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【大引け概況】
16日の日経平均株価は小幅に続伸し、前日比40円68銭高の2万9683円37銭で終えた。
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前日の米株式市場では、NYダウが305ドル高と上昇し、初の3万4000ドル台に乗せた。米3月小売売上高など好調な経済指標が好感された。これを受けた東京株式市場も買い先行でスタート。日経平均株価は一時、前日に比べ140円を超す上昇となった。

ただ、買い一巡後は伸び悩む展開となりマイナス圏に転じる場面もあった。週末要因に加え、国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が拡大していることなどで上値は重く、前日終値を挟んだ展開となった。寄り付きの高値(2万9789円)を終日上回らなかった。
 
前日に半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)が2021年の設備投資計画の上方修正を発表したことを手掛かりに、値がさの半導体関連株が堅調で指数を支えた。
 
日本時間17日未明に菅義偉首相が米ワシントンでバイデン米大統領との首脳会談に臨む。立ち遅れるコロナワクチンの供給で前進があるとの期待がある半面、米中対立の深刻化につながる発言などへの警戒感もあり、様子見ムードが強かった。
 
市場からは「日米首脳会談を見極めたいとの空気がある。ワクチン供給面での期待がある一方、米中問題が日本にどう影響を与えるか不安もある。ただ、決算がこれから増えてくると、個別株物色が強まることになる」との声が聞かれた。
 
JPX日経インデックス400は小幅続伸。終値は前日比30.52ポイント高の1万7665.31だった。東証株価指数(TOPIX)は小幅続伸し、1.74ポイント高の1960.87で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆555億円。売買高は9億915万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1021と、全体の約47%を占めた。値下がりは1051、変わらずは118銘柄だった。
 
業種別株価指数(33業種)は鉱業、保険業、精密機器などが上昇。海運業、銀行業、鉄鋼は下落した。
 
個別銘柄では、任天堂やエムスリーが高く、レーザーテックや東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連株が高い。スクウェア・エニックス・ホールディングスが急伸し、BASEやメルカリが値を上げた。丸井G、高島屋、紀文食品が買われた。
 
半面、ソフトバンクグループやソニーグループが安く、トヨタ自動車、武田薬品工業が軟調。東芝が売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループが安く、東電HD、オリエンタルランド、郵船、商船三井や日本製鉄が値を下げた。

 
東証2部株価指数は前日比7.54ポイント高の7521.44ポイントと続伸した。
出来高1億5122万株。値上がり銘柄数は201、値下がり銘柄数は195となった。
 
個別では、STIフードホールディングス、カワサキ、アートスパークホールディングス、リバーホールディングス、JMACSなど12銘柄が年初来高値を更新。アクロディア、バイク王&カンパニー、ケミプロ化成、光陽社、パシフィックネットが買われた。
 
一方、西川ゴム工業、石井表記、アトム、ジュンテンドーが年初来安値を更新。くろがね工作所、ジャパンエンジンコーポレーション、ウインテスト、明治機械、松尾電機が売られた。