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【大引け概況】


2日の日経平均株価は、前営業日比398円62銭安の2万7594円73銭で終了した。
 
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きょうの東京株式市場はリスクオフ一色の展開となり、日経平均は2万7000円台半ばまで水準を切り下げた。ここ数日は2万8000円近辺でもみ合っていたが、下に放れる展開となった。ペロシ米下院議長が台湾を訪問すると報道されたことを受け、米中関係の悪化による地政学リスクを警戒した売りが顕在化した。
 
外国為替市場では一段と円の買い戻しが進み、1ドル=130円台までドル安・円高が進んだことも輸出株中心に強い逆風となっている。また、アジア株市場が全面安に近い商状となったことも、買い手控え感を助長した。日経平均は大引けにかけやや下げ渋る展開となったものの、結局終値ベースで400円近い下落となった。
 
前日夕に1ドル=132円台だった円相場は2日に130円台まで円高・ドル安が進んだ。輸出採算の改善が一服するとの見方から自動車株や機械株が売られた。
 
午後に日経平均は下げ渋る場面もみられた。決算発表のシーズンとあって、業績を手がかりにした個別銘柄の物色が支えとなった。2万7500円台に位置するチャート上の200日移動平均が下値支持線になったとの指摘もあった。
 
 

東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は前日比34.62ポイント(1.77%)安の1925.49だった。
 
東証プライムの売買代金は概算で2兆8232億円。売買高は11億6086万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1620と、全体の9割近くを占めた。値上がりは190、変わらずは28銘柄だった。
 
業種別株価指数(全33業種)では医薬品、機械、精密機器の下落が目立った。上昇は海運業のみ。
 
個別では、売買代金トップのレーザーテックが軟調なほか、東京エレクトロン、キーエンス、任天堂が安く、村田製作所も値を下げた。日野自が大幅安。三井物産、三菱重工業、トヨタ、コマツが下落した。JSRがストップ安に売り込まれ、丸和運輸機関、インフォマート、三越伊勢丹ホールディングス、TOTOなどの下げも大きかった。小野薬品工業、メドピア、ナブテスコなども下値を探った。
 
半面、ファーストリテイリングが堅調だったほか、前日発表の4〜6月期決算が好感されてTDKは大幅高に買われた。エンプラス、NSユナイテッド海運も値を飛ばした。松風、トレジャー・ファクトリーが買われたほか、双日、セントラル硝子、住友化、日本ハム、平河ヒューテックなども高い。