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【大引け概況】
7日の日経平均株価は小幅に続伸し、大引けは前日比26円45銭高の2万9357円82銭だった。
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 前日の米株式市場では、NYダウが318ドル高と連日の最高値更新。雇用回復への期待が高まった。ただ、日経平均株価は前日の大幅高の反動もあり、東京株式市場は上値が重い展開だった。
朝方に一時90円を超える下落となる場面があったが、売り一巡後は下値に買いが流入しプラス圏に浮上した。半導体関連などのハイテク株が堅調な値動きとなった。ただ、今晩には米4月雇用統計が発表されることもあり、積極的な売買は手控えられ一進一退の展開が続いた。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、東京や大阪の緊急事態宣言は延長される見通しとなったことが警戒され、鉄道株や百貨店株などが軟調だった。
 
6日公表された週間の米新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、米景気回復への期待が高まり、同日のダウ工業株30種平均が過去最高値を更新するなど主要3指数がそろって上昇。東京市場でも値がさハイテク株などに買いが入り、指数を押し上げた。
 
午後に日本製鉄が決算発表を受けて一段高になると、鉄鋼や非鉄金属、海運といった景気敏感株も上げ幅を拡大して相場を支えた。
 
一方で上値は重かった。日本時間今晩の4月の米雇用統計の公表や来週のトヨタなど主力銘柄の決算発表を控えて、様子見ムードも強かった。新型コロナウイルス対策としての緊急事態宣言の延長や対象地域拡大の正式決定を前に警戒感も漂い、日経平均は下落する場面もあった。
 
JPX日経インデックス400は続伸。終値は前日比52.24ポイント高の1万7433.20だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、5.65ポイント高の1933.05で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆5446億円。売買高は11億7404万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1611と、全体の約7割を占めた。値下がりは505銘柄、変わらずは75銘柄だった。
 

業種別では、鉄鋼、海運業、保険業が上昇率上位だった。一方、その他製品、精密機器、証券が下落率上位だった。
 
 
個別では、東京エレクトロンやレーザーテック、アドバンテストといった半導体関連のハイテク株が高い。景気敏感株の一角が高く、川崎汽、日本郵船や商船三井など海運株、DOWAや大平金などが大幅上昇。日本製鉄やジェイエフイーホールディングスなど鉄鋼株、三菱UFJフィナンシャル・グループ  や三井住友フィナンシャルグループなど銀行株が堅調だった。
 
半面、任天堂  やソニーグループ、ソフトバンクグループが安く、ファーストリテイリング  やエムスリー、三菱商が値を下げた。JR東日本や東武鉄道、京成電鉄など鉄道株が軟調。三越伊勢丹ホールディングスやJ.フロントリテイリングが値を下げた。オリエンタルランドやマネックスグループが安い。
 
東証2部指数は前日比16.85ポイント高の7519.32ポイントと3日続伸。値上がり銘柄数は278、値下がり銘柄数は147となった。
 
 個別ではグローバルダイニングがストップ高。三井金属エンジニアリング、富士古河E&C、北海道コカ・コーラボトリング、まんだらけ、オーベクスなど22銘柄は年初来高値を更新。Jトラスト、大運、エリアリンク、日本抵抗器製作所、Abalanceが買われた。
 
 一方、ケー・エフ・シー、ヨネックス、京福電気鉄道、ジュンテンドーが年初来安値を更新。ジー・スリーホールディングス、アオイ電子、東京ボード工業、オプティマスグループ、ウイルコホールディングスが売られた。