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【ご存知ですか】2016年9月値上げ
厚生年金保険料は、会社に勤めている方は毎月のように給与から引かれているのはご存知かと思います。
厚生年金保険料は、毎月の給与から計算される「標準報酬月額」と賞与から計算される「標準賞与額」に共通の保険料率をかけて計算されるといわれています。

賞与の保険料額は、「標準賞与額×保険料率」で計算されると決められています。

つまり、給料や賞与が高くなれば、それだけ保険料も高くなると考えられています。

厚生年金保険料は、会社と本人が半分ずつ負担します(労使折半)。

厚生年金保険料は2016年9月から値上げされます。
厚生年金保険料率とは、日本の民間会社で働く人が支払う厚生年金保険料の金額を計算するために使われる数値です。

厚生年金保険料の計算式
標準報酬(給与の平均額) × 厚生年金保険料率
= 厚生年金保険料

厚生年金保険料率厚生年金保険料率は、2004年までは景気や年金の運用状況によって毎年数値が上下していましたが、2004年の「年金制度改正」によって、2004年10月以降、毎年9月に保険料率は、0.354%ずつ引き上げられることになりました。
平成29年9月からは固定されると決められています。
平成25年9月 平成26年9月 平成27年9月 平成28年9月 平成29年9月以降
厚生年金保険料率 17.12 17.474 17.828 18.182 18.3で固定化予定
※厚生年金基金に加入している場合は、上記の厚生年金保険料率と異なります。

厚生年金保険料率は、職種により保険料率が異なるといわれております。
職種別にそれぞれ料率が設定されています。

・一般の被保険者
・坑内員・船員の被保険者
・日本たばこ産業株式会社に使用される被保険者
・旅客鉄道会社(JR)等に使用される被保険者
・農林漁業団体の事業所に使用される被保険者
に分けられています。

一般被保険者の厚生年金保険料率よりも1%前後料率が高いといわれています。

9月の保険料が給与から控除されるのは、原則として10月になりますので、ご自身の給与明細の中身をゆっくり見られてはいかがでしょうか。

ちなみに、厚生年金と厚生年金基金は違うのはご存知ですね。
同じ「厚生年金」という言葉が使われているので、全く同じ制度もしくは厚生年金の一部だと思っている方が少なくありません。

しかし、厚生年金は国が運営する「公的年金」であるのに対し、厚生年金基金は企業が運営する「企業年金」とカテゴリーが違います。

厚生労働省:第67回社会保障審議会年金数理部会 資料より

厚生年金は、会社(法人)にお勤めの70歳未満の方は、基本的に全員加入しなければなりません。自営業、農業、従業員5人未満の個人事業にお勤めの方は、国民年金に加入することになります。パートでも派遣社員でも、正社員の所定労働時間および所定労働日数のおおむね4分の3以上働いている方は、厚生年金の加入対象者となります。


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