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【大引け概況】
15日の日経平均株価は小幅に反発し、前日比27円08銭高の2万8459円72銭で終えた。
 
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前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って下落したことを受け、買い手控えムードが漂うなかスタート。朝方に日経平均は前日終値を上回って推移したものの、その後マイナス圏に沈んだ。しかし、下値を売り込む動きもみられず、前日終値近辺でもみ合う展開を続けた。
米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控えており、これを見極めたいとの思惑から、売り買いともにポジションを一方向に傾ける動きは限定的だった。上値は重いものの、日経平均2万8000円台前半では押し目買いニーズも強く、大引けはわずかながらプラス圏を維持して着地している。
値上がり銘柄数は1300を上回り、日経平均と比べてTOPIXの上昇率が大きかった。
 
日本株は米国株などと比べ、PER(株価収益率)など投資指標面での割安感が依然として強く、安値圏では幅広い銘柄に値ごろ感に着目した買いを入りやすかった。
日経平均が2万8500円を割り込むと押し目買いが入りやすいとの声も聞かれた。米議会上院は14日、連邦政府債務の法定上限を2.5兆ドル(約280兆円)引き上げる法案を可決。下院でも可決されたと伝わった。米国債のデフォルトが回避される見通しとなったことも支えだった。
 
日経平均の上値は限定的だった。前日の米ナスダック総合株価指数が下落した流れを受け、東エレクやアドテストなどの半導体関連銘柄に売りが出た。午前に発表された中国の11月の小売売上高は前年同月比3.9%増と、市場予想を下回ったことも重荷だった。
日経平均株価の高値から安値を引いた値幅は、後場については77円程度にとどまった。
 
JPX日経インデックス400は反発した。東証株価指数(TOPIX)も反発し、前日比10.29ポイント高の1984.10で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆3117億円。売買高は9億9023万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1317と、全体の約6割を占めた。値下がりは750、変わらずは116だった。
 
業種別株価指数(33業種)は、輸送用機器、証券・商品先物取引業、サービス業、鉄鋼などが上昇した。海運業、精密機器などは下落。
 
個別では、売買代金トップとなったレーザーテックが後場切り返し高く引けたほか、電気自動車(EV)の世界販売台数を2030年に350万台とする目標を14日に発表したトヨタは3.6%高。リクルートとソフトバンクグループも買われた。ソニーグループが堅調、三井ハイテック、リクルートホールディングスも商いを伴い上値を追った。ジェイ・エス・ビーが値上がり率トップに買われ、OKKも大幅高。オハラ、日本金属も大きく上昇した。
 
半面、東京エレクトロンが冴えず、川崎汽船などが売られたほか、ファーストリテイリングも軟調。キーエンス、ダイキン、KDDI。日立製作所も冴えない。エニグモが値下がり率トップに売られ、関西スーパーマーケットも急落。スルガ銀行、ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスも大きく値を下げた。
 
きょう東証1部に新規上場したネットプロは公開価格(1450円)を下回る1378円で初値を付け、一時制限値幅の下限(ストップ安水準)となる1078円まで下げた。その後は値を戻し、終値は1390円だった。
 
 
東証2部株価指数は前日比24.07ポイント高の7474.08ポイントと反発した。
出来高2億4753万株。値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は202となった。
 
個別では、光陽社、鈴与シンワートがストップ高。DNAチップ研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。リミックスポイント、JFEシステムズ、中西製作所、カンダホールディングスは年初来高値を更新。ユニバンス、パレモ・ホールディングス、コメ兵ホールディングス、ヒラノテクシード、黒田精工が買われた。
 
一方、大盛工業、クシム、アゼアス、Abalance、田岡化学工業など19銘柄が年初来安値を更新。川上塗料、東京ソワール、土屋ホールディングス、さくらケーシーエス、コンテックが売られた。