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前日比36円90銭高の1万9590円76銭で終えた。前日までの2日間で350円を超える下落となった反動もあり、自律反発を狙った買いが入った。
18日の米国株高や円高一服を受けて買いが先行したが、一巡後は上値が重く株価指数先物売りに下げに転じ、前引けにかけて小安い水準で推移した。後場は、買い優勢で始まり、切り返しの動きに再びプラス圏に浮上した。一時はこの日の高値となる1万9628円64銭(前日比74円78銭高)を付ける場面があった。

取引終盤にかけて海外ヘッジファンドなどが空売りしていた金融株に買い戻しを入れ、日経平均は上げ幅を広げた。
市場では「積極的な売買を見送る動きが強かった一方、下値では機関投資家が押し目買いを入れる動きもあった」との指摘があった。

JPX日経インデックス400は3日ぶりに反発した。終値は前日比53.82ポイント高の1万3929.80だった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発し、4.72ポイント高の1559.73で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆4077億円。売買高は19億863万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1090と、全体の54%を占めた。値下がりは804、変わらずは121銘柄だった。

個別では、2018年3月期の連結純利益が大幅増益になりそうだと午後に発表したMS&ADは大幅高となり、第一生命HDも高い。野村、大和証Gやコンコルディが上げ、東芝の上昇が大きかった。JFEや三菱商も上げた。ソフトバンクGが高く、Vテク、東エレクは大幅高だった
一方、大ガスや関西電は下落し、日電産やキーエンス、小野薬が下げた。イオンや味の素も下落した。
リクルートHD、任天堂、ソニー、ホンダがさえない。JTは8営業日ぶりに小反落した。


東証2部株価指数は前日比33.18ポイント高の5881.45ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は290、値下がり銘柄数は143となった。
個別では、三京化成が一時ストップ高と値を飛ばした。三光マーケティングフーズ、パシフィックネット、ソリトンシステムズ、ペッパーフードサービスなど19銘柄は年初来高値を更新。コンテック、テクノスマート、トレックス・セミコンダクターが買われた。

一方、フード・プラネットがストップ安。朝日印刷は年初来安値を更新。マルコ、川崎化成工業、ケー・エフ・シー、ラクト・ジャパンが売られた。