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【大引け概況】
13日の日経平均株価は4日続伸した。
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終値は前日比144円07銭高の2万1968円10銭で、同日の高値で終えた。
朝方は、米輸入制限や、森友学園への国有地売却に関する財務省決裁文書の書き換え問題が懸念され、売りが先行した。ドル安・円高も重しとなり、一時2万1700円78銭(前日比123円25銭安)まで下落した。
一巡後は持ち直し、前場後半には上げに転じる場面もあった。後場は、円高一服を受けて下げ渋って始まり、再びプラス圏入りした。円が弱含むとともに上げ幅を広げる動きとなった。
 
12日の米国株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が最高値を更新し、東京株式市場でも半導体製造装置の東エレクやスクリンなどに買いが入った。
 
JPX日経インデックス400は4日続伸した。終値は前日比82.85ポイント高の1万5488.55だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、9.73ポイント高の1751.03で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆3364億円と低調だった。
東証1部の売買高は12億2152万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1579と、全体の約76%を占めた。値下がりは419、変わらずは71銘柄だった。
 
業種別株価指数(33業種)は、電気・ガス業、精密機器、サービス業の上昇が目立った。下落は石油・石炭製品、鉱業、鉄鋼など。
 
個別では、関西電や中部電が上昇し、小野薬や大塚HDも上げた。ニトリHDは上場来高値を更新した。東京エレクトロン、SUMCOが買われ、信越化学工業も物色人気となった。ソニーも堅調。ライクキッズネクストがストップ高、ヴィンクスも大幅高となった。
 
半面、昭和電工が軟調、JXTG、住友金属鉱山、良品計画も売られた。住友商や三井物など商社株も安かった。ソフトブレーンが急反落、シーズ・ホールディングス、日本ペイントホールディングスなども大きく下げた。。
 
東証2部指数は前日比53.37ポイント高の7366.06ポイントと4日続伸。値上がり銘柄数は282、値下がり銘柄数は186となった。
 
個別では、ベネフィット・ワン、キタムラ、パシフィックネット、ICDAホールディングス、アールエイジなど9銘柄が昨年来高値を更新。ピクセラ、ぷらっとホーム、図研エルミック、スリープログループ、省電舎ホールディングスが買われた。
 
一方、ジオスター、日本アビオニクス、ヨネックス、オプティマスグループが昨年来安値を更新。神島化学工業、イムラ封筒、ブルボン、森組が売られた。