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【大引け概況】


1日の日経平均株価は続伸し、前日比91円46銭(0.33%)高の2万7678円92銭で終えた。9月20日以来の高値水準。
 
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きょうはリスクを取る動きが優勢だった。前日に日経平均は500円近い上昇をみせていたが、米株市場は長期金利上昇などを嫌気して主要株価指数が揃って反落したことで、きょうは目先筋の利食い圧力も観測された。
しかし、香港ハンセン指数が大幅高に買われたのをはじめ、アジア株市場が総じて強い動きとなり、これが投資家心理を支える格好に。今週2日(日本時間3日未明)に予定されるFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控え、積極的な買いは入らなかったが、先物主導のインデックス買いが全体相場に浮揚力を与えている。
 
日経平均は明確な方向感が出にくく、小幅に下げる場面もあった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を日本時間3日未明に控え、「国内勢を中心に売買を控えていた」との声があった。
 
一方、企業の決算発表が本格化しており、業績や収益見通しなどが材料になった。年間配当計画を積み増したJTや三井物に買いが集まった。半面、4〜9月期の業績が市場予想に届かなかった京セラが大幅安となるなど、個別株で値動きの大きさが目立った。今期の営業利益見通しを据え置いたトヨタは一時2%超下げた。
 
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、9.07ポイント(0.47%)高の1938.50で終えた。
 
東証プライムの売買代金は概算で3兆1220億円。売買高は12億3255万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は849、値下がりは911、変わらずは


 

市場からは「時間外の米株先物やアジア株の上昇が相場をサポートしている。FOMC(米連邦公開市場委員会)を控える中、楽観して戻している部分があり、(12月利上げ幅縮小という)予想と違ったニュアンスの内容が出てくれば、調整入りの可能性がある」との声が聞かれた。
 
業種別株価指数(33業種)では卸売業、鉄鋼、食料品などが上昇。金属製品、電気・ガス業、輸送用機器などは下落した。
 
 
個別では、売買代金首位のレーザーテックが朝安後にプラス圏に切り返したほか、売買代金2位となったソフトバンクグループ(SBG)も終始買いが優勢だった。メルカリが活況高を演じ、キーエンスも物色人気に。JTの上げ足も目立った。三井物産も高い。JVCケンウッドが急騰、日本冶金工業、スミダコーポレーション、テクノプロ・ホールディングスも値を飛ばした。パナHDやNTNが買われた。
 
 半面、トヨタ自動車が軟調、日本郵船、川崎汽などの海運株が売りに押された。京セラが大幅安となったほか、村田製作所なども値を下げた。メンバーズが急落、LIXIL、トランス・コスモスなども大幅安となった。このほかLITALICO、伯東なども大きく株価水準を切り下げている。塩野義や大塚HDも安い。