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終値は前日比8円97銭安の1万9729円74銭と、5月31日以来およそ2カ月半ぶりの安値となった。
朝方は、前日の大幅安を受け自律反発狙いの買いが先行して53円高でスタートした。一時19829.88円(前日比91.17円高)まで上昇したが、買いが一巡すると明日からの3連休を前に利益確定売り優勢となった。
 
「北朝鮮リスクなどによる相場の下げを見越し、先物に売りが出た」。きょう算出された株価指数オプション8月物の特別清算指数(SQ)は1万9825円92銭だった。
 
JPX日経インデックス400は小幅続落し、前日比8.16ポイント安の1万4367.56だった。東証株価指数(TOPIX)も小幅に続落し、0.65ポイント安の1617.25だった。
 
業種別TOPIXでは、「保険業」や「証券商品先物」が下げる一方「石油石炭製品」「非鉄金属」が上昇した。
 
東証1部の売買代金は、2兆5327億円。売買高は19億6413万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は935と全体の46%を占めた。値上がりは975、変わらずは112銘柄だった。
 
個別では、売買代金トップの任天堂がやすく、営業減益の見通しを発表した電通が大幅安。今期の特別損失が1700億円になると発表したJディスプレが続落した。コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)によるTOB(株式公開買い付け)の延期を発表した日立国際が続落。三菱UFJや東京海上が安かった。今週活況だったルックは引けにかけて急速に値を崩した。
 
半面、トヨタやデンソーが高かった。4〜9月期の経常利益見通しを上方修正した三井金は年初来高値まで買われた。業績と配当を上方修正した資生堂は上場来高値を付けた。アルバックが上昇した。KLab、村田製などが堅調で、信越化小幅に上昇した。
 
東証2部指数は前日比18.12ポイント安の6413.96ポイントと4日ぶり反落した。値上がり銘柄数は138、値下がり銘柄数は328となった。
個別では、郷鉄工所がストップ安。ジェイ・エス・ビー、西菱電機、川上塗料、カーチスホールディングス、くろがね工作所など6銘柄は年初来安値を更新。フジマック、アジア航測、フュートレック、エリアクエストが売られた。
 
一方、ニチリンがストップ高。中外鉱業、まんだらけ、旭コンクリート工業、CKサンエツ、安楽亭など8銘柄は年初来高値を更新。川岸工業、ASTI、ニッチツ、ピクセラが買われた。