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【大引け概況】
1日の日経平均株価は小幅に続伸した。前日比14円90銭高の2万0788円39銭で終えた。
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2018年12月19日以来、約1カ月半ぶりの高値となる。
 
企業の2018年4〜12月期決算の発表が本格化し、好業績銘柄に買いが優勢になった。米中貿易協議の進展期待も相場の支えだった。日経平均は一時前日比150円超上昇。2万1000円回復まであと70円強に迫る場面があった。
前日の米ハイテク株高を手掛かりに投資家心理が改善し、電機株などに買いが先行した。米中貿易交渉を巡り、中国の代表団が「重要な進展があった」などと述べたと伝わった。米中貿易摩擦の懸念が後退し買いの勢いが増した。
 
しかし、買い戻しが一巡した後は当面の利益を確保する売りが増え、急速に伸び悩む展開だった低調な中国の景気指標を受け、上値では持ち高調整目的の売りが出た。米雇用統計など注目度の高い米経済指標の発表を前に様子見ムードは強く、相場の方向感は乏しかった。
 
1月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月から低下し中国景気が減速しているとの警戒感が強まり、短期筋による売りが出た。週末接近で持ち高を傾ける動きは限定的で、日経平均の後場の高値と安値の差(値幅)は85円と狭かった。
 
市場からは「上値は重いが、持ちこたえている感じだ。決算は好悪混ざり合って個別株の局地戦となっている。指数はさほど動かず、全体的にはもみ合い相場が続きそうだ」との声が聞かれた。
 
JPX日経インデックス400は小幅に反落した。終値は前日比18.64ポイント安の1万3914.01だった。東証株価指数(TOPIX)も小反落し、2.86ポイント安の1564.63で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆4860億円。売買高は14億1807万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は793、値下がりは1268、変わらずは66だった。
 

業種別株価指数(33業種)では、精密機器、医薬品、空運業の上昇が目立ち、その他製品、海運業、銀行業は下落した。
 
個別では、18年4〜12月期が増収増益だった村田製作所が商いを膨らませ大幅高に買われたほか、キーエンス、ファナックなども高い。19年3月期に増益になるとの見通しを示したHOYAが大幅高。ファーストリテイリングが上昇、資生堂も堅調。アンリツが上値追い、大日本住友製薬もプラスで引けた。資生堂、第一三共が買われた。
アイビーシー、デサント、ベリサーブ、ニチイ学館、小林製薬、長大、ベリサーブがストップ高に買われ、保土谷化学工業も活況高。クイック、JVCケンウッドなども物色人気となった。
 
半面、家庭用ゲーム機の販売台数見通しを下方修正した任天堂が急落、ZOZOも売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが軟調、東京エレクトロンも売りに押された。18年4〜12月期が最終赤字だった野村や、今期の業績予想を下方修正した味の素の下げが目立った。メガチップスがストップ安となり、アカツキも一時値幅制限いっぱいに売られた、ベルーナ、デクセリアルズも大幅安。日立金属も安い。
 
東証2部株価指数は前日比6.36ポイント安の6670.09ポイントと反落した。出来高6153万株。値上がり銘柄数は188、値下がり銘柄数は206となった。
 
個別では、ロックペイント、テクノアソシエが昨年来安値を更新。アイケイ、RVH、デュアルタップ、東亜石油、東京衡機は値下がり率上位に売られた。
 
一方、弘電社がストップ高。NCS&Aは一時ストップ高と値を飛ばした。インスペックなど2銘柄は昨年来高値を更新。図研エルミック、理経、兼松エンジニアリング、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、大興電子通信は値上がり率上位に買われた。