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【大引け概況】
6日の日経平均株価は5日続伸した。
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終値は前日比62円15銭高の2万0690円71銭と連日で年初来高値を更新した。
米国株高を好感して買いが優勢の展開。三連休を前に様子見姿勢は強く、値幅は60円程度と小動きであった。取引時間、終値ベースともに年初来高値を更新し、今年初の5日続伸を達成した。2016年12月16日までの9日続伸以来の連続記録となる。
 米長期金利の上昇を背景に銀行や保険株が買われ、取引時間中に為替市場で円安が進んだことから、自動車などの輸出株も堅調だった。
 
ただ、明日から国内は3連休で、米国では6日に9月の雇用統計の発表を控える。北朝鮮情勢への警戒感もくすぶり、持ち高調整の売りも出て上値を抑えた。
 
JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比31ポイント高の1万4891.99だった。東証株価指数(TOPIX)は反発し、4.67ポイント高の1687.16で終えた。ともに、4日以来2日ぶりに年初来高値を更新した。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆2743億円、売買高は14億5979万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は954と全体の47%にとどまった。値下がり959、変わらず117銘柄だった。
 
個別では、時価総額の大きい三菱UFJや三井住友FG大手銀行株や野村、SOMPOHD、第一生命HDなど金融株が上昇した。ファストリの上昇も株価指数を押し上げた。日本取引所、住友鉱や任天堂、OLCはいずれも年初来高値を更新した。三井不は続伸、JFEが堅調で、三井金は大幅反発した。
 
一方、武田やセブン&アイ、アサヒが下落し、東ガスと東エレク、イオンも売られた。
安川電は続落。東レ、日本紙、ソフトバンクG、日水、関西電なども軟調だった。
 

東証2部株価指数は前日比5.18ポイント高の6791.90ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は223、値下がり銘柄数は223となった。
 
個別では、メタルアートが一時ストップ高と値を飛ばした。桧家ホールディングス、第一カッター興業、E・Jホールディングス、オーミケンシなど14銘柄は年初来高値を更新。杉村倉庫、ダイヤモンド電機、村上開明堂、ジェイ・エス・ビーが買われた。
 
一方、象印マホービンが年初来安値を更新。川口化学工業、トーヨーアサノ、サイバーステップ、パス、広島電鉄が売られた。