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【大引け概況】
21日の日経平均株価は続伸し、前日比166円74銭高の2万2884円22銭で終えた。
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朝方は、買いが先行した。20日の米国株式市場はハイテク株中心に買われ、ナスダック総合指数が最高値を更新。新型コロナウイルス感染症のワクチン開発進展への期待感もあり、日経平均は上げ幅が200円を超え、2万2900円に乗せる場面もあった。
 
「欧州連合(EU)首脳会議が復興基金で合意した」との報道を受けて景気回復を期待した買いが優勢だった。英大手製薬のアストラゼネカなどによる新型コロナウイルスのワクチン開発の進展を伝える発表も投資家心理を改善させた。第一三共などの医薬品株や富士通などハイテク株への買いが目立った。
 
日経平均の上昇を受けて、先行きの株価下落を予想していた投資家が買い戻しに動き、株高を後押しした。「個人の短期投資家が積極的に買いを入れた」という。
一方、新型コロナウイルス感染拡大への根強い警戒感から「運用会社など法人投資家の動きは鈍かった」との指摘もあった。
市場からは「新型コロナワクチンの治験でよい結果が出るなど材料を得て上昇したが、上値は重いようだ。2万3000円に近づくと戻り売りが警戒される。明日は4連休の前日で決算本格化を控え、動きづらい」との声が聞かれた。
 
JPX日経インデックス400は続伸。終値は前日比48.49ポイント高の1万4266.19だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、5.71ポイント高の1582.74で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆1142億円、売買高は11億5171万株。4連休や国内主要企業の決算発表の本格化を控え、売買を見送る投資家も多かった。東証1部の値上がり銘柄数は1402、値下がりは676、変わらずは94銘柄だった。
 
業種別株価指数(全33業種)は情報・通信業、電気機器、医薬品などが上昇し、銀行業、輸送用機器、陸運業などが下落した。
 
個別では、ソフトバンクGの買いが膨らみ、キーエンスは大幅高。第一三共、武田、塩野義も値上がりした。富士通、ソニー、東エレク、リクルート、村田製も上昇した。
 
半面、日本製鉄、いすゞ、三菱UFJ、三井住友、みずほFG、大和ハウスが売られた。
トヨタ、ホンダも値下がりした。7&iHD、JAL、JR東日本が下げた。
 
東証2部株価指数は前日比34.94ポイント高の6512.83ポイントと6日ぶり反発した。
出来高1億2590万株。値上がり銘柄数は245、値下がり銘柄数は159となった。
 
個別では、ビットワングループ、エルアイイーエイチ、MCJ、大同信号、ぷらっとホームなど6銘柄が年初来高値を更新。ジャパンエンジンコーポレーション、ギグワークス、富士通フロンテック、日本精機、パシフィックネットが買われた。
 
一方、梅の花、東京ソワール、フレンドリーが年初来安値を更新。菊水化学工業、Jトラスト、日本鋳造、ICDAホールディングス、JESCOホールディングスが売られた。