページを参照)となる。

■株価は0.2倍近辺の低PBRも見直して反発期待

 株価の動きを見ると、上値が重く安値圏モミ合い展開だが、大きく下押す動きも見られない。

 4月20日の終値482円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円29銭で算出)は52倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.5%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS1965円77銭で算出)は0.2倍近辺である。時価総額は約16億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、52週移動平均線がサポートラインの形だ。0.2倍近辺の低PBRも見直して反発展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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