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[2714]プラマテルズ

[12月01日更新]

プラマテルズは急騰、親会社の双日がTOBで完全子会社化予定

 プラマテルズ<2714>(JQ)は双日グループの合成樹脂専門商社である。親会社が11月26日発表したTOB(完全子会社化で上場廃止予定)に対して、賛同意見および応募推奨を表明した。株価は急騰してTOB価格にサヤ寄せする形だ。

■双日グループの合成樹脂専門商社

 双日<2768>グループの合成樹脂専門商社である。11月26日に双日が、子会社の双日プラネット(支配株主)によるプラマテルズに対するTOBを発表し、本TOBに対する賛同意見および応募推奨を表明した。

 買い付け期間は20年11月27日〜21年1月14日、買い付け価格は770円である。完全子会社化を企図しているため、プラマテルズ株式は上場廃止の予定である。また本TOBが成立することを条件に、21年3月期末配当を行わないと発表している。

■株価は急騰、TOB価格にサヤ寄せ

 株価は急騰している。買い付け価格770円にサヤ寄せする形だ。11月30日の終値は760円、時価総額は約65億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[11月10日更新]

プラマテルズは低PBRに注目、21年3月期2Q累計は新型コロナで大幅減収減益だが後半回復期待

 プラマテルズ<2714>(JQ)は合成樹脂の専門商社である。高付加価値商材の拡販やアジアを中心とする海外展開を推進している。21年3月期第2四半期累計は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響で大幅減収減益だった。通期も減収減益予想だが、後半の需要回復を期待したい。株価は新型コロナウイルスによる業績悪化懸念を織り込み済みだろう。低PBRも評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。

■双日グループの合成樹脂専門商社

 双日<2768>グループの合成樹脂専門商社である。エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂を主力に、オレフィン系樹脂、PET樹脂なども取り扱っている。需要先は精密機器、家電・電子、医療機器、建材、自動車部品、ホビー、衛生材料、パッケージング(包装)など幅広い。

 各業種の日本の優良企業と継続的に取引するプラスチック専門商社として、プラスチック原料に関する高い専門性、提案力・ネットワーク力、少量多品種即納体制、および総合力を強みとしている。

 成長戦略として高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外はアジア地域の中国、台湾、フィリピン、タイ、インド、マレーシア、ベトナムに積極展開している。

 20年3月期の商材別売上高構成比はエンジニアリング系樹脂40.0%、スチレン系樹脂19.9%、オレフィン系樹脂11.3%、PET樹脂6.6%、塩化ビニル樹脂・材料4.5%、その他樹脂3.1%、製品(合成樹脂関連他)11.6%、合成樹脂関連機械・他3.0%、販売先業界別売上高構成比は精密機器36.5%、家電・電子16.3%、医療資機材10.8%、建材7.3%、日用品6.3%、ホビー5.9%、自動車5.0%、衛生材料4.3%、工業資材3.9%、パッケージング3.7%だった。海外売上高比率は38.7%だった。

■環境への取り組み

 なお地球環境と地域社会に配慮し、プラスチックのスペシャリストとして、プラスチック製品からプラスチック原料へのリサイクル化事業や、環境負荷低減素材提案などを積極推進するとしている。

 また新型コロナウイルス感染症拡大によって、衛生機能を有する素材がクローズアップされることになると想定される。その面でプラスチックは優位性を持つ素材であり、プラスチックの様々な用途開発に取り組むことで社会に貢献するとしている。

■21年3月期2Q累計は新型コロナで大幅減収減益、後半の需要回復期待

 21年3月期の連結業績予想(期初時点では未定、7月29日公表)は、売上高が20年3月期比12.2%減の520億円、営業利益が38.2%減の7億円、経常利益が43.5%減の6億円、純利益が35.6%減の4億円としている。配当予想は第2四半期末を前年同期と同額の11円、期末を未定としている。

 第2四半期累計は売上高が前年同期比22.7%減の232億55百万円、営業利益が47.9%減の2億85百万円、経常利益が59.0%減の2億10百万円、純利益が67.0%減の1億12百万円だった。

 新型コロナウイルスによる経済収縮の影響を受けて、国内外でプラスチック原料の荷動きが低迷し、原油・ナフサ価格低迷によるプラスチック原料価格下落も影響して大幅減収減益だった。

 販売先業界別では、ホビーが1%増収と堅調だったが、精密機器が27%減収、家電・電子が15%減収、医療資機材が9%減収、日用品が16%減収、建材が33%減収、工業資材が15%減収、自動車が42%減収、パッケージングが35%減収、衛生材料が47%減収と軒並み大幅に落ち込んだ。

 通期も新型コロナウイルスの影響で大幅減収減益予想としている。第2四半期累計の進捗率は売上高が44.7%、営業利益が40.7%とやや低水準だった。海外における新型コロナウイルス感染再拡大の影響も警戒され、通期下振れに注意が必要となるが、後半の需要回復を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は小動きでモミ合う展開だ。新型コロナウイルスによる業績悪化懸念を織り込み済みだろう。低PBRも評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。11月9日の終値は547円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS46円79銭で算出)は約12倍、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1225円46銭で算出)は約0.4倍、時価総額は約47億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[10月06日更新]

プラマテルズは調整一巡、21年3月期は後半回復期待

 プラマテルズ<2714>(JQ)は合成樹脂の専門商社である。高付加価値商材の拡販やアジアを中心とする海外展開を推進している。21年3月期は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響で減収減益予想だが、後半の需要回復を期待したい。株価は小動きでモミ合う展開だが、新型コロナウイルスの影響を織り込み済みだろう。調整一巡して出直りを期待したい。

■双日グループの合成樹脂専門商社

 双日<2768>グループの合成樹脂専門商社である。エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂を主力に、オレフィン系樹脂、PET樹脂なども取り扱っている。需要先は精密機器、家電・電子、医療機器、建材、自動車部品、ホビー、衛生材料、パッケージング(包装)など幅広く、プラスチック原料に関する高い専門性、提案力・ネットワーク力、少量多品種即納体制を強みとしている。

 高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外はアジア地域の中国、台湾、フィリピン、タイ、インド、マレーシア、ベトナムに積極展開している。

 20年3月期の商材別売上高構成比はエンジニアリング系樹脂40.0%、スチレン系樹脂19.9%、オレフィン系樹脂11.3%、PET樹脂6.6%、塩化ビニル樹脂・材料4.5%、その他樹脂3.1%、製品(合成樹脂関連他)11.6%、合成樹脂関連機械・他3.0%、販売先業界別売上高構成比は精密機器36.5%、家電・電子16.3%、医療資機材10.8%、建材7.3%、日用品6.3%、ホビー5.9%、自動車5.0%、衛生材料4.3%、工業資材3.9%、パッケージング3.7%だった。海外売上高比率は38.7%だった。

■環境への取り組み

 なお地球環境と地域社会に配慮し、プラスチックのスペシャリストとして、プラスチック製品からプラスチック原料へのリサイクル化事業や、環境負荷低減素材提案などを積極推進するとしている。

 また新型コロナウイルス感染症拡大によって、衛生機能を有する素材がクローズアップされることになると想定される。その面でプラスチックは優位性を持つ素材であり、プラスチックの様々な用途開発に取り組むことで社会に貢献するとしている。

■21年3月期は後半回復期待

 21年3月期の連結業績予想(期初時点では未定、7月29日公表)は、売上高が20年3月期比12.2%減の520億円、営業利益が38.2%減の7億円、経常利益が43.5%減の6億円、純利益が35.6%減の4億円としている。配当予想は第2四半期末を前年同期と同額の11円、期末を未定としている。

 第1四半期は、売上高が前年同期比19.6%減の121億96百万円、営業利益が34.3%減の1億64百万円、経常利益が58.4%減の1億円、そして純利益が69.0%減の49百万円だった。新型コロナウイルスによる経済収縮の影響を受け、国内外で合成樹脂原料の荷動きが極度に低迷して大幅減収減益だった。

 なお販売先業界別の売上は、ホビーが23.1%増収と好調だったが、精密機器が22.7%減収、家電・電子が13.1%減収、医療資機材が5.3%減収、日用品が3.1%減収、建材が38.2%減収、工業資材が14.5%減収、パッケージングが29.7%減収、自動車が48.0%減収、衛生材料が48.5%減収と落ち込んだ。

 通期も新型コロナウイルスの影響で大幅減収減益予想としている。ただし年度後半以降から減収状態が徐々に回復すると見込んでいる。また一旦停滞した世界経済が再始動する先にはサプライチェーンの再構築が起きることを想定し、変化を見逃すことなく国内外で機動的な営業活動を推進するとしている。当面は世界経済収縮の影響を受けるが、後半の需要回復を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は上値が重く、小動きでモミ合う展開だが、新型コロナウイルスの影響を織り込み済みだろう。低PBRも評価材料だ。調整一巡して出直りを期待したい。10月5日の終値は571円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS46円79銭で算出)は約12倍、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1225円46銭で算出)は約0.5倍、時価総額は約49億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

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