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【大引け概況】
13日の日経平均株価は反落し、前日比213円45銭安の2万1290円24銭で終えた。
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東証株価指数(TOPIX)は13.41ポイント安の1592.07と、ともに反落した。
前日までの大幅上昇を受け国内金融機関などから利益確定売りが出たほか、寄り付き前に発表された1月の機械受注が市場予想を大きく下回り、企業業績に対する警戒感が強まった。
短期志向の投資家が株価指数先物に断続的な売りを出し、現物株指数を押し下げた。ファストリなど主力の値がさ株や、機械・電子部品関連株の下落が目立った。
 
また、英国のEU離脱問題に対する先行き不透明感も買いを手控えさせている。株式需給面では、海外短期筋の先物売りや期末を控え国内機関投資家の持ち高調整の売りも影響した。しかし、下値では個人投資家の配当権利取り狙いの買いも観測され、後場は下げ渋る動きをみせた。
 
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落。終値は前日比119.01ポイント安の1万4160.91だった。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆1523億円。売買高は12億2571万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1648と、全体の8割弱を占めた。値上がりは411、変わらずは75だった。
 

業種別株価指数(33業種)では、証券・商品先物取引業、保険業、石油・石炭製品の下落が目立った一方、鉱業、不動産業、その他製品が上昇した。
 
 
個別では、ファナック、日立が値を下げ、オムロン、村田製は大幅安。トヨタ、JXTG、ZOZO、KDDIが下押し、ソフトバンクG、ファーストリテはさえない。三菱UFJが売られ、東京海上、野村、オリックスは安い。
 
半面、信越化が上伸し、ソニー、キーエンスは強含み。国際帝石は堅調。任天堂が買われ、ガンホーは大幅高。JT、三井不が買われた。ルネサスエレクトロニクス、FPGが下値を模索、スルガ銀行も売り込まれた。日亜鋼業が値上がり率トップに買われ、TATERUも値を飛ばした。アルテリア・ネットワークス、日本光電なども高い。
 
東証2部株価指数は前日比6.82ポイント高の6837.26ポイントと3日続伸した。
出来高3939万株。値上がり銘柄数は149、値下がり銘柄数は247となった。
 
個別では、ダイコー通産が昨年来高値を更新。DNAチップ研究所、サンコーテクノ、アップルインターナショナル、西部電機、サンユウは値上がり率上位に買われた。
 
一方、日本食品化工、価値開発、ジー・スリーホールディングス、東海ソフト、コーア商事ホールディングスが昨年来安値を更新。デュアルタップ、大盛工業、インスペック、ゼット、宇野澤組鐵工所は値下がり率上位に売られた。