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【大引け概況】


12日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比475円64銭(1.77%)安の2万6336円66銭で終えた。

 
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新型コロナ感染拡大で中国の一部地域が再び都市封鎖入りし、世界経済の後退懸念が再燃。今週発表されるインフレ指標や企業決算を前に警戒感からの売りも強く、終日軟調に推移した。下げ幅は一時500円を超えた。
 
中国で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、消費や生産活動に悪影響が出ることへの警戒が強まっている。12日の香港市場ではハイテク関連銘柄で構成するハンセンテック指数が大幅に下がり、東京市場でもハイテク関連の売りにつながった。
 
前日の欧州市場ではガスなどエネルギー価格の上昇が株価の重荷となった。日銀が12日発表した6月の企業物価指数は前年同月比で9.2%上昇した。原材料価格が高止まりしているうえ、外国為替市場では円安傾向が続いている。半面、消費者物価の上昇は鈍い。企業収益の下押しにつながるとの懸念も日本株の上値を重くした。
 
東証株価指数(TOPIX)は4日ぶりに反落した。終値は前日比31.36ポイント(1.64%)安の1883.30だった。
 
東証プライムの売買代金は概算で2兆4593億円。売買高は10億6110万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1654と、全体の約9割を占めた。値上がりは161、変わらずは23だった。
 
 

市場からは「ほぼ全面安で下げがきついが、レンジ内での動きに変わりはない。とりあえず米CPI待ちで、市場にインパクトを与える内容になるかが注目されるが、方向性を決める材料が出ないと戻り売り、押し目買いのパターンが続きそうだ」との声が聞かれた。
 
業種別株価指数(33業種)では機械、ガラス・土石製品、電気機器などの下落率が高かった。上昇は水産・農林業のみ。
 
個別では、ソフトバンクグループGのほか東エレク、レーザーテックなどの半導体関連株、ファナックが下落した。村田製、TDKやエムスリー、安川電も売られた。コマツ、ナブテスコ、日本製鉄などの景気敏感株も全般下落。井物産、住友鉱山など資源関連も多くが軟調。円安・ドル高基調は維持されていたものの、トヨタ自、日産自、アルプスアルパイン、デンソー、武蔵精密などの自動車関連も売られた。
 
一方、NTT、第一三共、コナミグループ、日水、関西電、花王が上昇した。任天堂のゲーム関連が小じっかり。東証プライム市場の値上がり率上位には、第1四半期営業利益が市場予想を上回ったローソン、前期実績下振れで今期計画が市場予想をやや下振れもあく抜け感が先行したコスモス薬品が買われた。