会員情報作成
ログイン
|<    <   page 23/24   >    >|

[2714]プラマテルズ

[5月15日更新]

プラマテルズは16年3月期増収増益予想、高値圏モミ合いから上放れ

 プラマテルズ[2714](JQS)は合成樹脂の専門商社である。15年3月期は減収営業減益だったが、16年3月期は需要回復で増収営業増益予想だ。株価は高値圏で堅調に推移してモミ合い煮詰まり感も強めている。指標面の割安感が強くモミ合い上放れのタイミングだろう。

 双日<2768>グループでプラスチック原材料・製品・関連機器の専門商社である。エンジニアリング系樹脂、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、塩化ビニール系材料などを扱い、需要先はOA・事務機器、光学機器を中心として、家電・電子、医療機器、建材、自動車、容器・化粧品、玩具・その他と幅広い。

 高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外は中国、ベトナム、フィリピン、タイ、インド、台湾などアジア地域に積極展開している。中期戦略では17年3月期に向けた目標として経常利益10億円、自己資本比率30%維持、安定配当の継続を掲げている。

 前期(15年3月期)の連結業績は売上高が前々期比4.2%減の570億37百万円、営業利益が同4.2%減の7億98百万円、経常利益が同2.9%減の7億80百万円、純利益が同75.2%増の4億90百万円だった。

 配当予想は前々期と同額の年間15円(第2四半期末7円、期末8円)とした。配当性向は26.2%となる。なおROE(自己資本当期純利益率)は同2.2ポイント上昇して6.1%、自己資本比率は同3.9ポイント上昇して34.4%となった。

 国内消費増税の影響長期化などで需要が低迷し、新設海外拠点の経費などで販管費が増加して、売上高、営業利益、経常利益が計画を下回り減収、営業減益、経常減益だった。ただし高付加価値商材の好調で売上総利益率は同0.2ポイント改善した。純利益は前期計上した厚生年金基金脱退損失が一巡して大幅増益だった。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)138億45百万円、第2四半期(7月〜9月)141億23百万円、第3四半期(10月〜12月)146億70百万円、第4四半期(1月〜3月)143億99百万円、営業利益は第1四半期1億86百万円、第2四半期2億02百万円、第3四半期2億16百万円、第4四半期1億94百万円だった。

 今期(16年3月期)の連結業績予想(4月28日公表)は売上高が前期比4.3%増の595億円、営業利益が同2.7%増の820百万円、経常利益が同2.5%増の8億円、純利益が同横ばいの490百万円、配当予想が同1円増配の年間16円(第2四半期末8円、期末8円)としている。

 国内消費増税の影響が一巡して需要回復が期待され、高付加価値商材も好調に推移して増収増益予想だ。グループ全体の連携強化や海外拠点の有機的活用で、得意先である海外進出日系企業との取り組みを拡大し、顧客密着型の営業を強化する。中期的にもアジア地域への積極展開で収益拡大基調だろう。

 株価の動きを見ると、1月高値476円後は上げ一服の形だが下押す動きも見られない。高値圏450円〜470円近辺で堅調に推移してモミ合い煮詰まり感も強めている。

 5月14日の終値463円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS57円32銭で算出)は8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は3.5%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS998円75銭で算出)は0.5倍近辺である。

 週足チャートで見るとやや上値の重い形だが、26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。低PER、低PBR、高配当利回りと指標面の割安感が強く、16年3月期増収営業増益予想を評価してモミ合い上放れのタイミングだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月13日更新]

プラマテルズは高値圏で堅調、16年3月期の増収増益期待でモミ合い上放れ

 合成樹脂専門商社のプラマテルズ[2714](JQS)の株価は、高値圏450円〜470円近辺で堅調に推移してモミ合い煮詰まり感も強めている。16年3月期も増収増益が期待され指標面の割安感は強い。モミ合い上放れのタイミングだろう。1月高値476円を突破すれば上げ足を速めそうだ。

 双日<2768>グループの合成樹脂専門商社である。製品はエンジニアリング系樹脂、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、塩化ビニール系材料などを扱い、需要先はOA・事務機器、光学機器を中心として、家電・電子、医療機器、建材、自動車、容器・化粧品、玩具・その他と幅広い。

 高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外は中国、ベトナム、フィリピン、タイ、インド、台湾などアジア地域に積極展開している。中期戦略では17年3月期に向けた目標として経常利益10億円、自己資本比率30%維持、安定配当の継続を掲げている。

 前期(15年3月期)の連結業績見通し(4月25日公表)は売上高が前々期比4.9%増の625億円、営業利益が同8.0%増の9億円、経常利益が同9.5%増の8億80百万円、純利益が同71.6%増の4億80百万円としている。高付加価値商材の好調が牽引する。配当予想は前々期と同額の年間15円(第2四半期末7円、期末8円)としている。

 第3四半期累計(4月〜12月)は前年同期比3.9%減収、同6.3%営業減益、同5.1%経常減益、同73.1%最終増益だった。国内消費増税の影響長期化などで減収となり、販管費の増加も影響して営業減益だった。しかし高付加価値商材の好調で売上総利益率は改善した。純利益については前期計上した厚生年金基金脱退損失が一巡した。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)138億45百万円、第2四半期(7月〜9月)141億23百万円、第3四半期(10月〜12月)146億70百万円、営業利益は第1四半期1億86百万円、第2四半期2億02百万円、第3四半期2億16百万円と堅調に推移している。

 通期見通しに対する第3四半期累計の進捗率は売上高が68.2%、営業利益が67.1%、経常利益が68.6%、純利益が74.8%とやや低水準だったが、第4四半期(1月〜3月)の挽回が期待される。

 今期(16年3月期)も高付加価値商材が好調に推移し、原油価格下落メリットの本格化もプラス要因となって増収増益が期待される。中期的にもアジア地域への積極展開やグループ連携強化などの効果で収益拡大基調だろう。

 株価の動きを見ると、1月高値476円後は上げ一服の形だが、その後も高値圏450円〜470円近辺で堅調に推移している。そしてモミ合い煮詰まり感も強めている。

 4月10日の終値464円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想連結EPS56円15銭で算出)は8〜9倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.2%近辺、前々期実績PBR(前々期実績連結BPS882円12銭で算出)は0.5倍近辺である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。強基調を確認した形だ。16年3月期も増収増益が期待され指標面の割安感は強い。モミ合い上放れのタイミングだろう。1月高値476円を突破すれば上げ足を速めそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月20更新]

プラマテルズは高値圏で堅調、3%台の高配当利回りなど指標面に割安感

 合成樹脂専門商社のプラマテルズ[2714](JQS)の株価は、高値圏450円〜470円近辺で堅調に推移してモミ合い煮詰まり感も強めてきた。3%台の高配当利回りなど指標面の割安感は強い。原油価格下落も追い風として1月高値476円を目指す展開だろう。

 双日<2768>グループの合成樹脂専門商社である。製品はエンジニアリング系樹脂、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、塩化ビニール系材料などを扱い、需要先はOA・事務機器、光学機器を中心として、家電・電子、医療機器、建材、自動車、容器・化粧品、玩具・その他と幅広い。

 高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外は中国、ベトナム、フィリピン、タイ、インド、台湾などアジア地域に積極展開している。中期戦略では17年3月期に向けた目標として経常利益10億円、自己資本比率30%維持、安定配当の継続を掲げている。

 今期(15年3月期)の連結業績見通し(4月25日公表)は売上高が前期比4.9%増の625億円、営業利益が同8.0%増の9億円、経常利益が同9.5%増の8億80百万円、純利益が同71.6%増の4億80百万円で、配当予想は前期と同額の年間15円(第2四半期末7円、期末8円)としている。高付加価値商材の好調が牽引する見通しだ。

 第3四半期累計(4月〜12月)は前年同期比3.9%減収、同6.3%営業減益、同5.1%経常減益、同73.1%最終増益だった。国内消費増税の影響長期化などで減収となり、販管費の増加も影響して営業減益だった。しかし高付加価値商材の好調で売上総利益率は改善した。純利益については前期計上した厚生年金基金脱退損失が一巡して大幅増益だった。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)138億45百万円、第2四半期(7月〜9月)141億23百万円、第3四半期(10月〜12月)146億70百万円、営業利益は第1四半期1億86百万円、第2四半期2億02百万円、第3四半期2億16百万円と堅調に推移している。

 通期見通しに対する第3四半期累計の進捗率は売上高が68.2%、営業利益が67.1%、経常利益が68.6%、純利益が74.8%とやや低水準だが、高付加価値商材が好調であり、原油価格下落もプラス要因となって第4四半期(1月〜3月)の挽回が期待される。中期的にもアジア地域への積極展開やグループ連携強化などの効果で収益拡大基調だろう。

 株価の動きを見ると、原油価格下落などを好感した1月高値476円後は上げ一服の形だが、高値圏450円〜470円近辺で堅調に推移している。さらにモミ合い煮詰まり感も強めてきた。

 3月19日の終値460円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS56円15銭で算出)は8〜9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.3%近辺、前期実績PBR(前期実績の連結BPS882円12銭で算出)は0.5倍近辺である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。強基調の形だ。3%台の高配当利回りなど指標面の割安感は強い。原油価格下落も追い風だ。煮詰まり感を強めて1月高値476円を目指す展開だろう。 (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
|<    <   page 23/24   >    >|

戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv