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【大引け概況】
2日の日経平均株価は反落、前日比106円63銭安の2万1778円61銭で取引を終えた。
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1日発表の米サプライマネジメント協会(ISM)の9月の米製造業景況感指数は10年3カ月ぶりの低水準となり、市場予想も下回ったことを受け、同日のNYダウ343ドルの大幅安になった流れを受け、東京株価市場でもリスクオフの姿勢が強まった。
香港でデモ隊と警官との衝突が激化し、実弾による負傷者が出たことも投資家心理を冷やし、機械など景気敏感株を中心に売りが先行、下げ幅は一時160円を超えた。
 
午後にかけてはやや円安に振れたことや、香港株が午前中より値を戻したことが好感され、下げ幅を縮小した。
直近で株価が調整した中型・小型株を国内機関投資家などが選別して物色する動きがあるほか、割安感のある内需株中心に押し目買いが入った。
 
ただ、今週末の米雇用統計など重要な経済指標を見極めたいとの思惑から積極的な売買は手控えられ、売買代金は2兆円前後と低調だった。
 
市場からは「日銀のETF買いが入ったとみられるが、朝方に海外材料を織り込んだ後は国内発の材料がなく、方向感が決められない。ただ、7月高値近くの価格帯で下げ止まっており、相場は粘り強いともいえる」との声が聞かれた。
 
JPX日経インデックス400は反落。終値は前日比68.19ポイント安の1万4262.93だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、6.71ポイント安の1596.29で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆872億円。売買高は11億7164万株だった。値下がり銘柄数は1007、値上がり1057、変わらず87だった。
業種別株価指数(33業種)は機械、輸送用機器、鉱業が下落し、上昇は電気・ガス業、陸運業、建設業など。
 
個別では、ソフトバンクグループ、ソニー、トヨタ自動車、キーエンス、東京エレクトロン、SMC、安川電、日本電産が安い。楽天、マネックスGも値を下げた。レシップホールディングス、マネックスグループ、日産化学、マキタ、THKなども大幅安となった。
 
半面、NTTドコモやKDDI、任天堂、SUMCO、神戸物産、キッコマン、日清粉G、東ガス、JR東日本が高い。アトラがストップ高となったほか、イチネンホールディングス、オルトプラス、パイプドHDも上昇した。曙ブレーキ工業、ブイキューブが物色人気、サニーサイドアップ、エーアイテイーは一時値幅制限上限まで買われた。
 
東証2部株価指数は続伸した。前日比33.72ポイント高の6536.29ポイントだった。
出来高5497万株。値上がり銘柄数は176、値下がり銘柄数は213となった。
 
きょう東証第2部に新規上場したレオクランは公募・売り出し価格を220円上回る2920円で初値を付けた。
その後上昇し、値幅制限の上限となる3420円で配分された。
 
個別では、レオクランがストップ高となった。イトーヨーギョー、戸上電機製作所、ミロクは年初来高値を更新した。ゼロ、岡野バルブ製造、東海ソフト、サイバーステップ、ヤスハラケミカルが買われた。
 
一方、TONE、小島鉄工所、ササクラ、日本フェンオール、マルヨシセンターなど9銘柄が年初来安値を更新した。花月園観光、インタートレード、セキド、TBグループ、三京化成が売られた。