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[2915]ケンコーマヨネーズ

[05月27日更新]

ケンコーマヨネーズは下値切り上げ

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)はマヨネーズ・ドレッシング分野から、タマゴ加工品およびサラダ・総菜分野への事業領域拡大戦略を推進している。21年3月期連結業績・配当予想は新型コロナウイルスの影響を考慮して未定としている。当面は外食向けの影響などが懸念材料として意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は反発力の鈍い展開だが徐々に下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。

■マヨネーズ・ドレッシング類、ロングライフサラダの大手

 サラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類の調味料・加工食品事業、フレッシュ総菜(日配サラダ、総菜)の総菜関連事業等、その他(ショップ事業など)を展開している。

 マヨネーズ・ドレッシング分野から、タマゴ加工品およびサラダ・総菜分野への事業領域拡大戦略を推進している。ロングライフサラダは業界のパイオニアとして国内1位、マヨネーズ・ドレッシング類は国内2位の市場シェアである。ショップ事業の「Salad Cafe」は百貨店などに出店している。

 20年3月期の商材別売上高構成比はサラダ類47%、タマゴ類27%、マヨネーズ・ドレッシング類24%、その他2%、分野別売上高構成比は外食28%、CVS27%、量販店25%、パン13%、給食4%、その他4%だった。

 収益面では、鶏卵や野菜などの原材料価格が変動要因となりやすく、プロダクトミックス、工場操業度、原燃料コストなどの影響を受ける。利益還元については連結ベースでの配当性向20%を意識し、配当の継続性に配慮しつつ、今後の成長と発展にあわせて安定配当水準を高めていくことを基本方針としている。

■事業領域拡大戦略と生産能力増強を推進

 サラダNO.1企業として、中期成長に向けて市場ニーズに応える商品開発、事業領域の拡大などの戦略を推進している。

 また生産能力増強も推進し、18年4月ダイエットクック白老が新工場(サラダ・総菜類)を稼働、18年6月関東ダイエットクックが神奈川工場(サラダ・総菜類)を稼働、19年2月静岡富士山工場(タマゴ加工品)を増設稼働、19年4月西日本工場(サラダ・総菜類)を増設稼働した。

■21年3月期予想は新型コロナウイルス影響で未定

 20年3月期連結業績は、売上高が19年3月期比0.7%増の744億80百万円、営業利益が6.9%減の29億円、経常利益が4.5%減の30億03百万円、純利益が10.4%減の20億58百万円だった。配当は1円増配の31円(第2四半期末15円、期末16円)とした。

 計画に対して売上が伸び悩み、利益は増益予想から一転して減益で着地した。調味料・加工食品は1.0%減収だった。天候不順、個人消費低迷に加えて、コンビニを中心とする採用メニュー減少でタマゴ加工品が苦戦した。さらに2月以降の新型コロナウイルスによる外出自粛、外食産業の臨時休業・営業時間短縮の影響を受けた。総菜関連は8.7%増収だった。ダイエットクック白老新工場や東ダイエットクック神奈川工場による供給増が寄与した。その他(主にサラダカフェ)は4.9%減収だった。新型コロナウイルスによる百貨店の臨時休業などが影響した。

 21年3月期連結業績・配当予想は新型コロナウイルスの影響を考慮して未定としている。当面は外食向けの影響などが懸念材料として意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。

■株主優待制度は毎年3月末の株主対象

 株主優待制度は毎年3月末日現在の株主を対象として、保有株式数に応じて当社商品を贈呈(詳細は会社HP参照)している。

■株価は下値切り上げ

 株価は反発力の鈍い展開だが徐々に下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。5月26日の終値は2136円、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS2069円93銭で算出)は約1.0倍、時価総額は約352億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)
[04月08日更新]

ケンコーマヨネーズは反発の動き

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)はマヨネーズ・ドレッシング分野から、タマゴ加工品およびサラダ・総菜分野への事業領域拡大戦略を推進している。20年3月期増収増益予想である。21年3月期も収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化で急落したが、売り一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。

■マヨネーズ・ドレッシング類、ロングライフサラダの大手

 サラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類の調味料・加工食品事業、フレッシュ総菜(日配サラダ、総菜)の総菜関連事業等、その他(ショップ事業など)を展開している。

 マヨネーズ・ドレッシング分野から、タマゴ加工品およびサラダ・総菜分野への事業領域拡大戦略を推進している。ロングライフサラダは業界のパイオニアとして国内1位、マヨネーズ・ドレッシング類は国内2位の市場シェアである。ショップ事業の「Salad Cafe」は百貨店などに出店している。

 19年3月期の商材別売上高構成比はサラダ類44%、タマゴ類29%、マヨネーズ・ドレッシング類25%、その他2%、分野別売上高構成比は外食28%、CVS(コンビニエンスストア)27%、量販店23%、パン13%、給食5%、その他4%だった。

 収益面では、鶏卵や野菜などの原材料価格が変動要因となりやすく、プロダクトミックス、工場操業度、原燃料コストなどの影響を受ける。利益還元については連結ベースでの配当性向20%を意識し、配当の継続性に配慮しつつ、今後の成長と発展にあわせて安定配当水準を高めていくことを基本方針としている。

■事業領域拡大戦略と生産能力増強を推進

 中期経営計画「KENKO Value Action〜価値の創造〜」では、経営目標値に21年3月期売上高850億円、経常利益46億円率を掲げている。サラダNO.1企業として、市場ニーズに応える商品開発、事業領域の拡大などの戦略を推進する。

 目標値達成に向けて生産能力増強も推進し、18年4月ダイエットクック白老が新工場(サラダ・総菜類)を稼働、18年6月関東ダイエットクック神奈川工場(サラダ・総菜類)が稼働、19年2月静岡富士山工場(タマゴ加工品)を増設稼働、19年4月西日本工場(サラダ・総菜類)を増設稼働した。

■20年3月期増収増益予想

 20年3月期連結業績予想は、売上高が19年3月期比2.7%増の760億円、営業利益が5.9%増の33億円、経常利益が4.9%増の33億円、そして純利益が2.3%増の23億50百万円としている。配当予想は1円増配の31円(第2四半期末15円、期末16円)である。

 第3四半期累計は、売上高が前年同期比0.8%増の573億35百万円、営業利益が0.3%増の23億89百万円、経常利益が3.3%増の24億80百万円、純利益が19.3%増の17億09百万円だった。天候不順、個人消費低迷などの影響で伸び悩んだが、小幅ながら増収・営業増益だった。事業別売上は調味料・加工食品が0.8%減収、総菜関連が8.7%増収だった。

 通期は操業度上昇や生産性向上などで固定費増加を吸収する見込みとしている。売上高の計画は、調味料・加工食品が2.1%増の609億51百万円(サラダ・総菜類が5.2%増の199億42百万円、タマゴ加工品が1.4%減の207億38百万円、マヨネーズ・ドレッシング類が3.2%増の187億32百万円)、総菜関連が5.5%増の138億29百万円、その他が2.2%増の12億20百万円としている。

 第3四半期累計の進捗率は売上高75.4%、営業利益72.4%と概ね順調である。21年3月期も収益拡大を期待したい。

■株主優待制度は毎年3月末の株主対象

 株主優待制度は毎年3月末日現在の株主を対象として、保有株式数に応じて当社商品を贈呈(詳細は会社HP参照)している。

■株価は反発の動き

 株価は地合い悪化で急落したが、売り一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。4月6日の終値は1934円、前期推定連結PER(会社予想連結EPS142円64銭で算出)は約14倍、前期推定配当利回り(会社予想の31円で算出)は約1.6%、前々期実績連結PBR(前々期実績連結BPS1996円95銭で算出)は約1.0倍、時価総額は約319億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)
[03月11日更新]

ケンコーマヨネーズは売り一巡、20年3月期増収増益予想

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)はマヨネーズ・ドレッシング分野から、タマゴ加工品およびサラダ・総菜分野への事業領域拡大戦略を推進している。20年3月期増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は地合い悪の影響で昨年来安値を更新する場面があったが、売り一巡して出直りを期待したい。

■マヨネーズ・ドレッシング類、ロングライフサラダの大手

 サラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類の調味料・加工食品事業、フレッシュ総菜(日配サラダ、総菜)の総菜関連事業等、その他(ショップ事業など)を展開している。

 マヨネーズ・ドレッシング分野から、タマゴ加工品およびサラダ・総菜分野への事業領域拡大戦略を推進している。ロングライフサラダは業界のパイオニアとして国内1位、マヨネーズ・ドレッシング類は国内2位の市場シェアである。ショップ事業の「Salad Cafe」は百貨店などに出店している。

 19年3月期の商材別売上高構成比はサラダ類44%、タマゴ類29%、マヨネーズ・ドレッシング類25%、その他2%、分野別売上高構成比は外食28%、CVS(コンビニエンスストア)27%、量販店23%、パン13%、給食5%、その他4%だった。

 収益面では、鶏卵や野菜などの原材料価格が変動要因となりやすく、プロダクトミックス、工場操業度、原燃料コストなどの影響を受ける。利益還元については連結ベースでの配当性向20%を意識し、配当の継続性に配慮しつつ、今後の成長と発展にあわせて安定配当水準を高めていくことを基本方針としている。

■事業領域拡大戦略と生産能力増強を推進

 中期経営計画「KENKO Value Action〜価値の創造〜」では、経営目標値に21年3月期売上高850億円、経常利益46億円率を掲げている。サラダNO.1企業として、市場ニーズに応える商品開発、事業領域の拡大などの戦略を推進する。

 目標値達成に向けて生産能力増強も推進し、18年4月ダイエットクック白老が新工場(サラダ・総菜類)を稼働、18年6月関東ダイエットクック神奈川工場(サラダ・総菜類)が稼働、19年2月静岡富士山工場(タマゴ加工品)を増設稼働、19年4月西日本工場(サラダ・総菜類)を増設稼働した。

■20年3月期増収増益予想

 20年3月期連結業績予想は、売上高が19年3月期比2.7%増の760億円、営業利益が5.9%増の33億円、経常利益が4.9%増の33億円、そして純利益が2.3%増の23億50百万円としている。配当予想は1円増配の31円(第2四半期末15円、期末16円)である。

 第3四半期累計は、売上高が前年同期比0.8%増の573億35百万円、営業利益が0.3%増の23億89百万円、経常利益が3.3%増の24億80百万円、純利益が19.3%増の17億09百万円だった。天候不順、個人消費低迷などの影響で伸び悩んだが、小幅ながら増収・営業増益だった。事業別売上は調味料・加工食品が0.8%減収、総菜関連が8.7%増収だった。

 通期は操業度上昇や生産性向上などで固定費増加を吸収する見込みとしている。売上高の計画は、調味料・加工食品が2.1%増の609億51百万円(サラダ・総菜類が5.2%増の199億42百万円、タマゴ加工品が1.4%減の207億38百万円、マヨネーズ・ドレッシング類が3.2%増の187億32百万円)、総菜関連が5.5%増の138億29百万円、その他が2.2%増の12億20百万円としている。

 第3四半期累計の進捗率は売上高75.4%、営業利益72.4%と概ね順調である。通期も収益拡大を期待したい。

■株主優待制度は毎年3月末の株主対象

 株主優待制度は毎年3月末日現在で1単元(100株)以上〜10単元(1000株)未満所有株主に対して当社商品1000円相当、10単元以上所有株主に対して当社商品2500円相当を贈呈する。

■株価は売り一巡

 株価は地合い悪の影響で昨年来安値を更新する場面があったが、売り一巡して出直りを期待したい。3月10日の終値は1959円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS142円64銭で算出)は約14倍、今期予想配当利回り(会社予想31円で算出)は約1.6%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1996円95銭で算出)は約1.0倍、時価総額は約323億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)
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