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[7325]アイリックコーポレーション

[02月21日更新]

アイリックコーポレーションは調整一巡、20年6月期2桁増益予想で2Q累計順調

 アイリックコーポレーション<7325>(東マ)は、自社開発の保険分析・検索システムを活用した来店型保険ショップ「保険クリニック」を主力として、AI搭載次世代型OCRなどのシステム開発も展開するFintech企業である。20年6月期2桁増益予想である。第2四半期累計は2桁増益と順調だった。通期も収益拡大を期待したい。株価は上値が重くボックス展開だが、調整一巡して上放れを期待したい。

■来店型保険ショップ「保険クリニック」やシステム開発を展開

 自社開発した業界唯一のワンストップ型保険分析・検索システム「保険IQシステム」を活用し、来店型保険ショップ「保険クリニック」を直営とFCで全国展開している。19年6月期末の店舗数は直営38店舗、FC159店舗である。

 Fintech企業としてシステム開発も展開し、19年1月子会社インフォディオが保険証券をテキストデータ化する「保険証券OCRサービス」を開始した。

 事業区分は、来店型保険ショップ直営店と法人向け営業の保険販売事業、来店型保険ショップFC部門やAS部門(保険IQシステムと同等の機能を持った生命保険現状把握・検索提案ASシステム提供)のソリューション事業、子会社インフォディオが展開するスマートOCR(AI搭載次世代型OCR)開発・提供のシステム事業としている。

 保険販売事業は保険会社からの手数料、FC部門は初期登録料・月額利用料・ロイヤリティおよび保険会社からの共同募集手数料、AS部門はシステム利用料が主な収益となる。

 中期成長戦略としては直営店の出店拡大、他業界からの出店によるFC店の拡大、証券分析代行サービスの拡大、スマートOCRの展開加速などを推進している。20年2月には北陸銀行に、生命保険現状把握・検索提案ASシステム、およびASシステムのオプション機能である証券分析AIアシスト機能を導入した。

■20年6月期2桁増益予想で2Q累計順調

 20年6月期の連結業績予想は、売上高が19年6月期比8.3%増の41億91百万円、営業利益が12.1%増の6億31百万円、経常利益が16.3%増の6億36百万円、純利益が22.3%増の4億円としている。

 売上高の計画は、保険販売事業が税制改正に伴う一部法人向け商品の販売停止の影響で1.5%減収、ソリューション事業がFC店舗数増加やASシリーズのID数増加で30.8%増収、システム事業がスマートOCRの拡大で24.4%増収としている。

 第2四半期累計は、売上高が前年同期比16.9%増の20億56百万円、営業利益が11.8%増の2億50百万円、経常利益が25.8%増の2億54百万円、純利益が26.3%増の1億53百万円だった。

 保険販売事業が直営店部門の好調で13.1%増収、ソリューション事業がFC部門の堅調推移や教育研修・コンサルティング売上の拡大で21.0%増収、システム事業がスマートOCRの拡大などで41.6%増収と伸長した。増収効果で販管費増加を吸収して2桁増益だった。なお第2四半期末時点の店舗数は直営店42店舗、FC173店舗、ASシリーズID数は7678IDとなった。

 第2四半期累計の進捗率は売上高が49.1%、営業利益が39.6%と低水準の形だが、通期も収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価(19年4月1日付で株式2分割)は上値が重くボックス展開だが、調整一巡して上放れを期待したい。2月20日の終値は1314円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS46円85銭で算出)は約28倍、今期予想配当利回り(会社予想の10円で算出)は約0.8%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS392円06銭で算出)は約3.4倍、時価総額は約112億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月23日更新]

アイリックコーポレーションは反発の動き、20年6月期2桁増益予想

 アイリックコーポレーション<7325>(東マ)は、自社開発の保険分析・検索システムを活用した来店型保険ショップ「保険クリニック」を直営とFCで展開し、Fintech企業として成長を目指している。20年6月期2桁増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は反発の動きを強めている。調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

■来店型保険ショップ「保険クリニック」やシステム開発を展開

 自社開発した業界唯一のワンストップ型保険分析・検索システム「保険IQシステム」を活用し、来店型保険ショップ「保険クリニック」を直営とFCで全国展開している。19年6月期末の店舗数は直営38店舗、FC159店舗である。

 Fintech企業として成長を目指し、19年1月子会社インフォディオが保険証券をテキストデータ化する「保険証券OCRサービス」を開始した。19年11月には新光FPサービスが運営する来店型保険ショップ事業の一部(2店舗)を譲り受けた。

 事業区分は、来店型保険ショップ直営店と法人向け営業の保険販売事業、来店型保険ショップFC部門やAS部門(保険分析・検索システム提供)のソリューション事業、子会社インフォディオが展開するスマートOCR(AI搭載次世代型OCR)開発・提供のシステム事業としている。

 保険販売事業は保険会社からの手数料、FC部門は初期登録料・月額利用料・ロイヤリティおよび保険会社からの共同募集手数料、AS部門はシステム利用料が主な収益となる。

 中期成長戦略として直営店の出店拡大、他業界からの出店によるFC店の拡大、証券分析代行サービスの拡大、スマートOCRの展開加速などを推進する。

■20年6月期2桁営業増益予想

 20年6月期の連結業績予想は、売上高が19年6月期比8.3%増の41億91百万円、営業利益が12.1%増の6億31百万円、経常利益が16.3%増の6億36百万円、純利益が22.3%増の4億円としている。

 売上高の計画は、保険販売事業(直営店売上、法人営業売上)が税制改正に伴う一部法人向け商品の販売停止の影響で1.5%減収、ソリューション事業(FC店初期登録料・月額利用料)がFC店舗数増加やASシリーズのID数増加で30.8%増収、システム事業(受託開発、スマートOCR)がスマートOCRの拡大で24.4%増収としている。

 第1四半期は、売上高が前年同期比14.1%増の9億73百万円だが、営業利益が7.0%減の1億09百万円だった。保険販売事業が直営店売上の好調で9.2%増収、ソリューション事業が大手金融機関からの証券分析代行サービスの受注などで24.3%増収、システム事業がスマートOCRの拡大などで36.5%増収と伸長したが、TVCM放映に伴う一時的費用の発生などで営業減益だった。なお経常利益は13.0%増の1億09百万円、純利益は9.9%増の66百万円と順調だった。

 第1四半期が営業減益となり、営業利益進捗率も17.2%と低水準の形だが、一時的費用の発生が主因であり、売上高進捗率は23.2%と概ね順調である。通期ベースで収益拡大を期待したい。

■株価は反発の動き

 株価(19年4月1日付で株式2分割)は反発の動きを強めている。調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。1月22日の終値は1499円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS46円85銭で算出)は約32倍、今期予想配当利回り(会社予想の10円で算出)は約0.7%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS392円06銭で算出)は約3.8倍、時価総額は約128億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月24日更新]

アイリックコーポレーションは調整一巡、20年6月期2桁営業増益予想

 アイリックコーポレーション<7325>(東マ)は、自社開発の保険分析・検索システムを活用した来店型保険ショップ「保険クリニック」を展開し、Fintech企業としての成長を目指している。20年6月期は2桁営業増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は上値を切り下げる形だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■来店型保険ショップ「保険クリニック」やシステム開発を展開

 自社開発した業界唯一のワンストップ型保険分析・検索システム「保険IQシステム」を活用し、来店型保険ショップ「保険クリニック」を直営とFCで全国展開している。19年6月期末の店舗数は直営38店舗、FC159店舗である。

 Fintech企業としての成長を目指し、19年1月には子会社インフォディオが保険証券をテキストデータ化する「保険証券OCRサービス」を開始した。19年11月には新光FPサービスが運営する来店型保険ショップ事業の一部(2店舗)を譲り受けた。

 事業区分は、来店型保険ショップ直営店と法人向け営業の保険販売事業、来店型保険ショップFC部門やAS部門(保険分析・検索システム提供)のソリューション事業、子会社インフォディオが展開するスマートOCR(AI搭載次世代型OCR)開発・提供のシステム事業としている。

 保険販売事業は保険会社からの手数料、FC部門は初期登録料・月額利用料・ロイヤリティおよび保険会社からの共同募集手数料、AS部門はシステム利用料が主な収益となる。

 中期成長戦略として直営店の出店拡大、他業界からの出店によるFC店の拡大、証券分析代行サービスの拡大、スマートOCRの展開加速などを推進する。

■20年6月期2桁営業増益予想

 20年6月期の連結業績予想は、売上高が19年6月期比8.3%増の41億91百万円、営業利益が12.1%増の6億31百万円、経常利益が16.3%増の6億36百万円、純利益が22.3%増の4億円としている。

 売上高の計画は、保険販売事業(直営店売上、法人営業売上)が税制改正に伴う一部法人向け商品の販売停止の影響で1.5%減収、ソリューション事業(FC店初期登録料・月額利用料)がFC店舗数増加やASシリーズのID数増加で30.8%増収、システム事業(受託開発、スマートOCR)がスマートOCRの拡大で24.4%増収としている。

 第1四半期は、売上高が前年同期比14.1%増の9億73百万円だが、営業利益が7.0%減の1億09百万円だった。保険販売事業が直営店売上の好調で9.2%増収、ソリューション事業が大手金融機関からの証券分析代行サービスの受注などで24.3%増収、システム事業がスマートOCRの拡大などで36.5%増収と伸長したが、TVCM放映に伴う一時的費用の発生などで営業減益だった。なお経常利益は13.0%増の1億09百万円、純利益は9.9%増の66百万円と順調だった。

 第1四半期が営業減益となり、営業利益進捗率も17.2%と低水準の形だが、一時的費用の発生が主因であり、売上高進捗率は23.2%と概ね順調である。通期ベースで収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価(19年4月1日付で株式2分割)は上値を切り下げる形だが、調整一巡して出直りを期待したい。12月24日の終値は1307円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS46円85銭で算出)は約28倍、今期予想配当利回り(会社予想の10円で算出)は約0.8%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS392円06銭で算出)は約3.3倍、時価総額は約112億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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