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「欠かせぬ企業」 特集企業に注目
日経朝刊の特集「欠かせぬ企業」
日本の上場企業約3700社。似た企業も多いが、中には特定分野で他の追随を許さない存在感を放つ企業もある。
それなしでは周辺産業が立ちいかない「欠かせぬ企業」に焦点を当てている。

第1回は、建機用フィルターで世界シェアトップのヤマシンフィルタ<6240>
上場は2014年と最近。設立は1956年。60年以上一貫してこだわるのがフィルターの開発・製造。社是「仕濾過事(ろ過事につかふる)」。異物を防ぎ、ろ過するスペシャリスト。

ヤマシンのフィルターなしではほとんどの先進国メーカーの建機は動かず。ヤマシンのフィルターは、10〜20マイクロメートルの細かいごみを99.9%の精度で取り除く。
いわば、建機の血液であるオイルから老廃物をこす、腎臓の役割果たしている。18年3月期も最高益(純利益で前期比3%増、6億6000万円)見込む。

チャート出典:ストックウエザー株式会社


第2回は、ハマキョウレックス<9037>
キーサードは「荷捌きのプロ」。スーパーなどの小売業やメーカーの物流機能を丸ごと肩代わりする、いわば荷捌(さば)きのプロ。

1971年にトラック1台でスタート、物流と流通を併せた「物流通」を掲げた。必要なものがあるべきところに収まっている。コンビニ(食品〉、アパレル(衣料品)、病院(医療器具)など。
ハマキョウの物流一括受託「3PL」 顧客に入り込み効率化、拠点ごとの「日々決算」で管理。現場に蓄積されたノウハウが最大の強み。2018年3月期の連結純利益は57億円(前期比13%増)見込む。大型倉庫の本格稼働で過去最高更新。

チャート出典:ストックウエザー株式会社


第3回は、フェローテック<6890>
「シール」と言ってもペタッと貼る薄いテープ片ではない。半導体製造に欠かせない真空シール、世界シェア約65%。
技術の基は、真空も真空、宇宙にある。米航空宇宙局(NASA)のアポロ計画で使った技術を、フェローテクの前身の米社が応用したのが始まり。
足元、半導体はデータセンター向け需要増に沸き、有機ELパネルは今秋発売予定の新型「iPhone」(アイフォーン)への搭載開始が見込まれる。2つの追い風を受け業績は好調だ。

チャート出典:ストックウエザー株式会社


そして26日の第4回。キーワードは「くるむ」。
登場したのは、製薬会社にとって欠かせぬパートナーのフロイント産業<6312>
フロイントの造粒機械使えば、薬の色や形、口触りは自由自在。造粒・コーティング装置で国内シェア約7割、世界シェア約3割。注力は錠剤に印刷する技術。

海外で多い偽造品対策や、誤飲、調剤ミス防止でニーズ高い。2018年2月期の連結売上高は210億円と前期比ほぼ横ばい。
純利益は前期比32%増の14億円と最高益の更新見込む。26日付に「取り上げられたことで株価が大幅高に買われている。

チャート出典:ストックウエザー株式会社


「必要不可欠」と「明確な成長目標」。
いつも言い続けていることだが、改めて市民権を得たような気がする。
それにしても・・・。

ヤマシンとかフロイントは、IRに力を入れている。いつもIRでご一緒している企業なのだ。

これも間違っていなかったという気がする。

ちなみに、ハマキョウは「井伊直虎」銘柄でもあった。
このような特集をきっかけにして、紹介された銘柄の株価が上昇トレンドになることある。
目が離せない。


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