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【大引け概況】
15日の日経平均株価は小幅に反発し、終値は前日比21円70銭高の2万9642円69銭だった。
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きょうの東京株式市場は、前日の米国株市場で主要株指数が高安まちまちとなったこともあり、手掛かり材料難のなか売り買いともに手控えられる展開となった。
寄り付は売りが優勢だったが、その後は切り返し急で170円程度の上昇をみせる場面もあった。しかし買いは続かず、そこから次第安の展開に変わり、後場は前日終値を挟んで狭いゾーンでの往来となった。
米国を中心とするグローバル景気の回復期待から海運や鉄鋼などの景気敏感株が買われる
米株価指数先物が日本時間15日の時間外取引で堅調に推移したことも支えになった。
 
一方、国内の新型コロナウイルスの感染が拡大する中、景気の下押し懸念は上値を抑えた。中国・上海市場や香港市場の株安も重荷で、日経平均は小幅ながら下げる場面もあった。
 
14時30分過ぎには半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の1〜3月期決算の発表内容が伝わった。純利益が市場予想を上回ったため、一部の半導体関連株が下げ渋る場面があったものの、指数全体を押し上げる材料にはならなかった。
 
16日の日米首脳会談の結果を見極めたいとの思惑もあり、買いが手控えられた。国内で大阪府をはじめ新型コロナウイルスの感染者数が再び拡大傾向にあることも警戒されている。
 
市場では「先週の安川電機の決算発表以降、電機系の銘柄では上値の重い動きがみられ、積極的には買いづらい状況にあるようだ」との見方があった。
 
JPX日経インデックス400は反発。終値は前日比62.35ポイント高い1万7634.79だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、6.95ポイント高の1959.13で終えた。
 
東証1部の出来高は9億4138万株と3日ぶりに10億株を割り込み、売買代金は2兆200億円だった。騰落銘柄数は値上がり1259銘柄、値下がり845銘柄、変わらず87銘柄。
 
個別では、ソフトバンクグループが堅調、トヨタ自動車、デンソーやホンダも買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも上昇した。日本電産がしっかり、郵船など海運株も買われた。RPAホールディングスが値上がり率トップに買われ、紀文食品、ベイカレント・コンサルティング、日本電子などが値を飛ばした。ダイセキ環境ソリューション、コメダホールディングスも高い。
 
 
半面、任天堂が軟調、東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体製造装置関連も値を下げた。良品計画の下落も目立った。ベクトル、テラスカイ、北の達人コーポレーション、クリエイト・レストランツ・ホールディングスも大きく値を下げた。マネックスグループも大幅反落となった。ファナックや安川電、ダイキンも売られた。
 
 
東証2部株価指数は前日比4.85ポイント高の7513.90ポイントと反発。値上がり銘柄数は197、値下がり銘柄数は193となった。
 
個別では、JMACSがストップ高。セキドは一時ストップ高と値を飛ばした。カワサキ、ミズホメディー、川上塗料、エス・ディー・エス バイオテック、マルゼンなど11銘柄は年初来高値を更新。ジャパンエンジンコーポレーション、さいか屋、SANEI、キクカワエンタープライズ、三社電機製作所が買われた。
 
一方、西川ゴム工業、アサヒ衛陶、タクミナ、石井表記、ナラサキ産業が年初来安値を更新。ウイルコホールディングス、くろがね工作所、マルヨシセンター、サイバーステップ、パシフィックネットが売られた。